今週のピックアップ【彫像】

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    Sea Urchin (1924)
    Edward Berge (1876-1924)


    関連記事:Sea Urchin


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    過去に掲載した彫像の中から気になる作品をピックアップ。
    作品と作者については上の関連記事をご覧ください。
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    タグ: America  少女  ♂♀  彫像  Water 

    彫像と遊ぶ子供たち

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    「子供たちはもっと美術鑑賞するべきだ!」というのは昔から言われていることですが、ただ見るだけではなく彫刻やオブジェなどに触れて遊ぶ経験ももっとしたほうが良いのでは、と私は思っています。

    世界各地の公園には、触れたり乗ったりしても良い彫像が設置されていることが多いですね。
    最もお馴染みなのは児童公園にある動物の形をした遊具でしょう。

    遊園地の乗り物と違って動かないので子供たちの中にはつまらないと感じる子もいるでしょうが、是非ともその形と感触から自分の感性を大いに磨いてほしいと思います。

    Adam and Eve
    Copyright : Luca Pedrotti
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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    噴水広場にある様々な形の彫刻作品

    親水公園に設置されている彫像の中には、子供たちが上に乗ることを想定して作られている物が少なくありません。

    夏の日差しの中、子供たちは彫像と一体化し、周りの大人たちからはその情景すべてが美術作品のように見えます。
    微笑ましいと同時に、まさに動くアートといった感動的な場面でもありますね。

    ただし注意すべきは、鑑賞用の彫像では遊んではいけないということ。

    彫像が設置されている大通り、公園、彫刻庭園などは数多くありますが、鑑賞を目的とした場所ではもちろん作品に乗ることは許されません。


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    ギリシア神話に登場する牧神「パン」の彫像によじ登る少年。
    撮影のためでしょうか?それとも普段からこうして遊んでいるのでしょうか?

    こちらは遊具にはとても見えませんが、腕や足が折れているところを見ると長いあいだ放っておかれた彫像かもしれませんね。
    元々3人が寄り集まっているシーンだけに少年の姿も違和感なく溶け込んでいます。
    モノクロ写真であればさらに自然な光景に見えたでしょう。

    しかしこのような彫像は遊具ではないので、決して登ってはいけません。
    放置されているものであればなおさら危険です。
    良い子のみなさんは絶対にやめましょうね。


    とは言え、公園にある彫像と親しむのはとても良いことです。
    テーマを学び、形にときめき、感触を楽しみ、怪我のないように遊びましょう。


    Statue  Richmond Park - Kids Playing

    キミたち、何か面白いものでも見つけたかい?

    Statue Richmond Park - Kids Playing
    Copyright : Juliet
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
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    タグ: Europa  少年  少女  ♂♀  Water  笑顔  水着  CC-License  彫像  子育て 

    三人寄れば・・・

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    私は子供の頃から数字の中では「3」が一番好きでした。
    日本人には3を好む人が多いそうです。

    「三度目の正直」「石の上にも三年」など、日本の諺や慣用句には3という数字が多く使われていますし、「御三家」「三羽烏」「三大○○」など、三つをひとまとめにする言葉も多いですね。

    キリスト教には「三位一体」(トリニティ)という概念があります。
    父(神)・子(キリスト)・聖霊の三つが独立性を持ちながらも一体であるとする教えだそうです。
    また、ヒンドゥー教にも「三神一体」(トリムールティ)という、ヒンドゥー教の三体の神は同一である、という思想があるそうです。

    漫画やアニメの「NARUTO」には「スリーマンセル」(Three man cell)という言葉がよく出てきます。
    三人一組という意味ですが、忍者のチーム行動での基本人数です。
    重要なキャラクターによる「伝説の三忍」という設定もあり、また、酒・女・金が「忍の三禁」だと説明するシーンもあります。

    芸能界や音楽界では三人組のグループも多く、昔は「○○トリオ」というグループ名も目立っていました。(トリオとはイタリア語で三人組を意味し、元々は音楽用語で三重奏のこと)

