レオポルド=エミール・ロイトリンガーの写真作品

    leopold_reutlinger01.jpg

    フランスの写真家、レオポルド=エミール・ロイトリンガー(Léopold-Émile Reutlinger/1863-1937)による1900年の作品。
    タイトルはありません。

    入浴をモチーフとした作品で、端正な顔立ちの少女がバスタブに入って微笑んでいます。
    PARISと書かれているのでパリのスタジオで撮影されたものでしょう。

    この頃のスタジオ写真はポストカード(絵葉書)としての需要が多く、子供写真も多くの人々に楽しまれていました。
    天使に扮した写真ならクリスマスカードにも使えますが、お風呂シーンはどういうときに送ったんでしょうね?

    スタジオなので当然バスタブにお湯は張っていないので、モデルの少女にも演技力が求められます。
    120年前のモデルのほうが今のモデルよりも健康的に見えるのは気のせいでしょうか?

    leopold_reutlinger02.jpg leopold_reutlinger03.jpg

    作者のロイトリンガーは1863年にペルーのカヤオで生まれました。
    父親と叔父が写真家であったため、彼も写真家を志します。
    1880年以降、父親が経営していたパリの写真スタジオで働き、1890年に父親からスタジオを引き継ぎました。

    彼はファッション写真や広告写真を多く手掛け、主に舞台女優やオペラ歌手、ダンサー等を撮影。
    彼の作品は評判が良く、ビジネスとしては大いに成功していました。
    主に雑誌や新聞の写真、ポストカードとしての需要が多かったようです。

    1891年に息子のジャンが生まれ、この息子も後に写真家となっています。

    1930年、ロイトリンガーは事故により視力を失うという悲劇に見舞われました。
    しかし彼は亡くなるまでスタジオ運営を続けたそうです。
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    街の天使と警察官

    街の中に裸の子供がいて、そばに警察官がいる光景を想像してください。
    それは一体どんな状況だと思いますか?

    露出狂の少年が現れて警察官が駆けつけたのだと思った方、ちょっと心が汚れているかも。
    裸の子供を警察官が守っているのだと思った方、それはたぶん正解。

    見たことがある方も多いと思いますが、ちょっと古い、いやだいぶ古いこんな写真作品があります。

    london_hydepark-nakedboys1923.jpg london_hydepark-nakedboys1926.jpg

    警察官が裸の男の子たちを追いかけているシーン。

    場所はイギリス、ロンドンのウェストミンスター地区の西に位置する王立公園「ハイド・パーク」
    追いかけているのはウェストミンスターにある「キャノンロウ警察署」の警察官。(左は男性警察官、右は女性警察官)

    これらの写真は1923年と1926年、当時の新聞デイリー・グラフィック誌のカメラマンによって撮影されました。(撮影者名は不明)

    この子たちは裸になったことを怒られているのではなく、遊泳禁止の池で遊んでいたことを怒られているのでした。
    100年前の公園で子供が天使の姿になってはいけないなんて、あり得ませんからね。
    子供たちの安全を考えて叱っている、優しいお巡りさんだったというわけです。

    2枚ともまったく同じシチュエーションなのでドキュメンタリーなのか演出写真なのか判断に苦しみますが、遊泳禁止の池で遊ぶ子供たちも、それを見つけて叱りつける警察官も、どちらも当時の出来事だったことは確かでしょう。

    安全な親水公園であれば、お巡りさんも怒ることなく天使たちを眺めていたかもしれませんね。


    子供と警察官というテーマの作品は意外と多く、イギリスやアメリカ、カナダの古い写真にはよく見受けられます。

    toronto-police_officer_and_naked_boys1930.jpg

    こちらは1930年にカナダのトロントで撮影された写真。

    残念ながらこちらも撮影者が不明で、撮影場所も不明。
    報道写真なのか単なるスナップ写真なのか、子供たちはなぜ裸なのか、お巡りさんと何を話しているのか、すべて不明。

