二段ベッド

    IMG_7753

    「上がお兄ちゃんが下がボクだなんて、納得いかないよ!」

    いや、寝相と水漏れを考慮すると、
    そのほうが良いと思うよ。

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    Copyright : ifrid
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    時代を彩るカメラたち

    pentax_auto_110_and_girl.jpg pentax_auto_110.jpg
    Copyright : RUKA

    世の中には数々の写真作品があります。
    それらを生み出してきた道具、それが「カメラ」
    彫刻家にとってのノミ、画家にとっての絵筆といったところでしょうか。

    11世紀、ピンホールから像が投影される原理の発見と、それを応用したカメラ・オブ・スクラという装置の発明。
    1820年代に投影像を金属板に定着させる技術が発明され、のちにガラス板、感光紙へと発展。
    1880年代にはコダック社によってセルロイド製のフィルムと小型のカメラが発売されました。

    1900年代に入ると一般大衆の多くがカメラという製品を知り、高価ながら手軽に写真を撮影できるようになりました。
    1970年代以降はその精密さで日本製のカメラが世界市場を席巻。
    そして21世紀になるとプロ・アマ共にデジタルカメラが主流となり、今やデジタル写真はスマートフォンにも欠かせぬ機能となっています。

    今回は古い写真に写る「カメラ」にスポットを当ててみたいと思います。


    【PENTAX auto110】

    上の画像は私が1984年頃に撮影したポートレイト。
    女の子が小さなカメラを持っていますが、これ、オモチャではありません。
    ペンタックスが1979年に発売した「PENTAX auto110」という製品。
    コンパクトな110フィルム、いわゆるポケットフィルムを使う、世界最小の一眼レフカメラでした。


     PENTAX auto110
     発売年:1979年3月
     標準レンズ:24mm F2.8(上の写真では50mm F2.8を装着)
     シャッター速度:1~1/750秒
     大きさ:99 × 44 × 44mm(標準レンズ装着時)
     重量:約170g(標準レンズ装着時)

    画像出典:File:Pentax Auto 110.jpg



    【ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)】

    asahi_pentax_spotmatic_and_boy.jpg asahi_pentax_spotmatic.jpg

    フランスの写真家、ネグレポントが1983年に発表した写真集「Mercredi aprés-midi」には、天使くんがカメラを持っている写真が載っています。
    さてこのカメラ、何という製品でしょう?

    画質があまりよくありませんが、たぶんアサヒペンタックスが1964年に発売した「PENTAX SPOTMATIC」だろうと思います。
    全世界で400万台以上を売り上げた、一眼レフカメラのベストセラー機。
    それまでのカメラにはなかったTTL露出計(撮影レンズを通った光量を測定する露出計)を内蔵して人気を博しました。
    1974年には復刻機としてSPOTMATIC Ⅱ が発売されています。


     ASAHI PENTAX SPOTMATIC (SP)
     発売年:1964年
     シャッター速度:1~1/1000秒・B・X
     測光方式:全面平均絞込測光
     大きさ:143 × 92 × 91mm(50mm F1.4レンズ装着時)
     重量:約623g(ボディーのみ)

    画像出典:File:Vintage Asahi Pentax Spotmatic 35mm SLR Film Camera With Super Takumar 1.4 Lens, Made In Japan, Circa 1964 - 1967 (35210653374).jpg



    【MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional】

    mamiyaflex_c2_and_girl.jpg mamiyaflex_c2.jpg

    古いナチュリストの写真ですが、この天使ちゃんが持っているカメラはいったい何でしょう?
    今の子供たちが見たら、もはやカメラだとは思わないかもしれませんね。

    画像を見る限りでは、日本のマミヤ光機が1958年に発売した二眼レフカメラ「Mamiyaflex C2」だと思います。
    私はこの頃のカメラは使ったことがないので詳しいことはわかりませんが、良い製品だったのでしょう。


     MAMIYA Mamiyaflex C2 Professional
     発売年:1958年6月
     レンズ:Mamiya-Sekor 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/400秒・B
     大きさ:85 × 107 × 165mm
     重量:約1,580g

    画像出典:Collection Appareils - Mamiya Mamiyaflex C2



    【Rollei Rolleiflex 2.8 F】

    rolleiflex_28f_and_girls.jpg rolleiflex_28f.jpg

    ではこの写真で右側の女性が持っているカメラは何でしょう?

