広告の天使たち - 2

    無邪気、無垢、可愛らしさの象徴である天使の姿。
    昔はそんな天使の姿、つまり裸の子供が登場する広告がたくさんありました。
    前回の記事の続きとなりますが、見ていきましょう。

    前回は新しい順でしたが、今回は年代の古い順です。


    ad_nivea_massage_oil1929.jpg

    ドイツのバイヤスドルフ社が販売する「ニベア マッサージオイル」の1929年の広告。
    ニベアブランドの製品は日本では合弁会社であるニベア花王が製造販売していますが、マッサージオイルは見たことがないですね。
    サンオイルみたいなものでしょうか?

    広告には裸でじゃれ合う子供たちの写真と「スポーツ用」という言葉が書かれています。
    スポーツした後にこのオイルでマッサージするのか、このオイルを塗ってからスポーツするのか、どちらにしても健康的。



    ad_summer_cump_flying_cloud1960.jpg

    アメリカのバーモント州の街、プリマスでおこなわれていたサマーキャンプ「Flying Cloud」の1960年の広告。
    男の子がインディアン(ネイティブアメリカン)に扮していますが、実際に参加した子の写真でしょう。

    日本では子供が褌を締めるのは夏祭り、会陽、相撲大会といくつかありますが、アメリカの子が褌を体験するのはこういったサマーキャンプくらいでしょうか?
    「フライング・クラウド」とは空飛ぶ雲という意味ですから、タイトルからして楽しそうですね。



    ad_orwo_film1980.jpg

    ドイツの写真フィルムメーカー「ORWO」(オルヴォ)が1980年代に出した写真フィルムの広告。
    CHROMと書かれているのでポジフィルム、いわゆるリバーサルフィルムですね。

    日本でも昔から写真フィルムの広告には赤ちゃんや幼い子供がよく登場していました。
    それは家族写真という需要があるからですが、それだけではなく、子供の肌の美しさをいかに再現するかというのはフィルムの性能の見せ所でもあるからです。
    その点この広告は、上手くファミリー層にアピールしていますね。



    ad_roche_rivotril1981.jpg

    スイスの製薬会社エフ・ホフマン・ラ・ロシュが発売した抗てんかん剤「リボトリール」の1981年の日本での広告。
    裸の女の子が岩の上に座っていて、背景が稲妻というよくわからないデザイン。

    脳の病気である癲癇(てんかん)に年齢性別は関係ないので、なぜ子供の写真を使ったのかはわかりませんが、安心な状態へと向かうというイメージなのかもしれません。
    それにしても稲妻は意味不明ですが。
    医療系の広告にヌードが登場するのは珍しいことではありません。



    ad_camilla_jessel_book1985.jpg

    アメリカの女流写真家、カミラ・イェッセル(Camilla Jessel/1937- )が1985年に出版した書籍「Catching the moment」の宣伝用ポスター。
    これは縦60cmのポスターですが、本の表紙にも同じ写真が使われていました。

    タイトルは日本語に訳すと「瞬間を捉える - あなたの子を撮影しよう」
    ファミリー向けの写真教本ですね。
    子供がじっとしているところしか撮ったことがない親御さんも多いと思いますが、こういう教本で動きのある写真を学んでみるのも良いでしょう。



    ad_inkjet_paper1999.jpg

    メーカー不明ですが、1999年にドイツで販売されていたプリント用紙「PRINT ME!」のパッケージ。
    1平方メートルあたり163gということで、少し厚めの写真用紙ですね。

    パッケージに印刷されているのは海を見つめる幼い兄妹。
    なぜ水平線が斜めなんだ?という疑問はさておき、商品パッケージに天使の姿を使ったことは褒め称えるべきでしょう。
    写真フィルム同様、子供の肌はプリント用紙の性能アピールにも最適です。



    ad_novomes_poster2001.jpg

    ブルガリアの首都ソフィアの某食肉加工会社が2001年に発表した宣伝用ポスター。
    夕暮れの砂場?で裸の幼児が遊んでいて、周りにソーセージ等の食肉が散らばっているという奇妙なデザイン。

    合成写真であることは一目瞭然ですが、手持ちの写真を適当に組み合わせたように見えますし、食肉の広告に裸の子というのはちょっと冒険が過ぎましたね。
    ちなみにこの子はオーナーの5歳の息子さんだそうです。


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    書籍「L'Enfant Impossible / Les enfants de Rebelo」

    vuillaume-impossible01.jpg vuillaume-les_enfants01.jpg

    フランスの写真家、ジャン・マニュエル・ヴィヨーム(Jean-Manuel Vuillaume/生没年不明)が出版した2冊の写真集。

    左は1979年発売の1作目「L'Enfant Impossible」
    Impossibleは「不可能な・あり得ない」という意味ですが、この場合は「それほどに素晴らしい」という意味と捉えて良いのでしょうか?