    しかし奥まった木々と細い小道。
    どんな状況なのだろうと考えさせられる、趣のある作品であることは確かです。


    さて、天使と警察官・・・現代ではどうでしょう?
    公園であっても、天使と警察官が一緒にいるというシチュエーションは極めて少なくなりました。
    当の子供たち自身が、街の中で天使になることがほとんど無いのですから。

    しかしあえて採り上げるとすれば、こんな光景もまた、天使と警察官というテーマに当てはまるのではないでしょうか。

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    これは2015年と2017年にアメリカのサンフランシスコの街でおこなわれた、裸体主義者たちによるデモ行進の様子。
    参加者の中には11歳くらいの少年もおり、極めて珍しいとはいえ、これも街の中の天使と言えるでしょう。

    正当な手続きを踏んでおこなわれるデモはどのようなものでも禁止することはできません。
    この日はヌードに関する新しい法律に抗議する者たちが集まり、ジェーン・ワーナー・プラザからサンフランシスコ市庁舎までを裸でパレードしました。

    裸のパレードとは言ってもWNBRのような街ぐるみのイベントではないので華やかさはありませんが、30人ほどがヌードで列をなす光景はとてもインパクトがあり、人々への訴えとしては効果的ですね。

    出典:Body Freedom Parade → September 2015
    Body Freedom Parade → Mai 2017


    アニメ映画「となりのトトロ」の冒頭には、主人公の姉妹が自転車に乗った人をお巡りさんだと勘違いして身を隠すシーンがあります。
    子供にとって警察官はちょっと怖いイメージがあるようです。

    しかしだからこそ頼もしいとも言えますし、街にお巡りさんがいるからこそ、子供たちは天使にもなれるし、このようなデモ行進も安全におこなえるのです。
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    書籍「Zeig Mal!」

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    1974年にドイツで出版された、親子のための性教育読本「Zeig Mal!」
    子供たちに自然と湧き上がる性への好奇心、それに応えるために生まれた本です。

    タイトルの「Zeig Mal!」とは「見せて!」という意味。
    子供たちの素直な気持ちを端的に表している良いタイトルですね。

    著者は精神科医のヘルガ・フライシュハウアー・ハルト(Helga Fleischhauer Hardt)で、収録されている写真は写真家のウィル・マクブライド(Will McBride/1931-2015)が担当しています。

    この本は発売と同時に高い評価を得て、ドイツのプロテスタント教会や、ドイツと米国のアートディレクターズクラブ(ADC)などからたくさんの賞を受賞しました。
    翌年1975年には「Shaw Me!」というタイトルで英語版が発売されています。

    また、1990年にはエイズに関する記述を追加した第2版が出版されました。
    上の画像はその第2版の表紙です。


    この本は7つの言語に翻訳され、これまでに世界中で約100万部が販売されました。
    写真家、ウィル・マクブライドによる美しいモノクロ写真と優しさ溢れる文章によって、小さな子供にも理解しやすい構成となっています。


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    「どうして男と女は違うの? どうしておへそがあるの?」
    子供たちに湧き上がる素朴な疑問。


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    「ボクは赤ちゃんなんて嫌いだ!」
    下の子が生まれた時にこそ、家族の愛情が何よりも大切。


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    「そうか、そうすると赤ちゃんができるのか」
    人間の性について正しく理解することで、子供たちは命の尊さを知るのです。


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    子供たちが自分が生まれた理由を知り、将来の性について学べる195ページの本。

    多くの評論家はこの本を高く評価しましたが、1990年代に入ると批判的な意見が高まり始め、米国の一部の州では所持が禁止されたこともありました。

    たしかに赤ん坊から大人まであらゆる世代のヌードが登場し、性教育書籍の中でも取り分け写真で学ぶことに重点をおいた作りになっていますが、収録されている写真はどれもとても美しく、決して猥褻と思わせるものではありません。

    実際に出版元のドイツでは連邦審査局によって「これは未成年者に有害なメディアではない」とされています。
    公立の図書館でなんの制限もなく閲覧できますし、古書としても流通しています。

    Amazon.deより
    Zeig Mal! Broschiert – 1. Januar 1983


    この本は初めて公開されたときに、マスメディアから様々なレビューを受けました。
    ロサンゼルス・タイムズは「美しく、優雅で魅力的でエレガント」と評し、ワシントンポスト誌は「美しく、攻撃的で、グロテスクで魅惑的」と表現しました。

