Der Bocksprung

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    ドイツの彫刻家、ヴィルヘルム・ハーバーカンプ(Wilhelm Haverkamp/1864-1929)による1891年の作品「Der Bocksprung」

    タイトルのDer Bocksprungとは「馬跳び」という意味。
    以前も馬跳びしている彫像を紹介したことがありましたが、こちらは下になっているのが人間の子ではありません。
    上半身が人間で下半身が山羊のような姿をしている、半人半獣の男の子。
    その半獣の男の子と人間の男の子が馬跳びして遊んでいるという像ですね。

    人間と山羊の姿をしたキャラクターというと、ギリシア神話に登場する牧神「パン」、同じくギリシア神話の精霊「サテュロス」、ローマ神話に登場する牧神「ファウヌス」がいますが、これらはほぼ同一視されています。

    三者に共通しているのは、家畜や田畑、森などを守る神や精霊であるということと、非常に性欲が強く、子宝や多産のシンボルとされているところ。
    絵画や彫刻ではしばしば、巨大な陰茎をそそり立たせた姿で表現されています。

    この半獣の男の子はパン、サテュロス、ファウヌスの子供のときの姿なのかというと、それはちょっと違うような気がします。
    ではいったい何者かというと、たぶん「フォーン」ではないでしょうか?
    フォーンとはローマ神話に登場する豊穣を司る精霊で、ファウヌスの親類だと言われています。

    パンやサテュロスよりも美しく気品があり、性質はとてもおとなしく、他者に危害を加えたりはしません。
    耳と足が鹿に似ているそうで、なるほどたしかに耳が鹿っぽいですね。
    ショームというフルートを奏でるのがとても上手く、他の精霊たちを踊り手によく演奏会を開いているそうです。
    人間の子供とも仲良く遊ぶこの子は、フォーンで間違いないでしょう。

    この像の作者、ヴィルヘルム・ハーバーカンプはドイツの彫刻家。
    13歳から彫刻を学び始めた彼は、1883年に奨学金を得てプロイセン芸術アカデミーに入学し、1885年から彫刻家フリッツ・シャーパーの生徒となりました。

    1887年に学業を終え、パリやローマを訪れた彼は滞在中にいくつかの作品を発表します。
    その後ドイツに戻った彼は結婚し、1901年からロイヤル・アーツ&クラフト博物館の教育機関で教鞭をとりました。

    多くの大会でメダルや勲章を獲得した彼は1913年からプロイセン国家美術委員会のメンバーとなり、1924年に引退しました。
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    恐竜ちゃん

    0402-3

    もし恐竜が大口開けて襲ってきたら、もちろん逃げますよ。
    でもこんな可愛い恐竜ちゃんだったら、
    反対に近付いて行っちゃうかもしんないなぁ。(^^)

    0402-3
    Copyright : J10
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    シャークハンター

    kids with a  shark's head

    ドミニカ共和国の子供たち。
    手に持ってるの、それはサメの頭じゃあないか!
    まさかキミたちが捕まえたのかい?

    kids with a shark's head
    Copyright : Losè
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    カール・レッパーの写真作品

    carl_lepper-untitled1926_01.jpg

    ドイツの写真家、カール・レッパー(Carl Lepper/1882-1962)による1926年の写真作品。
    タイトルはとくに付けられてはいません。

    少女たちが野原で遊んでいるシーンですが、ポーズや構図などに演出のある作品ですね。
    ポストカードや写真集など、商業作品として作られたものではないでしょうか。

    屋外で撮影されたヌード写真は圧倒的に少年写真が多いのですが、これは実際に少年がそうやって遊んでいたからに他なりません。
    つまりドキュメンタリー的要素が強いわけです。

    しかしこれが少女モデルとなると、美を演出したアート作品としての要素が強くなります。
    カール・レッパーの作品もご覧のとおり、絵画的な演出が施こされています。

    carl_lepper-untitled1926_02.jpg carl_lepper-untitled1926_03.jpg

    作者のカール・レッパーはヘッセン州の小さな町ニーダーシュトルで生まれ、オーデンヴァルト郡のライヒェルスハイムで育ちました。
    その後はヘッセン州最南端の街ランペルトハイムに定住し、地元の学校で教師として働きました。

    1921年からは福音派の小学校を含むいくつかの学校で校長を勤め、1951年に引退します。
    つまり肩書きとしては教育者ですが、彼は地元の歴史を研究する歴史家でもありました。

    地元ランペルトハイムは1951年に正式に都市として認められ、歴史を研究したレッパーは名誉市民となりました。
    街の大通りには彼の名前が付けられ、彼が発表した歴史記録の原稿は現在も市立博物館に収められています。

    写真家としての経歴はさほど長くはありませんが、彼はこのようなヌード作品を数多く残しています。
    1920年代初頭から半ばにかけては「Die Schönheit」(The Beauty)という雑誌にも掲載されました。

    モデルは彼の子供たちだったのか、勤めていた小学校の生徒たちだったのか、詳しいことはわかっていません。
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    台湾の兄弟天使

    兩兄弟-溪邊

    ふたりは兄弟だそうです。
    左がお兄ちゃんで、右が弟でしょうか?
    無邪気に遊んでいても、カメラの前では隠したくなる年頃だね。

    兩兄弟-溪邊
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    バリ島の少年

    Boys Washing Themselves In Paddy Field #1, Ubud Bali

    田んぼのそばで遊ぶインドネシアのバリ島の少年たち。
    なんだか懐かしい感じがします。(^^)
    稲のようにすくすく育て!

