女性用水着の歴史

    今月11日、男性用下着の歴史について考察してみました。(該当記事)

    ならば次は女性用下着の歴史を・・・と思ったのですが、女性の場合は下着よりも水着のほうが歴史的に面白そうなので、今回は「女性用水着の歴史」と題してあれこれ考えてみることにしました。

    まずは前回と同じく、YouTubeで公開されていた動画から見てみましょう。
    ここ120年間の女性用水着の移り変わりを紹介した動画です。


    Evolution of the Bikini with Amanda Cerny
    Copyright : Breathless Resorts & Spas

    人々が海に出かけて海水浴をするようになったのは19世紀になってからのこと。
    しかしその頃はまだ水着と言えるものではなく、水に濡れても肌が透けて見えないように作られた服、という程度でした。

    20世紀になり、首回りや手足を露出したワンピース型の水着が登場すると、そこから女性の水着は様々な変化を遂げます。
    体の線がハッキリと現れる水着を女性が着るということは、女性の権利拡大を訴える運動が盛んだった時代の、女性による自己主張でもあったのでした。

    今回は非常にたくさんの種類がある女性用水着の歴史について考えてみました。
    着用例として、We Are Little Stars等の画像を引用いたしました。


    【ワンピース水着】1900年代初頭〜

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    ワンピースとはデザインの名前ではなく、上下が一体となっている着衣の全般的な呼び名です。
    ワンピース型の水着も、登場した当時は洋服のような形でしたが、水着として普及してからは胸の上部と腕と足を露出したデザインが一般的です。

    時代によって少しずつ形を変えてきましたが全体的には大きな変化はなく、現在も続く水着のスタンダードと言えるでしょう。
    日本では1980年代後半に、若い女性を中心にハイレグのワンピース水着が流行ったことがありました。



    【タンクスーツ】1920年頃〜

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    1920年頃、上下を一体縫製した、半月型の深い胸ぐりと幅の広い肩ひもを持ったタンクスーツがアメリカで流行しました。
    タンクとは水槽の意味で、この場合は屋内プールを指し、そこで着る水着なのでタンクスーツ。

    古風なデザインですが、活動的で機能的なこのデザインは日本のスクール水着にも継承されました。
    右はスカート状の水抜きがある旧型スクール水着。(ダブルフロントとも言います)

    Copyright : RUKA



    【三角ビキニ】1946年〜

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    1946年にフランスのデザイナー、ルイ・レアールが考案して、核実験の衝撃に例えてビキニと命名した水着。
    トップの布が三角形になっているものは三角ビキニ、またはトライアングルビキニと言います。
    ビキニの基本形ですが、ある程度のバストサイズが必要なこともあり、実用性よりも見た目を重視したデザインです。

    日本には1950年から輸入され、1960年には「ビキニスタイルのお嬢さん」という歌もヒットしましたが、日本人が一般的に着用するようになったのは1970年代からです。



    【タイサイドビキニ】1960年頃?〜

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    タイサイドビキニとは、腰の横でヒモを結んで留めるタイプのビキニのこと。
    フロントの布の大きさは様々ですが、日本ではこのタイプも紐ビキニと呼んでいます。

    紐は単に縛るだけではなく飾りになっているものも多く、可愛らしさの演出として子供用の水着にもよく見受けられます。
    紐の部分にアクセサリーを付けるタイプもあります。



    【モノキニ】1970年頃〜

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    モノキニとは、前から見るとワンピース水着、後ろから見るとビキニに見える水着のこと。
    元々は水着デザイナーのルディ・ガーンライヒが1964年に発表したボトムだけの水着を指していましたが、全く定着しなかったため、後にツーピース水着を金輪などで繋いでワンピース型とし、それをモノキニと呼ぶようになりました。