    また、カリフォルニア州の医師であるラッセル・ローデ博士は、2005年にAmazonのレビューでこう語っています。

    『この本は母乳育児、思春期、思春期の変化、月経、性的解剖学、妊娠、自慰、避妊、性的行動障害、性病の問題を適切に掘り下げています。性教育のニーズを十分に満たしており、この入門書に匹敵する他の本を私は知りません。』
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    Sportininkas

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    ロシアの彫刻家、バレンティーナ・リバルコ(Valentina Rybalko/1918-1991)による1972年の作品「Sportininkas」
    リトアニア南部のネムナス川沿いにあるドルスキニンカイという保養地に設置されています。

    タイトルは「アスリート」という意味。運動選手、主に陸上選手のこと。
    その名のとおり、立ちポーズでありながら今にも動き出しそうな躍動感ある作品です。

    少年アスリートが腰に手を当てて遠くを見据えています。
    右足を少し浮かせて、これから走り始めるところでしょうか?
    それとも途中で立ち止まって休んでいるところでしょうか?

    雨の雫や朝露に濡れると、それが汗に見えて一段と凛々しく感じられますね。

    画像出典:Blogi z drogi.Druskienniki.Muzeum komunizmu


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    これは制作当時に撮影された写真。
    左側にいるのが作者のバレンティーナ・リバルコさん。

    彼女は1918年にロシアのクリミア共和国の首都、シンフェロポリで生まれました。
    1937年から翌年までレニングラードで絵画、彫刻、建築を学び、その後1946年まで彫刻家のビクター・シナイスキーに師事しました。

    大学院で学んだ後は芸術家協会のメンバーとなり、1951年から1989年までレニングラードのヴェラ・ムーヒナ美術学校で講師を務めました。
    1991年にサンクトペテルブルクにて死去。

    2006年にはロシア博物館にて「変化の時代:ソビエト連邦の芸術」展が開かれ、彼女の作品が展示されました。


    valentina_rybalko-sportininkas_bw.jpg valentina_rybalko-sportininkas_like.jpg

    バレンティーナ・リバルコ作「Sportininkas」と、それと同じポーズの人間との比較。
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    プリュショーの親子写真

    wilhelm_plueschow-untitled01.jpg wilhelm_plueschow-untitled02.jpg

    だいぶ前に母子ヌードの特集をしたことがありましたが(該当記事)、19世紀のドイツの写真家、ヴィルヘルム・フォン・プリュショー(Wilhelm von Plüschow/1852-1930)も同じようなテーマの作品を発表しています。

    左は父と息子で、右は母と娘でしょうか。
    どちらもそっくりな親子ですね。
    今から120年ほど前の1900年頃の作品で、タイトルは付けられていません。

    従兄弟のグレーデンの作品のように練り上げられた構図ではありませんが、プリュショーはモデルには恵まれていたようです。

    ところで、昔から「母子」のヌード作品はプロアマ問わずよく見るテーマですが、「父子」のヌードとなるとあまり見かけませんね、どうしてでしょう?

    まぁ母親は子を産んだ者としてその姿に愛着があるでしょうし、父親はどちらかと言うと写真を撮影する側ですからね。
    また女性と子供のペアのほうが万人受けするってことも、理由としてはあるんじゃあないでしょうか。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    Catalogue of Wilhelm von Plüschow's pictures
    ライセンス:パブリックドメイン
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    書籍「MY FAIRY」

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    アメリカの女流写真家、アヤコ・パークス(Ayako Parks/1950- )による少女写真集「MY FAIRY」
    美術図書専門の出版社「サン美術出版」から1982年に刊行された書籍です。

    「私の妖精」というタイトルのとおり、妖精のように美しい女性モデルが登場します。
    モデルの名前はシェイラ、アンジェラ、テリー、クリスティ、キム。

    ソフトフォーカス気味のふんわりとした画作りは、しばし現実を忘れさせるほどの浮遊感。
    妖精たちの庭を覗いているかのような幻想的な雰囲気が漂う写真集です。

    1970〜80年代は西洋美術風の女性ヌードが持て囃されていた時代でした。
    しかし私はこれは単なる流行りではなく、現実から異世界へとトリップできるファンタジー映画のような需要だったのだろうと思っています。

