ダビデという名の勇敢な少年

    david_by_michelangelo.jpg

    美術に興味がない人でも「ダビデ」または「ダビデ像」という言葉は聞いたことがあると思います。
    世界的に有名な男性彫像のひとつですが、おそらくダビデと聞いてほとんどの人が思い浮かべるのはこの「ミケランジェロのダビデ像」でしょう。

    File:'David' by Michelangelo Fir JBU002.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    イタリアの彫刻家、ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni/1475-1564)が1501年に制作した、高さが5メートル以上もある巨大な大理石像。
    イタリアのアカデミア美術館に収蔵されています。

    下から見上げたときに美しく見えるよう上半身が大きめに作られていたり、リラックスした姿勢でありながら表情の険しさが緊張感を漂わせるなど数々の特徴を備えており、数あるダビデ像の中でも最高傑作と言われています。

    数ある・・・そう、ダビデ像は一種類ではありません。
    これまでに様々な彫刻家が様々なダビデ像を制作してきました。

    david_donatello.jpg

    これはイタリアの彫刻家、ドナテッロ(Donatello/1386-1466)が1440年頃に制作したダビデ像。
    イタリアのフィレンツェにあるバルジェロ美術館が所蔵しています。

    ミケランジェロのダビデが青年であるのに対し、こちらは少年。
    洒落た帽子をかぶり誇らしげなポーズをとり、討ち取った敵の兵士ゴリアテの頭を踏みつけています。

    File:David Donatello 01.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    jean_etienne_chaponniere-david.jpg

    これはフランスの彫刻家、ジョン・エティエンヌ・シャポニエール(John-Étienne Chaponnière/1801-1835)が1834年に制作したダビデ像。
    フランスのジュネーブの公園に設置されています。

    巨大なゴリアテの頭を踏みつけ、神に感謝するかのように天を仰ぐ若きダビデ。


    andrea_del_verrocchio_david.jpg

    これはイタリアの彫刻家、アンドレア・デル・ヴェロッキオ(Andrea del Verrocchio/1435-1488)が1470年頃に制作したダビデ象。
    ヴェロッキオはあのレオナルド・ダ・ヴィンチの師です。

    非常に軽微な衣を身につけ、何故か乳首のところが花のようになっています。
    この像も足元にゴリアテの首がありますね。

    File:Museo pushkin, calchi, verrocchio, david 01.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    ここまで読んで「そもそもダビデって誰?」「ゴリアテって誰?」と思った人もいるでしょうから、簡単に説明します。

    紀元前1000年頃、今から3千年ほど前の話。
    羊飼いから身を起こして初代イスラエルの王サウルに仕え、サウルの死後ユダで王位に就くとペリシテ軍を撃破して全イスラエルの王となった、40年ものあいだ王として君臨した人物がダビデ(David)。

    かたや「ゴリアテ」(Goliath)とは、サウル王治下のイスラエルと敵対していたペリシテ軍の巨人兵士の名前。
    身長は約2.9メートルと記されており、身にまとう鎧は約57キログラム、手にする槍は先の部分だけで約7キログラムあったそうです。

    ダビデがまだ羊飼いの少年だった頃、イスラエル人とペリシテ人は戦争状態にありました。
    ペリシテ軍最強の巨人兵士であるゴリアテは、しばしばイスラエル軍の前に現れては挑発を繰り返していました。

    『おまえらの勇者と1対1で決着をつけようではないか。もしそっちが勝てばペリシテはおまえらの奴隷となってやる。ただし俺様が勝てばおまえたちはペリシテの奴隷だ!』
    と朝夕の2回、40日間にわたってイスラエル兵たちを脅し続けました。
    イスラエルの兵士たちはゴリアテに恐れをなし、戦いを挑もうとするものは一人もいませんでした。

    ある日ダビデは、イスラエル軍に従軍していた兄たちに食料を届けるために戦陣を訪れました。
    ダビデはこのゴリアテの挑発を聞いて大いに怒り、イスラエル軍を率いていたサウル王にゴリアテ退治を申し出ます。

