追悼 ブラディク・シバノフ君

    取り立てて有名人というわけではないのですが、あの魔の出来事からちょうど10年の節目ということと、交通安全への喚起も込めて、今日はある少年の話をしてみたいと思います。

    今から十数年前の話です。
    ウクライナ南部、クリミア自治共和国のヤルタという都市に、ブラディク・シバノフ君(Vladik Shibanov)というとても可愛らしい少年が暮らしていました。


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    【ヤルタの街と海】

    彼はこの街でモデルの活動をしていました。
    モデルといっても、決められたポーズをとったりお芝居をしたりということはほとんどありません。
    自由に遊んでいる日常の様子がドキュメンタリーとして撮影され、その写真や動画が公開されていました。

    主に12歳頃に撮影された写真が多かったようです。
    彼はナチュリストではないのですが、海岸や室内では仲間たちと裸になって遊ぶこともありました。

    太ってはいないけれどぽっちゃりした風貌、ヤンチャな笑顔、元気にはしゃぐその姿には天使を見ているような微笑ましさがありました。
    私もこの可愛らしさが気に入り、当時は自分のサイトでこの子の印象を述べたこともありました。


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    【帰らぬ人に...】

    ところが2009年10月20日、ブラディク君は自動車事故により他界してしまいます。
    友人たちとのパーティの帰り道、自ら運転する車で夜道を走っているとき、雨でスリップして道路脇に激突してそのまま帰らぬ人となりました。18歳でした。

    私がこのことを知ったのは事故の2週間後でした。
    検索サイトでブラディク君の名を検索したとき、海外の掲示板にお墓の写真が投稿されているのを見つけたからです。

    山の上にある墓地の写真ですが、花束とともにブラディク君の写真が添えられています。
    私はとっさにこれを、誰かがふざけて作った画像だと思いました。
    掲示板に書かれていた文章がロシア語だったのでまったく読めず、そう思ってしまいました。

    ところが翻訳サイトで日本語に翻訳してみて、私は驚きました。
    その投稿は、ブラディク君が事故死したことを知らせる内容だったのです。


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    【車好きなブラディク君】

    思えば、ブラディク君の写真は車に乗っているシーンが多いのが特徴でした。
    遊園地でカートに乗る姿、ゲームセンターでドライビングゲームをしている姿もありました。
    ひと目で「この子は車が好きなんだなぁ」とわかるほどでした。
    ただ、まだ子供なので運転免許を持っていないため、本物の車の運転席にいるのはどれも停まっているときでした。

    しかし私が真っ先に思ったのは、免許を取ったらくれぐれも安全運転でいてほしいということ。
    過去の画像からブラディク君が車好きなことはじゅうぶんわかっていたので、そんな思いがよぎりました。

    ところがその思いもむなしく、彼は交通事故により18歳という若さで天国へと旅立ちました。
    私も当時はかなりショックでしたが、癒される写真をたくさん残してくれたブラディク君には感謝の言葉しかありません。

    訃報からしばらくのあいだは、お墓への献花が絶えなかったそうです。
    葬儀の後でブラディク君のご両親がファンに対して言葉を述べていました。
    それは感謝の言葉と共に、各地からファンが献花に来るので驚いたという内容だったそうです。
    ご両親は自分の息子が世界中から愛されていたことを、亡くなってから知ったんですね。

    YouTubeにはファンが作った追悼の動画がたくさんアップされ、それは今でも続いています。


    Vladik Shibanov R.I.P.
    Copyright : 0Baleke 0Elekeb

    父親が買ってあげた車での事故ということで、父親のショックは相当なものだったろうと思います。
    本人も自分が事故を起こすなんて思いもしないわけですから、自動車事故は本当に恐ろしいですね。

    車を運転する方は、くれぐれも安全運転を心掛けてください。
    私の甥っ子も車が好きでよく運転しているので、注意するようにと、ときどき語りかけています。


    10月20日、今日はブラディク君の命日です。
    哀悼の意を込め、ブラディク君の在りし日の姿をここでいくつかご紹介したいと思います。
    皆さんも彼のことを、心の片隅にでも留めておいてください。

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    雑感...

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    ブログをやっていると、ふと思うことがあります。
    「私のブログはいったいどんな人が読んでいるのだろう?」と。

    たぶん一番多いのは検索サイトから来た人だと思います。
    美術作品のタイトルや作者名で検索して、ここにアクセスするパターン。

    私自身は子供好きの方と美術好きの方に読んでもらいたいと思っていますが、その中でも特に、子育てをしている親と子供たちに何かが伝わればと思っています。

    親にとっては忙しい子育ての中ではなかなか実感できない「子供の美しさ」、子供にとってはなかなか客観視できない「自分の価値」、そういったものを天使や子供をテーマにした芸術作品から感じ取ってもらえればと思っています。

    現代では小中学校で美術の授業時間が削られ、家庭では親子で体について語ることがほとんどありません。
    我々に最も身近な「人間の体」について考えることが、イジメや虐待などの解決にも繋がるのではないでしょうか。


    本日掲載予定だった記事は明日掲載します。

    Tバック下着は健康に良さそう...という話

    私は数年前の夏、お尻にニキビのような吹き出物ができたことがありました。
    その頃の私は休日にほぼ1日中イスに座っていたので、たぶんそれが原因でしょう。

    肌を健康に保つには、通気性を良くして汗などで蒸れないことが大切。
    そのへんに関しては赤ん坊も大人も変わりませんね。

    私はそのとき、少しでも通気性を良くしようと、生まれて初めてTバック下着を買ってみました。

    もちろん男性用ですし、アダルトグッズのような如何わしい商品ではありません。
    B.V.D.ブランドの一般向け下着です。(日本ではフジボウアパレルが製造販売)