    潮風に当てて大丈夫かと心配になってしまいますが、このカメラはドイツのカメラメーカー、ローライが1960年に発売した「Rolleiflex 2.8 F」だと思います。
    ローライの二眼レフの完成形とも言われた、まさにこの時代を代表する中判カメラでした。
    空気感まで写し出すと言われているその描写力から、現在でもファンの多い名機です。


     Rollei Rolleiflex 2.8 F
     発売年:1960年
     レンズ:Planar 80mm F2.8
     シャッター速度:1〜1/500秒・B
     大きさ:112 × 105 × 148mm
     重量:約1,220g

    画像出典:collectiblend.com - Rollei: Rolleiflex 2.8 F



    【Agfa Synchro Box 600】

    agfa_synchrobox_and_boy.jpg agfa_synchro_box.jpg

    この天使たちが使っている(というより遊んでいる?)カメラは何でしょうか?

    これはたぶんドイツのフィルムメーカー、アグファが1951年に発売した「Agfa Synchro Box 600」だと思います。
    Synchro(シンクロ)という名前はフラッシュがシャッターに同期することから名付けられました。
    ピントもシャッター速度も固定という、トイカメラと言っても良いスペックですが、当時はそこそこ人気があったようです。
    それにしても、フィルムで有名なアグファがこのような中判カメラを発売していたとは知りませんでした。


     Agfa Synchro Box 600
     発売年:1951年
     レンズ:105mm F11・固定焦点
     シャッター速度:1/50秒・B
     大きさ:75 × 100 × 118mm
     重量:約412g

    画像出典:File:Agfa Synchro-Box.jpg



    【MINOLTA α-7000】

    minolta_7000_and_boy.jpg minolta_7000.jpg

    この天使くんが構えているカメラは何という製品でしょう?

    かろうじて見えるボディの一部とレンズの形から察するに、たぶんミノルタが1985年に発売した「α-7000」ではないかと思います。(海外ではDynax7000やMaxxum7000の名で販売されました)
    ピント合わせを完全自動化した一眼レフカメラの先駆けであり、一眼レフのオートフォーカス化を牽引した製品でした。

    私も当時はα-7000をサブカメラとして使っていましたが、低照度・低コントラストでのフォーカス反応がイマイチで、操作感も好みではなかったのであまり長い期間は使いませんでした。
    でも一眼レフを誰でも手軽に扱えるようにしたという意味では、画期的な製品だったのだろうと思います。


     MINOLTA α-7000
     発売年:1985年2月
     AF方式:TTL位相差検出方式、中央一点
     測光方式:TTL中央重点平均測光
     シャッター速度:30~1/2000秒・B・X
     大きさ:138 × 91.5 × 52mm(ボディのみ)
     重量:約555g(ボディのみ)

    画像出典:File:Minolta7000.jpg



    【Canon IXY DIGITAL 200a】

    canon_ixy_digital_200a_and_boy.jpg canon_ixy_digital_200a.jpg

    さて、21世紀になってデジタルカメラが普及すると、カメラを構えるポーズにも変化が現れました。
    それまでカメラといえばファインダーを覗き込んで撮影するものでしたが、液晶画面を搭載したコンパクトデジカメの登場により、このように顔から離して構えるのが当たり前になりました。

    顔に密着させてブレを抑えるというそれまでのセオリーが通用しなくなってしまったわけですが、その代わり撮影の自由度が高まったのは確かですね。
    この天使くんが持っているのはキヤノンが2002年に発売した「IXY DIGITAL 200a」だと思います。
    同じ年に発売された、外観が全く同じIXY DIGITAL 320の可能性もあります。