    サウル王は初めは難色を示しましたが、他に手段がなかったためダビデの出陣を許可しました。
    ダビデはサウル王から授けられた鎧と剣を一度は身にまといますが「慣れていないので歩くこともできない」とそれらを脱ぎ捨て裸になり、羊飼いの道具である杖と、布でできた投石器と、川で拾った滑らかな5個の石という軽装でゴリアテに挑んだのでした。

    突進してくるゴリアテと待ち構えるダビデ。
    ダビデが勢いよく放った石は見事にゴリアテの額に命中し、ゴリアテはうつぶせに倒れました。
    ダビデは剣を持っていなかったので、倒れたゴリアテに駆け寄り剣を奪い、その剣でゴリアテの首を一刀両断!

    ペリシテ軍はゴリアテの予想外の敗退により総崩れとなり、イスラエル軍はダビデの勝利に歓喜の声をあげました。
    この戦いによりダビデの名声は広まり、サウル王の側近として仕えるようになったのです。

    ダビデ像と呼ばれている彫像のほとんどは、このゴリアテ退治のシーンを表現したものです。
    ではその他の彫像も見てみましょう。

    david_et_goliath-mercie.jpg

    これはフランスの彫刻家、アントナン・メルシエ(Antonin Mercié/1845-1916)が1873年に制作したダビデ像。
    フランスのトロワ近代美術館で展示されています。

    切り落としたゴリアテの顔を無慈悲に踏みつけ、剣を鞘に収めようとしているスタイルの良いダビデ。

    File:David et Goliath-Mercié.JPG
    ライセンス:パブリックドメイン


    opernhaus_zurich_-_utoquai.jpg

    これはスウェーデンの彫刻家、イヴァール・ヴィクトール・ジョンソン(Ivar Viktor Johnsson/1885-1970)が制作したダビデ像。
    スイスのチューリヒにあるオペラハウスの庭に設置されているブロンズ像です。

    こちらのダビデは片膝をついて踏みつけています。

    File:Opernhaus Zürich - Utoquai 2010-09-13 19-00-16.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    hugo_kaufmann-david.jpg

    これはドイツの彫刻家、ヒューゴ・カウフマン(Hugo Kaufmann/1868-1919)が制作したダビデ像。
    このダビデは討ち取ったゴリアテの頭を持ちながらも、どこか悲しげな佇まいで遠くを見つめています。
    勝利した安堵感か、己の行く末を憂いてのことなのか・・・。


    多くのダビデ像が戦闘後の様子を表しているのに対し、一番上のミケランジェロのダビデ像だけは戦闘前の様子を表しています。
    右手に石を持ち、投石用の布を肩にかけたミケランジェロのダビデ像は、今まさに巨人兵ゴリアテに戦いを臨まんとする緊張感までもが見事に再現されており、物語のイメージとしては最も正確なのかもしれません。

    しかし気になるのは当時のダビデの年齢です。
    旧約聖書の記述によると、ダビデは父エッサイの第八子、つまり8番目の子供。
    イスラエル軍に従軍していた兄たちに食料を届けるために戦陣を訪れたということは、当時のダビデは従軍できる年齢ではなかったということです。

    また、ミケランジェロのダビデ像以外はほとんどが無毛なので、そうなると12歳くらいだったと考えるのが妥当ではないでしょうか。
    ミケランジェロのダビデ像はどう見ても青年の姿であり、少年には見えませんね。

    数あるダビデ像の中ではドナテッロのダビデが最も実際の姿に近いような気がしますが、それよりももっとイメージに合う画像がありました。

    unknown_realdavid.jpg

    これは某写真家による写真作品。
    残念ながら詳細は不明ですが、タイトルを付けるとしたら間違いなくDAVID(ダビデ)となる作品だと思います。

    石を握りしめ、片足に体重をかけ、真剣な表情で横を見つめる姿はまさに臨戦態勢のダビデ。
    ミケランジェロのダビデ像と同じ雰囲気を漂わせています。
    しかし年齢的に見ると、当時のダビデにより近いのはこちらのほうかもしれません。

