秀逸な美術作品 ベスト10

    当ブログでこれまで紹介してきた美術作品の中で、私が特に秀逸だと思うものを10作品選んでみました。
    美的感覚は人それぞれですから異論もあるとは思いますが、あくまでも私が選んだベスト10です。

    もちろんどれも素晴らしい作品なので、順位は付けられません。
    当ブログに登場した順番に並べました。
    それでは見ていきましょう。


    delaunay_flute.jpg

    【La Leçon de Flûte】

    タイトル:La Leçon de Flûte
    作者:ジュール=エリー・ドローネー (Jules-Élie Delaunay/1828-1891)
    制作年・国:1858年・フランス

    フランスの画家、ジュール=エリー・ドローネーによる1858年の絵画作品。
    この絵の何よりも素晴らしいところはその構図。
    背景を二分する水平線と手前の大地によって画面に安定感を与え、ふたりの仕草が画面に抑揚を与えています。

    また、右の少年の天使のような姿がほのぼのとした雰囲気を醸しているのも良いですね。
    この絵はルネサンス時代へのオマージュであり、背景はイタリアのカプリ島の風景を忠実に再現しているそうです。
    構図、構成が秀逸!



    kant_pod.jpg

    【瓶を持つ少年の像】

    タイトル:不明
    作者:ヴィム・ファン・デル・カント (Wim van der Kant/1949- )
    制作年・国:不明・オランダ

    オランダの彫刻家、ヴィム・ファン・デル・カントによる彫刻作品。
    何を以って秀逸とするかは人それぞれですが、造形技術の高さという意味では彼の作品を抜きにしては語れません。

    高さ数十センチの小さい像であるにも関わらず、まるで人体から型取りしたかのような凹凸のリアルさ。
    人間について機能と美しさ両面から考えさせられる、素晴らしい作品だと思います。
    造形技術が秀逸!



    craig_nude_of_a_y01.jpg

    【Nude of a Y】

    タイトル:Nude of a Y
    作者:ブライアン・ブース・クレイグ(Brian Booth Craig/1968- )
    制作年・国:不明・アメリカ

    アメリカの彫刻家、ブライアン・ブース・クレイグによる彫刻作品。
    これも小さな彫像ですが、踊る少女というありきたりなテーマでありながらその趣旨を人体で表現しています。

    見つめる先に向かって手足を伸ばしたバレエダンスのようなポーズからは、優雅さと気品が感じられます。
    少女特有のシンプルな体形であるがゆえに美しさが際立った作品とも言えますね。
    ポーズが秀逸!



    falero_snake.jpg

    【Niños Encantadores De Serpientes】

    タイトル:Niños Encantadores De Serpientes
    作者:ルイス・リカルド・ファレロ (Luis Ricardo Falero/1851-1896)
    制作年・国:不明・スペイン

    スペインの画家、ルイス・リカルド・ファレロによる絵画作品。
    蛇使いの少女という珍しいテーマであり、架空の物語の一場面を思わせます。
    金色の装飾品、垂れ下がったフンドシ、頭を持ち上げた蛇など、要所要所に意味を感じさせる作品です。

    ファレロは当時としては非常に前衛的でファンタジックな絵を描く画家でしたが、蛇使いという古典的なテーマと作者の画風が上手くマッチした作品だと思います。
    テーマと世界観が秀逸!



    wolff_eros02.jpg

    【Eros】

    タイトル:Eros
    作者:エイミル・ウルフ (Emil Wolff/1802-1879)
    制作年・国:1836年・ドイツ

    ドイツの彫刻家、エイミル・ウルフによる1836年の彫刻作品。
    ギリシア神話の愛の神エロースの立像ですが、エロースの姿を思春期の少年としたこと、白い大理石であること、重心をズラしたコントラポストであること、すべてが上手く絡み合った傑作だと思います。

    特に素晴らしいのは、どの角度から見ても美しく見える体形ですね。
    一般的な少年の体形とは若干違いますが、理想を突き詰めてじゅうぶんに洗練したといった感じです。
    体形のバランスが秀逸!



