モデル君は背中で語る - 5【美モデル写真編】

    angel_and_statue.jpg
    Copyright : RUKA

    「モデル君は背中で語る」も、もう5回目です。

    何故「モデル君」と少年限定にしたのかと言いますと、以前も言いましたが、男性のほうが後ろ姿に精神面が表れやすいのと、実際にそのような意図を含んだ作品が多いからです。
    また一般的には男性の姿を美しいと見なす人が少ないので、じつはそんなことはないのですよという思いを込めて、あえてモデル君としたわけです。

    上の画像は私が以前作った天使画像。
    この子の後ろ姿は少年らしい肉付きではありますが、あまり美しいとは言えませんね。
    奥にあるクピド像のような体形であれば、もうちょっと様になったかもしれません。


    surface_anatomy_of_the_back-gray.jpg

    ウィキペディアの「背中」の項目には、人間の背中は弱点であるという記述がありました。
    でもそれは、人間は後ろ側が見えにくいので敵に背中を向けることは危険である、という意味の弱点ですね。

    たしかに背骨は重要な神経の通った、言わば人体の大黒柱であり、そこを傷めることは命にも関わります。
    しかし人間の背中は背筋によって、臀部は分厚い大臀筋によって覆われているので、衝撃に対しては総じて前側よりは丈夫であると言えます。

    日本の褌文化は男性の後ろ姿に対して美を見出している感があり、例えば大太鼓の演奏などは観客に背中の筋肉を見せつけるような演出が成されます。
    本来人間の背中は、精神面も含めて厳かなものなのかもしれません。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Surface anatomy of the back-Gray.png
    ライセンス:パブリックドメイン


    今回の記事では、私がとくに綺麗だと感じた後ろ姿の写真作品をご紹介したいと思います。
    作品的に優れているということではなく、後ろ姿が美しいモデルということです。

    どれも出典が不明で、撮影者や書籍名など詳しいことはわかりませんでした。


    【スタジオモデル】

    beautiful_model_back01.jpg beautiful_model_back02.jpg

    スタジオで後ろ姿を撮影する理由は主に3つ。
    医学的な資料制作のための撮影。美術的な作品作りのための撮影。商品広告のための撮影。
    ポーズや構図、ライティング等を自由に設定できるため人体美を表現しやすいのですが、それだけにモデルの体形の良し悪しが目立ちやすいのも確かです。

    このスタジオモデルは体形が健康的なだけではなく、上半身と下半身のバランスやそのラインが非常に美しいですね。
    もし彫刻であればかなり人気のある作品となったのではないでしょうか。


    【ファミリー写真】

    beautiful_model_back03.jpg beautiful_model_back04.jpg

    出典が定かではないのですが、たぶん日常の記録として撮影された家族写真だと思います。
    どちらも健康的な体形をしていますが、アジア人とヨーロッパ人の最も顕著な違いは臀部の形です。

    アジア人は臀部(大臀筋の部分)が小振りな人が多く、西洋人に比べるとお尻が浅く、割れ目の上部の位置が低い傾向にあります。
    対して西洋人はよく膨らんだボールのような形をしており、例えばズボンを少し下げただけでお尻の割れ目が見えることがあります。
    どちらが良いかではなく、全体のバランスによってどちらも美しいということです。


    【写真集から?】

    beautiful_model_back05.jpg beautiful_model_back06.jpg

    これはたぶん元々は書籍に掲載されていた作品だと思います。
    どちらも何気ないスナップですが、左は筋肉の形と躍動感あるポーズによって健康的な美しさが表現され、右は室内に差し込む逆光によって柔らかな質感が表現されています。

    筋肉質な背中となだらかな背中でどちらが美しいのかは一概には言えませんが、少なくともこの2枚の写真はどちらも美的なモデルだと言えるでしょう。
    右は広角域のレンズのせいか足が若干短めに写っていますが、背中から大腿部にかけてのラインがとても綺麗です。


    赤ちゃんのいる家庭では、裸の赤ちゃんをうつ伏せにして背中やお尻を撮影することがありますが(モンゴロイドの場合は蒙古斑を記録する意味もありますね)、年頃になると前方からしか撮らなくなるのは勿体ないことです。

    自分ではなかなか見ることができない後ろ姿だからこそ、本人にとっても貴重な記録となるでしょう。


    関連記事:
    モデル君は背中で語る - 1【絵画編】
    モデル君は背中で語る - 2【絵画・写真編】
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    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

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    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
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    名前:RUKA (Rukachas)
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    出身:埼玉(生まれは宮城)
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    年齢:あっという間の半世紀
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    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

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