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    (画像出典:Amazon.co.jp)

    私が買ったのはこれ。
    Amazonで600円ほどでした。

    素材は綿95%、ポリウレタン5%で、サラッとした柔らかな履き心地。
    Tバックである以外は通常のブリーフと変わらない形なので、普段ブリーフを穿いている方は違和感なく使用できると思います。

    下着をこれに変えてからお尻の吹き出物がすっかり治りました。
    心なしか肌の状態も良くなったような気がします。

    といってもここ数年は使ってないんですけどね。
    ただ、汗をかきやすい夏場には、たまに思い出したように穿くことがあります。

    Tバック=アダルト商品だと勘違いしている人もいますが、一般的な下着のひとつですし、なにも他人に見せるわけではないので、お尻の健康が気になる方は買ってみてはいかがでしょうか。


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    【Tバック(Thong)を着用する子供たち】

    ところで、Tバック下着に子供用はあるのでしょうか?
    Tバックは英語ではThongなので、Kids Thongで検索。

    Googleの画像検索で「Kids Thong」を検索

    ちゃんと子供用もあるんですね。
    と言っても、店で売られているのはほとんどが女の子用。
    Tバックは女性用下着としてポピュラーな形だからでしょう。

    しかし男の子でもお尻がかぶれたり吹き出物ができるという子は、Tバックのほうが良いかもしれません。
    子供用だと男女の違いは絵柄程度でしょうから、無地なら兼用できるんじゃないでしょうか。


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    【フンドシは元祖Tバック】

    考えてみれば、昔の日本では男の子はみなTバックでした。
    そう、日本のトラディショナル・アンダーウェア「フンドシ」
    男子生徒の水着としてフンドシを採用していた学校もありました。
    伝統として続けられていたのはもちろんですが、健康的であるというのもその理由でしょう。

    実際にフンドシでどれだけ健康になるのかはわかりませんが、たとえば相撲力士のお尻を見ると意外と肌が綺麗なことに気付かされます。
    もしかしたら人間の肌は、布が常に当たっているのは良くないのかもしれません。

    ちなみに、私が数年前Tバック下着を常用したときに感じた効果は次のとおり。

    1・・・お尻の肌が綺麗になり、吹き出物ができにくくなった。
    2・・・風邪をひきにくくなった。
    3・・・朝の目覚めが良くなった。(穿き慣れていないと逆に熟睡できなくなることもあります)
    4・・・昼間にボ〜ッとすることが少なくなった。(祭りの褌と同じく、気持ちの引き締め効果かも)

    タグ: Europa  日本  少年  少女  Water  水着  伝統  Thong 

    天使たちのレクリエーションゲーム

    家でテレビゲームも良いけれど、大勢の友達と遊ぶなら屋外でのレクリエーションが一番!

    例えばどのようなものがありますか?
    水遊びや泥んこ遊びよりも、勝ち負けのあるゲームが面白いですね。
    チームごとの対抗戦ならさらに盛り上がります。

    サマーキャンプ等でもおこなわれているレクリエーションゲーム。
    太陽の光を浴びる天使たちの、健康的な集団レクリエーションゲームを見てみましょう。


    【ボール運びゲーム】

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    チームごとに分かれ、自分たちのボールをゴール地点に早く運んだほうが勝ちというゲーム。

    頭上や股の間から手渡したり、足で挟んで歩いたりと、ルールによってボールの移動方法は様々。
    使うボールもピンポン球から大玉までと色々ありますが、どれもいち早くゴールまで運ぶという単純なルールです。
    リレー式で運ぶ場合は仲間との連携が、手を使わずに運ぶ場合は個人の身体能力がそれぞれ重要になりますね。



    【輪転がしゲーム】

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    チームごとに自転車のホイールを転がしながら走り、先にゴールしたほうが勝ちというゲーム。
    なかなか思った方向には進まないため、見た目にも面白い競技です。

    世界中に昔からある、丸い車輪を転がすあの遊び。
    日本では箍回し(たがまわし)と呼ばれ、明治時代になって自転車の車輪などが使われるようになると、輪転がし・輪回しなどと呼ばれるようになったそうです。



    【タライ乗りゲーム】

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    浅い水面にタライなどの容器を浮かべ、沈まずに何人乗れるかを競うゲーム。

    安全面を考えるとエアマットが良いのでしょうが、徐々に浸水していくドキドキや一気に沈む面白さがあるのはやはりタライや小舟でしょうね。(この写真のタライはちょっと小さ過ぎますが)
    バランスを取るため抱き合う形となるので、スキンシップを育むのにも最適です。

    Copyright : Rudolf Hofmann Verlag



    【ミルク注ぎゲーム】

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    運動会のような徒競走も良いのですが、集団レクリエーションの場合は器用さが求められるゲームが楽しいでしょう。
    頭の上のカップから頭の上のカップへミルクを次々と受け渡していき、最後にミルクが多く残っていたチームが勝ちというゲーム。

    水ではなくミルクを使うのは最後の計量がわかりやすいからだと思いますが、すぐ近くに体を洗う場所が必要ですね。



    【丸太落としゲーム】

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    両チームに分かれて、丸太や板でできた橋の上を両端からひとりずつ渡り、真ん中で落とし合うゲーム。
    落とされたらすぐに次の子が渡り、全員落とされてしまったチームが負け。

    当然安全のために、水の上か柔らかいマットの上でおこないます。
    殴ったり蹴ったりは禁止。掴んだり引っ張ったりも禁止。
    あくまでも手のひらで相手を押すのがルール。

    Copyright : Hanseatic Buch & Presse-Erzeugnisse



    【泥除けゲーム】

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    3人1組でチームになり、一人は相手から泥を投げ付けられ、他の二人がその子を身を盾にして守るというゲーム。

    2チーム以上に分かれ、雪合戦の要領で数メートルの距離から相手に泥を投げつつ、自チームのひとりを守ります。
    守られる子はふたりの後ろに隠れていても構いませんし、泥投げに参加しても構いません。
    最終的に守られ役の子の汚れが少ないチームが勝ち!