    右は1987年発売の2作目「Les enfants de Rebelo」
    日本語に訳すと「レベロの子供たち」となりますが、このレベロが何を(誰を)指しているのかはわかりませんでした。
    どちらもかなり簡素なデザインの表紙ですね。

    この2冊は「Collection Enfance et Société」(コレクション 子供時代と社会)と題されたシリーズでフランスの出版社から発売されました。
    現在はフランス国立図書館等で閲覧できるそうです。


    写真集「L'Enfant Impossible」(1979年)

    vuillaume-impossible02.jpg vuillaume-impossible03.jpg

    1作目の「L'Enfant Impossible」のモデルは作者の息子さんでしょうか?
    部屋の中で寝転がったりぬいぐるみを抱っこしたりと、あまりポーズを決めることもなく、単純なスナップ写真といった感じです。
    子供の日常を淡々と捉えるだけでも幻想的な作品を作り得るという見本のような写真集ですね。

    Amazon.comより
    L'Enfant Incroyable (Boy Photobook) Paperback – 1979


    写真集「Les enfants de Rebelo」(1987年)

    vuillaume-les_enfants02.jpg vuillaume-les_enfants03.jpg

    2作目の「Les enfants de Rebelo」はモデルが複数いるので息子さんとその友達かもしれません。
    こちらも部屋の中でのポートレイトが主ですが、ポーズのバリエーションが多く、人体ポーズ集として画家やイラストレーターにも重宝しそうです。

    カメラに向かって笑顔でおどける様子はどこか家族写真的ですが、窓から差し込む自然の光のみを光源としており、ドキュメンタリーでありながらアーティスティックな趣を感じさせる作品です。
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    時代を彩るカメラたち

    pentax_auto_110_and_girl.jpg pentax_auto_110.jpg
    Copyright : RUKA

    世の中には数々の写真作品があります。
    それらを生み出してきた道具、それが「カメラ」
    彫刻家にとってのノミ、画家にとっての絵筆といったところでしょうか。

    11世紀、ピンホールから像が投影される原理の発見と、それを応用したカメラ・オブ・スクラという装置の発明。
    1820年代に投影像を金属板に定着させる技術が発明され、のちにガラス板、感光紙へと発展。
    1880年代にはコダック社によってセルロイド製のフィルムと小型のカメラが発売されました。

    1900年代に入ると一般大衆の多くがカメラという製品を知り、高価ながら手軽に写真を撮影できるようになりました。
    1970年代以降はその精密さで日本製のカメラが世界市場を席巻。
    そして21世紀になるとプロ・アマ共にデジタルカメラが主流となり、今やデジタル写真はスマートフォンにも欠かせぬ機能となっています。

    今回は古い写真に写る「カメラ」にスポットを当ててみたいと思います。


    【PENTAX auto110】

    上の画像は私が1984年頃に撮影したポートレイト。
    女の子が小さなカメラを持っていますが、これ、オモチャではありません。
    ペンタックスが1979年に発売した「PENTAX auto110」という製品。
    コンパクトな110フィルム、いわゆるポケットフィルムを使う、世界最小の一眼レフカメラでした。


     PENTAX auto110
     発売年:1979年3月
     標準レンズ:24mm F2.8(上の写真では50mm F2.8を装着)
     シャッター速度:1~1/750秒
     大きさ:99 × 44 × 44mm(標準レンズ装着時)
     重量:約170g(標準レンズ装着時)

    画像出典:File:Pentax Auto 110.jpg



    【ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)】

    asahi_pentax_spotmatic_and_boy.jpg asahi_pentax_spotmatic.jpg

    フランスの写真家、ネグレポントが1983年に発表した写真集「Mercredi aprés-midi」には、天使くんがカメラを持っている写真が載っています。
    さてこのカメラ、何という製品でしょう?

    画質があまりよくありませんが、たぶんアサヒペンタックスが1964年に発売した「PENTAX SPOTMATIC」だろうと思います。
    全世界で400万台以上を売り上げた、一眼レフカメラのベストセラー機。
    それまでのカメラにはなかったTTL露出計(撮影レンズを通った光量を測定する露出計)を内蔵して人気を博しました。
    1974年には復刻機としてSPOTMATIC Ⅱ が発売されています。


     ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)
     発売年:1964年
     シャッター速度:1~1/1000秒・B・X
     測光方式:全面平均絞込測光
     大きさ:143 × 92 × 91mm(50mm F1.4レンズ装着時)
     重量:約623g(ボディーのみ)

    画像出典:File:Vintage Asahi Pentax Spotmatic 35mm SLR Film Camera With Super Takumar 1.4 Lens, Made In Japan, Circa 1964 - 1967 (35210653374).jpg