    つまり、一見上下に分かれているように見えてじつは繋がっている、という水着のことで、フロント部分が縦に細く繋がっているものもこう呼びます。



    【ローライズビキニ】1970年頃〜

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    ローライズとはデザインの名前ではなく、股上(股からウェスト部分までの丈)が短いパンツのことです。
    1960年代〜1970年代にかけてローライズのジーンズが流行り、それに伴いこのような下着や水着が現れました。

    ウェストの細さを強調したり目立たせる効果がありますが、恥骨部分を覆う程度の高さしかないため大人の場合はアンダーヘアーの処理が必要になります。
    ヒップハングという言い方もありますが、ローライズのほうがより股上が浅いものを指します。



    【競泳水着】1970年代〜

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    1970年代以降、競泳用水着もデザインや素材の改良が常におこなわれ、記録の向上に寄与してきました。
    しかし2010年の大会からはラバーやポリウレタン皮膜の水着が禁止され、布地の素材に限定されました。

    20世紀後半はナイロンとポリウレタンの混紡糸を使った織布が競泳水着の素材としては一般的でしたが、1980年代になるとナイロンに替わってポリエステルをベースとした素材が主流となります。
    しかし2010年以降は締め付け効果を得るため、再びナイロンベースの布が使用されているそうです。



    【バンドゥビキニ】1970年代〜

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    バンドゥビキニとは、ブラの部分が横長の帯状で、肩紐のない形状のビキニのこと。
    バンドゥとはフランス語で鉢巻きという意味。

    胸を綺麗に見せ、キュートな印象を与えてくれます。
    位置がずれないようにヒモが付いたものや、フリンジやフリル等の装飾があるものも多いようです。
    1970年〜1980年代に一時的に流行しましたが、当時の日本の女性にはあまり浸透しませんでした。



    【マイクロビキニ】1970年代〜

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    その名のごとく、三角形の布の部分が非常に小さく作られたビキニ。
    タンガやGストリングもマイクロビキニの一種ですが、現在はデザインの違いがかなり曖昧になっています。

    元々は1970年代初頭にアメリカのカリフォルニア州にて、ビーチで裸になることを禁止する法案が制定され、それに対応するために作られ始めたと言われています。
    1990年代にはこのタイプの水着が数多くのメーカーによって生産されました。



    【ブラジリアンビキニ】1980年代〜

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    ブラジリアンビキニとは、ひと言で言えばブラジルっぽいマイクロビキニのこと。
    こちらも定義は非常に曖昧です。

    本来はブラジル発祥のビキニですが、最近では前後を大胆にカットしたカラフルで小さなビキニをブラジリアンビキニと呼ぶ傾向があるそうです。
    サンバカーニバル等でダンサーが着用するような、ヒップラインを強調したTバックデザインが特徴です。



    【タンガ水着】1980年代〜

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    こちらもブラジル発祥の水着。
    タンガとは、元々はブラジルの先住民であるインディオが身につけていた腰巻のことで、ダンサーの衣装として発展しましたが、現代では下着や水着のデザインとしてもお馴染みです。

    バックが通常のビキニと同じ形のものとTバックのものがありますが、水着の場合は控え目なTバックが多いようです。



    【タンキニ】1990年代〜

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    タンキニとは、トップ側がタンクトップの形状になっているセパレート水着のこと。
    タンクトップ・ビキニの略でタンキニ。

    タンクトップによりウエスト部分の体型を目立たなくできるという特徴があり、コーディネートの自由度も高めです。
    トップとボトムを別々に購入して組み合わせるという楽しみ方もあります。



    【ボーイレッグ】2000年代〜

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    ボーイレッグとは、ボトムがショートパンツとほぼ同じ形状で、裾が水平にカットされたもの。
    男性のボクサーショーツのようなデザインです。
    いわゆるハイレグ水着に対してのローレグ水着であり、お尻全体をすっぽり包み込むためフィット感が高く、保温効果が高いことも特徴。


