身近なアート

    Meander and bust

    「芸術ってなんだろう?」

    「芸術とは己の心を人に伝えるための表現である。
     簡単に言えば・・・タオルは不要ということだ!」

    Meander and bust
    Copyright : Flyingindigo
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
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    タグ: Europa  少年  彫像 

    World without War

    zinaida_romanova-world_without_war01.jpg

    ロシアの彫刻家、ジナイダ・ロマノヴァ(Zinaida Romanova/1932- )による1981年の作品「World without War」

    タイトルの日本語訳は「戦争のない世界」
    ロシアの西部にある都市、カリーニングラードの彫刻公園に設置されているブロンズ像です。

    少年が両手を広げて立っており、その前後には体と同じ形をした「殻」があります。
    まるで脱皮をしたように見えますね。

    「戦争のない世界」という人類共通の願いを、しがらみから解き放たれた開放感や生まれ変わりのイメージとして表現しているのでしょう。
    木々の生い茂る公園に設置したことで、平和のイメージがより明確になっています。

    日本では公園にある平和像というと女性像が多いような気がするんですが、平和の意味をどう捉えるかによっても変わってくるのでしょう。
    フリーダムと捉えた場合は、確かに少年のほうがイメージが伝わりやすいかもしれません。

    作者については残念ながら詳細がほとんどわかりませんでした。
    でも名前からすると女性だと思います。
    もしかしたらモデルは息子さんでしょうか?


    ところで・・・
    彼が自由を謳歌しているこの場所、
    冬場はこうなってしまうようです。

    zinaida_romanova-world_without_war02.jpg

    ヒュウゥゥ〜!(風の音)

    触った時にもしブルブルと震えていたら、それは近くを通る車の振動ではないはず。
    優しくさすってあげましょう。
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    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像 

    弓矢と褌

    以前書いた「キューピッドの弓矢」と題した記事では、最後に『手法による表現の違いはあれど、愛の神が人々の心に存在する限り、少年と弓矢の組み合わせはこれからも受け継がれていくのでしょう。』という言葉で締め括りました。(該当記事)

    たしかに弓矢を持ったアート作品はほとんどが少年です。
    弓矢を持った少女の像も存在するのかもしれませんが、私は見たことがありません。

    やはりその下地としてローマ神話の愛の神クピド(キューピッド)のイメージがあるからでしょう。
    19世紀に普及したポストカードやスタジオ写真には、小さな子供をクピドに見立てた作品が数多く見受けられます。

    julia_margaret_cameron-love_in_idleness.jpg

    イギリスの写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロン (Julia Margaret Cameron/1815-1879)による1867年頃の作品「Love in Idleness」

    弓矢を小道具として使った肖像写真ですが、ちょっと眠たそうですね。
    子供のコスプレ写真を撮影するスタジオは今もありますが、その走りみたいなものでしょうか。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Love in Idleness, by Julia Margaret Cameron.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    しかし弓矢を持った子供が全てキューピッドのイメージなのかと言うと、そうでもありません。

    postcard-two_naked_boys_hunting.jpg

    これは19世紀に発行されたポストカード。
    少年が弓矢を構えていますが、腰に褌(ふんどし)のような布を巻いており、どう見てもキューピッドではないですね。
    狩りをする野生の子というイメージで演出した写真でしょう。

    この写真のように褌姿の場合は弓矢を持っていてもそれはキューピッドではなく、多くはアメリカ大陸の先住民、つまりアメリカンインディアンをモチーフとした作品です。

    indian_boy01.jpg indian_boy02.jpg
    indian_boy03.jpg indian_boy04.jpg
    【弓矢と褌でインディアンに扮した少年】

    アメリカンインディアンにとって弓矢は狩猟の道具であり、武器でもあります。
    弓矢は旧石器時代から中石器時代にかけて現れた道具で、オセアニアを除いたほとんどの国の歴史に登場します。
    最も初期のものと思われる明確な痕跡はヨーロッパにあり、ドイツからは18,000年前の弓矢も発見されています。

    また、彼らが身に着けている褌は日本のものとは形が違い、腰に巻いたヒモに布を引っ掛けるタイプが多いようです。
    着脱が容易であり、狩猟においては日本の褌のような巻き付けるタイプよりも利便性が高かったのではないでしょうか。

    indian_hunter_and_his_dog.jpg
    【Indian Hunter and His Dog】
    Alexis Rudier Fondeur/1926年フランス