    【MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional】

    mamiyaflex_c2_and_girl.jpg mamiyaflex_c2.jpg

    古いナチュリストの写真ですが、この天使ちゃんが持っているカメラはいったい何でしょう?
    今の子供たちが見たら、もはやカメラだとは思わないかもしれませんね。

    画像を見る限りでは、日本のマミヤ光機が1958年に発売した二眼レフカメラ「Mamiyaflex C2」だと思います。
    私はこの頃のカメラは使ったことがないので詳しいことはわかりませんが、良い製品だったのでしょう。


     MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional
     発売年:1958年6月
     レンズ:Mamiya-Sekor 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/400秒・B
     大きさ:85 × 107 × 165mm
     重量:約1,580g

    画像出典:Collection Appareils - Mamiya Mamiyaflex C2



    【Rollei Rolleiflex 2.8 F】

    rolleiflex_28f_and_girls.jpg rolleiflex_28f.jpg

    ではこの写真で右側の女性が持っているカメラは何でしょう?

    潮風に当てて大丈夫かと心配になってしまいますが、このカメラはドイツのカメラメーカー、ローライが1960年に発売した「Rolleiflex 2.8 F」だと思います。
    ローライの二眼レフの完成形とも言われた、まさにこの時代を代表する中判カメラでした。
    空気感まで写し出すと言われているその描写力から、現在でもファンの多い名機です。


     Rollei Rolleiflex 2.8 F
     発売年:1960年
     レンズ:Planar 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/500秒・B
     大きさ:112 × 105 × 148mm
     重量:約1,220g

    画像出典:collectiblend.com - Rollei: Rolleiflex 2.8 F



    【Agfa Synchro Box 600】

    agfa_synchrobox_and_boy.jpg agfa_synchro_box.jpg

    この天使たちが使っている(というより遊んでいる?)カメラは何でしょうか?

    これはたぶんドイツのフィルムメーカー、アグファが1951年に発売した「Agfa Synchro Box 600」だと思います。
    Synchro(シンクロ)という名前はフラッシュがシャッターに同期することから名付けられました。
    ピントもシャッター速度も固定という、トイカメラと言っても良いスペックですが、当時はそこそこ人気があったようです。
    それにしても、フィルムで有名なアグファがこのような中判カメラを発売していたとは知りませんでした。


     Agfa Synchro Box 600
     発売年:1951年
     レンズ:105mm F11・固定焦点
     シャッター速度:1/50秒・B
     大きさ:75 × 100 × 118mm
     重量:約412g

    画像出典:File:Agfa Synchro-Box.jpg



    【MINOLTA α-7000】

    minolta_7000_and_boy.jpg minolta_7000.jpg

    この天使くんが構えているカメラは何という製品でしょう?

    かろうじて見えるボディの一部とレンズの形から察するに、たぶんミノルタが1985年に発売した「α-7000」ではないかと思います。(海外ではDynax7000やMaxxum7000の名で販売されました)
    ピント合わせを完全自動化した一眼レフカメラの先駆けであり、一眼レフのオートフォーカス化を牽引した製品でした。

    私も当時はα-7000をサブカメラとして使っていましたが、低照度・低コントラストでのフォーカス反応がイマイチで、操作感も好みではなかったのであまり長い期間は使いませんでした。
    でも一眼レフを誰でも手軽に扱えるようにしたという意味では、画期的な製品だったのだろうと思います。


     MINOLTA α-7000
     発売年:1985年2月
     AF方式:TTL位相差検出方式、中央一点
     測光方式:TTL中央重点平均測光
     シャッター速度:30~1/2000秒・B・X
     大きさ:138 × 91.5 × 52mm(ボディのみ)
     重量:約555g(ボディのみ)

    画像出典:File:Minolta7000.jpg



    【Canon IXY DIGITAL 200a】

    canon_ixy_digital_200a_and_boy.jpg canon_ixy_digital_200a.jpg

    さて、21世紀になってデジタルカメラが普及すると、カメラを構えるポーズにも変化が現れました。
    それまでカメラといえばファインダーを覗き込んで撮影するものでしたが、液晶画面を搭載したコンパクトデジカメの登場により、このように顔から離して構えるのが当たり前になりました。

    顔に密着させてブレを抑えるというそれまでのセオリーが通用しなくなってしまったわけですが、その代わり撮影の自由度が高まったのは確かですね。
    この天使くんが持っているのはキヤノンが2002年に発売した「IXY DIGITAL 200a」だと思います。
    同じ年に発売された、外観が全く同じIXY DIGITAL 320の可能性もあります。