    Copyright : Hanseatic Buch & Presse-Erzeugnisse


    ナチュリストであればこのようなレクリエーションもエンジェルスタイルでおこなえますが、一般の家庭ではそうもいきませんね。
    でも自宅の庭や室内など限られた場所で、兄弟や親戚が集まった時などにやってみてはいかが?
    きっと楽しい思い出となることでしょう。

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    弓矢と褌

    以前書いた「キューピッドの弓矢」と題した記事では、最後に『手法による表現の違いはあれど、愛の神が人々の心に存在する限り、少年と弓矢の組み合わせはこれからも受け継がれていくのでしょう。』という言葉で締め括りました。(該当記事)

    たしかに弓矢を持ったアート作品はほとんどが少年です。
    弓矢を持った少女の像も存在するのかもしれませんが、私は見たことがありません。

    やはりその下地としてローマ神話の愛の神クピド(キューピッド)のイメージがあるからでしょう。
    19世紀に普及したポストカードやスタジオ写真には、小さな子供をクピドに見立てた作品が数多く見受けられます。

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    イギリスの写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロン (Julia Margaret Cameron/1815-1879)による1867年頃の作品「Love in Idleness」

    弓矢を小道具として使った肖像写真ですが、ちょっと眠たそうですね。
    子供のコスプレ写真を撮影するスタジオは今もありますが、その走りみたいなものでしょうか。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Love in Idleness, by Julia Margaret Cameron.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    しかし弓矢を持った子供が全てキューピッドのイメージなのかと言うと、そうでもありません。

    postcard-two_naked_boys_hunting.jpg

    これは19世紀に発行されたポストカード。
    少年が弓矢を構えていますが、腰に褌(ふんどし)のような布を巻いており、どう見てもキューピッドではないですね。
    狩りをする野生の子というイメージで演出した写真でしょう。

    この写真のように褌姿の場合は弓矢を持っていてもそれはキューピッドではなく、多くはアメリカ大陸の先住民、つまりアメリカンインディアンをモチーフとした作品です。

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    【弓矢と褌でインディアンに扮した少年】

    アメリカンインディアンにとって弓矢は狩猟の道具であり、武器でもあります。
    弓矢は旧石器時代から中石器時代にかけて現れた道具で、オセアニアを除いたほとんどの国の歴史に登場します。
    最も初期のものと思われる明確な痕跡はヨーロッパにあり、ドイツからは18,000年前の弓矢も発見されています。

    また、彼らが身に着けている褌は日本のものとは形が違い、腰に巻いたヒモに布を引っ掛けるタイプが多いようです。
    着脱が容易であり、狩猟においては日本の褌のような巻き付けるタイプよりも利便性が高かったのではないでしょうか。

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    【Indian Hunter and His Dog】
    Alexis Rudier Fondeur/1926年フランス

    画像出典:Indian Hunter and His Dog
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    西洋褌(ロインクロス)を身に着けて、洋弓(アーチェリー)を持っているというこのスタイルはアメリカンインディアンに由来したものですが、中にはこの組み合わせでありながらインディアンとは無関係の作品も存在します。

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    【褌姿で弓矢を持つ少年】

    左はフランスの写真家ジェレミー氏によるもので、右は詳細不明。
    どちらも小さめの褌を着用しており、左の子は弓を、右の子は矢を持っています。

    この写真のモチーフはキューピッドでもインディアンでもありませんね。
    弓矢と褌は単に勇ましさを引き立てるアイテムとして使っているのでしょう。

    弓矢も褌も古来より人々に愛用されてきた道具で、どちらもその歴史は有史以前にまで遡ります。
    アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアの多くの国々で人間の生活とともに歩み、その形を変えることなく今に至るアイテム。

    現代の生活にはどちらも馴染みの薄いものですが、絵画、彫像、写真に登場している場合は、そこから古い歴史を鑑みてみるのも良いのではないでしょうか。

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    グッドムーニング!

    相手に向かって自分のお尻を出す「ムーニング」にはもともと侮辱や抗議の意味がありましたが、場所によっては毎年イベントも開催されており、今ではムーニングはジョークやユーモアの表現としておこなわれています。(該当記事)

    自分のお尻を他人に見せるという行為には賛否両論あると思いますが、子供の場合は茶目っ気な仕草と捉えて良いのではないでしょうか。
    もしかしたらそんな彫像も存在するのかもしれませんね。

    ・・・と思って調べてみたら、ベルギーの街にありました。

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    これはベルギー北部の都市アントワープの某所に設置されている、ムーニングする少年の像。
    ベルギーの彫刻家リュック・ヴェリー(Luc Verlee/1939- )の作品で、1976年に作者によって街に寄贈されました。

    街の中にこのような像が何の意味もなく置かれているわけはないので、この彫像にも何らかの意味、あるいは物語があるのでしょう。
    これまでに数回盗難に遭っているため、今は警察がしっかり見張っているそうです。

