隠せばOK? - 1【カップ編】

    数年前、島根県のとある町の公園にダビデ像が設置された際、一部の町民が「教育上悪い!」と苦情を言い、ダビデ像にパンツを穿かせるよう要求した...というニュースがありました。

    この出来事は海外からも嘲笑されてしまい、私も「おかしな人がいるもんだ」と思ったものです。
    この人にはダビデがストリッパーに見えたり、美術館がアダルトショップに見えたりするのかもしれませんね。

    美術品の裸像は性的な表現のないものは基本的に真面目なものであり、真面目に鑑賞するべきものです。

    しかし近年では、美術館でも彫像の股間を隠して展示することが稀にあります。
    これも上の例と同じく、そこを隠せと抗議なり苦情なりがあったということでしょう。

    ところが不思議なことに女性の裸像の場合は、公園等にあるブロンズ像も含め、股間を何かで隠すというケースはほとんどありません。
    もし股間を隠して展示していたら、それはほとんどが男性の裸像です。

    これはいったい何を意味しているのかというと、要するに「生殖器」が見えているかで判断しているわけです。
    つまり彫像の股間の露出を問題視する者は「性行為に使う猥褻なモノが見えている」と考えていることになります。

    これは極めて奇異な感覚であり、彫像に対して性行為を連想しておいて、それを見えているせいにするのは滑稽なことです。
    しかし美術館としてはそのような苦情も無視するわけにはいかないのでしょうね。
    股間の見え隠れとともに、美術館の葛藤も見え隠れしているかのようです。

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    【ミズノの子供用ファールカップ】(画像出典:楽天市場)


    今回から3回に分けて「裸像の股間は隠すべきなのか?」「隠すことで品位は上がるのか?」といったことを軽く考察していきたいと思います。

    まず第1回目の今回は「美術館で股間を隠された彫像」について。


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    これはドイツの彫刻家、エミール・ウォルフ(1802-1879)による1836年の作品「Eros」
    ギリシア神話の愛の神です。
    どちらも美術館での展示の様子ですが、左はオリジナルの状態で、右は股間に葉っぱ状のカップを取り付けた状態。

    たぶんヒモを通して固定しているのだと思いますが、このカップ、専門用語ではなんと言うのでしょうか?
    野球や空手で使うファールカップのような・・・いずれにしても神の姿としては不自然ですね。

    見た目が少年なので、ふざけて遊んでいるようにも見えます。
    少なくともこれを付けたら上品になった、ということはなさそうです。


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    これはイタリアの彫刻家、アントニオ・カノーヴァ(1757-1822)による1791年の作品「Cupid」
    ローマ神話の愛の神です。
    こちらのカップはかなり小さめで、とにかくモノが隠れりゃイイだろうって感じですね。

    これを取り付けることに何の意味があるの?と思ってしまいます。
    そのままであればとても無垢な少年、あるいは無垢な天使に見えるのに、そんなものを付けるからかえって品がなくなってしまう。

    結局は真面目な彫像を不真面目に作り変えているだけではないでしょうか。


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    こちらはロシアの彫刻家、セルゲイ・イワノフ(1828-1903)による1858年の作品「A Boy in the Bath-House」
    公衆浴場で体を洗っている少年の像。
    左がオリジナルで、右は葉っぱ状のプレートで股間を隠して展示しています。

    旧約聖書に登場するアダムとエバの恥じらいのシーンならともかく、浴場での格好としてはあまりに不自然。
    もし銭湯にいて、股間に葉っぱを貼り付けた少年が入ってきたら、誰だって目を丸くしてしまいますよね。


    【結論!股間にカップは不真面目】

    ありのままの姿と、股間にカップをはめている姿。
    神話の登場人物としてどちらが自然かといえば、そりゃあ前者です。
    また、どちらが不真面目な格好に見えるかといえば、私は後者に思えます。

    美術館はなにも見たくない人に無理やり見せているのではないのですから、人の体を猥褻物扱いしている者の意見は参考程度に留め、ある程度の威厳と信念をもって運営してほしいですね。