     Canon IXY DIGITAL 200a
     発売年:2002年4月
     撮像素子:有効画素数約200万画素 1/2.7型CCD
     AF方式:TTL AiAF(3点)/TTL AF(中央1点)
     測光方式:評価測光/スポット測光
     シャッター速度:15~1/1500秒
     大きさ:87 × 57 × 26.7mm
     重量:約180g

    画像出典:キヤノンカメラミュージアム - IXY DIGITAL 200a



    【カメラの機種名がわからなかった写真】

    下の3つの写真については、写っているカメラの機種名がどうしてもわかりませんでした。

    camera_and_boy01.jpg camera_and_boy02.jpg
    camera_and_boy03.jpg

    1枚目はカメラを構えている天使の後姿ですが、位置的にカメラがほとんど見えないので特定できません。
    2枚目はたぶん110カメラを防水用のケースに入れているんだと思いますが、当然中が見えないので特定できません。
    3枚目は上から覗くウェストレベルファインダーのカメラですが、写りが小さいのでメーカーさえもわかりませんでした。


    カメラという機械、そして写真という作品。
    昔は重いカメラをセッティングしてフレーミング、光量を測定し、絞りとシャッター速度を計算し、手でピントを合わせて撮影していました。

    そんな時代から、庶民が手軽に撮影できる時代へと変わり、そして今ではさらに自動化が進んだカメラやスマートフォンで、瞬きをするように写真が撮れる時代。

    しかしそれに伴い、思いやりがない写真を撮る者も増えてきたように感じます。
    カメラマンはプロであれアマチュアであれ、被写体やその関係者に喜んでもらえるような写真を撮ることが大切。

    それはなにも人物写真に限ったことではなく、風景写真でも動物写真でも鉄道写真でも、すべてに共通する大前提だと私は思っています。


    YouTubeより、1987年のキヤノンのテレビCM



    「子供たちの息づかいが聞こえてくるような写真を 私は撮りたい
     速いEOS 見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    「自然の光が描き出す 子供たちの美しさをありのままに 私は撮りたい
     わずかな光にも素早く対応 EOSなら見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    写真家 ビクトリア・ブリナー
    (YouTubeの動画ページより)
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    1980年代・12歳・サッカー

    swiss_unknown_soccer.jpg

    人の一生のどの時期を美しいと感じるかは人それぞれですが、見た目、つまり体の形に限定して考えた場合、多くの美術作品は「美しい人間」として成人した若者を表現しています。
    そして「可愛らしい人間」としては、幼児や児童を表現したものが多いですね。天使のイメージも同じです。
    これらはほぼ固定された人間の美意識と言っても良いでしょう。

    ということは単純に考えて、「美しさ」と「可愛らしさ」の両方を兼ね備えている時期は、子供の体から大人の体への移行期、つまり12歳あたりであると言えます。

    以前このブログで、1980年代の子供たちは健康的な体形をしていた、という話をしたことがありました。
    文部科学省が実施している小学生の運動能力テストの結果が最も優れていたのは1985年だった、という話でした。(該当記事)

    また、サッカー少年は体形のバランスが良い(美しい)という話もしましたね。
    サッカーの練習によって鍛えられる筋肉は、体形の良さにも関係するという話でした。(該当記事)

    この3つを総合すると、美しくて可愛らしく、健康的であり、バランスの良い体形・・・このすべてに当てはまるのは「1980年頃の12歳のサッカー少年」ということになります。

    それを説明するのに最もよい資料があります。
    以前も紹介しましたが、1980年頃にスイスで撮影された、サッカー少年たちが水着モデルをしている写真。
    その時代のスポーツ少年の体形を記録した貴重な写真ですが、関係者から削除要請があれば削除しますのでご了承ください。


    【ボールを頭上に掲げるポーズ】

    彼らの写真には体形の良さがよくわかる特徴的なポーズが2つあります。
    「ビーチボールを頭上に掲げるポーズ」と、「横になって上半身を起こして片脚を立てるポーズ」

    swiss_andre_beachball.jpg swiss_marc_beachball.jpg
    swiss_louis_beachball.jpg swiss_gerold_beachball.jpg
    swiss_raphael_beachball.jpg swiss_philipp_beachball.jpg
    swiss_markus01_beachball.jpg swiss_patrick_beachball.jpg
    swiss_markus02_beachball.jpg swiss_daniel_beachball.jpg

    ご覧のように、モデルの何人かはビーチボールを頭上に掲げるポーズをしています。
    当然撮影者からの指示でしょうし、ボールも小道具として用意されたものだと思いますが、これが結果的に体形を美しく見せることにも繋がっています。

    腕を上げることで大胸筋や三角筋が強調され、上半身が逆三角形の美しい形となります。
    また背筋が伸びて姿勢が良くなるため、全体的にスラリとした体形に見えるという利点もあります。