    ちなみにアントワープは名作物語「フランダースの犬」に登場する教会「聖母大聖堂」があることでも有名です。

    画像出典:Den Deugniet


    自分で自分のパンツを下げてお尻を出し、それを人に見せるという行為がムーニングなわけですが、では子供はどんなときにムーニングするのでしょう?
    例えばこんな理由がありますね。

    ● 怪我や炎症などお尻に痛みや痒みが生じて、人に診てもらいたいとき。
    ● 夏に日焼けをして、その焼け具合を人に見てもらいたいとき。
    ● 人を笑わせたり楽しい雰囲気にしようとしておどけた(ふざけた)とき。

    この場合はどれも子供の気持ちを汲んであげることが大切。
    お尻の調子がおかしいときは本人は不安なわけですから、真剣に対処しましょう。
    日焼けを見せているときは自慢の気持ちもあるでしょうから、良く焼けたねと褒めてあげましょう。
    遊びでお尻を出すのは子供なりのジョークですから、楽しく笑ってあげましょう。


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    【日焼け具合を見せる子供たち】

    子供たちは自分の日焼けを人に見せるときにパンツを少し下ろします。
    焼けていない箇所を出すことで、どれくらい日焼けしたかがわかりやすくなります。

    コントラストをハッキリさせたかったら厚手のパンツを穿くことが肝心。
    でも太陽の光は全身で浴びたほうが健康に良いので、できれば子供たちはエンジェルスタイルで日光浴してほしいですね。

    昔は日本でも夏休み後に日焼け自慢をしている子がいましたが、今は日焼け自体を避ける風潮があります。
    たしかに焼き過ぎにはご用心。


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    【おどけてムーニングする男の子】
    画像出典:Boys will be boys.

    子供がお尻を出す理由として最も多いのがこれでしょう、単なるおふざけ。
    お尻を出すと笑いが起き、雰囲気が和む、盛り上がる。
    でもこれをするのはほとんどが男の子ですけどね。

    海外のカートゥーンや日本の漫画には、昔から男の子がお尻を出すギャグシーンがありました。
    シンプソンズのバートは他人をからかうためにやっているのでしょうし、クレヨンしんちゃんのしんのすけはその行動を面白がっているのでしょう。
    現実にも、子供の頃に人を笑わせるためにお尻を出したという人は、男性には結構いるんじゃないでしょうか。

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    【ジーンズを下げてふざける男の子】

    写っているゲーム機や壁紙の模様からすると1970年代でしょうか。
    この頃のジーンズはもともと股上が浅いほうでしたが、下げると腰パンになってさらにヤンチャさが強調されますね。
    この場合はムーニングと言ってもハーフムーン(半月)かな?

    その昔お笑いで、裁判官が「判決(半ケツ)を言い渡す!」と言って自分のお尻を半分出すというギャグがありました。(本物の裁判官がやっていたわけじゃあないですよ)
    またお笑い芸人の中には、パンツを下げてお尻を見せながらドタバタを演じる人もいます。
    嫌がる人に無理やり見せるわけではないので、少なくとも現代でもお笑いの一部ではあるようです。

    昔の漫画やアニメ、テレビドラマ等でよく見られた子供がお尻を出すシーンは、最近は下品だと抗議があるせいかほとんど放映されなくなりました。
    たしかに中には下品な表現のものもあるでしょうが、見る側が真面目であれば、子供の尻出しは決して下品ではないのです。
    子供が笑顔でお尻を出せる、家庭ではそんな雰囲気を作ってあげることも大切ではないでしょうか。

    今回は子供が自らお尻を出す理由と、子供の気持ちを汲んで対応することが大切であるというお話でした。


    関連記事:
    お尻を見せるイベント
    天使のお尻

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    天使を彩る!世界の祭り

    子供たちにアートを最も身近に感じてもらえるイベントといえば「ボディペインティング」
    何しろ自分自身がアート作品になるわけですから、楽しくアートを学ぶのには最適です。

    ボディペインティングやフェイスペインティングは欧米ではサマーキャンプのレクリエーションとしてもお馴染みですが、日本でも夏季保育のプログラムに取り入れている幼稚園もあるそうです。
    もっとも幼児の場合は絵の具を使った泥んこ遊びといった感じですし、本人もあまりアートを意識してはいないでしょうね。
    でもみんな笑顔になれる、心と体の健康にはとても良いイベントだと思います。

    ボディペインティングといえば近年はアートやパフォーマンスとして認知されていますが、じつは歴史的にはとても古く、宗教的な意味を持つものも少なくありません。
    たとえばアフリカ大陸のエチオピアの部族、スルマ族やムルシ族、スリ族などは体に独特のペインティングを施すことで知られています。

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    エチオピアのムルシ族の子供たち
    Copyright : Rod Waddington
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    彼らのボディペイントは長い歴史の中で培われてきた伝統ですが、同じようにヨーロッパやアジアにも体に色を塗ったり模様を描いたりする伝統があり、それは主に「祭り」として執りおこなわれています。

    世界に点在する「天使たちがボディペインティングする祭り」
    そのいくつかを見ていきましょう。


    【天使を彩るイースター島の祭り - タパティ】

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    南米チリ共和国のイースター島で年に一度、1月から2月にかけて約2週間開催されている「タパティ」という祭り。
    土を使って顔や体に色を塗り、独自の模様を描いています。
    Gストリング(いわゆるヒモパン)を着用し、頭と足にフサフサの飾りを付けています。