    実際にファンタジー映画に欠かせないSFXやVFX、アニマトロニクス技術などは人々の非現実願望に応える形で発展してきたのですから、人体アートの分野でファンタジーが求められても不思議ではありません。

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    作者のアヤコ・パークスさんは1950年に大阪で生まれました。
    若い頃はモデルとして活躍していましたが、アメリカ人画家のアンドリュース・パークスと結婚し、カリフォルニアに移住。
    その後、写真学校に通って写真技術を修得し、モデルから写真家に転向しました。

    彼女は同じくモデルから写真家に転向したフランスの女流写真家、サラ・ムーン(Sarah Moon/1941- )の作品を好んでいました。
    撮られる側と撮る側、両方の気持ちを理解できる写真家は希少かもしれませんね。

    ayako_parks-my_fairy04.jpg

    彼女が女性のヌードを撮影するきっかけとなったのは、夫の先妻の娘であるシェイラという少女との出会いでした。
    1981年にこの子をモデルとした写真集を出版したことで一躍有名となります。

    最初の出版が少女の写真集だったため、今でも彼女を少女ヌードの写真家だと勘違いしている人は多いのですが、シェイラ以外のモデルはすべて大人の女性であり、その後は男性モデルの撮影もおこなっています。
    自らのモデル経験を生かしたポージング、カリフォルニアの気候を生かしたロケーションなど、特色のある作品を発表して好評を得ました。

    ヌードを撮影する写真家は圧倒的に男性が多いのですが、女性が女性の視点で人間の美を捉えた作品からは、男性によるそれとはまた違ったメッセージを感じます。
    もしかしたらそれは、人間の姿に対する偏見を消し去る、新しい形の道徳教材となり得るのかもしれません。
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    天使たちのレクリエーションゲーム

    家でテレビゲームも良いけれど、大勢の友達と遊ぶなら屋外でのレクリエーションが一番!

    例えばどのようなものがありますか?
    水遊びや泥んこ遊びよりも、勝ち負けのあるゲームが面白いですね。
    チームごとの対抗戦ならさらに盛り上がります。

    サマーキャンプ等でもおこなわれているレクリエーションゲーム。
    太陽の光を浴びる天使たちの、健康的な集団レクリエーションゲームを見てみましょう。


    【ボール運びゲーム】

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    チームごとに分かれ、自分たちのボールをゴール地点に早く運んだほうが勝ちというゲーム。

    頭上や股の間から手渡したり、足で挟んで歩いたりと、ルールによってボールの移動方法は様々。
    使うボールもピンポン球から大玉までと色々ありますが、どれもいち早くゴールまで運ぶという単純なルールです。
    リレー式で運ぶ場合は仲間との連携が、手を使わずに運ぶ場合は個人の身体能力がそれぞれ重要になりますね。



    【輪転がしゲーム】

    angel_recreation_wheel.jpg

    チームごとに自転車のホイールを転がしながら走り、先にゴールしたほうが勝ちというゲーム。
    なかなか思った方向には進まないため、見た目にも面白い競技です。

    世界中に昔からある、丸い車輪を転がすあの遊び。
    日本では箍回し(たがまわし)と呼ばれ、明治時代になって自転車の車輪などが使われるようになると、輪転がし・輪回しなどと呼ばれるようになったそうです。



    【タライ乗りゲーム】

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    浅い水面にタライなどの容器を浮かべ、沈まずに何人乗れるかを競うゲーム。

    安全面を考えるとエアマットが良いのでしょうが、徐々に浸水していくドキドキや一気に沈む面白さがあるのはやはりタライや小舟でしょうね。(この写真のタライはちょっと小さ過ぎますが)
    バランスを取るため抱き合う形となるので、スキンシップを育むのにも最適です。