    画像出典:Indian Hunter and His Dog
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    西洋褌(ロインクロス)を身に着けて、洋弓(アーチェリー)を持っているというこのスタイルはアメリカンインディアンに由来したものですが、中にはこの組み合わせでありながらインディアンとは無関係の作品も存在します。

    loincloth_boy_and_bow.jpg loincloth_boy_and_arrow.jpg
    【褌姿で弓矢を持つ少年】

    左はフランスの写真家ジェレミー氏によるもので、右は詳細不明。
    どちらも小さめの褌を着用しており、左の子は弓を、右の子は矢を持っています。

    この写真のモチーフはキューピッドでもインディアンでもありませんね。
    弓矢と褌は単に勇ましさを引き立てるアイテムとして使っているのでしょう。

    弓矢も褌も古来より人々に愛用されてきた道具で、どちらもその歴史は有史以前にまで遡ります。
    アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアの多くの国々で人間の生活とともに歩み、その形を変えることなく今に至るアイテム。

    現代の生活にはどちらも馴染みの薄いものですが、絵画、彫像、写真に登場している場合は、そこから古い歴史を鑑みてみるのも良いのではないでしょうか。
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    タグ: America  Europa  Asia  少年  衣装  伝統  彫像  OldPhoto  Thong  CC-License 

    Knabe

    margit-tierpark_berlin_knabe.jpg

    ドイツの画家であり彫刻家である女性、マルギット・シェッシェル(Margit Schötschel/1933-2017)による1980年の作品「Knabe」

    Knabeとは、ドイツ語で少年を意味するちょっと古めの言葉だそうです。
    日本では子供を古い言い方で童(わらべ)と言いますが、そんなニュアンスかな?

    うつ伏せになって遊んでいる子が誰かに呼ばれて振り向いたような像ですね。
    このブロンズ像はドイツのベルリンにある動物園「ティアパーク・ベルリン」、バルニム郡の町ベルナウの老人ホーム、シュヴェリン地区の町ランコウにそれぞれ設置されています。

    地べたにそのまま置かれているわけではなく、花壇の中に植物とともに設置されています。
    花が咲き誇ると、ヤンチャな子が花壇に入ってしまったようにも見えるでしょうね。

    作者のマルギット・シェッシェルは建築家ヨハネス・ガブリエルの娘です。
    彼女は家族のために14歳ですでに農業の仕事に従事し、16歳で家政婦の見習いとなりました。
    その後、幼稚園の教師となるべく職業訓練を始め、19歳で教師の資格を得て、アイゼナハの児童施設に就職しました。

    そのころ彼女は独学でアートを学んでおり、1954年から1960年まではドイツの彫刻家ハイリッヒ・ドレイクやワルデマール・グルジメクの作品から多くを学びます。
    結婚後は夫と共にベルリンのビジュアルアーティスト協会に参加し、フリーランスのアーティストとして活動しました。

    1979年に彼女は10代のモデルサークルを設立し、ディレクターを務め、主に障害者の人々と働き始めます。
    彼女のサークルはクリエイティブなワークショップに発展し、広く知られることとなりました。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Tierpark Berlin 250-355.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    ところで・・・
    この作品のように地面に直接寝転がっている彫像は公園内であっても珍しいと思うのですが、詳細不明ながらこのような像もありました。

    unknown_statue_sleeping_girl.jpg

    これはブロンズでしょうか石でしょうか?女の子が地面に仰向けに横たわっている像です。
    目が開いているようにも見えるので、眠っているのではなく寝転がって遊んでいるシーンでしょうね。
    詳細不明とは言っても私が知らないだけですので、もしかしたら有名な作家の作品なのかもしれません。

    マルギット・シェッシェルのうつ伏せの男の子像も、この仰向けの女の子像も、作者は無邪気に遊んでいる子供の様子を表現したに違いありません。
    しかし見る人によっては、あるいは伝え方によっては、誤解を受けそうな作品であるようにも感じます。

    とはいえ、アートはある意味、見る者の心の内を映す鏡のようなものですから、子供たちが遊ぶ公園にはこのようなリトマス試験紙のような像があったほうが良いのかもしれません。
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    タグ: Europa  少年  少女  ♂♀  彫像  眠り  CC-License 

    シルエットクイズ

    【シルエットクイズ!彫像と人間】

    下に12枚のシルエット画像が並んでいます。
    これは彫像の姿と人間の姿をトレースしたものです。

    さて、どれが「彫像」で、どれが「人間」か、わかりますか?