    peinte_orphee.jpg

    【Orphée endormant Cerbère】

    タイトル:Orphée endormant Cerbère
    作者:アンリ・ペインテ (Henri Peinte/1845-1912)
    制作年・国:1888年・フランス

    フランスの彫刻家、アンリ・ペインテによる1888年の彫刻作品。
    竪琴をかざして演奏する姿が体形の美しさも際立たせているという、まさに美術品と呼ぶに相応しい名作。
    フランスのカンブレー市の公園にもレプリカが設置されており、市民の心を潤しています。

    妻を亡くしたオルフェウスが冥界で竪琴を奏でているというシーンですが、物語の背景とも相まって、純粋な美を感じさせる作品です。
    物語に合った表現が秀逸!

    画像出典:File:Henri Peinte - Orphée endormant Cerbère (front).png
    ライセンス:パブリックドメイン



    simberg_photo01.jpg

    【HS Johanneskyrkan Tammerfors】

    タイトル:不明
    作者:ヒューゴ・シンベリ (Hugo Simberg/1873-1917)
    制作年・国:1905年・フィンランド

    フィンランドの画家、ヒューゴ・シンベリによる1905年の写真作品。
    教会の壁画製作のために撮影した写真ということで、正式な作品として残っているものではないと思いますが、モデルが美的であるという理由で選んでみました。

    写真自体はなんら工夫のないスナップですし、順光のためモデルが眩しがっているのも良くありませんが、大腿部の形や姿勢が昔懐かしい水飲み鳥を思わせるところが面白く感じました。
    モデルのラインが秀逸!

    画像出典:File:HS Ask 8.12, 1905 (16040322061).jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス



    li_gui_jun_untitled.jpg

    【肖像的立ちポーズの少年】

    タイトル:不明
    作者:李 貴君 (Li Gui Jun/1964- )
    制作年・国:2009年・中国

    中国の画家、李 貴君による2009年の絵画作品。
    驚くべきはその画力。その緻密な描写力に絵画の可能性を感じました。
    ポータブルプレーヤーを使っている現代っ子の絵ですが、メガネをかけた秀才風の顔立ちやヒョロリとした体形もまた、時代を象徴していますね。

    上のシンベリのモデルとはまったく逆で、あまり美的さは感じませんが、作品として考えるとこの驚異的な画力は見逃せません。
    描画技術が秀逸!

    画像出典:Bl-lit - LI Guijun



    pluschow_stratz-korper_des_kindes_24.jpg

    【グレーデンとプリュショーの写真作品】

    タイトル:11-year old girl from Rome
    作者:ヴィルヘルム・フォン・プリュショー (Wilhelm von Plüschow/1852-1930)
    制作年・国:1890年・ドイツ

    ドイツの写真家、ヴィルヘルム・フォン・プリュショーによる1890年の写真作品。
    非常に均整のとれた体形と、コントラポスト気味の立ちポーズ。

    プリュショーの作品は写真的には質が高いとは言えないのですが、モデルの質は概ね高かったようです。
    この写真をトレースした図は医学的資料として、ドイツの産婦人科医カール・ハインリヒ・シュトラッツ氏の書籍などでも使われています。
    モデルの質が秀逸!

    画像出典:File:Stratz - Körper des Kindes 24.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン



    novelart_bodypainting.jpg

    【NovelArt のボディペインティング作品】

    タイトル:不明
    作者:NovelArt
    制作年・国:2002年

    彫像、絵画、写真の3つの要素がひとつになった、ボディペインティング写真という表現手法。
    人体の造形美、ペイント技術、そして撮影の構図という、舞台芸術にも似た雰囲気を感じます。

    体形の美しさという点ではアフリカのムルシ族の少年ほうが優れているとは思いますが、パンツ姿とはいえ全身のペインティングに挑んだこのモデルたちには拍手を送りたいですね。
    この写真が秀逸ということではなく、このプロジェクトの一連の作業を評価したということです。
    試みが秀逸!

