On the Heights

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    アメリカの彫刻家、サラ・マルコム・フリーボーン(Sarah Malcolm Freeborn/1844-1906)による1893年の作品「On the Heights」

    高さ約85cmの大理石像で、作者自身の寄贈によりアメリカのブルックリン美術館が所蔵しています。

    岩場なのか木の幹なのか、植物のツルで覆われた場所に裸の少年が立っています。
    コントラポスト気味のポーズで斜め上を見つめ、ツルの上部に手を掛けています。
    少年の姿態を的確に捉えており、動作を表現しながらもとても安定感のある作品ですね。

    ところで、これは私が勝手にそう思っただけですが・・・

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    この岩のような物体、横から見ると男性器のような形に見えませんか?

    タイトルにあるHeights(ハイツ)とは高所とか高台という意味ですが、少年が斜め上を見上げるポーズからは成長を意味しているようにも見えますし、少年から大人へのステップアップを表現しているようにも思えます。

    絡みつくツルが、血管のようにも流れ出る液体のようにも見えるところがさらに意味深ですね。
    まぁ、考えすぎのような気もしますが、女性作家の作る少年像には大人への成長を意味したものが少なくないので、ついそう思ってしまいました。

    作者のサラ・マルコム・フリーボーンはアメリカの女性彫刻家。
    1844年にペンシルベニア州で生まれ、ニューヨーク州のハドソンで育ちました。

    ニューヨークの大学「クーパーユニオン」で芸術を学び、1868年に銀メダルを受賞。
    1874年にナショナルアカデミーにて、1876年にはフィラデルフィア・センテニアル博覧会にて作品を展示し、その後ヨーロッパを広く旅して偉大な芸術家たちの作品を研究しました。

    1887年に母親が亡くなると彼女は両親の墓として記念碑を完成させ、自身はイタリアのフィレンツェに移住します。
    その後もパリのサロンに作品を出展するなど、精力的に活動していました。

    ところが1906年5月31日、故郷に戻るためアメリカのボストンに到着したとき、彼女は病に倒れてしまいます。
    意識不明の状態で病院に運ばれ、その日の夜に亡くなったそうです。
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    エンジェルスマイル

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    楽しい・美味しい・清々しい
    三拍子揃ったこんな日は、
    眩しい・愛しい・可愛らしい
    キミの笑顔が一番だ!

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    Copyright : Matyi Nirnsee
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    天使たちの天使鑑賞

    日本の古い諺(ことわざ)に『人の振り見て我が振り直せ』というのがあります。
    「振り」とは動作や態度のことで、つまり「他人の行動を見て、良いところは見習い、悪いところは自分も改めましょう」という意味。

    私は以前からこの言葉になぞらえて、ある言葉を肝に銘じていました。
    それは『人の姿見て我が姿知れ』という言葉。

    意味は、人間の姿を知ることで自分についても深く知りましょう、ということ。
    これは今の子供たちにこそ伝えたいことだと思っています。


    【情操教育】

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    子育てにおいて大切なことのひとつに「情操教育」があります。

    情操とは美しいものや尊いものなどに接したときに感じる感情や情緒のことで、情操教育とは、心の働きを豊かにするための教育、および道徳的な意識や価値観を養うための教育のことです。
    簡単に言えば「豊かな心を育てる教育」ということ。

    情操教育には大きく分けて4つの効果があります。

    ・ 他人を思いやる気持ちや協調性を育て、道徳的価値観を養う。
    ・ 人間や動物の命の大切さを知り、生命の尊さを学ぶ。
    ・ 美しいものを見て感動し、表現力や美的感覚を養う。
    ・ 好奇心を重んじ、自ら考える力、解決する力を養う。

    美しい、大切、尊い・・・人間はその最たるものと言って良いでしょう。

    人の体を見たい・知りたいと思うのは大人も子供も同じですが、双方には感覚的な違いがあります。
    子供、とくに幼少期の子が裸を見たがるのは、それは単なる好奇心からです。
    人間に対する好意から湧き上がる純粋な好奇心です。

    もちろん第二次性徴期以降にポルノ的なものに興味を持つのは、性的な感情によるものです。
    しかし、例えば幼い子供が友達とお風呂に入ったときに相手の体をジロジロと見てしまうのは、人への純粋な興味からなので抑え込む必要はありません。

    しつけとして「ジロジロ見てはいけません」と教えるのは大切ですが、見たいという気持ち自体を悪いこととしたり、人間の体そのものを下品な物体だと思わせるのは悪いことだということです。


    【弟や妹の世話から学ぶこと】

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    二人以上の幼い子供がいる家庭では、上の子が下の子の世話をしたがるのはよくあることです。
    とくに上の子が女の子の場合に顕著ですね。
    また、異性の弟や妹が初めてできた子は、自分との違いに興味津々です。