    (注:スマホ版表示では画像のレイアウトが崩れるので、PC版表示で見ることをお勧めします)


    1silhouette01.jpg2silhouette02.jpg

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    11silhouette11.jpg12silhouette12.jpg


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    タグ: America  Europa  少年  少女  ♂♀  彫像  OldPhoto  CC-License 

    白い犬と丁稚くん

    2071039575_0078e3e202_b.jpg

    Issen-Yosyoku in Gion District
    Copyright : Alvin Law
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    京都の某洋食屋さんの店先に設置されているコミカルな少年像。
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    タグ: 日本  少年  ♂♀  彫像  CC-License 

    グッドムーニング!

    相手に向かって自分のお尻を出す「ムーニング」にはもともと侮辱や抗議の意味がありましたが、場所によっては毎年イベントも開催されており、今ではムーニングはジョークやユーモアの表現としておこなわれています。(該当記事)

    自分のお尻を他人に見せるという行為には賛否両論あると思いますが、子供の場合は茶目っ気な仕草と捉えて良いのではないでしょうか。
    もしかしたらそんな彫像も存在するのかもしれませんね。

    ・・・と思って調べてみたら、ベルギーの街にありました。

    luc_verlee-den_deugniet.jpg

    これはベルギー北部の都市アントワープの某所に設置されている、ムーニングする少年の像。
    ベルギーの彫刻家リュック・ヴェリー(Luc Verlee/1939- )の作品で、1976年に作者によって街に寄贈されました。

    街の中にこのような像が何の意味もなく置かれているわけはないので、この彫像にも何らかの意味、あるいは物語があるのでしょう。
    これまでに数回盗難に遭っているため、今は警察がしっかり見張っているそうです。

    ちなみにアントワープは名作物語「フランダースの犬」に登場する教会「聖母大聖堂」があることでも有名です。

    画像出典:Den Deugniet


    自分で自分のパンツを下げてお尻を出し、それを人に見せるという行為がムーニングなわけですが、では子供はどんなときにムーニングするのでしょう?
    例えばこんな理由がありますね。

    ● 怪我や炎症などお尻に痛みや痒みが生じて、人に診てもらいたいとき。
    ● 夏に日焼けをして、その焼け具合を人に見てもらいたいとき。
    ● 人を笑わせたり楽しい雰囲気にしようとしておどけた(ふざけた)とき。

    この場合はどれも子供の気持ちを汲んであげることが大切。
    お尻の調子がおかしいときは本人は不安なわけですから、真剣に対処しましょう。
    日焼けを見せているときは自慢の気持ちもあるでしょうから、良く焼けたねと褒めてあげましょう。
    遊びでお尻を出すのは子供なりのジョークですから、楽しく笑ってあげましょう。


    suntan_kids01.jpg suntan_kids02.jpg
    【日焼け具合を見せる子供たち】

    子供たちは自分の日焼けを人に見せるときにパンツを少し下ろします。
    焼けていない箇所を出すことで、どれくらい日焼けしたかがわかりやすくなります。

    コントラストをハッキリさせたかったら厚手のパンツを穿くことが肝心。
    でも太陽の光は全身で浴びたほうが健康に良いので、できれば子供たちはエンジェルスタイルで日光浴してほしいですね。

    昔は日本でも夏休み後に日焼け自慢をしている子がいましたが、今は日焼け自体を避ける風潮があります。
    たしかに焼き過ぎにはご用心。


    kathleen_carney-boys_will_be_boys.jpg
    【おどけてムーニングする男の子】
    画像出典:Boys will be boys.

    子供がお尻を出す理由として最も多いのがこれでしょう、単なるおふざけ。
    お尻を出すと笑いが起き、雰囲気が和む、盛り上がる。
    でもこれをするのはほとんどが男の子ですけどね。

    海外のカートゥーンや日本の漫画には、昔から男の子がお尻を出すギャグシーンがありました。
    シンプソンズのバートは他人をからかうためにやっているのでしょうし、クレヨンしんちゃんのしんのすけはその行動を面白がっているのでしょう。
    現実にも、子供の頃に人を笑わせるためにお尻を出したという人は、男性には結構いるんじゃないでしょうか。

    mooningboy01.jpg mooningboy02.jpg
    【ジーンズを下げてふざける男の子】

    写っているゲーム機や壁紙の模様からすると1970年代でしょうか。
    この頃のジーンズはもともと股上が浅いほうでしたが、下げると腰パンになってさらにヤンチャさが強調されますね。
    この場合はムーニングと言ってもハーフムーン(半月)かな?