    Copyright : Novel Art


    以上、過去に当ブログで紹介した作品の中から、秀逸だと思うものを10作品選んでみました。
    彫像が4作品、絵画が3作品、写真が3作品でした。

    人間はこれまでの長い歴史の中で様々な「美」を作り上げてきました。
    しかし人間そのものが美であると考えると、これは非常に面白いことです。
    美が美を作り上げている。
    まるで子孫を残すかのように。

    モデルとなった人物の中には、後に彫刻家や写真家になった者もいます。
    素材からアーティストへと変わり、新たな美を作り上げていく。
    人間の素晴らしさは、こうして脈々と受け継がれていくのですね。

    タグ: America  Europa  少年  少女  ♂♀  彫像  絵画  OldPhoto  CC-License  ProModel 

    Knabe als Fortuna

    hans_frohne-knabe_als_fortuna.jpg

    ドイツの画家、ハンス・フローネ(Hans Frohne/1905-1955)による絵画作品「Knabe als Fortuna」
    縦151cm、横82.5cmのキャンバスに描かれた油彩で、制作年は不明。

    タイトルにあるFortunaとは「フォルトゥーナ」と読み、ローマ神話に登場する運命の女神の名前です。
    人の運命を司る神であり、運命が定まらないことを象徴する球体に乗っています。
    英語のFortune(フォーチュン)の語源です。

    この絵はその女神を少年に置き換えています。
    運命を司る少年という意味なのか、この少年の運命がままならないという意味なのか。
    いずれにしても夢の中のような幻想的な光景ですね。

    作者のハンス・フローネについてはほとんど詳細不明です。
    1905年に生まれて、1922年にミュンヘンの美術アカデミーで学び、その後イタリアに長く住み、さらにその後ドイツのベルリンに定住し、1955年に50歳の若さで他界した、ということしかわかりませんでした。

    タグ: Europa  少年  ♂♀  絵画 

    「笑顔の天使たち」ベスト5

    私は子供の笑顔が大好き。
    子供の頃から子供たちの笑顔に何度も勇気付けられ、助けられてきました。

    「笑顔の天使たち」というこの言葉は、私が1999年に最初に開設したサイトの初期のタイトルです。
    当時は略してエガテンと呼んでいました。

    私が撮影した笑顔写真の中からベスト5を選んだのでご鑑賞ください。
    自分の作品をベスト云々と言うのもおこがましいですが、個人的に気に入っているという意味です。

    どれも過去に当ブログに掲載したものばかりですが、今回は撮影当時の思い出も交えて語ってみました。


    smilinggirl.jpg

    5位「笑顔の言葉」

    その日はあまり天気の良くない日でした。
    駅の近くをぶらぶらと散歩していると、目の前に可愛いらしい天使がふたり。
    外国人の姉妹でしょうか?

    たしか日本語で語りかけても会話が成り立たなかった記憶があります。
    でもニッコリ笑顔になってくれました。
    言葉は通じなかったけれど、気持ちはちゃんと通じたようです。



    forestfairy.jpg

    4位「笑顔の妖精」

    心地よい秋晴れの森林公園。
    その日の私は、本当はこの公園に住み着いているノラネコを撮りに行ったんです。
    ところがいたのはノラネコではなく、可愛らしい天使ちゃん、いや妖精ちゃんでした。

    妹とパパの3人で、隣の市から車でこの公園に遊びに来ていたそうです。
    撮影依頼に快く応えてくださった妖精ちゃんたち、そしてパパさんに感謝!
    この日は一日、日本晴れ!



    angelobjet.jpg

    3位「岩の上の天使くん」

    ぽかぽか陽気の春ですが、薄着になるにはまだ早い。
    だけど元気な天使くんは、岩の上でも裸足です。

    公園の岩場で遊んでいた天使くんは、カメラを向けたらニッコリ笑顔になってくれました。
    こういう元気な笑顔が公園全体を明るくするんですね。
    ジッと眺めていると、まるで背中に翼があるように見えてきます。



    hohoemitenshi.jpg

    2位「観音カノン」

    夏の終わり頃、その日は曇り空でした。
    ポートレイトのモデルになってくれたのは、帽子がよく似合う天使ちゃん。

    髪を切ったばかりのボーイッシュな子で、天使のような純粋さと観音様のような落ち着きがありました。
    この子のお母さんと一緒に近所の公園まで出向いての撮影でした。
    撮影依頼に快く応えてくださった天使ちゃん、そしてママさんに感謝!