    男の子も女の子も、同性の体に関してはよく知っています。
    お風呂で自分の体を見れば、触れば、それだけで学習することができるのですから。

    しかし異性に関しては知らないことだらけです。
    だからこそ性的な感情の湧かない幼少期に、兄妹や姉弟でお風呂に入ることに意味があるのです。
    親の真似をして赤ちゃんのオムツ替えをすることにも意味があります。

    子供たちは体の仕組みまではわからなくても、見た目の違いを知ることで多様性と配慮を学ぶことができます。
    これは子育てにおいてとても重要なことです。

    幼い頃に人間の体について正しい知識と意識を持てるかどうかは、親次第といったところでしょうか。
    生活の中で自然と湧き上がる好奇心に対しては、その芽を摘まないようにしてあげることが大切です。


    【人間の姿形】

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    これはアメリカ航空宇宙局(NASA)が1972年と1973年に打ち上げた宇宙探査機、パイオニア10号と11号に取り付けられた金属板に描かれた人間の絵。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Human.svg
    ライセンス:パブリックドメイン


    金属板にはこの絵とともに、地球に関する情報を示す記号がいくつか描かれ、宇宙に存在するであろう知的生命体に向けたメッセージとして搭載されました。
    いわば地球人から宇宙人への自己紹介というわけです。

    パイオニア10号と11号は1980年代に太陽系を脱出し、今はもう計り知れないほど遠い宇宙を旅しています。
    いつか遠い星の宇宙人がこの探査機を見つけるかもしれないというのは、たいへん夢のある話ですね。

    この絵を見た宇宙人は地球人にどんな印象を持つのでしょう?
    形の違う2種類の生き物だということはわかるかもしれません。

    ただ、それがどんな生き物であるかはわからないでしょう。
    何しろ当の人間自身が、人間を理解することができていないのですから。

    人種の違い、性別の違い、そして見た目の違い。
    人はとかく自分の感覚だけで人を差別したり非難することがありますが、違いは事実としてあるわけですから、互いにその違いを尊重し合うことが必要ではないでしょうか。

    NASAは遠い星の宇宙人に人間の姿を伝えようとしましたが、人間の姿を本当に伝えるべき相手は、もっとずっと近いところにいたのかもしれません。

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    天使のおふざけ

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    お家の中で遊ぶ兄弟天使。
    お兄ちゃんがふざけて弟くんのパンツを脱がしちゃうけど、
    弟くんもそうするように誘ってるよね。
    息の合ったふたりの楽しいショータイム!

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    Copyright : Chung Chi Yeh
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    ボクシング

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    先週、古代ギリシア時代の格闘技である「パンクラチオン」についてお話ししましたが(該当記事)、じつはそれよりもさらに古い時代にパンクラチオンの元となった格闘技がありました。

    その格闘技とは、現代でもお馴染みの「ボクシング」です。

    ボクシングは拳にグローブを着用してパンチのみで闘う立ち技系の格闘技。
    日本語では「拳闘」とも言います。

    相手を拳で殴るこの競技、というより技術と言ったほうが良いかもしれませんが、紀元前4000年頃の古代エジプトの象形文字からは、その頃すでに軍隊で使われていたことが判読されています。
    また、紀元前3000年頃のエーゲ海の遺跡からは、ボクシングの図が描かれた壺が発見されています。

    上の画像はエーゲ海のキクラデス諸島南部に位置するサントリーニ島の遺跡から発見された、ボクシングをしている少年が描かれたフレスコ画。
    独特な髪型をした少年たちが、全裸にグローブのみという格好で殴り合っています。

    この絵は紀元前1500年から1600年頃の作品と見られ、ギリシャの「アテネ国立考古学博物館」が所蔵しています。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    ファイル:Young boxers fresco, Akrotiri, Greece.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    紀元前9世紀頃に始まったとされる古代オリンピックでは、ボクシングは第23回大会から正式種目となりました。

    試合では選手は全裸になり、手にグローブのような物を着用しますが、ヒジでの攻撃も許されていました。
    時間制限はなく、どちらかが戦闘不能になるかギブアップすることで勝敗が決まります。
    この競技は第38回大会まで続けられ、ここからパンクラチオンが生まれたと言われています。

    ローマ時代になるとさらに過激さを増し、鉄の鋲を仕込んだ武器を奴隷同士の拳に付けて闘わせるという、見世物のような試合がおこなわれるようになりました。
    観客を喜ばせるためどちらかが死ぬまで闘わせていましたが、残忍すぎるとして西暦393年に禁止されました。