    以上、女性用水着の種類とその歴史でした。

    女性の水着は男性の水着よりもバリエーションが多く、また「この時代はこの形」と明確に区分けできるものでもありません。
    要するにこれまで様々なデザインのものが誕生し、流行してきましたが、完全に廃れるということはなく、現在も好みやシチュエーションによって使い分けられているというわけです。

    20世紀の水着は「肌を隠す」から「肌を見せる」へと変化しましたが、2000年頃からまた段々と布面積が大きくなってきたような印象があります。

    今や子供たちのスクール水着も、なんと100年前と同じデザインです。

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    1920年の競泳用水着と、2020年のスクール水着
    (画像出典:ウィキメディア・コモンズ/楽天市場)

    でも歴史は繰り返されると言いますから、そのうちまたビキニやハイレグが流行る日が来るかもしれませんね。

    もしかしたらマイクロビキニが学校指定のスクール水着に・・・って、それは無いわ!(^^;)


    Copyright : WeAreLittleStars.com 他


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    天使を見た話 その4【温泉エンジェル】

    raphael_angel_onsen.jpg
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    天使の目撃談・・・といっても今回は私の甥っ子の話。
    子供がいる人には珍しくもなんともない光景ですが、まぁいちおう天使っぽく見えたということで。

    十数年前のある日、私は3番目の甥っ子と温泉旅行に行きました。もちろんその子の親も一緒です。
    温泉と言えば熱海、草津など有名どころは多々ありますが、そのときはできるだけ安く近場で済まそうと、日本郵政が運営する「かんぽの宿」を利用しました。
    全国にある「かんぽの宿」は誰でも利用できる手頃な温泉旅館として人気を誇っています。

    甥はそのとき10歳。
    温泉どころか公衆浴場に行くのも初めてだったらしく、大きなお風呂を楽しみにしていました。

    ホテルに着いた日の午後、私と甥はふたりで最上階にある大浴場へと向かいました。
    脱衣所で服を脱いで浴場へと足を踏み入れると、そこは壁一面が窓ガラスになっている大きな展望風呂でした。

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    (画像出典:かんぽの宿公式サイト)

    昼間なので大勢の泊まり客が利用しており、甥と同じくらいの男の子も数人いました。
    私と甥は洗い場で体を洗い、そして湯船の中へ。

    私は入浴中、窓ガラス越しに見える外の景色や、ここの温泉の成分等について甥に説明していましたが、甥はちょっと当てが外れたといった様子でした。
    プールのように飛び込んだり泳いだりしたかったらしいんですが、温泉でそんなことしちゃあいけません。

    しかし私にとっては、温泉に浸かりながら、遠くには雄大な風景、目の前にはどこかの天使たち、横には甥っ子天使というまさに天国なひとときでした。

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    布団の上ではしゃぐ甥っ子君
    Copyright : RUKA

    夕食後はホテル内を散策したり部屋でくつろいだりしていましたが、夜9時過ぎになってもう一度温泉に入ろうということになりました。
    夜遅くなら利用客が少ないだろうと思ったからです。

    ところが少ないどころか、営業時間内にも関わらず客がひとりもいませんでした。
    甥は服を脱ぐなり真ん中をプルンプルンさせながら浴場内を走り回る始末。
    走らないようにと注意しましたが、誰もいない広い大浴場の中ではワクワクを抑えきれないといった様子。

    しばらくして私が湯に浸かっていると、奥のほうから甥の呼ぶ声。
    行ってみるとドアの向こうに露天風呂がありました。

    kanpo_ofuro02.jpg
    (画像出典:Nifty温泉)

    私と甥はさっそく外に出て、この露天風呂を利用。
    夜なので遠くに街の灯りが見えるだけでしたが、星空の下での入浴はかなりの爽快感でした。
    甥も昼間に入浴した時とは打って変わって大はしゃぎし、その姿はまるで飛び回る天使でした。

    ここは湯に浸かりながら景色が見れるように、塀が透明になっていました。
    天使のような甥を見るうちに私も開放感に浸りたくなり、最後はふたりで街に向かって仁王立ち。
    昼間だったり他の客がいたらこんなことできなかったでしょうね。(^^)

    子供は家の風呂場でも天使になれますが、大浴場や露天風呂では気持ちも含めて天使になれます。
    全国の子供たち、たまには温泉に行ってみよう!


