水着「Gストリング」

    Gストリング(G-String)と呼ばれる小さなパンツがあります。

    前方がV字型にカットされ、後ろと横が細いひもになっているTバック状のパンツで、俗に「ヒモパン」「ヒモ水着」などと呼ばれています。

    タイトルには水着と書きましたが、水着としての需要はあまりなく、主に舞踏やダンスパフォーマンス、祭りなどのコスチュームとして用いられることが多いようです。

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    この写真は愛知県名古屋市の大須地区で毎年おこなわれている「大須大道町人祭」での金粉ショーの様子。

    体に金粉を塗ったダンサーたちがGストリングを着用して踊っています。
    男性用と女性用では布の形が違うのがわかりますね。

    画像出典:金粉ショー - 写真共有サイト「フォト蔵」
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    かなり布面積の小さな着衣なので大人専用だと思っている方も多いでしょうが、じつはそんなことはなく、海外ではソングと並んで少女たちが使う水着・下着のひとつとなっています。

    では少年が使うことはないのかと言いますとこれもそんなことはなく、例えば・・・

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    これはチリのイースター島で毎年おこなわれている「タパティ」という祭りの様子。

    少年たちがGストリングを穿いて参加しています。
    前掛けや飾りを付けている子もいますが、小さな子だとGストリングのみという格好が多いようです。

    画像出典:MikeMonello(2枚目と3枚目)
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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    モデルによるGストリングの着用例

    さてそのGストリングという商品ですが、たとえ子供用であってもモデルを起用した広告はほとんど存在しません。

    ネットショップ等で検索しても、見つかるのは商品単体の写真か、大人のモデルを起用したものです。
    イースター島の祭り、タパティで男の子たちが穿いているのは手作り品かもしれませんね。


    ウィキペディアにはGストリングに関してこのような記述がありました。

    『男性用下着メーカーによっては「ねじりふんどし風Gストリング」と称した製品を販売していることから、ふんどしも広義のGストリングとして扱う場合がある。』

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    褌型Gストリング(左)と、実際の六尺褌(右)
    (画像出典:Amazon/楽天市場)

    なるほど!
    この写真のようにGストリングの中には日本の褌(ふんどし)に似たものがありますが、褌も古いタイプのGストリングと言えますね。
    とくに腰の部分が細い「六尺褌」は、Gストリングにとてもよく似ています。


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    これは最初の2枚が京都の上賀茂神社で毎年9月におこなわれている「烏相撲」
    後の2枚が長野県の津島神社で毎年7月におこなわれている「島立堀米裸祭り」

    どちらも男の子たちが六尺褌を締めています。
    実際にはGストリングのほうが股上が浅く、面積が小さいのですが、全体の形は前後ともよく似ています。

    チリのイースター島では伝統の踊りにGストリングが使われ、日本では伝統の神事に六尺褌が使われている。
    どちらも民族的な伝統行事であるという点が興味深いですね。

    祭りに限らず舞踏でもパフォーマンスでも使えるGストリングは、体を使った魂の表現には最適なのでしょう。

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    水着「タンガ」

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    タンガ(Tanga)という水着については過去に何回か記事にしています。

    水着の歴史と種類については「1970年〜1980年の男子用水着」
    男子用タンガの説明は「小さな水着の天使たち」をご覧ください。

    タンガとは元々はブラジルの先住民が身につけていた腰巻のことですが、近年ではフロントとバックがV字型にカットされてサイドがひも状になっている水着や下着をタンガと呼んでいます。
    現在はデザインが多様化しており、ソング(Thong)やGストリング(G-string)との違いが曖昧ですが、海外ではごく一般的なデザインです。

    タンガ水着は競泳にはあまり使われません。
    人体の美しさを引き立てるコスチュームとして、ダンサーやパフォーマー、モデル等に使われています。

    今回は詳しい説明は抜きにして、タンガ水着の画像をいくつかご紹介したいと思います。


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    モデルのナキータ君が使用しているこのタンガは、競泳水着でお馴染みのspeedo社の製品。
    実際の水泳競技で使われることはないでしょうが、体の線を崩さない控えめなデザインは人気が出そうですね。

    Copyright : EuroProModel


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    モデルのソニー君が穿いているこのタンガは光沢のある生地で作られており、見た目にもクール。
    残念ながらメーカー名はわかりませんでした。

    Copyright : Tinymodel-Sonny


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    モデルのダニー君も同じタンガ水着を着用していました。
    ヤンチャな動きを邪魔しないこのデザインは、下着としても使いやすそう。
    子供だったら夏場には一日中この格好でいても良いんじゃないでしょうか。