    また、ダビデ少年はイスラエル民の証である「割礼」を受けていたとされているので、そういう意味でもこちらのほうが似ていると言えますね。(ミケランジェロのダビデ像には割礼の痕がない)

    巨人ゴリアテもまさかこのような少年に殺されるとは思ってもみなかったでしょう。
    油断大敵、小よく大を制す、驕れる者は久しからず。
    現代も教訓となる故事のひとつです。
    関連記事

    タグ: Europa  少年  ♂♀  衣装  彫像  OldPhoto  CC-License 

    天使たちの運動会【集団演舞編】

    undoukai_item.jpg

    2年後の2020年、東京で第32回夏季オリンピック競技大会(東京オリンピック)が開催されます。

    東京でオリンピックが開かれるのはこれで2回目。
    1回目は1964年10月10日に開催され、のちに10月10日は「体育の日」という国民の祝日になりました。
    そのため小中学校の運動会は、秋季運動会として10月におこなわれることが多くなったというわけです。
    ただし現在は天候などの理由から春季(5月頃)におこなう学校が多いようです。

    私のようなおっさん世代にとっては体育の日といえば10月10日ですが、2000年からは10月の第二月曜日に改められています。
    さらに2020年からは名称が「スポーツの日」と改められ、7月24日に変更されるそうです。(なんだかなぁ...)

    日本ではほとんどの人が子供時代に経験しているであろう運動会。
    楽しかったという人もいれば、運動が苦手で嫌だったという人もいるでしょうが、見る者にとっては子供たちが一生懸命競技したり踊っている姿はとても微笑ましいものです。

    そんな小学校の運動会も、時代によって随分と様変わりしました。
    元々は明治後期に子供たちの運動能力向上のために導入された行事でしたが、戦時中は国威発揚や思想統制の意味もあったようです。
    戦後は競技種目も大会演出も多様なものとなりましたが、近年は高さのある組体操や騎馬戦が危険だとして禁止される傾向にあり、中には順位や勝ち負けをつけない学校もあるそうです。

    今回は日本の小学校の運動会の移り変わりを見ていきたいと思います。
    80年代以降の写真は私が撮影したものですが、古い写真はGoogleの画像検索で見つかったものを引用いたしました。


    【1930年代〜1940年代】

    undoukai_otaru_1938.jpg
    画像出典:長橋小学校の歴史

    この写真は1938年(昭和13年)に撮影された、北海道の某小学校の運動会の様子。

    飛行機の模型にボールをぶつけて落とす競技でしょうか?
    戦時中らしい光景とも言えますね。
    女の子は体操服ではなく制服で参加しています。


    【1950年代】

    undoukai_kumamoto_1959_d.jpg undoukai_kumamoto_1959_j.jpg
    画像出典:花園小学校 - 昭和34年運動会

    この写真は1959年(昭和34年)に撮影された、熊本県の某小学校の運動会の様子。

    左が男子の組体操、右が女子の演舞ですが、この頃はまだ競技種目が男女別でおこなわれていたようです。
    男子は体操服とランニングシャツと上半身裸がまちまちで、女子はいわゆる「ちょうちんブルマ」ですね。


    【1960年代】

    undoukai_chiba_1965.jpg
    画像出典:野田一中、昭和40年頃の運動会

    この写真は1965年(昭和40年)に撮影された、千葉県の某中学校の運動会の様子。

    運動会でバレーボールというのは今の感覚では違和感がありますが、前年の東京オリンピックで「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボールチームが活躍したこともあり、当時は空前のバレーボールブームでした。
    ブルマは若干フィットしたタイプになっているので、ちょうどこの頃が現代風なブルマへの移行期だったのかもしれません。


    【1970年代】

    undoukai_tochigi_1975.jpg
    画像出典:矢場川小学校 - 児童の活動風景の記録

    この写真は1975年(昭和50年)に撮影された、栃木県の某小学校の運動会の様子。

    私はこの子たちとほぼ同世代です。
    この時代になるとすでに男子は無地の白い短パン、女子は現代風なブルマへと完全移行しています。
    この写真では数人の男の子がベルトをしていますが、私の学校ではゴムだけのタイプでした。