    Copyright : Rudolf Hofmann Verlag



    【ミルク注ぎゲーム】

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    運動会のような徒競走も良いのですが、集団レクリエーションの場合は器用さが求められるゲームが楽しいでしょう。
    頭の上のカップから頭の上のカップへミルクを次々と受け渡していき、最後にミルクが多く残っていたチームが勝ちというゲーム。

    水ではなくミルクを使うのは最後の計量がわかりやすいからだと思いますが、すぐ近くに体を洗う場所が必要ですね。



    【丸太落としゲーム】

    angel_recreation_log.jpg

    両チームに分かれて、丸太や板でできた橋の上を両端からひとりずつ渡り、真ん中で落とし合うゲーム。
    落とされたらすぐに次の子が渡り、全員落とされてしまったチームが負け。

    当然安全のために、水の上か柔らかいマットの上でおこないます。
    殴ったり蹴ったりは禁止。掴んだり引っ張ったりも禁止。
    あくまでも手のひらで相手を押すのがルール。

    Copyright : Hanseatic Buch & Presse-Erzeugnisse



    【泥除けゲーム】

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    3人1組でチームになり、一人は相手から泥を投げ付けられ、他の二人がその子を身を盾にして守るというゲーム。

    2チーム以上に分かれ、雪合戦の要領で数メートルの距離から相手に泥を投げつつ、自チームのひとりを守ります。
    守られる子はふたりの後ろに隠れていても構いませんし、泥投げに参加しても構いません。
    最終的に守られ役の子の汚れが少ないチームが勝ち!

    Copyright : Hanseatic Buch & Presse-Erzeugnisse


    ナチュリストであればこのようなレクリエーションもエンジェルスタイルでおこなえますが、一般の家庭ではそうもいきませんね。
    でも自宅の庭や室内など限られた場所で、兄弟や親戚が集まった時などにやってみてはいかが?
    きっと楽しい思い出となることでしょう。
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    チャールズ・ポール・ウィルプの写真作品

    charles_paul_wilp-werner_poster.jpg

    ドイツの写真家、チャールズ・ポール・ウィルプ(Charles Paul Wilp/1932-2005)による1972年の写真作品。

    ガスマスクを装着した裸の子供たちがいて、その後ろに子供を抱きかかえた男性が立っています。
    何か重いテーマがありそうな作品ですが、明確なタイトルは付けられていません。

    何故ならば、この写真は当時のドイツの政治家、ルドルフ・ヴェルナー(Rudolf Werner/1920-1996)の選挙ポスターだからです。
    真ん中の男性がヴェルナー氏です。

    日本で選挙ポスターと言えば、候補者の顔を大きく載せて政党名やスローガン等を書き込んだものが多いようですが、どうやら使う写真やデザインには規定がなく、原則的に自由とのこと。
    ということは日本でもこの写真のように天使が写っていてもOKなんですね。
    まぁ当選するかどうかは別問題ですが。

    作者のチャールズ・ポール・ウィルプはドイツの広告デザイナー、写真家、芸術家。
    高等学校を卒業後、フランスのパリにある美術学校「アカデミー・ドゥ・ラ・グランショーミエール」を経て、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州にある「RWTHアーヘン大学」に入学。
    その後、広告デザイナー兼写真家として幅広く活躍します。

    幾人かの政治家のイメージコンサルタントでもあったウィルプは、1972年に政治家のルドルフ・ヴェルナーから写真撮影を依頼されます。
    それは9人の裸の子供を使った総選挙用ポスターの制作でした。
    撮影は9月にウィルプの写真スタジオにて、2時間ほどかけておこなわれました。

    この選挙ポスターの意図は、当時の社会問題であった環境汚染(排気ガスなど)に対する抗議でした。
    子供たちがガスマスクを使うような社会にしてはいけない、というメッセージだったのでしょう。
    このポスターは約1万部が発行されましたが、肝心の選挙結果は散々だったそうです。

    政治家ルドルフ・ヴェルナーの広告戦略は失敗に終わりましたが、写真家チャールズ・ポール・ウィルプは印象深い素晴らしい作品を残してくれました。


    画像出典:Wahlkampf mit nackten Kindern
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    弓矢と褌