    【近代ボクシング】

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    現在のボクシングの原型である近代ボクシングは18世紀初頭にイギリスで誕生しました。
    しかし当時のボクシングはベアナックル(素手)が基本であり、蹴りや投げ、締め、噛み付き、目つぶしも許容されたため怪我人が絶えなかったそうです。

    その後「ベルト以下への打撃の禁止」「倒れた相手への攻撃禁止」などのルールが生まれますが、相変わらず素手に近い形でおこなわれていました。

    グローブを着用するようになったのは1867年にクインズベリー・ルールが発表されてからです。
    投げ技が禁止されたほか、3分1ラウンドで1分間の休憩をとるラウンド制、ダウン後10秒以内に立ち上がれない場合はKO負けとするなど、現在に通じるボクシングルールが確立しました。


    【ボクササイズ】

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    モデルのスタジオ撮影では、勇ましさを醸す小道具としてボクシンググローブを使うことがあります。

    しかしボクシングを習っていない子がグローブをはめても体形の違いは如何ともし難いですね。
    上の本物のボクサー少年の写真と比べてみるとわかりますが、腹筋の発達具合がまるで違います。
    もちろんモデルの場合はあくまでもポーズですから、体まで真似る必要はありませんが。

    しかしモデルの世界では、ボクシングの練習を体型維持に取り入れるという考え方も浸透しています。
    1980年代だったでしょうか、ボクシングとエクササイズを組み合わせた「ボクササイズ」という健康法が現れました。
    パンチやキックを繰り出しながらおこなう有酸素運動のひとつです。

    ボクシングジムの中には女性向けにボクササイズを教えているところもあり、海外の女性モデルには体型維持のためジムに通っている方も多いそうです。


    naturist_sport_boxing.jpg

    ヨーロッパのナチュリスト団体にも、子供たちの健康維持やレクリエーションとしてボクシングを採用しているところがあります。

    この写真は子供たちがスポーツ施設でボクシングを楽しんでいるところ。
    本格的な試合をするわけではないでしょうが、ストレス解消には良さそう。
    姿だけを見ると、古代のボクシング競技に最も近いのはこのボクシングですね。


    【体重計量】

    さて、ボクササイズやボクシングごっこの場合は関係ありませんが、本物のボクシングに付き物なのが体重計量。
    階級を落として試合をするためにボクサーが過酷な減量に挑むことはよく知られています。
    漫画「あしたのジョー」や「はじめの一歩」でも、その過酷さが描かれていました。
    他のスポーツでも減量はありますが、その最たるものがボクシングでしょう。

    しかし現在のボクシング界では過酷な減量、無理な減量を問題視しており、選手のコンディションを第一に考える方向へと変わってきているそうです。

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    計量は試合の前日におこない、規定内であれば翌日の試合が決定します。

    これはいつ頃の写真かわかりませんが、ジュニアボクシングの計量風景。
    子供たちが全裸になって体重を測っています。

    ボクシングの計量は全裸である必要はないのですが、リミットギリギリの場合はパンツを脱いで全裸になる選手もいます。
    昔のアマチュアボクシングでは、計量時は全裸と決められていたそうです。

    見た目は天使でも、現場には天使とは言い難い激しい闘志が漂っているのでしょうね。
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    ビーチボール

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    家族みんなで川遊び。
    大きなビーチボールだね。

    おっ、その横にもっと大きなボールが・・・
    と思ったらパパのお腹だった〜!

    DSC_3303
    Copyright : Larisa Loyanich
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    タグ: Europa  少女  Water  笑顔  水着 

    天使のお散歩

    HPIM2702

    小さな天使ちゃんのお散歩タイム。
    帽子をかぶってサンダル履いて。

    「ママ早く〜!」
    あらら、パンツがまだだよ〜。

    HPIM2702
    Copyright : jaime lee
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    モデル画像「詳細不明のアジアンモデル君」

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    この少年は東南アジアのどこかの国の水着モデル。
    だいぶ前にネットで見かけた画像ですが、顔立ちが妙に日本人っぽかったので印象に残っていました。

    残念ながら国籍も所属も名前も年齢もすべて不明。
    しかしあまりに綺麗な体形をしているので、ひとつの美術作品としてご紹介します。


    【プールサイドで日光浴】

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    天気の良い日はプールで日光浴。
    そばにいる友達が東南アジア系の顔立ちをしているのに対し、この子だけ中国人や日本人の顔立ちに似ています。
    もしかしたらハーフかな?(今はミックスって言うそうですね)


    【ベンチでモデルポーズ】

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    10歳か11歳か、それくらいの年齢だと思いますが、じつにヤンチャそうなイイ笑顔してますね。
    嬉しい楽しいという気持ちが伝わってきます。
    東南アジアの男の子って、アゴに手を当てるポーズをすることが多くないですか?