    個性の違う三者をひとつのまとまりとする考え方は意外と古くからあるようです。


    【三者三様】

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    「三者三様」とは「人それぞれの形、やり方、考え方がある」という意味。
    3人それぞれ・・・と言うとパッと思い浮かぶイメージは栃木県の日光東照宮にある「三猿」でしょうか。

    「悪いものを見たり、聞いたり、言ったりしない」という教訓が込められた有名な像ですが、面白いことに埼玉県の秩父神社には、これとはまったく逆の意味を持つ「よく見て、よく聞いて、よく話そう」という三猿像が存在します。

    もちろん秩父神社の三猿は「たくさんのことを吸収しよう」という意味だと思います。
    子育てに関しては、幼年期は日光東照宮の三猿、少年期は秩父神社の三猿が良い教訓となりそうですね。

    三猿画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:NikkoNoEvil4902.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


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    3人の兄弟が余暇を過ごしても、長男は読書をし、次男は運動をし、三男はゲームをする。
    3人いればそれぞれ見た目もやることも違うものです。

    そういえば私も子供の頃は2人の友達と一緒に、つまり3人で遊ぶことが多かったような気がします。
    2人だと対立が生まれることもありますが、3人は調和を生みます。
    私がかつて制作していたウェブサイトでは、親・子供・子供好きの三者交流を「笑顔のトライアングル」と名付けて推奨していましたが、これも調和を期待してのことでした。

    組んだ時に最も安定する形は三角形。
    すべての色を構成する原色は基本的に三原色。
    自然界は動物・植物・鉱物の3つにより成る。
    スポーツや武道でよく言われるのが心・技・体のバランス。
    そしてこのブログで取り上げているアートも絵画・彫像・写真の三つ。

    3という数字は多くの事柄に関係している、非常に効率の良い数字なんですね。


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    三者三様、みな違うから素晴らしい。

    互いを深く知れば、違いを有しながらも同じ人間であることに気付き、助け合うことを覚える。
    それは最小単位の「人」でも、最大単位の「国家」でも同じこと。

    それが太陽系第三惑星「地球」に生きるものの在り方ではないでしょうか。
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    タグ: Europa  少年  ♂♀  Water  笑顔  寝姿  彫像  CC-License 

    被り物をかぶる少年の像

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    制作年不明、タイトル不明、作者も不明なブロンズ像。
    中国の彫刻家による作品だということはわかったのですが、それ以外は詳細不明です。
    でもこのキャラクター、現代の作品であることは一目瞭然ですね。

    巨大な被り物をかぶった裸の少年。
    うまい棒のキャラや懐かしのゲバゲバおじさんに見えないこともないですが、やはりこれはどう見ても「ド○え○ん」(べつに伏せ字にする必要はありませんが...(^^;))

    日本の漫画・アニメは世界中で大人気で、とくに「未来から来た猫型ロボットのお話」は中国の子供たちも小さな頃から親しんでいます。
    こういう被り物も実際にありそうですし、子供がお風呂上がりに被って遊ぶこともあるでしょう。

    作者がこの作品にどういう意図を込めたのかはわかりませんが、リスペクトありきの作品ならパロディやユーモアとして存在しても良いのではないでしょうか。
    もちろん原作者の権利を侵害しないことが前提ですが。


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    足下の台座も含めた作品なんでしょうか?
    だとしたらヤンチャな少年のおふざけ感がよく出ていますね。

    よく見るとこのポーズ、どうだとばかりに腰を突き出しています。
    思わず脳内に、四次元ポケットからひみつ道具を取り出したときの効果音が鳴りました。

    この像の特筆すべき点は体形の美しさ。
    全身の肉付き、足の長さ、ひみつ道具の大きさ、どれをとっても完璧ですね。
    もしモデルを忠実に再現した像なのだとしたら、モデルとなった少年には拍手を送りたいと思います。
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    タグ: Asia  少年  ♂♀  衣装  彫像 

    On the Heights

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    アメリカの彫刻家、サラ・マルコム・フリーボーン(Sarah Malcolm Freeborn/1844-1906)による1893年の作品「On the Heights」

    高さ約85cmの大理石像で、作者自身の寄贈によりアメリカのブルックリン美術館が所蔵しています。

    岩場なのか木の幹なのか、植物のツルで覆われた場所に裸の少年が立っています。
    コントラポスト気味のポーズで斜め上を見つめ、ツルの上部に手を掛けています。
    少年の姿態を的確に捉えており、動作を表現しながらもとても安定感のある作品ですね。

    ところで、これは私が勝手にそう思っただけですが・・・

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    この岩のような物体、横から見ると男性器のような形に見えませんか?