    【1980年代】

    undoukai_ruka1986_1.jpg undoukai_ruka1986_2.jpg
    Copyright : RUKA

    この写真は1986年(昭和61年)に撮影した、埼玉県の某小学校の運動会の様子。
    組体操で、左は補助倒立、右は一番低いタイプのピラミッドですね。
    (フィルムが変色してしまったため、色合いがおかしくなっています)

    この頃は競技種目も段取りも、私が小学生だった頃とほとんど変わりません。
    プログラムの最後を締めくくる団体競技は組体操がメインでした。


    【1990年代】

    undoukai_ruka1994.jpg undoukai_ruka1995.jpg
    Copyright : RUKA

    この写真は1995年頃に撮影した、埼玉県の某小学校の運動会の様子。
    左は騎馬戦、右はマスゲームでの定番、ブリッジ体操ですね。

    この頃になると、現代風にアレンジしたソーラン節、流行りの歌やパフォーマンスを取り入れるなど、小学校の運動会もエンターテインメント性を帯びてきました。
    競争する運動会から、華やかなショウとしての運動会にシフトしてきた時期だと思います。


    【2000年以降】

    undoukai_ruka2009.jpg undoukai_ruka2011.jpg
    Copyright : RUKA

    この写真は2010年頃に撮影した、埼玉県の某小学校の運動会の様子。

    2000年以降はほとんどの学校で体操服がリニューアルされ、男女とも大きめのハーフパンツを穿くようになりました。
    ご覧のとおり、遠くから見ると男女の区別がほとんどつきません。
    親も自分の子を探しにくいんじゃないでしょうか。


    私が子供の頃は、男子は清々しいほどに真っ白な短パンで、女子は鉄腕アトムのように可愛らしい紺色のブルマでした。
    生徒たちのマスゲームを高い校舎の窓から見下ろすと、白色と紺色の動きがとても綺麗に見えたものです。

    今の子供たちが穿いている大きめのハーフパンツは太腿の怪我防止にはなると思いますが、運動会のような集団演舞のコスチュームとして考えると、少なくとも男の子のカッコ良さ、女の子の可愛らしさを引き出す格好ではないように思います。
    関連記事

    タグ: 日本  少年  少女  衣装  イベント  スポーツ  RUKA  OldPhoto 

    試合直前

    Ready

    「次はおまえの番だ!」
    「き、緊張するなぁ・・・」

    緊張すると実力が発揮できる子と萎縮しちゃう子がいるけど、
    この子はどっちかな?

    Ready
    Copyright : Don-Pixel
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Europa  少年  衣装  イベント  スポーツ 

    メカモ・ガール

    IMG_4792

    面白いポーズだけど、これもちゃんとしたダンスなんだよね。
    クモにも見えるしカニにも見える。
    だけどとっても美しい!

    IMG_4792
    Copyright : Savannah Syke
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: America  少女  衣装  笑顔  ダンス 

    精霊の踊り

    DSC01210

    海の精霊?風の精霊?
    浜辺で踊る少女にみんなが注目。
    暑さを忘れる優雅なひととき。

    DSC01210
    Copyright : Ana Vilela
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: America  少女  Water  衣装  水着  ダンス 

    ヒーローズ

    She is not so sure about this "saving the world" thing

    「さぁ世界の平和のために、今日もはりきって出動よ!」

    「うう、なんでオレがこんな格好を・・・
     全力で拒否したいワン・・・」

    She is not so sure about this "saving the world" thing
    Copyright : Elizabeth Sallee Bauer
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: America  少年  少女  衣装 

    小さな水着の天使たち

    swimwear_tanga00.jpg

    2ヶ月ほど前、1980年頃の男子用水着について考察したことがありました。(該当記事)
    しかし資料として引用したのがモデルの画像だったため、「タンガやTバックを穿いている一般の子なんて、本当にいたの?」と信じられない人もいるだろうと思います。

    もちろん通常の水着に比べれば利用者は少ないし、日本においてはゼロとまでは言いませんがまず見かけることはなかったはず。
    しかし海外では利用者はそれなりにいますし、とくにTバックは南米ではお馴染みの水着です。