    Copyright : DannyDream


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    モデルのスペンサー君が穿いているのは海外で人気のブランド、Groovin'のタンガ。
    サイドの紐がかなり細めですが、本来のタンガはこのような形をしています。
    舞踏のダンサーが着用しているものに似ていますが、あちらは後ろがTの字になったGストリングと呼ばれるものです。

    Copyright : modelteenz


    以上、4人のスタジオモデルによる、speedoの競泳タンガ、メーカー不明の赤いタンガ、Groovin'のタンガのご紹介でした。

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    スポーツウェア

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    世の中には様々なスポーツがあり、多くの子供たちがプレイしています。
    そして競技にはそれぞれ適したウェアがあり、当然子供用もあります。

    スポーツは健康的な体を維持するのに最適ですが、ウェアによる華やかさも見応えのひとつですね。
    ボディラインをあまり隠さないウェアなら、肉体的な美しさとの相乗効果も期待できるでしょう。

    子供たちの体形の良さをさらに引き立てるスポーツウェアをいくつかご紹介します。
    画像の著作元はすでに消滅していますが、関係者から削除要請があれば削除しますのでご了承ください。


    【野球ユニフォーム】(野球)
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    シャツ、アンダーシャツ、パンツ、帽子、ストッキングなどによって構成されています。
    野球のユニフォームに特別な名称はないのでしょうか?
    (モデル:不明/ステファン君)


    【サッカーウェア】(サッカー)
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    シャツ、ショートパンツ、靴下、レガース、サッカーシューズなど。
    昔は陸上競技のような短パンでしたが、今はかなり大きめですね。
    (モデル:ショーンT君/スペンサー君)


    【短パン(ショートパンツ)】(陸上や体操競技等)
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    体育の授業で男子の指定ユニフォームだった短パン。
    短パンといえば陸上競技ですが、男子体操もレオタードに短パンというスタイルです。
    (モデル:ローガン君/ニコ君)


    【レオタード】(体操競技等)
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    男子の体操競技はシャツではなく男子用のレオタードを着用します。
    実際の競技ではこの上から短パンを穿きます。
    (モデル:スペンサー君/ジョン君)


    【ジョックストラップ】(スポーツ用サポーター)
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    男性の中心部を守るためのスポーツ用サポーター。
    多くのスポーツで採用されており、アメリカでは学校指定のユニフォームにもなりました。
    (モデル:コーリー君/キャメロン君)


    【トランクス水着】(サーフィン等)
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    平成の子供たちにはズボン、下着、水着ともにお馴染みだったトランクス。
    競技ではあまり使いませんが、マリンスポーツでは今も定番。
    (モデル:ジャガー君/ショーン君)


    【ビキニ水着】(競泳や水球等)
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    水泳競技ではお馴染みのビキニ水着。(1枚目から順にarena、speedo、asics、TYR)
    最近では競泳よりも水球やシンクロなどでよく使われていますね。
    (モデル:ギャレット君/ローガン君/エリック君/ダギー君)


    【トライスーツ】(トライアスロン)
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    スパンデックスという素材で作られている伸縮性に優れたウェアで、体全体にフィット。
    ワンピース型とツーピース型があります。
    (モデル:ロビー君/ゲイジ君)


    【シングレット】(アマチュアレスリング)
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    吊りズボンのようなローカットタイプと丸首になっているハイカットタイプがありますが、最近はハイカットが主流。
    画像は最初の二つがローカットタイプで、後の二つがハイカットタイプです。
    (モデル:コルトン君/ニコ君/エリック君/クリス君)


    【柔道着・空手着】(柔道や空手等)
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    柔道着と空手着はデザインに大きな違いはなく、生地の厚さが違います。
    柔道着は引っ張るので破れにくいように生地が厚く、空手着は素早く動けるように生地が薄いんだそうです。
    (モデル:不明)


    Copyright : modelteenz.com / TruBoyModels.com 他

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    モデル画像「Talents R Us - Nicolle」

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    2007年頃だったと思いますが「Talents -R- Us」という子供専門のモデルサイトがありました。
    女の子のみの、洋服と水着のモデルです。
    ドメインも消滅して今となっては詳細不明ですが、その中のモデルちゃんをひとりご紹介します。

    Talents -R- Us のモデル、ニコルちゃんはそれはそれは可愛らしい女の子でした。
    まぁこの年代はどの子もみんな可愛いんですが、この子の可愛さは抜きん出ていたような印象があります。
    6歳くらいから数年間モデルを務めていました。

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    画像に記載されたロゴを見ると「R」が裏返しになっていますね。
    これはオモチャ量販店「Toys“R”Us」(トイザらス)を真似たのだと思います。
    低年齢モデルの写真ということで、オモチャ屋っぽい名前にしたかったんでしょう。

    Talentとは才能という意味なので、才能あるモデルってことでしょうか?
    たしかにこのニコルちゃんはモデルの才能があったようです。

    日本語での読み方は、Toys“R”Usが「トイザらス」なら、Talents -R- Usは「タレンザらス」?