    sunflowergirl.jpg

    1位「ひまわりスマイル」

    私が自分の作品の中で笑顔ナンバーワンを決めるとしたら、間違いなくこれ。
    8月の暑い日、大通りの木陰でアイスを食べながら涼んでいた天使ちゃん。

    黄色い服に黄色い帽子、まるでヒマワリのよう。
    服もよく見たらヒマワリ柄ですね。
    ヒマワリは太陽に顔を向けますが、この子は私に向かって笑顔を振りまいてくれました。


    以下、とても大切なこと・・・

    私が写真活動をしていたのは、昭和の終わり頃から平成の初期にかけてでした。
    街に子供たちの声と笑顔が溢れていた時代でした。

    画像の説明文にも書いたように、私の作品には子供のそばに親がいるという状況で撮影したものが多いのが特徴です。
    それは私がこちらの意思を伝えてから撮影するという方法をとっていたからです。
    コミュニケーションの結果として生まれた作品だとも言えます。

    また私は、撮影時にモデルに対して「笑って」とお願いしたことが一度もありません。
    つまり私の作品に写る天使たちの笑顔は、決して作られたものではないということ。
    楽しさや安心感による笑顔だということがお分りいただけるかと思います。

    しかし注意していただきたいのは、今は撮影者に対する人々の意識がその当時とはまったく違うということです。
    今はカメラを人に向けること自体、相手を不安にさせる迷惑行為となり得ます。

    たとえ自分の子供や、許可を取っての撮影だったとしても、公園等での撮影は周りの人たちを不安にさせます。
    写真を趣味にしている方は、街の中での子供スナップやポートレイトは控えるようお願い致します。


    撮影と著作
    Copyright : RUKA

    ちなみに右側にあるRUKAというタグをクリックすると、私に著作権がある画像を紹介した記事のみが表示されます。(スマホ版にはこのタグ機能がありません)

    タグ: 日本  少年  少女  Water  笑顔  Face  RUKA 

    Afternoon Dreaming

    hugues_merle-afternoon_dreaming.jpg

    フランスの画家、ユーグ・メルル(Hugues Merle/1822-1881)による1865年の作品「Afternoon Dreaming」

    草木の生い茂る場所で子供が横たわっています。
    タイトルが「午後の夢」でありながら眠ってはいませんね。
    寝起きの後、夢を思い出して物思いにふけっているのでしょうか?

    白い布が股間をふわりと隠しているのは古い絵画にはよくある光景ですが、そのため性別がわかりません。
    髪型も女の子のようにも男の子のようにも見えます。
    たぶん女の子だとは思うんですが。

    作者のユーグ・メルルは1960年代半ばに息子の肖像画をいくつか描いていたそうなので、この絵も息子がモデルの可能性も無きにしもあらず。
    しかし性別にはこだわらず、素直に子供の美しい寝姿として鑑賞したいですね。


    ユーグ・メルルはフランスの画家。
    エコール・デ・ボザールに進んだ後、歴史画家のレオン・コニエ(Léon Cogniet/1794-1880)から絵画を学びました。

    彼は1847年からパリのサロンに頻繁に作品を出展。
    若手画家の登竜門であるローマ賞を獲得することはできませんでしたが、1861年と1863年に2等を受賞しています。
    特にアメリカの大衆に高く評価されました。

    彼の作品を見てみますと、フランスの有名な画家、ウィリアム・アドルフ・ブグローの作品によく似ていることに気が付きます。
    それもそのはず、メルルは1860年代にパリの画商の紹介でブグローと知り合い、ふたりはライバルとして競い合っていたそうです。
    どちらが影響を受けたのかはともかく、お互いに良い刺激となる関係だったのでしょう。

    ユーグ・メルルは1866年にレジオンドヌール勲章を受章し、1881年にパリで亡くなりました。
    息子のジョルジュ・メルル(Georges Merle/1851-1886)も画家になったそうです。

    タグ: Europa  少女  寝姿  絵画 

    白い天使のバレエレッスン



    バレエのレッスンを受ける天使たち。
    小さな頃から練習して、立派なバレエダンサーになるんですね。
    一番奥にいる男の子もガンバレ!(^o^)

    Открытый урок балета. Балет для самых маленьких.
    Copyright : Eva Leva

    タグ: Europa  少女  少年  衣装  寝姿  ダンス  動画 

    タオルでギリシア彫刻になろう!