    左の写真では全身が土で茶褐色に染まっていますが、これはハケで塗ったのではなく、泥水の入った容器に浸かってそのあと乾かすという方法をとっています。
    そのせいか素焼きの人形のようにも見えますね。
    体に塗る土はすべて自然で安全なものを使用しているそうです。

    始まりが1970年代なのでさほど長い歴史ではありませんが、今では毎年たくさんの観光客が訪れる人気の伝統行事となっています。

    画像出典:Tapati Festival
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス



    【天使を彩るインドの祭り - クンブ・メーラ】

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    3年ごとに4か所の開催地を持ち回るかたちで毎年2月に開催されている、インドの祭り「クンブ・メーラ」
    ヒンドゥー教徒が集まって聖なる川で沐浴をおこなうという、ヒンドゥー教の大規模な宗教行事です。

    およそひと月半にわたる壮大な祭りであり、「世界最大の巡礼者集会」とも銘打たれました。
    開催地のそれぞれの川では、毎回数千万人もの人たちで沐浴がおこなわれます。

    参加者はビブーティと呼ばれる聖なる灰を全身に塗っており、そのため体が白くなっています。
    原料は石灰(せっかい)だそうで、肌荒れの原因になるので子供の肌に塗るのは正直お勧めできません・・・などと言うのは余計なお節介でしょうか。
    いちおうダジャレね... (^^;)

    画像出典:
    INDIA. Uttar Pradesh. Allahabad. The Kumbh Mela.
    Young Naga Sadhu, Shivratri, Bhavnath Mela



    【天使を彩る日本の祭り - すすつけ祭り】

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    チリが茶色、インドが真っ白なら、日本は真っ黒になるお祭り。
    日本の奈良県橿原市で毎年5月におこなわれ、県の無形民俗文化財にも指定されている「すすつけ祭り」
    墨つけ祭りとも呼ばれています。

    小学校高学年以上の子が、ブリーフ姿の低学年の子を追い掛け、体に墨を塗り付けるという伝統行事。
    子供たちの全身が真っ黒になるほどその年の豊作が見込まれるそうで、みんな楽しく墨を付け合っています。
    白ブリーフがすっかり黒ブルマになってますね。(^^)

    昔は農家の家々から釜のススを集め、それを水と油で練りこんだ墨を使っていましたが、洗っても落ちにくいという不便があったせいか、現在は備長炭の粉を水で溶いたものを使っているそうです。

    画像出典:不明



    【天使を彩る中国の祭り - 阿细祭火】

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    中国の雲南省彌勒県の紅万村では、毎年3月に「阿细祭火」という祭りがおこなわれています。
    この地に住むイ族という少数民族の神事で、大人も子供も体に円模様のボディペインティングを施し、焚き火の上を飛び越えたり踊ったりして火の神様を崇めます。

    全裸になるのになぜ寒い3月に開催しているのかと言うと、この祭りは「その昔、寒い日に火種を失って困っていた村人の前にムドンという男が現れ、三日三晩をかけて火を起こしてくれた」という英雄伝説に由来するそうです。
    ムドンが火を起こしたのが旧暦の2月3日、つまり現在の3月だったというわけです。

    カラフルな円模様はたぶん火の精を表しているのでしょう。
    大きな陰茎を持つ火の神様の像も登場するなど、子宝祈願、子孫繁栄を願った祭りでもあります。

    画像出典:【云南·弥勒】如痴似狂的弥勒阿细祭火节《二》



    【天使を彩る中国の祭り - 余莫拉格舍】

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    こちらも中国の雲南省、イ族自治県の小さな村にて毎年6月末から7月初めにかけておこなわれている「余莫拉格舍」という祭り。
    下は7歳から上は12歳までの10人ほどの男の子たちが、ボディペインティングと被り物で動物のヒョウに扮します。
    この地ではヒョウは守り神のようなもので、人を病気にしたり作物を荒らしたりする悪霊を追い払ってくれる象徴として崇められているそうです。

    ヒョウになった男の子たちは村の家々を訪れ、悪霊を追い払うため家の中や屋根の上で太鼓のリズムで踊ります。
    そして見物人の前で「格闘ダンス」「闘鶏ダンス」「生殖ダンス」などの創作ダンスを披露するのですが、もしかしたら上の左側の写真が生殖ダンスでしょうか?

    パフォーマンスが最高潮に達すると、男の子たちは見物している女の子を追いかけて棒を突きつけるそうです。
    この祭りも単なる厄払いではなく、子孫繁栄の意味があるのでしょうね。

    画像出典:
    云南彝族傩舞“余莫拉格舍”
    這裡保存著最古老傳統的蒙面裸體舞



    【天使を彩るフランス?の祭り】

    bodypainting-contest01.jpg bodypainting-contest02.jpg

    詳細が不明なためイベント名がわかりません。
    ヨーロッパ(フランス?)の海岸でおこなわれたボディペイントのイベント。
    上で紹介した祭りと違い宗教色はほとんどありませんが、写真の男の子たちは体に悪魔の絵を描いています。

    祭りというよりも、どちらかというとリゾート地でのボディペインティング大会といった感じですね。

    画像出典:不明


    このように世界には、子供たちの体に何かを塗ったり模様を描いたりする祭りがたくさんあります。
    宗教色の強いものもあれば、芸術の表現としておこなわれるもの、単なるレクリエーションなど様々ありますが、どれもそれなりに歴史を重ねたイベントです。

