Brunnenbuberl




ドイツの彫刻家、マティアス・ガスタイガー(Matthias Gasteiger/1871-1934)による1895年の作品「Brunnenbuberl」
ドイツ南部の都市ミュンヘンのアルシュタッド・レーエルという街に設置されています。
ギリシア神話に登場するサチュロスという野卑で好色な山野の精が、男の子にツバを吐いている像だそうです。
野卑とは下品で卑しいという意味だし、子供にツバを吐くくらいですから決して良いキャラではないんでしょう。
しかも好色というところが心配になりますね。
おっさんの体に付いている棒を握った裸の少年が、そこから溢れ出てくる液体を浴びている・・・と見た目をそのまま説明すると他の意味に勘違いされそうですが、ちょっと理解に苦しむシチュエーションではあります。
少年の部分はブロンズ、おっさんの部分は大理石でしょうか?
けっこう人通りの多い商店街に設置されているんですね。

ただ、寒い時期はこうなってしまうようです。
おっさんしか見えへん。(´・ω・`)
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