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    ニコニコ笑顔のニコルちゃん。
    洋服&水着モデルということでファッション雑誌や子供服雑誌のような写真ばかりでしたが、とても綺麗で可愛らしい作品でした。


    Copyright : Talents -R- Us

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    ウェア「ジョックストラップ」

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    「ジョックストラップ」というスポーツ用サポーターを知っていますか?
    前にも一度書いたことがありましたが、今回はもう少し詳しくご紹介したいと思います。

    ジョックストラップとは、男性の股間の揺れを防いだり衝撃から守るためのスポーツ用サポーター。
    ウェストバンドに局部用のポーチが縫い付けられており、臀部を生地で覆わずに2本の帯状ストラップのみで固定するという構造になっています。

    スポーツ用なので当然子供用もあります。
    上の画像の左側がSlazengerのキッズ用で、右側がBIKEの4歳〜8歳用です。

    画像出典:
    Amazon.co.uk
    Slazenger Kids Cricket Jock Strap Kids Boys Elasticated Waist Cotton Apparel White 13 (XLB)
    SidelineSwap.com
    Youth Kids 4-8 Regular Bike proflex 2 jockstrap & cup


    ジョックストラップは1874年にシカゴのスポーツ用品メーカーが開発しました。
    当初は自転車用および乗馬用として発売されましたが、1940年代に入るとスポーツ用サポーターとして広まり、アメリカでは学校の体育の授業の指定ユニフォームとなりました。
    現在ではアメリカンフットボール、ラグビー、アイスホッケー、格闘技等多くのスポーツで活用されており、日本ではスポーツアンダーサポーターとも呼ばれています。

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    これは1941年のアメリカでのジョックストラップの広告。
    写真は当時の高校生でしょうか?
    笑顔のアップが時代を感じさせますが、若いスポーツマン向けの画期的な商品だったようです。

    ジョックストラップは20世紀初頭の医学にも影響を与え、電気ベルトの発明により、腎臓障害、不眠症、ヘルニア、EDなどの医療サポートにも使用されました。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Jockstrap Ad 1941 01.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    【ジョックストラップ・ギャラリー】

    jockstrap-tbm_robbie.jpg jockstrap-mt_cameron.jpg
    jockstrap-mt_john.jpg jockstrap-mt_corey.jpg
    Copyright : TruBoyModels.com / modelteenz.com


    jockstrap-bff_unknown.jpg jockstrap-ttt_junior.jpg
    jockstrap-david01.jpg jockstrap-david02.jpg
    Copyright : Unknown


    改めて鑑賞してみると、ジョックストラップ自体がアメリカで発明され欧米で普及した商品のためか、アジアのモデルよりもヨーロッパのモデルのほうが似合うような気がします。
    上半身ががっしりしていて、脚が長く、お尻が大きいほうが似合うというところは、まさにジョックストラップだけにある特徴かもしれませんね。

    日本では1970年代から大学の運動部員を中心に使用され始めましたが、あまり普及はしませんでした。
    その理由は、日本人男性の股間は揺れが気になるほど大きくはなかったからだそうです。
    ちょっと悲しい理由ですね。(^^;)

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    書籍「Zeig Mal!」

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    1974年にドイツで出版された、親子のための性教育読本「Zeig Mal!」
    子供たちに自然と湧き上がる性への好奇心、それに応えるために生まれた本です。

    タイトルの「Zeig Mal!」とは「見せて!」という意味。
    子供たちの素直な気持ちを端的に表している良いタイトルですね。

    著者は精神科医のヘルガ・フライシュハウアー・ハルト(Helga Fleischhauer Hardt)で、収録されている写真は写真家のウィル・マクブライド(Will McBride/1931-2015)が担当しています。