    体に色を付ける、模様を描く、みんな違っているけれど、みんな同じ。
    人間の体は親から、神から、地球から授かった大切な宝物。
    子供たちはこのような祭りから、健康への感謝と労わりの心を学ぶのでしょう。


    関連記事:天使が走る!世界の祭り

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    天使を見た話 その3【スライディングエンジェル】

    今から40年以上も前、私が小学6年生のときの話です。
    ある初夏の日、いつものように6時間目の授業が終わり、帰りの会も終わり、みんなで教室や廊下を掃除していました。

    当時、私のクラスは出来たばかりの鉄筋校舎4階。
    私が廊下を掃除しているとき、数人の女子が窓の外を見てキャーキャーと騒ぎ始めました。
    そばにいた私と数人の男子はいったい何事かと近寄り、一緒に外を見てみました。

    そこからは斜め下に学校のプールが見えます。
    女子たちの奇声の原因は、そのときプール掃除をしていた下級生たちの姿でした。

    5、6人の男の子が水のないプールで体を滑らせて遊んでいたんですが、その子たちがみんな全裸だったんです。

    プールは掃除が済んで綺麗な状態でした。
    すっぽんぽんの男の子たちがプールの端から走り出し、勢いよく体を投げ出してそのままツルツルと滑っています。
    4階にいる私たちにもその子たちのはしゃぎ声が聞こえました。

    slider_boys.jpg
    【ツルツルの床でスライディングする天使たち】(Flickrより)
    (イメージです。本文とは関係ありません)

    うつ伏せで滑る子はお尻が丸見え、仰向けで滑る子はチンが丸見え、それで女子たちが騒いでいたんですね。
    窓から見ていた6年の男子は「バッカじゃねぇの!」と一蹴し、逆に女子たちは笑いながらしばらく眺めていました。

    プール掃除といえば今は体育着でおこなう学校が多いようですが、私が子供の頃はスクール水着でした。
    だからその子たちも最初は水着だったはずです。

    プール掃除が済んで女子が教室に戻った後、最後に残った男子が羽目を外してしまったんでしょう。
    4階の窓から丸見えだということを知らなかったのかもしれません。
    でもこのことが後日問題になることはなかったし、それくらい大らかな時代でした。

    見ていた女子が言うには、その子たちは5年生だそうです。
    低学年ならともかく5年にもなってようやるわ!という気もしますが、性教育もなかった時代だし、今の5年生よりも幼かったのかもしれませんね。

    とは言え、学校の25mプールを使った天使たちのウォータースライダー。
    大人でもやってみたくなるような、とても楽しそうな光景だったことは確かです。


    関連記事:
    天使を見た話 その1【ブリーフエンジェル】
    天使を見た話 その2【集団エンジェル】

    タグ: Asia  少年  Water  笑顔 

    時代を彩るカメラたち

    pentax_auto_110_and_girl.jpg pentax_auto_110.jpg
    Copyright : RUKA

    世の中には数々の写真作品があります。
    それらを生み出してきた道具、それが「カメラ」
    彫刻家にとってのノミ、画家にとっての絵筆といったところでしょうか。

    11世紀、ピンホールから像が投影される原理の発見と、それを応用したカメラ・オブ・スクラという装置の発明。
    1820年代に投影像を金属板に定着させる技術が発明され、のちにガラス板、感光紙へと発展。
    1880年代にはコダック社によってセルロイド製のフィルムと小型のカメラが発売されました。

    1900年代に入ると一般大衆の多くがカメラという製品を知り、高価ながら手軽に写真を撮影できるようになりました。
    1970年代以降はその精密さで日本製のカメラが世界市場を席巻。
    そして21世紀になるとプロ・アマ共にデジタルカメラが主流となり、今やデジタル写真はスマートフォンにも欠かせぬ機能となっています。

    今回は古い写真に写る「カメラ」にスポットを当ててみたいと思います。


    【PENTAX auto110】

    上の画像は私が1984年頃に撮影したポートレイト。
    女の子が小さなカメラを持っていますが、これ、オモチャではありません。
    ペンタックスが1979年に発売した「PENTAX auto110」という製品。
    コンパクトな110フィルム、いわゆるポケットフィルムを使う、世界最小の一眼レフカメラでした。


     PENTAX auto110
     発売年:1979年3月
     標準レンズ:24mm F2.8(上の写真では50mm F2.8を装着)
     シャッター速度:1~1/750秒
     大きさ:99 × 44 × 44mm(標準レンズ装着時)
     重量:約170g(標準レンズ装着時)

    画像出典:File:Pentax Auto 110.jpg



    【ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)】

    asahi_pentax_spotmatic_and_boy.jpg asahi_pentax_spotmatic.jpg

    フランスの写真家、ネグレポントが1983年に発表した写真集「Mercredi aprés-midi」には、天使くんがカメラを持っている写真が載っています。
    さてこのカメラ、何という製品でしょう?