    上半身と下半身の見た目のバランスの良さはさすがサッカー少年という感じがしますし、無駄を削ぎ落とした彫刻作品のようにも見えますね。


    【横たわり上半身を少し起こして片脚を立てるポーズ】

    swiss_unknown_lie.jpg swiss_maxi_lie.jpg
    swiss_marcel02_lie.jpg swiss_mathias_lie.jpg
    swiss_martin_lie.jpg swiss_gerold_lie.jpg
    swiss_uwe_lie.jpg swiss_michael_lie.jpg
    swiss_stefan_lie.jpg swiss_marcel04_lie.jpg

    横になっているこのポーズはただの寝姿ではなく、肘をついて上半身を少し起こしています。
    これにより腹部に力が入り、腹直筋の形、いわゆる腹筋の美しさが強調されています。

    また、片脚を立てることによって太股とふくらはぎの横からの形が示され、サッカー少年らしい脚部の発達具合が良くわかる写真となっています。

    撮影者がスポーツ医学的な観点から撮影していたのかどうかはわかりませんが、ある程度ポーズを限定していることから、少なくとも体形の美しさを記録しようとしていた意図は感じられますね。

    人類史上最も素晴らしい体形は1980年代の12歳のサッカー少年である、という説は私の勝手な主観ではありますが、これらの写真を見ると、あながち間違いではないような気もします。
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    天使の学校は歴史の中

    kindergarten_russia_1930.jpg
    【1930年代のロシアの幼稚園】

    童謡「メダカの学校」では、メダカの学校は川の中にありました。
    では一文字違いの「ハダカの学校」なら、それは一体どこにあるのでしょう?

    上半身だけが裸ということであれば、現在も世界のいくつかの国に存在しています。
    たとえば日本には1年を通して上半身裸で過ごさせる幼稚園・保育園がありますし、ロシアにも冬にパンツ一枚で遊ばせている幼稚園があります。

    このような自然派の教育は子供たちの健全な心身育成のためにおこなわれているのですが、中には勘違いして幼稚園に抗議する親もいるんだとか。
    信じられないことですが、園児たちが上半身裸になって遊ぶことを卑猥なことだと思っている親もいるようです。
    もちろんそのような感覚を持つ者はごく一部だと思いますが、これも街から天使が消え去ったことの弊害かもしれませんね。

    では、子供たちが天使のように「全裸」で授業を受ける学校はあるのでしょうか?
    いいえ、さすがに全裸となると現在ではもう存在しません。

    現在では存在しない・・・そう、じつは過去にはそういう学校もあったのです。
    どこにあったのかと言いますと、ドイツ、イギリス、アメリカにありました。


    【ドイツ】

    angelschool_odenwald_1920_01.jpg angelschool_odenwald_1920_02.jpg

    これは1920年に撮影された、ドイツのオーデンヴァルトにある「オーデンヴァルト・スクール」での体育の授業の様子。
    オーデンヴァルトはドイツのヘッセン州、バイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州にまたがる低中山地です。

    1910年に設立された学校で、国連の文化団体であるユネスコのプロジェクト・スクールでした。
    この頃はこうして裸で運動していましたが、ナチス政権の始まりとともに廃止されてしまったそうです。


    【イギリス】

    angelschool_sudbury_1900_01.jpg angelschool_sudbury_1900_02.jpg

    撮影年は不明ですが、これも1900年代初頭の写真だと思います。
    イギリスのサフォーク州サドベリーに存在した、子供の自己啓発を基本とした自然派の学校「プライアリー・ゲート・スクール」での授業風景。

    この写真はたぶん美術の授業で、生徒がモデルになって他の生徒がデッサンしているところでしょう。
    美術学校ではよくある光景ですが、児童では珍しいですね。


    【アメリカ】

    angelschool_ohio_1910.jpg

    これは1910年頃に写真家のハリー・P・フィッシャーが撮影した、オハイオ州の学校での体育の授業です。
    体育館で体操をしていますが、パンツを穿いているのが先生たちでしょうか?

    この頃のアメリカではYMCA等で裸のスポーツレッスンが実践されていましたが、当時はまだ女子は参加できず男子のみでした。
    だからこそ伸び伸びと活動できたのかもしれませんね。


    angelschool_california_1951_01.jpg angelschool_california_1951_02.jpg

    これは1951年に撮影された写真。
    南カリフォルニアのオークデールにかつて存在した「オークデール・ランチ・スクール」の授業風景です。

    州教育当局公認の私立学校であり、5歳半から16歳までの子供たちが通っていました。
    ちなみにランチとは牧場のことで、牧場の敷地内に建てられていた学校でした。


    これらの学校はどれも真面目な教育機関であり、裸での授業は子供たちの健全な育成のためにおこなわれていました。
    もちろん嫌がる子を無理に裸にしていたわけではなく、子供たちの自主性を尊重しての活動です。