    次回は「複製品でパンツを穿かせられた彫像」についてあれこれ考えてみたいと思います。


    関連記事:隠せばOK? - 2【パンツ編】
    関連記事:隠せばOK? - 3【タオル掛け編】

    タグ: Europa  少年  ♂♀  彫像 

    日米ロインクロス

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    ロインクロス(Loincloth)とは古代から存在する伝統的な衣服の一種で、長い布を使った腰布・腰衣のことです。
    日本の褌(ふんどし)もこれに含まれます。

    世界各地で見られますが国や地域ごとに装着方法に違いがあり、日本の褌やインドのランゴータのように股下に通して固定するタイプは労働者の動きやすさを考慮して腰巻タイプから派生したと言われています。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Fundo001.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    博多祇園子ども山笠 2002-002

    平岡八幡宮 祭典 烏相撲 2003 池ノ上 少年裸祭 003
    Copyright : Yozo Sakaki
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)

    現代の日本では普段着としての利用はほとんどありませんが、祭り等の神事で正装とすることは多く、この伝統は今も受け継がれています。

    上の画像は子供が参加する祭りの一例で、上から順番に福岡県の「博多祇園山笠」、 京都府の「平岡八幡宮例祭」「上賀茂神社での烏相撲」、岐阜県の「池ノ上みそぎ祭」です。

    見てわかるように、それぞれ褌の形が違います。
    日本の褌には「六尺」「越中」「締め込み」「もっこ」など多様なタイプがあり、博多山笠では締め込み、烏相撲では六尺褌、池ノ上みそぎ祭では越中褌が正装となっています。

    また、現代ではあまり馴染みのないタイプですが、日本にはかつて「黒猫褌」という子供用の褌があったそうです。
    昭和初期に登場し、戦前の水泳の授業などで水着として使われていたもので、生地が黒色であったため黒猫の愛称で呼ばれていました。
    昭和30年頃までは幼児〜小学生の水着として全国で採用されていたそうです。

    Googleの画像検索で「黒猫褌 子供」を検索


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    アメリカにも褌、つまりロインクロスは先祖の時代から存在し、現代でも普段着としている地域もあります。

    アメリカ大陸における先祖といえばもちろんアメリカ先住民を指しますが、昔はコロンブスの誤認をそのまま使い「インディアン」と呼んでいました。
    ラテンアメリカの人々をインディオとも言いますね。

    しかしこれらの呼び名は本来「インドの人」という意味なので、現在ではネイティブ・アメリカン(またはアメリカ・インディアン)と呼ぶのが一般的なようです。

    上の画像はアメリカの画家、トーマス・ポロック・アンシュツ(1851-1912)による1907年の作品「Indians on the Ohio」

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Anschutz Thomas P Indians on the Ohio.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


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    先祖を崇める祭りやイベントはもちろんアメリカにもあり、参加者がインディアンに扮することもあります。
    白人によって作られたステレオタイプのイメージもありますが、大体において共通しているのが、頭に鳥の羽を飾り、軽装の場合はロインクロスを着用しているところ。

    上の画像はインディアンに関連したイベントの様子です。
    日本の褌とはかなり違いますね。
    素材は皮で、巻くというよりは穿くといった感じでしょうか?

    子供たちがインディアンに扮するイベントは夏休みのサマーキャンプにも多いようです。
    サマーキャンプといえば体験によって学問や道徳を学べる行事ですが、昔の文化を重んじるという意味では日本の祭りとの共通点もありそうです。

    インディアンの教えは現代のアメリカにも息づいているでしょうし、サマーキャンプとの相性も良いのかもしれませんね。

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    こちらのロインクロスは布製。
    前に垂らすところは日本の越中褌に似ていますが、後ろにも垂らすのは日本の褌には見られないタイプですね。
    形はのれんの付いたヒモ水着といった感じで、こちらのほうが着脱はしやすそうです。


    「肖る」(あやかる)という言葉があります。
    他人に憧れ、自分もその人のようになりたいと思う、あるいはそうなるという意味。
    先人を尊ぶことはとても大切なことであり、そのために格好から入るというのもひとつの方法です。

