私の部屋の癒しのお尻

私の部屋にあるオーギュスト・モローのブロンズ像「Charmeur」(もちろんレプリカ)は、現在コーヒーテーブルの横に置いてあるので、毎朝コーヒーを淹れるときに自然とこの子のお尻に目が行きます。
コーヒーの香りのリラックス効果と、お尻の形のリラックス効果。
まぁ人によっては覚醒効果のほうが強い場合もあるでしょうが、以前も言ったとおり、人のお尻には人の心を和ませる力があるのは確かです。
私の部屋にある置物のうち、とくに魅力的なお尻をしているのは次の4点。

まずはこの、コーヒーテーブルの横に置いてあるブロンズ像「Charmeur」のお尻。
触れば硬いブロンズも、見ている分には癒し系。
小さい男の子なのであまり美的な形とは言えませんが、コーヒーに入れるクリープのように部屋の雰囲気をまろやかにしてくれています。
「Charmeur」に関する記事はこちら。
Charmeur

お次は壁際に飾っている、2世紀頃に制作された三美神像・・・の置物のお尻。
だいぶ前にネットショップで購入したんですが、最近ではあまり売られていないようです。
一度地震で落ちて割れてしまいましたが(修復済み)ふくよかなお尻は今も幸せのオーラを放っています。
「三美神」に関する記事はこちら。
ブログ「RUKAの雑記ノート」より「ギリシャ神話の三美神」

そしてこれは15世紀にイタリアの画家ドナテッロが制作したダビデ像・・・の置物のお尻。
見た目はブロンズ風ですが素材はただのレジンです。
男性像らしく小振りなお尻ですが、キュッと引き締まった凛々しさを感じさせます。
「ドナテッロのダビデ像」に関する記事はこちら。
ドナテッロのダビデ像

最後は、19世紀のフランスの画家、アングルが描いた「泉」をモチーフとした置物のお尻。
オリジナルは正面からの絵なのでこれは想像で創造されたものですが、体形が少し現代風な気がします。
でも形が良いのは確かなので、癒し効果はじゅうぶんですね。
「アングルの泉」に関する記事はこちら。
ブログ「RUKAの雑記ノート」より「アングルの泉」
私の部屋にある人形(ひとがた)の置物で、心を和ませてくれるお尻というと以上の4点。
こういうものは日常にさりげなく存在していることが大切。
例えば朝焼けや夕焼け、空に漂う雲、動植物の模様のように、日常の中の当たり前にこそ本当の美があるのではないでしょうか。
子供のお尻に関しては、いくら絵画や彫像を飾ろうとも、本物の人間の美しさに敵うものはありません。
小さな子供のいる家庭は日常にお尻が飛び交っているわけですから、どんな美術館よりも美的な空間であると言えるでしょう。
Copyright : RUKA
「天使の置物のお尻」については、メインブログに書いてありますのでそちらをご覧ください。
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「RUKAの雑記ノート」より
「天使たちの癒しのお尻」
「白天使と黒天使」
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