     Canon IXY DIGITAL 200a
     発売年:2002年4月
     撮像素子:有効画素数約200万画素 1/2.7型CCD
     AF方式:TTL AiAF(3点)/TTL AF(中央1点)
     測光方式:評価測光/スポット測光
     シャッター速度:15~1/1500秒
     大きさ:87 × 57 × 26.7mm
     重量:約180g

    画像出典:キヤノンカメラミュージアム - IXY DIGITAL 200a



    【カメラの機種名がわからなかった写真】

    下の3つの写真については、写っているカメラの機種名がどうしてもわかりませんでした。

    camera_and_boy01.jpg camera_and_boy02.jpg
    camera_and_boy03.jpg

    1枚目はカメラを構えている天使の後姿ですが、位置的にカメラがほとんど見えないので特定できません。
    2枚目はたぶん110カメラを防水用のケースに入れているんだと思いますが、当然中が見えないので特定できません。
    3枚目は上から覗くウェストレベルファインダーのカメラですが、写りが小さいのでメーカーさえもわかりませんでした。


    カメラという機械、そして写真という作品。
    昔は重いカメラをセッティングしてフレーミング、光量を測定し、絞りとシャッター速度を計算し、手でピントを合わせて撮影していました。

    そんな時代から、庶民が手軽に撮影できる時代へと変わり、そして今ではさらに自動化が進んだカメラやスマートフォンで、瞬きをするように写真が撮れる時代。

    しかしそれに伴い、思いやりがない写真を撮る者も増えてきたように感じます。
    カメラマンはプロであれアマチュアであれ、被写体やその関係者に喜んでもらえるような写真を撮ることが大切。

    それはなにも人物写真に限ったことではなく、風景写真でも動物写真でも鉄道写真でも、すべてに共通する大前提だと私は思っています。


    YouTubeより、1987年のキヤノンのテレビCM



    「子供たちの息づかいが聞こえてくるような写真を 私は撮りたい
     速いEOS 見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    「自然の光が描き出す 子供たちの美しさをありのままに 私は撮りたい
     わずかな光にも素早く対応 EOSなら見えないものまで見えてくる
     快速 快適オートフォーカス Canon EOS」

    写真家 ビクトリア・ブリナー
    (YouTubeの動画ページより)
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    満員バスルーム

    Untitled

    バスルームにテレビを置くのは良いアイデアだけど、
    そこにいたらバスタブから出られないんじゃない?
    いやそれよりもトイレが使えないぞ!

    Untitled
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    自転車

    20170113-NET_3383.jpg

    その自転車、ブレーキが壊れているよ、気を付けてね。
    できればヘルメットも被ったほうが良いんだけどなぁ。
    パンツ?・・・それはキミのご自由に。

    20170113-NET_3383.jpg
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    段ボール箱で遊ぶ子供の像

    frankfurt_sculpture_1985_01.jpg

    ドイツの都市フランクフルトの街、Großen Scharrnstraßeの一角に設置してあるブロンズ像。

    段ボール箱を使って遊んでいる子供たちを再現した作品ですね。
    制作年は1985年だそうですが、タイトルは不明です。

    また、作者名も「P.F.」ということしかわかりませんでした。(台座にそう刻まれています)
    地元の作家からの寄贈かもしれませんね。

    この作品はノスタルジーの表現?
    左側の女の子は箱を頭にかぶり、ロボットの真似か?お化けの真似か?
    右側の男の子は何故か裸ですが、着るものがなかったわけではないでしょう。

    子供の無邪気さを表している作品ですが、私はどことなく寂しさを感じました。
    でも世代によってこの作品から受ける印象は違うのかもしれません。

    frankfurt_sculpture_1985_02.jpg

    公園で遊ぶ子供たちを遠巻きに眺めながら、段ボール箱の少年は何を思うのでしょうか。
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    見ごろ食べごろ天使ごろ