    その昔お笑いで、裁判官が「判決(半ケツ)を言い渡す!」と言って自分のお尻を半分出すというギャグがありました。(本物の裁判官がやっていたわけじゃあないですよ)
    またお笑い芸人の中には、パンツを下げてお尻を見せながらドタバタを演じる人もいます。
    嫌がる人に無理やり見せるわけではないので、少なくとも現代でもお笑いの一部ではあるようです。

    昔の漫画やアニメ、テレビドラマ等でよく見られた子供がお尻を出すシーンは、最近は下品だと抗議があるせいかほとんど放映されなくなりました。
    たしかに中には下品な表現のものもあるでしょうが、見る側が真面目であれば、子供の尻出しは決して下品ではないのです。
    子供が笑顔でお尻を出せる、家庭ではそんな雰囲気を作ってあげることも大切ではないでしょうか。

    今回は子供が自らお尻を出す理由と、子供の気持ちを汲んで対応することが大切であるというお話でした。


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    タグ: Europa  少年  少女  Water  笑顔  水着  彫像  OldPhoto 

    Daedalus and Icarus

    antonio_canova-daedalus_and_icarus.jpg

    イタリアの彫刻家、アントニオ・カノーヴァ(Antonio Canova/1757-1822)による1779年の作品「Daedalus and Icarus」
    ヴェネツィアのコレール美術館が所蔵している、高さ約2メートルの大理石像です。

    一見、初老の男性が少年を叱りつけているのかと思いました。
    男性が左手で持っているのが細い棒に見えたからです。

    じつはこれ、発明家の男が大きな翼を作り、その翼を少年に取り付けているところ。
    少年はうっすらと笑みを浮かべているようにも見えますね。

    このふたりはギリシア神話に登場する職人「ダイダロス」と、その息子である「イカロス」
    「イカロスの翼」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
    元がギリシア神話なので神や獣人の名前だと思われがちですが、イカロスはただの人間です。

    昔々、大工であり芸術家であり発明家でもあるダイダロスという職人がいました。
    彼と彼の技術は人間の知恵、知識、権力の象徴でもありました。
    そして彼にはイカロスという名の息子がいました。

    発明家ダイダロスはクレタ島のミノス王のために迷宮を作りました。
    ところがある日ダイダロスはミノス王の機嫌を損ねてしまい、怒ったミノス王によって、息子のイカロスと共にその迷宮に閉じ込められてしまいます。

    しかしダイダロスは鳥の羽を蝋(ろう)で固めて大きな翼を作り、その翼で空を飛んで迷宮を脱出しました。
    ダイダロスはそのとき息子のイカロスにこう忠告しました。
    「翼が湿気で濡れてしまうので海面に近付いてはいけない。蝋が熱で溶けてしまうので太陽に近付いてもいけない」

    ところが自由自在に飛べるようになったイカロスは喜びのあまりこの忠告を無視し、これならば太陽にも行けると傲慢になり、太陽神ヘリオスに向かって飛んでいきました。
    その結果、太陽の熱で蝋が溶けてしまい、翼はバラバラとなりイカロスは墜落死したのでした・・・というお話。

    この物語は、人間の傲慢さや行き過ぎたテクノロジーへの批判として伝承されています。
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    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像 

    アンノウン - 3

    Unknown(アンノウン)とは、知られていないという意味。
    不明、不詳という意味。

    ちょっと気になった作者不詳のアート作品をご紹介します。
    今回は最初に「おや?」と思い、そのあと「ああ、そういうことか」と納得させられた作品を選んでみました。


    【絵画作品】

    boy_and_gourds1908.jpg

    1908年のヨーロッパの古いカードに描かれている、背中を向けた男の子のイラストレーション。
    Souvenir Stamp(記念のスタンプ)と書かれたスタンプが押されているので、何かのイベントで使われたカードかもしれませんね。

    最初に見たときにまず目を引いたのは背景の絵柄です。
    「おいおい、いくら男の子の絵だからって背景にアレを並べなくたって...」と思ってしまいましたが、よくよく調べたらこれはヒョウタンの絵だそうです。

    まぁ形からいってわざと似せているようにも見えるので、そういったジョーク絵かもしれませんね。


    【彫刻作品】

    sopris_memorial01.jpg sopris_memorial02.jpg

    アメリカのコロラド州のデンバーにある「エリザベス・アレン・ソプリス記念碑」
    1925年にデンバーの初代市長の妻であるソプリス夫人に寄贈された像ですが、作者名がわかりません。