    画質があまりよくありませんが、たぶんアサヒペンタックスが1964年に発売した「PENTAX SPOTMATIC」だろうと思います。
    全世界で400万台以上を売り上げた、一眼レフカメラのベストセラー機。
    それまでのカメラにはなかったTTL露出計(撮影レンズを通った光量を測定する露出計)を内蔵して人気を博しました。
    1974年には復刻機としてSPOTMATIC Ⅱ が発売されています。


     ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)
     発売年:1964年
     シャッター速度:1~1/1000秒・B・X
     測光方式:全面平均絞込測光
     大きさ:143 × 92 × 91mm(50mm F1.4レンズ装着時)
     重量:約623g(ボディーのみ)

    画像出典:File:Vintage Asahi Pentax Spotmatic 35mm SLR Film Camera With Super Takumar 1.4 Lens, Made In Japan, Circa 1964 - 1967 (35210653374).jpg



    【MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional】

    mamiyaflex_c2_and_girl.jpg mamiyaflex_c2.jpg

    古いナチュリストの写真ですが、この天使ちゃんが持っているカメラはいったい何でしょう?
    今の子供たちが見たら、もはやカメラだとは思わないかもしれませんね。

    画像を見る限りでは、日本のマミヤ光機が1958年に発売した二眼レフカメラ「Mamiyaflex C2」だと思います。
    私はこの頃のカメラは使ったことがないので詳しいことはわかりませんが、良い製品だったのでしょう。


     MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional
     発売年:1958年6月
     レンズ:Mamiya-Sekor 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/400秒・B
     大きさ:85 × 107 × 165mm
     重量:約1,580g

    画像出典:Collection Appareils - Mamiya Mamiyaflex C2



    【Rollei Rolleiflex 2.8 F】

    rolleiflex_28f_and_girls.jpg rolleiflex_28f.jpg

    ではこの写真で右側の女性が持っているカメラは何でしょう?

    潮風に当てて大丈夫かと心配になってしまいますが、このカメラはドイツのカメラメーカー、ローライが1960年に発売した「Rolleiflex 2.8 F」だと思います。
    ローライの二眼レフの完成形とも言われた、まさにこの時代を代表する中判カメラでした。
    空気感まで写し出すと言われているその描写力から、現在でもファンの多い名機です。


     Rollei Rolleiflex 2.8 F
     発売年:1960年
     レンズ:Planar 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/500秒・B
     大きさ:112 × 105 × 148mm
     重量:約1,220g

    画像出典:collectiblend.com - Rollei: Rolleiflex 2.8 F



    【Agfa Synchro Box 600】

    agfa_synchrobox_and_boy.jpg agfa_synchro_box.jpg

    この天使たちが使っている(というより遊んでいる?)カメラは何でしょうか?

    これはたぶんドイツのフィルムメーカー、アグファが1951年に発売した「Agfa Synchro Box 600」だと思います。
    Synchro(シンクロ)という名前はフラッシュがシャッターに同期することから名付けられました。
    ピントもシャッター速度も固定という、トイカメラと言っても良いスペックですが、当時はそこそこ人気があったようです。
    それにしても、フィルムで有名なアグファがこのような中判カメラを発売していたとは知りませんでした。


     Agfa Synchro Box 600
     発売年:1951年
     レンズ:105mm F11・固定焦点
     シャッター速度:1/50秒・B
     大きさ:75 × 100 × 118mm
     重量:約412g

    画像出典:File:Agfa Synchro-Box.jpg



    【MINOLTA α-7000】

    minolta_7000_and_boy.jpg minolta_7000.jpg

    この天使くんが構えているカメラは何という製品でしょう?

    かろうじて見えるボディの一部とレンズの形から察するに、たぶんミノルタが1985年に発売した「α-7000」ではないかと思います。(海外ではDynax7000やMaxxum7000の名で販売されました)
    ピント合わせを完全自動化した一眼レフカメラの先駆けであり、一眼レフのオートフォーカス化を牽引した製品でした。

    私も当時はα-7000をサブカメラとして使っていましたが、低照度・低コントラストでのフォーカス反応がイマイチで、操作感も好みではなかったのであまり長い期間は使いませんでした。
    でも一眼レフを誰でも手軽に扱えるようにしたという意味では、画期的な製品だったのだろうと思います。


     MINOLTA α-7000
     発売年:1985年2月
     AF方式:TTL位相差検出方式、中央一点
     測光方式:TTL中央重点平均測光
     シャッター速度:30~1/2000秒・B・X
     大きさ:138 × 91.5 × 52mm(ボディのみ)
     重量:約555g(ボディのみ)

    画像出典:File:Minolta7000.jpg



    【Canon IXY DIGITAL 200a】

    canon_ixy_digital_200a_and_boy.jpg canon_ixy_digital_200a.jpg

    さて、21世紀になってデジタルカメラが普及すると、カメラを構えるポーズにも変化が現れました。
    それまでカメラといえばファインダーを覗き込んで撮影するものでしたが、液晶画面を搭載したコンパクトデジカメの登場により、このように顔から離して構えるのが当たり前になりました。

    顔に密着させてブレを抑えるというそれまでのセオリーが通用しなくなってしまったわけですが、その代わり撮影の自由度が高まったのは確かですね。
    この天使くんが持っているのはキヤノンが2002年に発売した「IXY DIGITAL 200a」だと思います。
    同じ年に発売された、外観が全く同じIXY DIGITAL 320の可能性もあります。


     Canon IXY DIGITAL 200a
     発売年:2002年4月
     撮像素子:有効画素数約200万画素 1/2.7型CCD
     AF方式:TTL AiAF(3点)/TTL AF(中央1点)
     測光方式:評価測光/スポット測光
     シャッター速度:15~1/1500秒
     大きさ:87 × 57 × 26.7mm
     重量:約180g

    画像出典:キヤノンカメラミュージアム - IXY DIGITAL 200a



    【カメラの機種名がわからなかった写真】

    下の3つの写真については、写っているカメラの機種名がどうしてもわかりませんでした。

    camera_and_boy01.jpg camera_and_boy02.jpg
    camera_and_boy03.jpg

    1枚目はカメラを構えている天使の後姿ですが、位置的にカメラがほとんど見えないので特定できません。
    2枚目はたぶん110カメラを防水用のケースに入れているんだと思いますが、当然中が見えないので特定できません。
    3枚目は上から覗くウェストレベルファインダーのカメラですが、写りが小さいのでメーカーさえもわかりませんでした。