    28.08.09

    「さぁ、そろそろお昼にしましょうか」
    「わ〜ママ!ボクは食べ物じゃないよ〜!」

    食べちゃいたいくらい可愛いけどね。(^ω^)

    28.08.09
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    1980年代・12歳・サッカー

    swiss_unknown_soccer.jpg

    人の一生のどの時期を美しいと感じるかは人それぞれですが、見た目、つまり体の形に限定して考えた場合、多くの美術作品は「美しい人間」として成人した若者を表現しています。
    そして「可愛らしい人間」としては、幼児や児童を表現したものが多いですね。天使のイメージも同じです。
    これらはほぼ固定された人間の美意識と言っても良いでしょう。

    ということは単純に考えて、「美しさ」と「可愛らしさ」の両方を兼ね備えている時期は、子供の体から大人の体への移行期、つまり12歳あたりであると言えます。

    以前このブログで、1980年代の子供たちは健康的な体形をしていた、という話をしたことがありました。
    文部科学省が実施している小学生の運動能力テストの結果が最も優れていたのは1985年だった、という話でした。(該当記事)

    また、サッカー少年は体形のバランスが良い(美しい)という話もしましたね。
    サッカーの練習によって鍛えられる筋肉は、体形の良さにも関係するという話でした。(該当記事)

    この3つを総合すると、美しくて可愛らしく、健康的であり、バランスの良い体形・・・このすべてに当てはまるのは「1980年頃の12歳のサッカー少年」ということになります。

    それを説明するのに最もよい資料があります。
    以前も紹介しましたが、1980年頃にスイスで撮影された、サッカー少年たちが水着モデルをしている写真。
    その時代のスポーツ少年の体形を記録した貴重な写真ですが、関係者から削除要請があれば削除しますのでご了承ください。


    【ボールを頭上に掲げるポーズ】

    彼らの写真には体形の良さがよくわかる特徴的なポーズが2つあります。
    「ビーチボールを頭上に掲げるポーズ」と、「横になって上半身を起こして片脚を立てるポーズ」

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    ご覧のように、モデルの何人かはビーチボールを頭上に掲げるポーズをしています。
    当然撮影者からの指示でしょうし、ボールも小道具として用意されたものだと思いますが、これが結果的に体形を美しく見せることにも繋がっています。

    腕を上げることで大胸筋や三角筋が強調され、上半身が逆三角形の美しい形となります。
    また背筋が伸びて姿勢が良くなるため、全体的にスラリとした体形に見えるという利点もあります。

    上半身と下半身の見た目のバランスの良さはさすがサッカー少年という感じがしますし、無駄を削ぎ落とした彫刻作品のようにも見えますね。


    【横たわり上半身を少し起こして片脚を立てるポーズ】

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    横になっているこのポーズはただの寝姿ではなく、肘をついて上半身を少し起こしています。
    これにより腹部に力が入り、腹直筋の形、いわゆる腹筋の美しさが強調されています。

    また、片脚を立てることによって太股とふくらはぎの横からの形が示され、サッカー少年らしい脚部の発達具合が良くわかる写真となっています。

    撮影者がスポーツ医学的な観点から撮影していたのかどうかはわかりませんが、ある程度ポーズを限定していることから、少なくとも体形の美しさを記録しようとしていた意図は感じられますね。

    人類史上最も素晴らしい体形は1980年代の12歳のサッカー少年である、という説は私の勝手な主観ではありますが、これらの写真を見ると、あながち間違いではないような気もします。
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    天使の発見

    Bichos

    小さな天使たちが何かを見つけたようです。
    虫かな?動物かな?
    その好奇心が地球を回しているんだ!