    他人と自分が同じ人間であることを意識しながら、それぞれの個性を認めて他人を労わる気持ちを育む。
    太陽の光と自然の空気を全身で浴びることで免疫力を高め、精神的にも明るく大らかに育ちやすい。

    裸の子供たちを大人たちが微笑ましく見守っていた時代。
    少なくとも自然派教育に関しては、現代よりもずっと健全な時代だったと言えるのではないでしょうか。


    出典:FKK-Museum
    ライセンス:パブリックドメイン
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    天使を見た話 その2【集団エンジェル】

    これは私が20代初めの頃の話。
    もう30年以上も前の、昭和の終わり頃の話です。

    夏になり、夏休みになり、お盆になり、家族全員で親の実家へと行きました。
    車で約半日をかけ、着いたところは東北の片田舎。
    親父とオフクロの実家です。

    親父の実家は駅の近くにあり多少はひらけていましたが、オフクロの実家は山の上にある本当に素朴な田舎町・・・いやその頃は村と言っても良いくらいの地域でした。
    でも私はそんな自然豊かな場所が大好きで、子供の頃から毎年オフクロの実家に行くのが楽しみでした。

    5日間ほどの里帰りでしたが、そのあいだ親戚と会い、ご先祖様の墓参りもしました。
    そしてその帰り道でのことです。
    親父が運転する車で山の県道を下っているとき、オフクロが窓の外を指差して声をあげました。

    何事かと思って見ると、遠くの野原で何十人もの子供たちが遊んでいるのが見えたんですが、なんと全員が全裸でした。
    近くに水辺があったのかもしれませんが、みんな素っ裸で遊んでいました。

    naked_kids_sports.jpg
    【野原で遊ぶ大勢の天使たち】
    (イメージです。本文とは関係ありません)

    オフクロが子供の頃は川などで裸になって遊ぶ子はたくさんいましたが、さすがにオフクロもこの時代にこんなに大勢の裸ん坊を目撃するとは思わなかったようで、それで驚いたようです。

    車で走っていた途中だったので、見えたのはほんの数秒。
    あれはいったい何だったのか?

    結局なにもわからず仕舞いでしたが、見えたのがほんの数秒だったのがかえって良かったのかもしれません。
    私の中では、あれは天界にある天使たちの遊び場が一瞬垣間見えたのだろう、ということにしています。(^^)


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    天使を見た話 その3【スライディングエンジェル】
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    CD「ヨーロッパの妖精たち 〜石川洋司写真集〜」

    ishikawa_europa_cdrom.jpg

    先日部屋を掃除したとき、物入れの奥から懐かしい物が出てきました。
    写真家、石川洋司さん(1935- )の作品を収めたCD-ROMで、タイトルは「ヨーロッパの妖精たち 〜石川洋司写真集〜」
    ヨーロッパの7人の少女モデルによるデジタル写真集です。

    今から24年前、1995年に東京の秋葉原に出かけた時、石丸電気だったかオノデンだったか忘れてしまいましたが、売り場でたまたま見かけて衝動買いした商品でした。
    衝動買いとは言っても定価6,800円(税込7,004円)ですから、本の写真集と比べてもかなり高く、今となっては思い切ったことをしたなと思います。
    当時の私はMacを使い始めた頃だったので、デジタルメディアに魅力を感じていたんでしょうね。

    1990年代はマルチメディアという言葉が流行り始めた頃でもあり、ハードもソフトも映像を扱えることが売り文句になっていました。
    CD-ROMドライブを搭載しているだけでマルチメディアパソコンなんて言っていたり、今思うと失笑してしまいますが、当時はまだインターネットが普及しておらず、映像や音楽やソフトウェアの媒体として光ディスクが新鮮だった時代でした。

    私はこの「ヨーロッパの妖精たち」という商品をPhoto CDだと思って買ったんですが、よくよく見たらMacとWindowsのハイブリッドCDでした。
    VGAサイズで表示することが前提となっていて、起動するとモニタの解像度を強制的に640×480に切り替え(切り替わらない場合は画面の中央部に小さく表示)、収録されている640×480ピクセルの画像をスライドショーにするというものでした。

    デジタルだから劣化しないとは言っても、解像度があまりに低過ぎます。
    今考えるとこれで7千円は非常に高いし、本の写真集のほうが見応えがあるんじゃないかという気もしますが、まぁ200枚以上の写真を鑑賞できるところは評価しても良いのかなと・・・。
    ただしソフトウェアが古いので、現在のOSでは起動しないでしょうね。

    ishikawa_europa_select.jpg
    【起動後のセレクト画面】

    7人のモデルはすべてベルギーの少女たちで、付属のテキストによるとメリックが10歳でヴァージニーが12歳、他の子はすべて11歳です。
    父親が警察官だったり、母親が有名な女優兼歌手だったりと、比較的裕福な家庭に育った子たちばかりで、綺麗な頃に綺麗な写真を残したいというのは彼女たちの願望でもあったのでしょう。