    カメラという機械、そして写真という作品。
    昔は重いカメラをセッティングしてフレーミング、光量を測定し、絞りとシャッター速度を計算し、手でピントを合わせて撮影していました。

    そんな時代から、庶民が手軽に撮影できる時代へと変わり、そして今ではさらに自動化が進んだカメラやスマートフォンで、瞬きをするように写真が撮れる時代。

    しかしそれに伴い、思いやりがない写真を撮る者も増えてきたように感じます。
    カメラマンはプロであれアマチュアであれ、被写体やその関係者に喜んでもらえるような写真を撮ることが大切。

    それはなにも人物写真に限ったことではなく、風景写真でも動物写真でも鉄道写真でも、すべてに共通する大前提だと私は思っています。


    YouTubeより、1987年のキヤノンのテレビCM



    「子供たちの息づかいが聞こえてくるような写真を 私は撮りたい
     速いEOS 見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    「自然の光が描き出す 子供たちの美しさをありのままに 私は撮りたい
     わずかな光にも素早く対応 EOSなら見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    写真家 ビクトリア・ブリナー
    (YouTubeの動画ページより)

    タグ: 日本  Europa  少年  少女  ♂♀  笑顔  OldPhoto  CC-License  RUKA  動画 

    1980年代・12歳・サッカー

    swiss_unknown_soccer.jpg

    人の一生のどの時期を美しいと感じるかは人それぞれですが、見た目、つまり体の形に限定して考えた場合、多くの美術作品は「美しい人間」として成人した若者を表現しています。
    そして「可愛らしい人間」としては、幼児や児童を表現したものが多いですね。天使のイメージも同じです。
    これらはほぼ固定された人間の美意識と言っても良いでしょう。

    ということは単純に考えて、「美しさ」と「可愛らしさ」の両方を兼ね備えている時期は、子供の体から大人の体への移行期、つまり12歳あたりであると言えます。

    以前このブログで、1980年代の子供たちは健康的な体形をしていた、という話をしたことがありました。
    文部科学省が実施している小学生の運動能力テストの結果が最も優れていたのは1985年だった、という話でした。(該当記事)

    また、サッカー少年は体形のバランスが良い(美しい)という話もしましたね。
    サッカーの練習によって鍛えられる筋肉は、体形の良さにも関係するという話でした。(該当記事)

    この3つを総合すると、美しくて可愛らしく、健康的であり、バランスの良い体形・・・このすべてに当てはまるのは「1980年頃の12歳のサッカー少年」ということになります。

    それを説明するのに最もよい資料があります。
    以前も紹介しましたが、1980年頃にスイスで撮影された、サッカー少年たちが水着モデルをしている写真。
    その時代のスポーツ少年の体形を記録した貴重な写真ですが、関係者から削除要請があれば削除しますのでご了承ください。


    【ボールを頭上に掲げるポーズ】

    彼らの写真には体形の良さがよくわかる特徴的なポーズが2つあります。
    「ビーチボールを頭上に掲げるポーズ」と、「横になって上半身を起こして片脚を立てるポーズ」

    swiss_andre_beachball.jpg swiss_marc_beachball.jpg
    swiss_louis_beachball.jpg swiss_gerold_beachball.jpg
    swiss_raphael_beachball.jpg swiss_philipp_beachball.jpg
    swiss_markus01_beachball.jpg swiss_patrick_beachball.jpg
    swiss_markus02_beachball.jpg swiss_daniel_beachball.jpg

    ご覧のように、モデルの何人かはビーチボールを頭上に掲げるポーズをしています。
    当然撮影者からの指示でしょうし、ボールも小道具として用意されたものだと思いますが、これが結果的に体形を美しく見せることにも繋がっています。

    腕を上げることで大胸筋や三角筋が強調され、上半身が逆三角形の美しい形となります。
    また背筋が伸びて姿勢が良くなるため、全体的にスラリとした体形に見えるという利点もあります。

    上半身と下半身の見た目のバランスの良さはさすがサッカー少年という感じがしますし、無駄を削ぎ落とした彫刻作品のようにも見えますね。


    【横たわり上半身を少し起こして片脚を立てるポーズ】

    swiss_unknown_lie.jpg swiss_maxi_lie.jpg
    swiss_marcel02_lie.jpg swiss_mathias_lie.jpg
    swiss_martin_lie.jpg swiss_gerold_lie.jpg
    swiss_uwe_lie.jpg swiss_michael_lie.jpg
    swiss_stefan_lie.jpg swiss_marcel04_lie.jpg

    横になっているこのポーズはただの寝姿ではなく、肘をついて上半身を少し起こしています。
    これにより腹部に力が入り、腹直筋の形、いわゆる腹筋の美しさが強調されています。

    また、片脚を立てることによって太股とふくらはぎの横からの形が示され、サッカー少年らしい脚部の発達具合が良くわかる写真となっています。

    撮影者がスポーツ医学的な観点から撮影していたのかどうかはわかりませんが、ある程度ポーズを限定していることから、少なくとも体形の美しさを記録しようとしていた意図は感じられますね。

    人類史上最も素晴らしい体形は1980年代の12歳のサッカー少年である、という説は私の勝手な主観ではありますが、これらの写真を見ると、あながち間違いではないような気もします。

    タグ: Europa  少年  笑顔  水着  スポーツ  OldPhoto 

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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