    この本は発売と同時に高い評価を得て、ドイツのプロテスタント教会や、ドイツと米国のアートディレクターズクラブ(ADC)などからたくさんの賞を受賞しました。
    翌年1975年には「Shaw Me!」というタイトルで英語版が発売されています。

    また、1990年にはエイズに関する記述を追加した第2版が出版されました。
    上の画像はその第2版の表紙です。


    この本は7つの言語に翻訳され、これまでに世界中で約100万部が販売されました。
    写真家、ウィル・マクブライドによる美しいモノクロ写真と優しさ溢れる文章によって、小さな子供にも理解しやすい構成となっています。


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    「どうして男と女は違うの? どうしておへそがあるの?」
    子供たちに湧き上がる素朴な疑問。


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    「ボクは赤ちゃんなんて嫌いだ!」
    下の子が生まれた時にこそ、家族の愛情が何よりも大切。


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    「そうか、そうすると赤ちゃんができるのか」
    人間の性について正しく理解することで、子供たちは命の尊さを知るのです。


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    子供たちが自分が生まれた理由を知り、将来の性について学べる195ページの本。

    多くの評論家はこの本を高く評価しましたが、1990年代に入ると批判的な意見が高まり始め、米国の一部の州では所持が禁止されたこともありました。

    たしかに赤ん坊から大人まであらゆる世代のヌードが登場し、性教育書籍の中でも取り分け写真で学ぶことに重点をおいた作りになっていますが、収録されている写真はどれもとても美しく、決して猥褻と思わせるものではありません。

    実際に出版元のドイツでは連邦審査局によって「これは未成年者に有害なメディアではない」とされています。
    公立の図書館でなんの制限もなく閲覧できますし、古書としても流通しています。

    Amazon.deより
    Zeig Mal! Broschiert – 1. Januar 1983


    この本は初めて公開されたときに、マスメディアから様々なレビューを受けました。
    ロサンゼルス・タイムズは「美しく、優雅で魅力的でエレガント」と評し、ワシントンポスト誌は「美しく、攻撃的で、グロテスクで魅惑的」と表現しました。

    また、カリフォルニア州の医師であるラッセル・ローデ博士は、2005年にAmazonのレビューでこう語っています。

    『この本は母乳育児、思春期、思春期の変化、月経、性的解剖学、妊娠、自慰、避妊、性的行動障害、性病の問題を適切に掘り下げています。性教育のニーズを十分に満たしており、この入門書に匹敵する他の本を私は知りません。』

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    書籍「MY FAIRY」

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    アメリカの女流写真家、アヤコ・パークス(Ayako Parks/1950- )による少女写真集「MY FAIRY」
    美術図書専門の出版社「サン美術出版」から1982年に刊行された書籍です。

    「私の妖精」というタイトルのとおり、妖精のように美しい女性モデルが登場します。
    モデルの名前はシェイラ、アンジェラ、テリー、クリスティ、キム。

    ソフトフォーカス気味のふんわりとした画作りは、しばし現実を忘れさせるほどの浮遊感。
    妖精たちの庭を覗いているかのような幻想的な雰囲気が漂う写真集です。

    1970〜80年代は西洋美術風の女性ヌードが持て囃されていた時代でした。
    しかし私はこれは単なる流行りではなく、現実から異世界へとトリップできるファンタジー映画のような需要だったのだろうと思っています。

    実際にファンタジー映画に欠かせないSFXやVFX、アニマトロニクス技術などは人々の非現実願望に応える形で発展してきたのですから、人体アートの分野でファンタジーが求められても不思議ではありません。

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    作者のアヤコ・パークスさんは1950年に大阪で生まれました。
    若い頃はモデルとして活躍していましたが、アメリカ人画家のアンドリュース・パークスと結婚し、カリフォルニアに移住。
    その後、写真学校に通って写真技術を修得し、モデルから写真家に転向しました。

    彼女は同じくモデルから写真家に転向したフランスの女流写真家、サラ・ムーン(Sarah Moon/1941- )の作品を好んでいました。
    撮られる側と撮る側、両方の気持ちを理解できる写真家は希少かもしれませんね。

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    彼女が女性のヌードを撮影するきっかけとなったのは、夫の先妻の娘であるシェイラという少女との出会いでした。
    1981年にこの子をモデルとした写真集を出版したことで一躍有名となります。

    最初の出版が少女の写真集だったため、今でも彼女を少女ヌードの写真家だと勘違いしている人は多いのですが、シェイラ以外のモデルはすべて大人の女性であり、その後は男性モデルの撮影もおこなっています。
    自らのモデル経験を生かしたポージング、カリフォルニアの気候を生かしたロケーションなど、特色のある作品を発表して好評を得ました。