    タイトルにあるHeights(ハイツ)とは高所とか高台という意味ですが、少年が斜め上を見上げるポーズからは成長を意味しているようにも見えますし、少年から大人へのステップアップを表現しているようにも思えます。

    絡みつくツルが、血管のようにも流れ出る液体のようにも見えるところがさらに意味深ですね。
    まぁ、考えすぎのような気もしますが、女性作家の作る少年像には大人への成長を意味したものが少なくないので、ついそう思ってしまいました。

    作者のサラ・マルコム・フリーボーンはアメリカの女性彫刻家。
    1844年にペンシルベニア州で生まれ、ニューヨーク州のハドソンで育ちました。

    ニューヨークの大学「クーパーユニオン」で芸術を学び、1868年に銀メダルを受賞。
    1874年にナショナルアカデミーにて、1876年にはフィラデルフィア・センテニアル博覧会にて作品を展示し、その後ヨーロッパを広く旅して偉大な芸術家たちの作品を研究しました。

    1887年に母親が亡くなると彼女は両親の墓として記念碑を完成させ、自身はイタリアのフィレンツェに移住します。
    その後もパリのサロンに作品を出展するなど、精力的に活動していました。

    ところが1906年5月31日、故郷に戻るためアメリカのボストンに到着したとき、彼女は病に倒れてしまいます。
    意識不明の状態で病院に運ばれ、その日の夜に亡くなったそうです。
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    タグ: America  少年  ♂♀  彫像 

    天使たちの天使鑑賞

    日本の古い諺(ことわざ)に『人の振り見て我が振り直せ』というのがあります。
    「振り」とは動作や態度のことで、つまり「他人の行動を見て、良いところは見習い、悪いところは自分も改めましょう」という意味。

    私は以前からこの言葉になぞらえて、ある言葉を肝に銘じていました。
    それは『人の姿見て我が姿知れ』という言葉。

    意味は、人間の姿を知ることで自分についても深く知りましょう、ということ。
    これは今の子供たちにこそ伝えたいことだと思っています。


    【情操教育】

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    子育てにおいて大切なことのひとつに「情操教育」があります。

    情操とは美しいものや尊いものなどに接したときに感じる感情や情緒のことで、情操教育とは、心の働きを豊かにするための教育、および道徳的な意識や価値観を養うための教育のことです。
    簡単に言えば「豊かな心を育てる教育」ということ。

    情操教育には大きく分けて4つの効果があります。

    ・ 他人を思いやる気持ちや協調性を育て、道徳的価値観を養う。
    ・ 人間や動物の命の大切さを知り、生命の尊さを学ぶ。
    ・ 美しいものを見て感動し、表現力や美的感覚を養う。
    ・ 好奇心を重んじ、自ら考える力、解決する力を養う。

    美しい、大切、尊い・・・人間はその最たるものと言って良いでしょう。

    人の体を見たい・知りたいと思うのは大人も子供も同じですが、双方には感覚的な違いがあります。
    子供、とくに幼少期の子が裸を見たがるのは、それは単なる好奇心からです。
    人間に対する好意から湧き上がる純粋な好奇心です。

    もちろん第二次性徴期以降にポルノ的なものに興味を持つのは、性的な感情によるものです。
    しかし、例えば幼い子供が友達とお風呂に入ったときに相手の体をジロジロと見てしまうのは、人への純粋な興味からなので抑え込む必要はありません。