    以前書いた「キューピッドの弓矢」と題した記事では、最後に『手法による表現の違いはあれど、愛の神が人々の心に存在する限り、少年と弓矢の組み合わせはこれからも受け継がれていくのでしょう。』という言葉で締め括りました。(該当記事)

    たしかに弓矢を持ったアート作品はほとんどが少年です。
    弓矢を持った少女の像も存在するのかもしれませんが、私は見たことがありません。

    やはりその下地としてローマ神話の愛の神クピド(キューピッド)のイメージがあるからでしょう。
    19世紀に普及したポストカードやスタジオ写真には、小さな子供をクピドに見立てた作品が数多く見受けられます。

    julia_margaret_cameron-love_in_idleness.jpg

    イギリスの写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロン (Julia Margaret Cameron/1815-1879)による1867年頃の作品「Love in Idleness」

    弓矢を小道具として使った肖像写真ですが、ちょっと眠たそうですね。
    子供のコスプレ写真を撮影するスタジオは今もありますが、その走りみたいなものでしょうか。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Love in Idleness, by Julia Margaret Cameron.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    しかし弓矢を持った子供が全てキューピッドのイメージなのかと言うと、そうでもありません。

    postcard-two_naked_boys_hunting.jpg

    これは19世紀に発行されたポストカード。
    少年が弓矢を構えていますが、腰に褌(ふんどし)のような布を巻いており、どう見てもキューピッドではないですね。
    狩りをする野生の子というイメージで演出した写真でしょう。

    この写真のように褌姿の場合は弓矢を持っていてもそれはキューピッドではなく、多くはアメリカ大陸の先住民、つまりアメリカンインディアンをモチーフとした作品です。

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    【弓矢と褌でインディアンに扮した少年】

    アメリカンインディアンにとって弓矢は狩猟の道具であり、武器でもあります。
    弓矢は旧石器時代から中石器時代にかけて現れた道具で、オセアニアを除いたほとんどの国の歴史に登場します。
    最も初期のものと思われる明確な痕跡はヨーロッパにあり、ドイツからは18,000年前の弓矢も発見されています。

    また、彼らが身に着けている褌は日本のものとは形が違い、腰に巻いたヒモに布を引っ掛けるタイプが多いようです。
    着脱が容易であり、狩猟においては日本の褌のような巻き付けるタイプよりも利便性が高かったのではないでしょうか。

    indian_hunter_and_his_dog.jpg
    【Indian Hunter and His Dog】
    Alexis Rudier Fondeur/1926年フランス

    画像出典:Indian Hunter and His Dog
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    西洋褌(ロインクロス)を身に着けて、洋弓(アーチェリー)を持っているというこのスタイルはアメリカンインディアンに由来したものですが、中にはこの組み合わせでありながらインディアンとは無関係の作品も存在します。

    loincloth_boy_and_bow.jpg loincloth_boy_and_arrow.jpg
    【褌姿で弓矢を持つ少年】

    左はフランスの写真家ジェレミー氏によるもので、右は詳細不明。
    どちらも小さめの褌を着用しており、左の子は弓を、右の子は矢を持っています。

    この写真のモチーフはキューピッドでもインディアンでもありませんね。
    弓矢と褌は単に勇ましさを引き立てるアイテムとして使っているのでしょう。

    弓矢も褌も古来より人々に愛用されてきた道具で、どちらもその歴史は有史以前にまで遡ります。
    アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアの多くの国々で人間の生活とともに歩み、その形を変えることなく今に至るアイテム。

    現代の生活にはどちらも馴染みの薄いものですが、絵画、彫像、写真に登場している場合は、そこから古い歴史を鑑みてみるのも良いのではないでしょうか。
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    シルエットクイズ

    【シルエットクイズ!彫像と人間】

    下に12枚のシルエット画像が並んでいます。
    これは彫像の姿と人間の姿をトレースしたものです。

    さて、どれが「彫像」で、どれが「人間」か、わかりますか?

    (注:スマホ版表示では画像のレイアウトが崩れるので、PC版表示で見ることをお勧めします)


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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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