    ちなみにこの子たちの最初の写真集(書籍)が発売されたのは1982年でした。
    つまり1995年の商品ではありますが、収録されているのは1980年頃に撮影された写真というわけです。

    さすがに今見ると部屋の装飾や雑貨、自動車などに時代を感じてしまいますが、同時に現代の少女写真にはない落ち着いた風情を感じるのも確かです。
    歴史あるヨーロッパの妖精たちだからこそ、本当なら当時の書籍を手でめくりながら鑑賞すべきなのかもしれません。

    私が石川洋司さんを初めて知ったのは、その昔、日本テレビ(読売テレビ)の某番組に石川さんが出演しているのを見た時でした。
    モデルたちについて語る石川さんを見て、その情熱や思いやりに感心したことを覚えています。
    また、司会の藤本義一氏が「少女というものには、なにか怖さを感じるよね」と語っていたのも印象的でした。
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    タグ: Europa  少女  笑顔  ♂♀  OldPhoto  ProModel 

    モデル君は背中で語る - 4【集合写真編】

    nudeboys_back.jpg

    絵画ではあまり見かけませんが写真作品ではよく見かけるシチュエーションのひとつに「裸で後ろ向きの集合写真」があります。

    この場合後ろ向きである理由は「お尻が並んでいてコミカル」「モデルが恥ずかしくない」「プライバシーへの配慮」など、いくつかの理由があるでしょう。
    また、日焼けの跡を見せるのが目的であれば、背中側のほうがわかりやすいという利点もありますね。

    しかしただ横一列に並んだだけでは作品としては単調であるため、例えば棒グラフのように身長順に並ぶとか、親・子・孫と3世代で並ぶとか、全員が同じポーズをしているなど、ひと工夫している作品も見受けられます。

    今回の「モデル君は背中で語る」は、背中側から撮影した集合写真をご紹介します。


    【水泳教室】

    swimming_boys_1930.jpg nude_boys_on_diving_board.jpg

    20世紀初頭の水泳教室では衛生面から水着の使用が禁止されており、子供たちはみな全裸で水泳の授業を受けていました。
    これについては過去に一度記事にしたことがあります。(該当記事)

    左の写真は1930年にアメリカのアラバマ州のリビングストンにて撮影された写真。
    年齢層に幅がありますね。
    全員が隣の子の肩に手をかけ、ちょっと茶目っ気のある記念撮影といった感じ。

    右の写真は国も撮影年も不明ですが、これも20世紀初頭の水泳教室での様子だと思います。
    これは記念撮影ではなく、ひとりずつ飛び込んでいくところでしょうか?


    【家族の記録】

    nudeboys_back_family.jpg nudeboys_back_Infants.jpg

    単なる集合写真もちょっと工夫を凝らせばアート作品、あるいはユーモア作品になり得ます。
    とくに家族写真は大切な思い出ですから、楽しいアイデアを盛り込むと評判も上々でしょう。

    左の写真は父親と息子たち、いや3世代でしょうか?
    みんなかなり日焼けしたので、それを披露しているんですね。

    右の写真はおじいちゃんの家にでも孫たちが集まったときでしょうか?
    プールの前で背の順に並んでの記念撮影。
    天使が並んでいるようで微笑ましいですね。


    【Hands Up!】

    nudeboys_back_handsup01.jpg nudeboys_back_handsup02.jpg

    ただ並んでいるだけでは味気ないので、モデル君たちに元気にポーズをとってもらいましょう。
    Hands Upとは日本語で言えば「手を上げて」ですが、動くなという意味でも使われる言葉です。

    左の写真は8〜9歳くらいでしょうか?
    川に入る前に準備運動しているシーンかもしれません。
    手を上に上げると背筋が伸びるし、スタイル良く写るんじゃあないでしょうか。

    右の写真は11〜12歳くらいでしょうか?
    一見ホールドアップしているような光景ですが、わざとお尻を出してふざけているんでしょうね。
    Vサインとヤンチャな笑顔がそれを物語っています。


    アート作品に限ったことではありませんが、背中側からの描写は様々な意味を含んでいます。
    戦争の記録にさえ裸の集合写真があり、そこからは悲しい歴史が伝わってきます。

    しかし天使たちの写真は幸せな日常風景であることが前提でなければ、人の心を豊かにする作品とはなり得ません。
    私たちは見た目だけで意味を推し量るのではなく、物言わぬ背中が語る多くの言葉に、もっと耳を傾けるべきではないでしょうか。