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    天使を見た話 その1【ブリーフエンジェル】
    天使を見た話 その2【集団エンジェル】
    天使を見た話 その3【スライディングエンジェル】
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    謹賀新年

    marmot.jpg

    明けましておめでとうございます。
    今年も年明け1枚目はおもちの写真にしようかと思ったんですが、子供がモルモットを抱いている写真があったのでそれを貼ってみました。

    今年は子年。(ねずみどし)
    十二支の最初に位置する動物ですが、「子」という文字になぜネズミが当てはめられたのかは諸説あり、正確にはわかっていないそうです。

    しかし繁殖力が非常に強く、誕生の象徴であることから、物事の始まりという意味もあるそうで、そういう意味では2020年というキリの良い数字には相応しい干支と言えますね。

    Angel Garden的には、子年は「こどもどし」と読みたいところ。
    今年は縁起の良い年になりそうです。

    2020年(令和2年)1月1日
    RUKA


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    今年も有難う来年も宜しく

    soriasobi.jpg

    令和元年の今年、日本は台風や大雨などの水害が多い年でした。
    来年は不幸な出来事のない、平和な年であってほしいものです。

    当ブログは現在、世界数十カ国からアクセスがあります。
    暖かい国、寒い国、人の多い国、人の少ない国、穏やかな国、争いのある国・・・。

    しかしどんな国においても、子供は最も大切にするべき平和の象徴。
    子供を大切にしない国、しない人に未来はありません。
    子供という天使に安らぎ、感謝し、そして一緒に考えていきましょう。

    今年もお世話になりました。
    来年も宜しくお願い致します。


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    コリドラス・パンダのチビッコたち

    私は熱帯魚を飼い始めて6年になりますが、現在はコリドラスをメインに育てています。

    中でもコリドラス・パンダは見た目が可愛いので、私にとっては心の癒し。
    しかしパンダは水質変化に弱くあまり丈夫ではないので、亡くなった子もたくさんいました。

    3年前に購入して無事に育ったパンダが3匹いるんですが、すべてメスなので卵を産んでも無精卵。
    もう少し増やしたいな〜と思い、最近5匹を追加で購入しました。

    体長1.5〜2cmほどの幼児ばかりですが、どの子もヤンチャで可愛い可愛い!
    ガラス越しに手を近づけると、大人は逃げるのに子供たちは寄ってくる。(^^)

    まぁ寿命は4、5年てとこですが、できるだけ長生きしてほしいなと。

    corydoras_panda.jpg

    切り株の上の子たち、キスしてますね。(*'▽'*)

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    小さな駅で大きな心

    rei_railway.jpg

    「ちょっとぉ、電車行ったばかりじゃん!」

    ハッハッハ〜!人間にはのんびり待つことが必要なのだよ!
    ・・・と、時刻表の見間違いをごまかすRUKAおじさんでした。(^o^;)


    撮影と著作
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    私の部屋の癒しのお尻

    coffee_and_statue.jpg

    私の部屋にあるオーギュスト・モローのブロンズ像「Charmeur」(もちろんレプリカ)は、現在コーヒーテーブルの横に置いてあるので、毎朝コーヒーを淹れるときに自然とこの子のお尻に目が行きます。

    コーヒーの香りのリラックス効果と、お尻の形のリラックス効果。
    まぁ人によっては覚醒効果のほうが強い場合もあるでしょうが、以前も言ったとおり、人のお尻には人の心を和ませる力があるのは確かです。