    Bichos
    Copyright : Carola van Dijk
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    お風呂は心もゆったりと

    Untitled

    まずは好きなオモチャとバケツを入れて、
    そのあと何をして遊ぼうかじっくり考えよう。

    Untitled
    Copyright : Karen Liang
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    絵画で眠る少年たち - 2

    眠る少年が描かれている西洋絵画をいくつかご紹介します。

    なぜ少年限定なのかと言うと、眠っている子供を描いた作品の場合、少女よりも少年のほうが圧倒的に多いからです。
    個別の記事では眠る少女も紹介していますが、まとめるとなると少年ばかりになるのは仕方ありません。

    裸のまま寝てしまうのは娘よりも息子のほうが多く、画家にとっては身近な寝姿のモデルと言えるでしょう。
    またキューピッドや神話の登場人物として捉えた場合も、少年のほうがイメージに合いやすいという理由もあるでしょうね。


    aldo_bahamonde_rojas-miguel.jpg

    スペインの画家、アルド・バハモンデ・ロハス(Aldo Bahamonde Rojas/1963- )による1994年の作品「Miguel」

    タイトルはこの子の名前です、ミゲル君。
    地面に寝ているのかと思いましたが、フチがあるのでたぶん茶色のシーツを敷いたベッドに寝ているんでしょうね。
    完全に熟睡しているであろう少年の、脱力した筋肉の質感が上手く表現されています。


    paul_albert_laurens-adolescent.jpg

    フランスの画家、ポール・アルバート・ローレンス(Paul Albert Laurens/1870-1934)による作品「Adolescent」

    「思春期」という意味。制作年は不明です。
    股間が見えていないので性別がハッキリしませんが、体形を見る限り少年ではないでしょうか。
    これも作者がベッドで眠る自分の息子を描いたものだと思います。


    oskar_zwintscher-knabe_lilie.jpg

    ドイツの画家、オスカー・ツヴィンシャー(Oskar Zwintscher/1870-1916)による1904年の作品「Knabe und Lilie」

    タイトルは「少年とユリ」という意味で、眠っているのではなく横になっているだけですね。
    水仙の花であればギリシア神話に登場するナルキッソスのイメージと重なりますが、ユリなので神話とは関係ないのかもしれません。
    奥が壁で下が石畳ですが、場所は風呂場かプールでしょうか?


    leon_bazille_perrault-amour.jpg

    フランスの画家、レオン=バジール・ペロー(Léon Bazille Perrault/1832-1908)による作品「Le reveil de l'Amour」

    これも眠っているシーンではないですね。制作年は不明です。
    鳥たちの爽やかな歌声で目覚めた可愛らしい天使くん。
    1羽の鳥がコーラスの指揮をとっていたりと、物語のひとコマのようなファンタジックな作品です。


    michelangelo_caravaggio-sleeping_cupid.jpg

    イタリアの画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio/1571-1610)による1608年の作品「Sleeping Cupid」

    ローマ神話の愛の神、クピドが眠っているところです。
    矢の筒を枕にしていますね。
    いつも他人の愛を翻弄しているクピドですが、夢の中では自分が主役の愛の物語でも見ているのでしょうか?


    pierre_subleyras-amour_et_psyche.jpg

    イタリアの画家、ピエール・シュブレイラス(Pierre Subleyras/1699-1749)による1733年の作品「Amour et Psyche」

    これはギリシア神話の愛の神アモルと、その妻である人間プシュケの物語。
    姉たちにそそのかされたプシュケが姿を見せぬ自分の夫を殺害しようと寝室に行くと、そこにいたのはアモルであった、というシーン。
    このあとプシュケは蝋燭のロウを垂らしてアモルに火傷を負わせてしまうのですが、アモルはどこを火傷したんでしょうか?


    rocco_normanno-amorino_dormie.jpg

    イタリアの画家、ロッコ・ノルマンノ(Rocco Normanno/1974- )による2009年の作品「Amorino Dormiente」

    タイトルは「寝ているアモル」という意味なので、この少年をアモルに例えているんですね。
    たぶんアトリエで息子にモデルをしてもらったのでしょう。
    窓から差し込む斜めの光により、体の形がシッカリと表現されています。


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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:22年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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