    しつけとして「ジロジロ見てはいけません」と教えるのは大切ですが、見たいという気持ち自体を悪いこととしたり、人間の体そのものを下品な物体だと思わせるのは悪いことだということです。


    【弟や妹の世話から学ぶこと】

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    二人以上の幼い子供がいる家庭では、上の子が下の子の世話をしたがるのはよくあることです。
    とくに上の子が女の子の場合に顕著ですね。
    また、異性の弟や妹が初めてできた子は、自分との違いに興味津々です。

    男の子も女の子も、同性の体に関してはよく知っています。
    お風呂で自分の体を見れば、触れば、それだけで学習することができるのですから。

    しかし異性に関しては知らないことだらけです。
    だからこそ性的な感情の湧かない幼少期に、兄妹や姉弟でお風呂に入ることに意味があるのです。
    親の真似をして赤ちゃんのオムツ替えをすることにも意味があります。

    子供たちは体の仕組みまではわからなくても、見た目の違いを知ることで多様性と配慮を学ぶことができます。
    これは子育てにおいてとても重要なことです。

    幼い頃に人間の体について正しい知識と意識を持てるかどうかは、親次第といったところでしょうか。
    生活の中で自然と湧き上がる好奇心に対しては、その芽を摘まないようにしてあげることが大切です。


    【人間の姿形】

    nasa_pioneer plaque_human

    これはアメリカ航空宇宙局(NASA)が1972年と1973年に打ち上げた宇宙探査機、パイオニア10号と11号に取り付けられた金属板に描かれた人間の絵。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Human.svg
    ライセンス:パブリックドメイン


    金属板にはこの絵とともに、地球に関する情報を示す記号がいくつか描かれ、宇宙に存在するであろう知的生命体に向けたメッセージとして搭載されました。
    いわば地球人から宇宙人への自己紹介というわけです。

    パイオニア10号と11号は1980年代に太陽系を脱出し、今はもう計り知れないほど遠い宇宙を旅しています。
    いつか遠い星の宇宙人がこの探査機を見つけるかもしれないというのは、たいへん夢のある話ですね。

    この絵を見た宇宙人は地球人にどんな印象を持つのでしょう?
    形の違う2種類の生き物だということはわかるかもしれません。

    ただ、それがどんな生き物であるかはわからないでしょう。
    何しろ当の人間自身が、人間を理解することができていないのですから。

    人種の違い、性別の違い、そして見た目の違い。
    人はとかく自分の感覚だけで人を差別したり非難することがありますが、違いは事実としてあるわけですから、互いにその違いを尊重し合うことが必要ではないでしょうか。

    NASAは遠い星の宇宙人に人間の姿を伝えようとしましたが、人間の姿を本当に伝えるべき相手は、もっとずっと近いところにいたのかもしれません。

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    DSC_0268.JPG
    Copyright : elek.marci
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
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    Slumbering Amor

    martin_claude_monot_-_slumbering_amor.jpg

    フランスの彫刻家、マーティン・クロード・モノー(Martin Claude Monot/1733-1803)による1781年の作品「Slumbering Amor」
    訳は「まどろみのアモル」となりますが、まどろみは「微睡み」と書き、少しのあいだ眠る、うとうとするという意味です。

    それにしてもじつに器用な眠り方ですね。
    弓がちょっとでもズレたら転げ落ちてしまいそう。
    公園のベンチで見かけたら、横になるよう促してあげましょう。

    作者のモノーは1733年生まれのフランスの彫刻家。
    彫刻家のルイ=クロード・ヴァッセ(Louis-Claude Vassé/1716-1772)に師事し、1760年にローマ賞を受賞しています。

    1763年にローマのアカデミーに向けて出発しますが、宗教的義務を果たさなかったという理由でしばらく除外されます。
    1768年にパリに戻った彼は1769年にアカデミーの認定を受け、1779年に晴れてアカデミー会員となりました。
    彼はアルトワ伯の称号を最初に手にした彫刻家でもあります。


    martin_claude_monot_-_genius_of_the_spring.jpg

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    Category:Le Génie du Printemps, Monot (Louvre RF2985)
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    彼の作品をざっと見てみますと、他にもアモル(クピド)をテーマにしたものがありました。
    作品としてはこちらのほうが有名なようです。
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    タグ: Europa  少年  彫像  寝姿  CC-License 