    ヌードを撮影する写真家は圧倒的に男性が多いのですが、女性が女性の視点で人間の美を捉えた作品からは、男性によるそれとはまた違ったメッセージを感じます。
    もしかしたらそれは、人間の姿に対する偏見を消し去る、新しい形の道徳教材となり得るのかもしれません。

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    モデル画像「FReastern - Madison & Sara」

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    2000年代に入ってからだと思いますが、海外の画像サイトに「マディソン」と「サラ」という女の子モデルの画像が掲載されていました。
    ふたりはFReastern Productionsというプロダクションのモデルであり、洋服や水着などで着飾った可愛らしい姿を披露していました。(今はオフィシャルサイトもなく、ドメインも消滅しているようです)

    ふたりとも素朴な雰囲気があり、どこにでもいるごく普通の女の子といった感じ。
    ただ、アート作品として見た場合、スタッフの技術も素朴過ぎたのか、あちらこちらに粗が見える作品だったのは確かです。
    背景の布が折り目やシワだらけだったり、ズボンから下着がはみ出ていても直さなかったり、衣装の糸がほつれていたり。

    なんとかキレイな作品に仕上げようというスタッフの努力は垣間見えるけれど、モデル撮影に関する技術不足は否めない、そんな作品でした。
    しかしあくまでも主役はモデルですから、全体的には良い作品に仕上がっていたと思います。


    【マディソンちゃん】

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    【サラちゃん】

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    庶民的でふんわりとした温かさを感じさせるマディソンちゃんと、ちょっとクールで知的な雰囲気を感じさせるサラちゃん。
    ふたりともお腹がポコンと出ている幼児体型なので、まだ6歳くらいでしょうね。

    ジュニアモデルでは低学年の子は珍しく、日本でもほとんどのモデルが10歳以上でデビューしています。
    やはりモデルとしてきちんと仕事をこなすにはある程度の年齢は必要でしょう。
    この子たちは低年齢だったせいか、作品数は少なかったようです。
    今では大人になったであろう彼女らにとって、幼い頃のモデル体験が良き思い出として残っていると良いですね。


    ところで、私はこの子たちの画像を最初に見たとき、頭の中にこのキャラクターが浮かびました。
    カプコンの格闘ゲーム「ヴァンパイア」シリーズに登場する「フェリシア」と「モリガン」

    Googleの画像検索で「Vampire Felicia Morrigan」を検索

    マディソンちゃんはフェリシアに、サラちゃんはモリガンに、なんとなく似ていませんか?
    あくまでもこのゲームのキャラで例えればですけどね。(^^)


    Copyright : FReastern Productions

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    広告の天使たち - 2

    無邪気、無垢、可愛らしさの象徴である天使の姿。
    昔はそんな天使の姿、つまり裸の子供が登場する広告がたくさんありました。
    前回の記事の続きとなりますが、見ていきましょう。

    前回は新しい順でしたが、今回は年代の古い順です。


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    ドイツのバイヤスドルフ社が販売する「ニベア マッサージオイル」の1929年の広告。
    ニベアブランドの製品は日本では合弁会社であるニベア花王が製造販売していますが、マッサージオイルは見たことがないですね。
    サンオイルみたいなものでしょうか?

    広告には裸でじゃれ合う子供たちの写真と「スポーツ用」という言葉が書かれています。
    スポーツした後にこのオイルでマッサージするのか、このオイルを塗ってからスポーツするのか、どちらにしても健康的。



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    アメリカのバーモント州の街、プリマスでおこなわれていたサマーキャンプ「Flying Cloud」の1960年の広告。
    男の子がインディアン(ネイティブアメリカン)に扮していますが、実際に参加した子の写真でしょう。

    日本では子供が褌を締めるのは夏祭り、会陽、相撲大会といくつかありますが、アメリカの子が褌を体験するのはこういったサマーキャンプくらいでしょうか?
    「フライング・クラウド」とは空飛ぶ雲という意味ですから、タイトルからして楽しそうですね。



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    ドイツの写真フィルムメーカー「ORWO」(オルヴォ)が1980年代に出した写真フィルムの広告。
    CHROMと書かれているのでポジフィルム、いわゆるリバーサルフィルムですね。

    日本でも昔から写真フィルムの広告には赤ちゃんや幼い子供がよく登場していました。
    それは家族写真という需要があるからですが、それだけではなく、子供の肌の美しさをいかに再現するかというのはフィルムの性能の見せ所でもあるからです。
    その点この広告は、上手くファミリー層にアピールしていますね。



