プリュショーの親子写真


だいぶ前に母子ヌードの特集をしたことがありましたが(該当記事)、19世紀のドイツの写真家、ヴィルヘルム・フォン・プリュショー(Wilhelm von Plüschow/1852-1930)も同じようなテーマの作品を発表しています。
左は父と息子で、右は母と娘でしょうか。
どちらもそっくりな親子ですね。
今から120年ほど前の1900年頃の作品で、タイトルは付けられていません。
従兄弟のグレーデンの作品のように練り上げられた構図ではありませんが、プリュショーはモデルには恵まれていたようです。
ところで、昔から「母子」のヌード作品はプロアマ問わずよく見るテーマですが、「父子」のヌードとなるとあまり見かけませんね、どうしてでしょう?
まぁ母親は子を産んだ者としてその姿に愛着があるでしょうし、父親はどちらかと言うと写真を撮影する側ですからね。
また女性と子供のペアのほうが万人受けするってことも、理由としてはあるんじゃあないでしょうか。
画像出典:ウィキメディア・コモンズ
Catalogue of Wilhelm von Plüschow's pictures
ライセンス:パブリックドメイン
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