    Statua di Amore e Psiche

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    ローマ神話に登場する愛の神クピドとその恋人である人間プシュケ。
    ふたりの熱い抱擁を表現したイタリアの彫刻作品です。

    ローマにあるカピトリーノ美術館が所蔵している高さ約125cmの大理石像で、なんと制作は紀元前2世紀。
    2200年も前ですよ。
    あまりに古いのでクピドのチンチン取れちゃってますね。(^^;)

    造形技術の高さにも驚きますが、その時代に男女の熱いキスを、しかも少年と少女の姿で表現しているところにイタリア人の大らかさを感じます。
    作者不詳の作品なので、詳しいことはわかりませんでした。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Cupid psyche.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


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    これはロシアの写真家、ニコライ・フィリポフ(Nikolay Filippov/1948- )が撮影した写真ですが、公園に設置された同作品(レプリカ)の前で、男の子たちが遊んでいます。(撮影年不明)

    子供たちはこの彫像から何を学ぶのか。
    クピドとプシュケにまつわる神話を知らないと、ただのイチャイチャする子供の像だと思ってしまうかもしれませんが、愛にまつわる作品が日常にさり気なく存在していることが大切なんですね。

    とは言え、これを見て真似する子が現れても困りますが・・・。
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    タグ: Europa  少年  少女  ♂♀  彫像  CC-License  OldPhoto 

    Guten med Beltet

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    ノルウェーの彫刻家、ラース・ウトネ(Lars Utne/1862-1922)による1915年の作品「Guten med Beltet」
    高さ約133cmのブロンズ像です。

    タイトルは「ベルトを持つ少年」という意味ですが、これは何のベルトなんでしょうか?
    裸にベルトだなんて、女の子の裸エプロンに匹敵する強力なファッションですね。

    作者のラース・ウトネはノルウェーのハルダンゲル出身の彫刻家。
    ノルウェーの王立絵画学校で学び、その後8年間ドイツのベルリンで活動しました。

    彼は主に国会議事堂の装飾に携わり、オスロの国立劇場の装飾でも知られています。
    オスロのハラルド・ハードロード広場にある記念碑に施されたブロンズレリーフも彼の手によるものです。

    このベルトを持つ少年の像は、彼の重要な作品のひとつと考えられています。
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    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像 

    詳細不明の少年像

    unknown_statue_boy01.jpg unknown_statue_boy02.jpg

    詳細不明のブロンズ像です。
    作者も制作年も、設置されている場所すらもわかりません。
    この作品についてご存知の方が居られましたら、ぜひ教えてくださいね。

    12歳くらいの少年が頭の上に手をかざし、体をひねって左斜め下を見ている。
    楽しそうな表情で、なんだか盆踊りをしているようにも見えます。
    ポーズから作者の意図を察することは難しそうですが、見る角度によって「静」にも「動」にも感じられる作品ですね。

    この画像を最初に見たとき、似たポーズの彫像をどこかで見たことがあるような気がしてなりませんでした。
    ネットで検索してやっと発見!
    そうそう、このブロンズ像に似ているんですね。

    31125881475_076e55dc8e_c.jpg

    画像出典 : EMILIO GRECO
    Copyright : jun560
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    これは宮城県仙台市の定禅寺通りに設置されている裸婦像。
    イタリアの彫刻家、エミリオ・グレコ(Emilio Greco/1913-1995)によるブロンズ作品で、タイトルは「夏の思い出」(Memories of Summer)

    エミリオ・グレコはペリクレ・ファッツィーニと並ぶ、イタリアの具象彫刻を代表する彫刻家です。

    上げているのが片手・両手という違いはありますが、ポーズはとても似ていますね。
    上の少年像もエミリオ・グレコによるものなのか?
    それとも他の作者の作品なのか?

    いずれにしても、柔軟な体をしたブロンズ像でした。
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:23年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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