    左の写真を見たときに「この小便小僧はなぜ日時計に向かってオシッコしているんだ?」と思いましたが、右の写真で謎が解けました。

    これは小便小僧ではなく、棒を持って遊んでいる子供の像でした。
    左の写真ではその棒が外されていたので、小便小僧のように見えたんですね。

    画像出典:Elizabeth Allen Sopris Memorial - Denver, CO Image


    【写真作品】

    fishing_boy.jpg

    作者不詳、撮影年不明の写真作品。
    少年が川で釣りをしていますが、何故か下半身に何も穿いていません。

    最初は何かの演出かと思いましたが、よ〜く見ると左上の岩場に釣竿を持った親子がいて、その子供も下だけ脱いでいます。

    どうやらこの場所では子供たちは釣りをするとき、パンツが濡れないように普段からこうしているみたいですね。
    あるいは裸で泳いだあと釣りをするときに上だけ着たということも考えられます。

    変な演出かと思ったらじつはこの場所でのいつもの光景だった、という写真でした。


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    タグ: Europa  America  少年  ♂♀  絵画  彫像  OldPhoto 

    私の部屋の癒しのお尻

    coffee_and_statue.jpg

    私の部屋にあるオーギュスト・モローのブロンズ像「Charmeur」(もちろんレプリカ)は、現在コーヒーテーブルの横に置いてあるので、毎朝コーヒーを淹れるときに自然とこの子のお尻に目が行きます。

    コーヒーの香りのリラックス効果と、お尻の形のリラックス効果。
    まぁ人によっては覚醒効果のほうが強い場合もあるでしょうが、以前も言ったとおり、人のお尻には人の心を和ませる力があるのは確かです。

    私の部屋にある置物のうち、とくに魅力的なお尻をしているのは次の4点。


    charmeur-buttocks.jpg

    まずはこの、コーヒーテーブルの横に置いてあるブロンズ像「Charmeur」のお尻。
    触れば硬いブロンズも、見ている分には癒し系。
    小さい男の子なのであまり美的な形とは言えませんが、コーヒーに入れるクリープのように部屋の雰囲気をまろやかにしてくれています。

    「Charmeur」に関する記事はこちら。
    Charmeur


    three_graces-buttocks.jpg

    お次は壁際に飾っている、2世紀頃に制作された三美神像・・・の置物のお尻。
    だいぶ前にネットショップで購入したんですが、最近ではあまり売られていないようです。
    一度地震で落ちて割れてしまいましたが(修復済み)ふくよかなお尻は今も幸せのオーラを放っています。

    「三美神」に関する記事はこちら。
    ブログ「RUKAの雑記ノート」より「ギリシャ神話の三美神」


    david-buttocks.jpg

    そしてこれは15世紀にイタリアの画家ドナテッロが制作したダビデ像・・・の置物のお尻。
    見た目はブロンズ風ですが素材はただのレジンです。
    男性像らしく小振りなお尻ですが、キュッと引き締まった凛々しさを感じさせます。

    「ドナテッロのダビデ像」に関する記事はこちら。
    ドナテッロのダビデ像


    source-buttocks.jpg

    最後は、19世紀のフランスの画家、アングルが描いた「泉」をモチーフとした置物のお尻。
    オリジナルは正面からの絵なのでこれは想像で創造されたものですが、体形が少し現代風な気がします。
    でも形が良いのは確かなので、癒し効果はじゅうぶんですね。

    「アングルの泉」に関する記事はこちら。
    ブログ「RUKAの雑記ノート」より「アングルの泉」


    私の部屋にある人形(ひとがた)の置物で、心を和ませてくれるお尻というと以上の4点。

    こういうものは日常にさりげなく存在していることが大切。
    例えば朝焼けや夕焼け、空に漂う雲、動植物の模様のように、日常の中の当たり前にこそ本当の美があるのではないでしょうか。

    子供のお尻に関しては、いくら絵画や彫像を飾ろうとも、本物の人間の美しさに敵うものはありません。
    小さな子供のいる家庭は日常にお尻が飛び交っているわけですから、どんな美術館よりも美的な空間であると言えるでしょう。

    Copyright : RUKA


    「天使の置物のお尻」については、メインブログに書いてありますのでそちらをご覧ください。

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    「RUKAの雑記ノート」より
    「天使たちの癒しのお尻」
    「白天使と黒天使」
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    タグ: Europa  少年  少女  彫像  RUKA 

    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログでは天使や子供をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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