    私の部屋にある置物のうち、とくに魅力的なお尻をしているのは次の4点。


    charmeur-buttocks.jpg

    まずはこの、コーヒーテーブルの横に置いてあるブロンズ像「Charmeur」のお尻。
    触れば硬いブロンズも、見ている分には癒し系。
    小さい男の子なのであまり美的な形とは言えませんが、コーヒーに入れるクリープのように部屋の雰囲気をまろやかにしてくれています。

    「Charmeur」に関する記事はこちら。
    Charmeur


    three_graces-buttocks.jpg

    お次は壁際に飾っている、2世紀頃に制作された三美神像・・・の置物のお尻。
    だいぶ前にネットショップで購入したんですが、最近ではあまり売られていないようです。
    一度地震で落ちて割れてしまいましたが(修復済み)ふくよかなお尻は今も幸せのオーラを放っています。

    「三美神」に関する記事はこちら。
    ブログ「RUKAの雑記ノート」より「ギリシャ神話の三美神」


    david-buttocks.jpg

    そしてこれは15世紀にイタリアの画家ドナテッロが制作したダビデ像・・・の置物のお尻。
    見た目はブロンズ風ですが素材はただのレジンです。
    男性像らしく小振りなお尻ですが、キュッと引き締まった凛々しさを感じさせます。

    「ドナテッロのダビデ像」に関する記事はこちら。
    ドナテッロのダビデ像


    source-buttocks.jpg

    最後は、19世紀のフランスの画家、アングルが描いた「泉」をモチーフとした置物のお尻。
    オリジナルは正面からの絵なのでこれは想像で創造されたものですが、体形が少し現代風な気がします。
    でも形が良いのは確かなので、癒し効果はじゅうぶんですね。

    「アングルの泉」に関する記事はこちら。
    ブログ「RUKAの雑記ノート」より「アングルの泉」


    私の部屋にある人形(ひとがた)の置物で、心を和ませてくれるお尻というと以上の4点。

    こういうものは日常にさりげなく存在していることが大切。
    例えば朝焼けや夕焼け、空に漂う雲、動植物の模様のように、日常の中の当たり前にこそ本当の美があるのではないでしょうか。

    子供のお尻に関しては、いくら絵画や彫像を飾ろうとも、本物の人間の美しさに敵うものはありません。
    小さな子供のいる家庭は日常にお尻が飛び交っているわけですから、どんな美術館よりも美的な空間であると言えるでしょう。

    Copyright : RUKA


    「天使の置物のお尻」については、メインブログに書いてありますのでそちらをご覧ください。

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    「RUKAの雑記ノート」より
    「天使たちの癒しのお尻」
    「白天使と黒天使」
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    スリーピングエンジェル

    sleeping_angels.jpg

    私が持っている天使の置物の中で、スリーピングエンジェルと呼ばれるもの。
    左のペアは高さ約85mm、右のペアは高さ約120mmで、それぞれ別の商品です。

    座っているので熟睡しているのではなく、うとうと居眠りしている状態ですね。
    日本のショップでは「居眠り天使」とも表記されています。
    検索すればすぐに見つかるので、欲しい方は買ってみてはいかがでしょう。

    天使の置物をあれこれ眺めているとわかるんですが、この商品のように無着色もしくは単色の場合、目を閉じているものが意外と多いんです。
    何故だと思いますか?
    瞳に色が付いていないと不気味に見えるからです。

    まぁ不気味は言い過ぎですが、要するに不自然に見えるってことです。
    だから立ちポーズであっても、目を閉じた表情のものが多いというわけ。

    とはいえ、目を閉じた顔も可愛らしいというところが、まさに天使や子供の魅力。

    例えば夜遅くに帰宅したとき、子供がすでに眠っていると寂しいものですが、近付いて寝顔を見るとその日の疲れが吹き飛ぶように感じるのは気のせいではないはず。

    天使や子供にはまだまだ、知られざる効能があるようです。


    sleeping_cat.jpg
    「ネコの寝顔も可愛いんだけどニャア」
    (私の妹が飼っているネコ)