    ほとんどの人はお風呂から上がると、まず初めにバスタオルで体を拭き、そのあと下着を着けて服を着ます。
    しかし中には風呂上がりにしばらく裸でいる人もいますね。とくに夏場は。
    「裸でウロウロしないでよ!」と娘に文句を言われている親父さんもいたりして。

    子供たちも、ときには裸のままリビングにやってきてしまうことがあります。
    そのときバスタオルをまとっていると、彫刻作品のように見えませんか?

    古い絵画や彫像には、服ではなく布をまとっているシーンが多く見受けられます。

    giuseppe_chiari-abele.jpg towel-swiss_michi.jpg

    左は19世紀のイタリアの彫刻家、ジュゼッペ・キアリ(Giuseppe Chiari)による1854年の作品「Abele」
    右はタオルを腰に巻いてポーズをとる少年。

    均整のとれた体形であれば、タオルを無造作に腰に巻くだけでもギリシア神話の登場人物のような雰囲気が出ます。
    お子さんがお風呂から上がったら、タオルを巻いて格好良くポーズをしたところを写真に残すのも良いですね。

    しかしただ腰に巻いただけでは銭湯のような光景になってしまうので、巻くのではなくふわりと掛かっていたほうが絵的ではあります。


    hermitage_museum-unknown_statue.jpg towel-swiss_thomas.jpg

    左はロシアのサンクトペテルブルクにある「エルミタージュ美術館」が所蔵する作者不詳の彫像。
    右はバスルームでタオルを肩に掛けている少年。

    どちらも片手を上にあげたポーズですが、垂れ下がった布がドレスのように見えるのはスタイルが良いからでしょうか。
    全国のパパさんも、ビール片手に裸でウロウロするなら、こういう洒落たタオルの使い方をしましょう。


    eugene_marioton_zephyr.jpg towel-mtm_unknown01.jpg

    左はフランスの彫刻家、ユージン・マリトン(Eugène Marioton/1857-1933)による1894年の作品「Le Zéphyr」
    右は寝転がって大きな布を体に掛けているアジアのモデル君。

    片や立像、片や寝転がりですが、どちらも楽しげなポーズ。
    写真のほうはタオルではなくカーテン生地のような大きな布を使っていますが、子供は昔からカーテンやらシーツやら、大きな布に絡まるのが好きですね。


    anton_raphael_mengs-st_john_the_baptist.jpg towel-mtm_unknown02.jpg

    左はドイツの画家、アントン・ラファエル・メングス(Anton Raphael Mengs/1728-1779)の作品「St.John the Baptist」
    右は緑の芝の上で赤い布を肩に掛けている少年。

    どちらも地面に座り込んだリラックスしたポーズで、赤い布が良いアクセントになっています。
    大きな布を肩から掛け、腰を紐で縛ると古代ギリシアっぽいコスチュームになります。


    mathieu_kessels-genie_funebre.jpg towel-unknown.jpg

    左はオランダの彫刻家、マシュー・ケッセルス(Mathieu Kessels/1784-1836)による1829年の作品「Génie funèbre éteignant un flambeau」
    右はお風呂上がりにソファーで一息ついている少年。
    どちらもうつむき加減なところと、腹から股にかけて隠しているところが似てますね。

    男性の場合、公衆浴場では「タオルを腰に巻く」「手に持ったタオルを股間に当てる」「何も隠さない」というこの3パターンに分かれるそうです。
    女性は何も隠さないか、タオルを縦にして体の前で垂らすという人が多いんじゃないでしょうか?(よくは知りませんが)
    上の彫像はちょっと女性的な仕草ですね。

    ちなみに私は温泉では、どちらかと言うとタオルを股間に当てる派です。(^^)

    タグ: Europa  Asia  少年  Water  風呂  笑顔  彫像  絵画  ProModel  造形比較 

    ピンク色の妖精たち



    ロシアの体操教室の公開レッスンの様子。
    基本はバレエかな?
    みんな体が柔らかい。みんな技術が高い。
    そしてみんな、美しい!