    今回は「海やプールにはこんな天使たちもいたんだよ」ということで、小さな水着を使用している子供たちについて淡々と語っていきたいと思います。


    【男の子のタンガ (Tanga)】

    swimwear_tanga01.jpg swimwear_tanga02.jpg

    腰の部分が細いヒモ状になっているこのような水着を「タンガ」と言います。
    女性用のタンガとは形状が違い、前の部分が少し膨らんでおり、押さえるのではなく包み込むような感じ。

    タンガはスタイルの良い子ほど似合います。
    つまりタンガを穿きたがる子は、それだけ自分のスタイルの良さをわかっているってことですね。


    swimwear_tanga03.jpg swimwear_tanga04.jpg

    「友達は普通の海パンだけど、ボクはこういう水着がイイんだ!」と、こだわりを持つ子もいるでしょう。
    どっちが女の子にモテるかはともかく、自分の体形をアピールするのには適しています。

    水中での動きやすさもタンガのほうが上だと思いますが、脱げやすさも上なので、その点にはご用心。


    swimwear_tanga05.jpg swimwear_tanga06.jpg

    タンガはもともと小さい上に伸縮性があるので、体の大きさに関係なく穿けるという利点があります。
    つまり成長しても買い換える必要がないということ。
    1年生のときに穿いたタンガを5年生になってから穿くというのも無理ではないはず。

    ただしそれ以上の年齢だと中身が窮屈になるので、その場合は素直に大人用を買いましょう。


    swimwear_tanga07.jpg swimwear_tanga08.jpg

    タンガは腰の部分がヒモ状ですが、後ろはTバックではなく通常のビキニと同じ形です。
    お尻を出すのは恥ずかしいという子でも大丈夫。

    なにより腰に日焼けの線が残りにくいのが良いですね。


    日本では...

    日本ではタンガを穿く子はほとんどいませんが、祭りなどで六尺褌(ろくしゃくふんどし)を締める子はそれなりにいます。

    rokushaku_front.jpg swimwear_tanga09.jpg
    【日本の六尺褌とタンガ水着】(褌画像出典:Amazon.co.jp)

    ご覧のとおり、六尺褌とタンガは形がよく似ています。

    もちろん似ているのは前だけですが、たとえば長野県の島立堀米の裸祭りや京都府の上賀茂神社の烏相撲では、六尺褌の子供たちが池で水浴びをしていますし、意外と日本の子供にもタンガ水着はすんなり受け入れられるんじゃないかな?という気もしてきます。


    男の子がタンガなら女の子はソング!
    というわけで、次は女の子に多いソング水着について。



    【女の子のソング (Thong)】

    swimwear_thong01.jpg swimwear_thong02.jpg

    日本ではその形からTバックと呼ばれている水着。
    大人用というイメージがありますが、海外では子供が穿いていることも珍しくはないようです。

    肌の健康(肌荒れや吹き出物の予防)や日焼け跡が目立たないなどの利点がありますが、やはり女の子としてはスタイルが綺麗に見えることが愛用している大きな理由でしょう。


    swimwear_thong03.jpg swimwear_thong04.jpg

    女の子がソングを穿いている場合、たいていその母親も愛用者だったりします。
    左の画像はブラジルの海岸だと思いますが、ソングの子は焼きあとにムラがなく健康的に見えますね。

    右の画像の家族は青・赤・黄と、親子三代でソング水着を穿きこなしています。


    swimwear_thong05.jpg swimwear_thong06.jpg

    ソングは幼児期に穿き始めたほうが慣れるのが早いですし、性格にも活発さが出てきます。
    これは子供山笠やサンバパレードにおいて、幼児の頃から参加している子のほうが堂々としているのと同じですね。

    そういう意味では、お尻は心を映すバロメーター、あるいは第二の顔と言えるかもしれません。


    swimwear_thong07.jpg swimwear_thong08.jpg

    小さなヒモ水着を着たがる子は、それだけ自分に自信を持っているのでしょう。

    健康面を考えると子供はできるだけ肌を多く出したほうが良いのですが、現代は天使が天使らしくいられる環境があまり多くないのが残念なところ。


    日本では...