    関連記事:
    モデル君は背中で語る - 1【絵画編】
    モデル君は背中で語る - 2【絵画・写真編】
    モデル君は背中で語る - 3【絵画・写真編】
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    タグ: America  Europa  少年  Water  スポーツ  OldPhoto  笑顔 

    Bogenschießender Knabe

    fritz_best-bogenschie.jpg

    ドイツの画家兼彫刻家、フリッツ・ベスト(Fritz Best/1894-1980)による1933年の彫刻作品「Bogenschießender Knabe」

    地面に膝をついて弓を構えている少年を象った、高さ約30cmのブロンズ像です。
    斜め上を向いているということは、木の上の鳥を狙っているのでしょうか?
    矢が見当たらないので、放った瞬間かもしれませんね。

    芸術作品には少年と弓矢を組み合わせたものが少なくありません。
    写真では百数十年前から、彫刻に至っては紀元前の作品にもそのモチーフが見受けられます。

    神話が元であるのは言わずもがなですが、もともと狩猟の道具であった弓矢は構えた時の力強さ、矢の形が男性器に似ているなど、男らしさの象徴としては最適なのでしょう。

    この像はレプリカですが、オリジナルを忠実に再現していると思われます。
    神話の登場人物でもなく、たくましい戦士でもありませんが、放った矢の行き先をシッカリと見据えている様子は未来への希望を暗示させます。

    この像の作者、フリッツ・ベストはドイツのクロンベルク生まれの画家であり、彫刻家でもある人物。
    小さな農家の末っ子として生まれた彼は、少年期に彫刻家の見習いを3年間続け、その後応用芸術学校のカール・モール教授のもとで芸術を学びました。

    1921年からフランクフルトで修士課程の学生として技術を磨いた彼は、1930年に生まれ故郷のクロンベルクに戻り、自宅とスタジオを建てました。
    彼はこの家に亡くなるまで住んでいましたが、現在この家は「フリッツベスト美術館」という名の美術館になっています。

    彼は生前、この自宅を美術館にすることを条件に、家と土地、そして自身の作品をクロンベルク市に寄贈しました。
    フリッツベスト美術館では、人間や動物、花などをテーマとした彼の作品が多数展示されています。

    クロンベルク市は彼の功績を称え、1995年に旧市街の一角に彼の胸像を設置しました。


    fritz_best-bogenschie_bw.jpg fritz_best-bogenschie_like.jpg

    フリッツ・ベスト作「Bogenschießender Knabe」と、それと同じポーズの人間との比較。
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    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像  OldPhoto  造形比較 

    書籍「Le Petite Parisienne」

    takashi_kuromatu-daphne.jpg

    以前もお話ししましたが、私は中学生のときに美術に興味を持ち、アートの奥深さを知りました。

    そして高校生の時に写真家の清岡純子さんの作品を見て、そこに写る「実写版ヴィーナス」に衝撃を受けたわけですが、じつは私が買った写真集はその本が最初ではありません。

    私が生まれて初めて自分の小遣いで写真集を買ったのは、たしか15歳の時でした。
    それは日本の写真家、黒松隆さん(1953- )の「Le Petite Parisienne」(小さなパリジェンヌたち)という写真集。

    黒松さんはアイドルの岡田奈々さんや斉藤慶子さんの写真集も手掛けた、日本を代表する人物写真家のひとりです。
    「Le Petite Parisienne」はフランスのパリで撮影された、7歳から12歳くらいの5,6人の少女をモデルとした写真集でした。

    とにかく私はその本を最初に見たとき、モデルの美しさに驚愕したことを覚えています。
    「フランスの女の子はこんなにも綺麗なのかっ!」と。

    ほとんどが屋内でしたが、スタジオではなく、その子たちが普段暮らしている家での撮影でした。
    しかし窓、カーテン、クッション、ベッド、家具・・・そこに写るインテリアすべてが当時の私にはとても新鮮に見えました。

    住まいのカタログのような洗練された室内に妖精のような少女がいる光景は、15歳の少年から見てもまさに心洗われる光景でした。

    ・・・と、今私はこの話を当時の記憶を頼りに語っています。
    と言うのも、何しろ40年も前の本なので現物が残っておらず、ネットで検索しても画像が見つからないからです。

    ただ、20年近く前にネットでたった1枚だけ、この写真集からの画像を見かけたことがありました。
    出典がどこだったかまったく覚えていませんが、まるで幼馴染の写真を見つけたかのような懐かしさがありました。
    それが上の画像です。

    たしか名前はダフネちゃんで、7歳か8歳。
    当時の私に人間の美しさを教えてくれた、小さな小さなパリジェンヌでした。
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    タグ: Europa  少女  OldPhoto  ProModel 

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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