    【あずまや?】

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    場所は東屋(あずまや)でしょうか?(東屋:公園などにある休憩用の小さな建物)
    竹を使っていて、情緒のある涼しげな場所ですね。
    スタイルが良いのでタイトなビキニが似合います。


    【おやつの時間】

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    プールで元気に泳いだ後は、お菓子でも食べながら休憩するのが一番。
    食べているのはチョコパイかな?
    Thong水着なんか穿いちゃって、大人っぽいなぁ。

    でも逆さまになってふざけたり、口の周りにチョコを付けているところはまだまだお子様って感じ。(^^)


    このモデル君、どこの子でしょう?
    フィリピン? タイ? ベトナム? マレーシア?
    写っている物から推測することもできるんでしょうが、私にはその知識がないため断念。

    まぁ、どこの国の子かなんて気にすることじゃあないですけどね。
    地球のどこかの天使くん、それでじゅうぶん!
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    エンジェルダンス

    VID_20180806_114959

    お尻ふりふりエンジェルダンス。
    運動能力の発達には音楽とダンスが一番!
    さぁ、みんなもエンジェルダンスを踊ろう!

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    Copyright : Silvia Perez Leiva
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    パンクラチオン

    pankration_panathenaic_amphora.jpg

    「パンクラチオン」という言葉を聞いたことがありますか?
    格闘技が好きな人ならたぶん知っているでしょうね。

    パンクラチオンとは、数千年前の古代ギリシアでおこなわれていた格闘技の名称。
    ギリシャ語で「全力」を意味する言葉でもあります。

    武器や防具を一切使わず、己の肉体のみで1対1で闘う古代の格闘技。
    立ち技系(ボクシングや空手など)と、組み技系(レスリングなどのグラップリング)を合わせた形で、現在の総合格闘技(MMA)に近いものです。

    勝敗は相手のギブアップによって決まりますが、多くの場合ギブアップは死を意味しました。
    あまりに壮絶な闘いのため、勝敗に関わらず、試合後に死亡してしまう者も多かったそうです。

    上の画像は紀元前332年頃に作られたアンフォラ(陶器の一種)に描かれているパンクラチオンの様子。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Pankration panathenaic amphora BM VaseB610.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    【ルール】

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    パンクラチオンのイメージ

    古代ギリシアでのパンクラチオンは公正を期すため全裸でおこなわれました。

    ルールで禁止されているのは目潰しと噛み付きのみで、それ以外はなんでもあり。
    腕や足、指などの骨を折ることも許され、性器を攻撃することさえ許されていました。
    現代の格闘技とは比べ物にならないほど危険であり、まさに命を賭けた闘いでした。

    そんなパンクラチオンをこのブログでなぜ取り上げるのかと言いますと、パンクラチオンは古代オリンピックに紀元前648年から導入され、その古代オリンピックには「少年の部」があったからです。
    上の画像はあくまでも想像図としての例ですが、実際の様子とそう大差はないと思います。

    オリンピック競技となってからは性器攻撃も禁止され、より安全なルールとなりましたが、スパルタ人は往々にしてそのルールを無視することが多かったそうです。


    【裸の闘い】

    don_gene_bell_-_wrestling.jpg
    Copyright : Don Gene Bell

    これはアメリカの画家、ドン・ジェネ・ベル(Don Gene Bell/1935- )が描いた裸レスリングのイラスト。
    現代のスポーツ会場で古代オリンピックのパンクラチオンがおこなわれたらこんな感じでしょうね。

    オリンピック競技となった段階ですでに死に至らしめるような行為が禁止されていたとはいえ、日没までに勝敗が決まらなかった場合には互いの顔面を順番に殴り合うことで決したと言われているので、現代人からすれば過激であることには変わりありません。


    裸の闘いといえば、スペインの画家ジョヴァンニ・グイディ(Giovanni Guidi/1406-1486)の作品にはこんな絵があります。

    giovanni_guidi_-_game_of_civettino.jpg fighting_boys04.jpg

    左はジョヴァンニ・グイディの1450年の作品「Game of Civettino」
    右は詳細不明の写真ですが、似たようなシチュエーションなので並べてみました。

    二人の男の子が大事なところを引っ張り合っています。
    おふざけなら可愛いものだし、兄弟喧嘩でもこういうことがあるかもしれません。
    しかし引っ張られたほうはたまったもんじゃありませんね。

    全裸で真剣勝負をしていた古代のパンクラチオン。
    裸での闘いを制した者こそ、本当の意味での強者(つわもの)と言えるでしょう。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Lo Scheggia - Game of Civettino (a Birth Salver) - WGA20983.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:23年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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