    Copyright : RUKA
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    時代を彩るカメラたち

    pentax_auto_110_and_girl.jpg pentax_auto_110.jpg
    Copyright : RUKA

    世の中には数々の写真作品があります。
    それらを生み出してきた道具、それが「カメラ」
    彫刻家にとってのノミ、画家にとっての絵筆といったところでしょうか。

    11世紀、ピンホールから像が投影される原理の発見と、それを応用したカメラ・オブ・スクラという装置の発明。
    1820年代に投影像を金属板に定着させる技術が発明され、のちにガラス板、感光紙へと発展。
    1880年代にはコダック社によってセルロイド製のフィルムと小型のカメラが発売されました。

    1900年代に入ると一般大衆の多くがカメラという製品を知り、高価ながら手軽に写真を撮影できるようになりました。
    1970年代以降はその精密さで日本製のカメラが世界市場を席巻。
    そして21世紀になるとプロ・アマ共にデジタルカメラが主流となり、今やデジタル写真はスマートフォンにも欠かせぬ機能となっています。

    今回は古い写真に写る「カメラ」にスポットを当ててみたいと思います。


    【PENTAX auto110】

    上の画像は私が1984年頃に撮影したポートレイト。
    女の子が小さなカメラを持っていますが、これ、オモチャではありません。
    ペンタックスが1979年に発売した「PENTAX auto110」という製品。
    コンパクトな110フィルム、いわゆるポケットフィルムを使う、世界最小の一眼レフカメラでした。


     PENTAX auto110
     発売年:1979年3月
     標準レンズ:24mm F2.8(上の写真では50mm F2.8を装着)
     シャッター速度:1~1/750秒
     大きさ:99 × 44 × 44mm(標準レンズ装着時)
     重量:約170g(標準レンズ装着時)

    画像出典:File:Pentax Auto 110.jpg



    【ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)】

    asahi_pentax_spotmatic_and_boy.jpg asahi_pentax_spotmatic.jpg

    フランスの写真家、ネグレポントが1983年に発表した写真集「Mercredi aprés-midi」には、天使くんがカメラを持っている写真が載っています。
    さてこのカメラ、何という製品でしょう?

    画質があまりよくありませんが、たぶんアサヒペンタックスが1964年に発売した「PENTAX SPOTMATIC」だろうと思います。
    全世界で400万台以上を売り上げた、一眼レフカメラのベストセラー機。
    それまでのカメラにはなかったTTL露出計(撮影レンズを通った光量を測定する露出計)を内蔵して人気を博しました。
    1974年には復刻機としてSPOTMATIC Ⅱ が発売されています。


     ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)
     発売年:1964年
     シャッター速度:1~1/1000秒・B・X
     測光方式:全面平均絞込測光
     大きさ:143 × 92 × 91mm(50mm F1.4レンズ装着時)
     重量:約623g(ボディーのみ)

    画像出典:File:Vintage Asahi Pentax Spotmatic 35mm SLR Film Camera With Super Takumar 1.4 Lens, Made In Japan, Circa 1964 - 1967 (35210653374).jpg



    【MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional】

    mamiyaflex_c2_and_girl.jpg mamiyaflex_c2.jpg

    古いナチュリストの写真ですが、この天使ちゃんが持っているカメラはいったい何でしょう?
    今の子供たちが見たら、もはやカメラだとは思わないかもしれませんね。

    画像を見る限りでは、日本のマミヤ光機が1958年に発売した二眼レフカメラ「Mamiyaflex C2」だと思います。
    私はこの頃のカメラは使ったことがないので詳しいことはわかりませんが、良い製品だったのでしょう。


     MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional
     発売年:1958年6月
     レンズ:Mamiya-Sekor 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/400秒・B
     大きさ:85 × 107 × 165mm
     重量:約1,580g

    画像出典:Collection Appareils - Mamiya Mamiyaflex C2



    【Rollei Rolleiflex 2.8 F】

    rolleiflex_28f_and_girls.jpg rolleiflex_28f.jpg

    ではこの写真で右側の女性が持っているカメラは何でしょう?