    Boys Washing Themselves In Paddy Field #1, Ubud Bali
    Copyright : cpopenoe
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    アンノウン - 2

    ネットを辿りながら絵画や彫刻を鑑賞していると、たまにUnknown Artist、つまり作者不詳の作品を目にします。
    私が知らないということではなく、作者不詳として紹介されている作品。

    と、2年前の記事と同じ始まり方ですが・・・
    今回も同じく、ちょっと気になった「作者不詳のアート作品」をご紹介します。


    【絵画作品】

    french_painter-l’etude_de_dessin

    フランスのモンペリエにあるファーブル美術館が所蔵している19世紀の絵画。
    作者名と制作年が不明です。

    小さな彫像を見ながらデッサンの練習をしているふたりの少年。
    壁には手の形をしたオブジェが飾られており、美術の授業風景であることをうかがわせます。

    もしかしたらこの絵も同じ学校の生徒によるものかもしれませんね。
    あるいは美術教師の作品かも。


    【彫刻作品】

    thailand-unknown_artist.jpg

    タイのどこかの施設にあるブロンズ像だそうです。
    あまり写実的とは言えない造形ですが、商業施設のエントランスなどには似合いそうですね。

    肩に掛けた布、頭と足の装飾などは古いギリシア彫刻を思わせますが、視線を落とした優しい顔立ちや観音菩薩のような手付きからはどことなくアジアっぽさを感じさせます。

    それでいて突起した乳首や長い陰茎という独自の自己主張もあるようですし、もしかしたら古い彫刻をモチーフに作られた現代作品かもしれません。


    【写真作品】

    unknown_photographer.jpg

    かなり古い写真だと思いますが、これも作者不詳、詳細不明です。
    天使のような髪型をした少年が建物の壁に手をついて佇んでいます。
    演出なのかハッキリしませんが、ちょっと寂しそうにうなだれているのが気になります。

    コンクリートの無機質な空間に少年のなだらかな姿態が上手く溶け込んでおり、縦の柱が額縁のような効果を出しているところも面白いですね。

    堕天使を思わせる退廃的な雰囲気ですが、奥行きのある構図とともに奥深い意図を感じさせる作品です。


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    天使たちの買い物ゲーム



    パンツ一丁になって目隠しをして買い物をするオランダの少年たち。
    ヤンチャな買い物ゲームはお店の人には迷惑だけど、見ている分には楽しいね。

    コーラを手に取ったときのその手付き・・・やめなさいって!(^^;)

    IN JE ONDERBROEK BLIND WINKELEN
    Copyright : HUGO
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    カップで遊ぼう

    at the beach - בחוף הים

    「さぁ張った張った!どちらさんもよござんすね!」

    とやっているわけではないでしょうけど。(カップ3つあるし)
    これ、何してるのかな?

    at the beach - בחוף הים
    Copyright : israel captures
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    書籍「Le club des 5」

    フランスの子供なら誰もが知っているお話に「Le Club des Cinq」(ル・クラブ・デ・サンク)というのがあります。
    4人の少年少女と1匹の犬が様々な事件を解決していく冒険物語。

    イギリスの児童文学作家、エニード・ブライトン(1897-1968)によって書かれた小説で、英語版は「The Famous Five」のタイトルで1942年から出版されました。
    日本語版も「フェイマス・ファイブ」というタイトルで発売されています。

    フランスでは「Le Club des Cinq」のタイトルで1955年から出版されました。
    直訳すると「5人のクラブ」となりますが、この場合はサークルとか集まりといった意味でしょうか?

    その有名な小説「Le Club des Cinq」と同じタイトルが付けられた写真集がありました。
    (写真集ではCinqが数字の5になっていますが読み方は同じ)

    yoji-lcd5_01.jpg yoji-lcd5_02.jpg

    フランスで出版された、自然の中で遊ぶ5人の少年たちを捉えた全編モノクロの写真集。
    小説では3人の男の子と1人の女の子、1匹の犬で5人でしたが、こちらは男の子だけの5人組です。

    年齢が11歳前後であることと、活発な子供たちの冒険心を描いているということで小説と同じタイトルを付けたのでしょう。
    Googleブックスの情報によると、発売年は1987年、出版社はフランスのJMV、作者の名前はYOJIだそうです。

    内容はいたってシンプル。
    キャンプ場のような場所で5人の少年たちが木に登ったり飛び降りたり、跳ねたり踊ったりと元気に遊んでいる様子を捉えたものです。

    yoji-lcd5_03.jpg yoji-lcd5_04.jpg

    自動車が写っていますが、撮影者の車でしょうか?
    もしかしたら撮影者はこの子たちの誰かの親かもしれませんね。

    そばに川があるのか、やがて全員が服を脱ぎ、エンジェルスタイルで遊び始めます。
    アート的な演出はほとんど見られないので、写真家の作品集というよりは、子供たちの日常を捉えたスナップ写真といった感じです。
    子供たちの満面の笑みからは、本当に楽しい一日であったことが伝わってきます。

    30年以上前の写真ですが、この頃はまだ日本でも田舎の川などには裸で遊ぶ子がいました。
    水着を用意していても途中で脱いでしまうのだとしたら、それだけ大自然での開放感が優っていたということでしょう。

    これもまた、ひとつの冒険物語。
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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