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    スイスの製薬会社エフ・ホフマン・ラ・ロシュが発売した抗てんかん剤「リボトリール」の1981年の日本での広告。
    裸の女の子が岩の上に座っていて、背景が稲妻というよくわからないデザイン。

    脳の病気である癲癇(てんかん)に年齢性別は関係ないので、なぜ子供の写真を使ったのかはわかりませんが、安心な状態へと向かうというイメージなのかもしれません。
    それにしても稲妻は意味不明ですが。
    医療系の広告にヌードが登場するのは珍しいことではありません。



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    アメリカの女流写真家、カミラ・イェッセル(Camilla Jessel/1937- )が1985年に出版した書籍「Catching the moment」の宣伝用ポスター。
    これは縦60cmのポスターですが、本の表紙にも同じ写真が使われていました。

    タイトルは日本語に訳すと「瞬間を捉える - あなたの子を撮影しよう」
    ファミリー向けの写真教本ですね。
    子供がじっとしているところしか撮ったことがない親御さんも多いと思いますが、こういう教本で動きのある写真を学んでみるのも良いでしょう。



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    メーカー不明ですが、1999年にドイツで販売されていたプリント用紙「PRINT ME!」のパッケージ。
    1平方メートルあたり163gということで、少し厚めの写真用紙ですね。

    パッケージに印刷されているのは海を見つめる幼い兄妹。
    なぜ水平線が斜めなんだ?という疑問はさておき、商品パッケージに天使の姿を使ったことは褒め称えるべきでしょう。
    写真フィルム同様、子供の肌はプリント用紙の性能アピールにも最適です。



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    ブルガリアの首都ソフィアの某食肉加工会社が2001年に発表した宣伝用ポスター。
    夕暮れの砂場?で裸の幼児が遊んでいて、周りにソーセージ等の食肉が散らばっているという奇妙なデザイン。

    合成写真であることは一目瞭然ですが、手持ちの写真を適当に組み合わせたように見えますし、食肉の広告に裸の子というのはちょっと冒険が過ぎましたね。
    ちなみにこの子はオーナーの5歳の息子さんだそうです。


    関連記事:広告の天使たち - 1

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    書籍「L'Enfant Impossible / Les enfants de Rebelo」

    vuillaume-impossible01.jpg vuillaume-les_enfants01.jpg

    フランスの写真家、ジャン・マニュエル・ヴィヨーム(Jean-Manuel Vuillaume/生没年不明)が出版した2冊の写真集。

    左は1979年発売の1作目「L'Enfant Impossible」
    Impossibleは「不可能な・あり得ない」という意味ですが、この場合は「それほどに素晴らしい」という意味と捉えて良いのでしょうか?

    右は1987年発売の2作目「Les enfants de Rebelo」
    日本語に訳すと「レベロの子供たち」となりますが、このレベロが何を(誰を)指しているのかはわかりませんでした。
    どちらもかなり簡素なデザインの表紙ですね。

    この2冊は「Collection Enfance et Société」(コレクション 子供時代と社会)と題されたシリーズでフランスの出版社から発売されました。
    現在はフランス国立図書館等で閲覧できるそうです。


    写真集「L'Enfant Impossible」(1979年)

    vuillaume-impossible02.jpg vuillaume-impossible03.jpg

    1作目の「L'Enfant Impossible」のモデルは作者の息子さんでしょうか?
    部屋の中で寝転がったりぬいぐるみを抱っこしたりと、あまりポーズを決めることもなく、単純なスナップ写真といった感じです。
    子供の日常を淡々と捉えるだけでも幻想的な作品を作り得るという見本のような写真集ですね。

    Amazon.comより
    L'Enfant Incroyable (Boy Photobook) Paperback – 1979


    写真集「Les enfants de Rebelo」(1987年)

    vuillaume-les_enfants02.jpg vuillaume-les_enfants03.jpg

    2作目の「Les enfants de Rebelo」はモデルが複数いるので息子さんとその友達かもしれません。
    こちらも部屋の中でのポートレイトが主ですが、ポーズのバリエーションが多く、人体ポーズ集として画家やイラストレーターにも重宝しそうです。

    カメラに向かって笑顔でおどける様子はどこか家族写真的ですが、窓から差し込む自然の光のみを光源としており、ドキュメンタリーでありながらアーティスティックな趣を感じさせる作品です。

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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