    潮風に当てて大丈夫かと心配になってしまいますが、このカメラはドイツのカメラメーカー、ローライが1960年に発売した「Rolleiflex 2.8 F」だと思います。
    ローライの二眼レフの完成形とも言われた、まさにこの時代を代表する中判カメラでした。
    空気感まで写し出すと言われているその描写力から、現在でもファンの多い名機です。


     Rollei Rolleiflex 2.8 F
     発売年:1960年
     レンズ:Planar 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/500秒・B
     大きさ:112 × 105 × 148mm
     重量:約1,220g

    画像出典:collectiblend.com - Rollei: Rolleiflex 2.8 F



    【Agfa Synchro Box 600】

    agfa_synchrobox_and_boy.jpg agfa_synchro_box.jpg

    この天使たちが使っている(というより遊んでいる?)カメラは何でしょうか?

    これはたぶんドイツのフィルムメーカー、アグファが1951年に発売した「Agfa Synchro Box 600」だと思います。
    Synchro(シンクロ)という名前はフラッシュがシャッターに同期することから名付けられました。
    ピントもシャッター速度も固定という、トイカメラと言っても良いスペックですが、当時はそこそこ人気があったようです。
    それにしても、フィルムで有名なアグファがこのような中判カメラを発売していたとは知りませんでした。


     Agfa Synchro Box 600
     発売年:1951年
     レンズ:105mm F11・固定焦点
     シャッター速度:1/50秒・B
     大きさ:75 × 100 × 118mm
     重量:約412g

    画像出典:File:Agfa Synchro-Box.jpg



    【MINOLTA α-7000】

    minolta_7000_and_boy.jpg minolta_7000.jpg

    この天使くんが構えているカメラは何という製品でしょう?

    かろうじて見えるボディの一部とレンズの形から察するに、たぶんミノルタが1985年に発売した「α-7000」ではないかと思います。(海外ではDynax7000やMaxxum7000の名で販売されました)
    ピント合わせを完全自動化した一眼レフカメラの先駆けであり、一眼レフのオートフォーカス化を牽引した製品でした。

    私も当時はα-7000をサブカメラとして使っていましたが、低照度・低コントラストでのフォーカス反応がイマイチで、操作感も好みではなかったのであまり長い期間は使いませんでした。
    でも一眼レフを誰でも手軽に扱えるようにしたという意味では、画期的な製品だったのだろうと思います。


     MINOLTA α-7000
     発売年:1985年2月
     AF方式:TTL位相差検出方式、中央一点
     測光方式:TTL中央重点平均測光
     シャッター速度:30~1/2000秒・B・X
     大きさ:138 × 91.5 × 52mm(ボディのみ)
     重量:約555g(ボディのみ)

    画像出典:File:Minolta7000.jpg



    【Canon IXY DIGITAL 200a】

    canon_ixy_digital_200a_and_boy.jpg canon_ixy_digital_200a.jpg

    さて、21世紀になってデジタルカメラが普及すると、カメラを構えるポーズにも変化が現れました。
    それまでカメラといえばファインダーを覗き込んで撮影するものでしたが、液晶画面を搭載したコンパクトデジカメの登場により、このように顔から離して構えるのが当たり前になりました。

    顔に密着させてブレを抑えるというそれまでのセオリーが通用しなくなってしまったわけですが、その代わり撮影の自由度が高まったのは確かですね。
    この天使くんが持っているのはキヤノンが2002年に発売した「IXY DIGITAL 200a」だと思います。
    同じ年に発売された、外観が全く同じIXY DIGITAL 320の可能性もあります。