    日本ではさらに壊滅的な状況ですが、幸いなことに日本には褌文化があるので、健康的にお尻を出せる機会が失われたわけではありません。
    たとえば福岡県の博多祇園山笠は、女の子が「締め込み」という褌を着用できる唯一の祭りです。(ただし3年生くらいまで)

    shimekomi.jpg swimwear_thong09.jpg
    【日本の締め込み褌とブラジルのソング水着】

    地球の反対側、日本とブラジル。
    どちらも健康的なTが似合います。

    しかし最近の子供相撲を例にとっても、褌を締めることに抵抗を感じる子が男女とも昔より多くなったことは確か。

    そこで思ったのですが、夏場に子供たちを水浴びさせている保育園、幼稚園、あるいはご家庭などで、もしスッポンポンでさせているのであれば、あえてタンガやソング水着を穿かせてみるというのはどうでしょう?

    幼い頃からタンガやソングに慣れていれば、いつか祭りや子供相撲で褌を締める必要が生じたときにあまり抵抗を感じないで済むでしょうし、お尻に格好悪い日焼け跡が残っている子も少ないはず。

    もしかしたら高学年になっても小さな水着を穿きこなすような、活発でスタイルの良い子になれるかもしれませんよ。
    関連記事

    タグ: Europa  少年  少女  Water  笑顔  水着  日本  衣装  伝統  Thong 

    体操開花

    15602357813.jpg

    オーストラリアのレイク・マッコーリー市で開催されたスポーツ大会。
    一見格好悪いポーズに見えるけれど、体操競技は躍動する花、
    一瞬一瞬の開花が美しいのです。

    Gymnastics - Lake Macquarie ICG 2014
    Copyright : Vivian Hayles
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
    関連記事

    タグ: Oceania  少女  衣装  イベント  スポーツ  CC-License 

    みだれ髪ダンス



    ダンススクールの子供たちがクールなダンスを披露。
    長い髪を効果的に使って、歌舞伎の連獅子みたいだね。
    男の子がもうちょっと目立つとイイな。

    Elvana Gjata - Puthe - Dance Cover
    Copyright : Dreams House Dance Academy
    標準の YouTube ライセンス
    関連記事

    タグ: Europa  少年  少女  衣装  ダンス  動画 

    ダンスホール・ガール

    38294325965_941c021f11_h.jpg

    ダンサーのコスチュームを着た少女のポートレイト。
    こういう衣装、こういうポーズは女の子ならでは。
    網タイツも魅力的。

    Dance Hall Girl
    Copyright : Jeni's Page
    ライセンス:パブリックドメイン
    関連記事

    タグ: America  少女  笑顔  衣装  CC-License 

    いらっしゃいませ

    現在の閲覧者数:
    このブログについて...

    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:21年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
    RUKAのサイト・ブログ
    メッセージフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    アクセスの国別比率
    Flag Counter
    アンケート
    ユーザー掲示板
    Translation
    ブログ内検索
    アートギャラリー
    RUKAのアルバム
    カテゴリ
    タグ

    少年 Europa 少女 Water ♂♀ America 笑顔 水着 衣装 Face Asia CC-License イベント 彫像 スポーツ 日本 絵画 風呂 RUKA 伝統 OldPhoto ペイント ダンス Thong 眠り Africa 音楽紹介 Oceania 動画 

    最新記事
    粉まみれ絵の具まみれ 2018/12/17
    立ててはダメよ 2018/12/16
    L'education d'Orphee 2018/12/15
    組みたい組体操 2018/12/14
    連れション天使 2018/12/13
    母と娘、そして新しい命 2018/12/12
    書籍「Les Enfants de Papier」 2018/12/11
    ブラブラ日和 2018/12/10
    お片付け? 2018/12/09
    モデル君は背中で語る - 3 2018/12/08
    日別表示
    11 | 2018/12 | 01
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -
    月別表示
    おすすめサイト
    Pro Photographer