    Открытый урок по гимнастике par terr, Арабеск, Саратов 2019г.
    Copyright : Арабеск Саратов

    タグ: Europa  少女  衣装  寝姿  スポーツ  動画 

    Nudo di fanciullo

    guido_galletti-nudo_di_fanciullo.jpg

    イタリアの彫刻家、グイド・ガレッティ(Guido Galletti/1893-1977)による1930年の作品「Nudo di fanciullo」

    手を腰に当ててポーズをとる少年の立像。
    少年期特有のシンプルな体形、過不足のない肉付きが上手く表現されています。
    とくに腰から足にかけてのラインが綺麗ですね。

    素材が石膏なので質感が大理石ともブロンズとも違いますが、高さは約120cmあります。
    実際の少年よりひと回り小さい程度なので、遠くから見たら本物の人間に見えるかもしれません。
    この作品には大理石像(オリジナル?)が存在し、それはジェノバの美術館「フルーゴネ・コレクション」が所蔵しているそうです。

    作者のグイド・ガレッティは1893年にイギリスのロンドンで生まれました。
    6歳のときに家族でイタリアのジェノバに移り住みますが、14歳のときに父親が他界。
    彼は働きながら高校に通い、美術アカデミーへと進みました。

    彼は1920年代から様々な博覧会や美術展に参加し、多くのメダルを獲得。
    その後は数多くの公的な記念碑やレリーフ、彫像などを制作しています。

    1928年から1937年までジェノバのN.バラビノ美術高校にて彫刻の講師を務め、1944年から1946年まではリグスティカ美術アカデミーにて学者としての功績を残しています。
    1977年3月24日、ジェノバで亡くなりました。

    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像 

    可愛いダンスチーム



    アクロバティックなダンスを披露するロシアの少女たち。
    このコスチューム、洋服のように見えるけどレオタードなんだね。
    レザーみたいでカッコイイ!

    Цирковая студия "Романтики" на ЕИ 2019г. 23.06. 0863
    Copyright : Виктор Скрипченко

    タグ: Europa  少女  笑顔  衣装  イベント  ダンス  スポーツ  動画 

    Boiler

    max_ant-boiler_2019.jpg

    ロシアの画家、Max Ant (1983- )による2019年の作品「Boiler」

    横100cm縦155cmのキャンバスに描かれた油彩で、ジャンルとしては前衛美術。
    自然の中で遊ぶ4人の少年を描いた、原色を生かした鮮やかな作品です。

    じつは先日、この作品の作者であるMax Antさんからメールをいただきました。
    Angel Gardenへの掲載を希望しており、私も良い作品だと思ったのでこうして掲載いたしました。

    作者のMax Antさんはロシアのモスクワに住むアーティスト。
    詳しいことはわかりませんが、油彩技術の仕事をし、木と骨の彫刻を制作しているそうです。

    この作品についてはMax Antさんがこのように解説しています。
    『インスピレーションの源は、子供の頃に戻りたいという願望を象徴した夢の中のビジョンでした。カルデラは解放、純粋さ、無邪気さの象徴であり、地球上のあらゆる制限から自由になりたいという、人類の最も大切な願いを象徴しています。』

    なるほど、背景はカルデラでしたか。(カルデラ:火山の活動によってできた大きな凹地)
    だからタイトルがボイラーなんですね。

    青い空がある、火山がある、カルデラがある、裸の少年たちがいる・・・でもリゾートの風景ではない。
    様々な意味を含んだメッセージと捉えると、非常に興味深い絵ですね。

    Max Antさんの作品はこちらでご覧になれます。
    【Painter Max Ant】
    Copyright : Max Ant

    購入もできますので、気に入った方はお買いになってはいかがでしょうか。

    Max Antさん、作品のご紹介ありがとうございました。

    タグ: Europa  少年  ♂♀  Water  絵画 

    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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