     Canon IXY DIGITAL 200a
     発売年:2002年4月
     撮像素子:有効画素数約200万画素 1/2.7型CCD
     AF方式:TTL AiAF(3点)/TTL AF(中央1点)
     測光方式:評価測光/スポット測光
     シャッター速度:15~1/1500秒
     大きさ:87 × 57 × 26.7mm
     重量:約180g

    画像出典:キヤノンカメラミュージアム - IXY DIGITAL 200a



    【カメラの機種名がわからなかった写真】

    下の3つの写真については、写っているカメラの機種名がどうしてもわかりませんでした。

    camera_and_boy01.jpg camera_and_boy02.jpg
    camera_and_boy03.jpg

    1枚目はカメラを構えている天使の後姿ですが、位置的にカメラがほとんど見えないので特定できません。
    2枚目はたぶん110カメラを防水用のケースに入れているんだと思いますが、当然中が見えないので特定できません。
    3枚目は上から覗くウェストレベルファインダーのカメラですが、写りが小さいのでメーカーさえもわかりませんでした。


    カメラという機械、そして写真という作品。
    昔は重いカメラをセッティングしてフレーミング、光量を測定し、絞りとシャッター速度を計算し、手でピントを合わせて撮影していました。

    そんな時代から、庶民が手軽に撮影できる時代へと変わり、そして今ではさらに自動化が進んだカメラやスマートフォンで、瞬きをするように写真が撮れる時代。

    しかしそれに伴い、思いやりがない写真を撮る者も増えてきたように感じます。
    カメラマンはプロであれアマチュアであれ、被写体やその関係者に喜んでもらえるような写真を撮ることが大切。

    それはなにも人物写真に限ったことではなく、風景写真でも動物写真でも鉄道写真でも、すべてに共通する大前提だと私は思っています。


    『子供たちの息づかいが聞こえてくるような写真を 私は撮りたい
     速いEOS 見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS』

    『自然の光が描き出す 子供たちの美しさをありのままに 私は撮りたい
     わずかな光にも素早く対応 EOSなら見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS』

    写真家 ビクトリア・ブリナー
    (1987年のCanon EOSのテレビCMより)
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    天使たちへの「ありがとう」

    Flickrを始めとした多くの写真共有サイトでは、様々な人が撮った様々な写真が公開されています。
    その中にはアートもあれば家族写真もあり、裸ん坊の写真もあります。

    私はFlickrを見ていて裸ん坊の子供の写真を見かけると、とても嬉しい気分になります。
    それは私がまだ若かりし頃、川や用水路に立ち寄ってみると何人かの子供は裸になって遊んでいた、そんな光景に出会ったときの嬉しさに近いかもしれません。

    まるで本物の天使に遭遇したかのように、その日は何か良いことがあるのではと気分が晴れやかになったものです。

    mizube_sketch.jpg

    多くの水辺から天使の姿が消え去ってしまった現代において、写真家や親による天使の写真はとても貴重です。

    純粋に美しさや可愛らしさを表現した作品からは、純粋に美しさや可愛らしさを感じることが大切。
    それは作者への敬意であり、子供たちへの感謝であり、時代が過ぎようとも変わるものではありません。

    かつて子供だった私に小さな子の世話をする楽しさを教えてくれた「幼き妹」
    少年だった私に書籍を通じて人間の美しさを教えてくれた「美術家や写真家の方々」
    青年だった私に心からの笑顔を振りまいてくれた「街の子供たち」
    子育ての苦労と喜び、そして大切さを教えてくれた「甥っ子姪っ子たち」

    すべてに感謝しています。

    そして今は、世界中の天使たちを鑑賞できるFlickrと、多くの美術サイトに感謝。
    写真を公開している著作者の皆さんに感謝。
    被写体となっている子供たちに感謝!

    たくさんの感謝と懐かしい思い出とともに、これからもAngel Gardenを育てていきたいと思っています。

    RUKA
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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