    どの国も子供たちへの伝統文化の引き継ぎには苦労していることでしょう。
    時代に合わせて姿を変えることもときには必要かもしれませんが、あえて変えないということも、歴史の深さを学ぶためには大切なことです。

    タグ: 日本  America  少年  衣装  イベント  CC-License  絵画  伝統  Thong  OldPhoto 

    美を学ぶこと・美であること

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    【ルーブル美術館にて、彫像を鑑賞する子供たち】

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:School children in Louvre.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    学校での理科の実験の授業が年々減り続けている...という話を聞いたことがあります。
    子供たちは実験に興味があるのに、学校側は他の教科に時間を割いて、結果的に「子供の理科離れ」という言葉で語られています。

    しかしそれ以上に深刻なのが美術の授業。
    近年は小学校の図画工作や中学校の美術の授業数がどんどんと削られています。
    学校が心を育てる場でもあるなら美術という教科はとても大切なのに、大人はそれを重要視していないという有様。

    学校で美術を学ぶ意味とはなんでしょうか?
    学ぶというと堅苦しさがありますが、要するに興味を持つことの意味です。

    絵を上手に描けるようになるため?
     いや、将来それを仕事にするのでなければ必要ないことです。
    芸術の深さを理解するため?
     いや、そんな哲学的なこと、社会ではなんの役にも立ちません。
    モノ作りの楽しさを覚えるため?
     いや、それは美術科以外でも得られることです。

    ではなんなのか?
    私は美術を学ぶ意味とは「人間を知り、人間を好きになること」だと思っています。

    私が子供の頃から美術作品を好きなのは、人間が誰しもひとつだけ持っている「心の器」を表現しているからです。
    人を知ることは己を知ることであり、それは思いやりを育むためにも必要なこと。
    たとえ風景画や静物画であっても、作者の生い立ちや作品への思いから人間のなんたるかを知ることはできます。

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    【トレチャコフ美術館にて、裸体像を鑑賞する子供たち】

    人の体を「誰もが持っている心の器」と言いましたが、これを素晴らしいものと感じるか嫌らしいものと感じるかは人それぞれです。
    しかし子供たちは初めから偏った見方をするべきではなく、その判断を己の感覚に委ねるためのひとつが美術の授業なのだと私は思います。

    子供たちは美術作品の裸体像から人間を学び、自分を学びます。
    自分の体が親によって(または神によって、地球によって)作られた作品であることを知り、とても大切なものなのだと理解します。

    子供たちは自分の体を大切にしているからこそ、それを使って喜びを表現するのです。
    これこそまさに、命の芸術と言えるでしょう。

    では子供たちがその「心の器」を披露するのはどんなときでしょう?


    【水辺で遊ぶとき...】

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    近年ではこういった光景もだいぶ少なくなりましたが、ふた昔ほど前までは都会の親水公園でも子供たちは裸になって遊んでいました。(国によっては現在もお馴染みの光景ですね)
    この写真は背景にビルが見えるので住宅街でしょうか。
    子供たちは大人に見られても気にしない、大人たちは裸の子供を気にも留めない、そんな大らかさが昔の人々にはありました。


    【診察や身体検査のとき...】

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    この写真はいつ頃のものかは不明ですが、戦前の子供の身体検査はおもに全裸でおこなわれていました。
    ただし学校での身体測定は男女共に下着を穿いていました。
    昭和も半ばになると男子はブリーフのみ、女子は下着の上下でしたが、今は男女とも体操着の上下でしょうか?
    肌が隠れていると身体の異常に気付くのも遅れてしまいます。


    【データを取るとき...】

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    1937年頃、当時の米国農務省と大学が協力し、医学的見地から子供の服を作成してそれを国民が簡単に購入できるようにするためのプロジェクトを立ち上げました。
    この写真はそのプロジェクトに関連し、人体測定学の教授が子供の体形を計測しているときの様子です。
    このような学術的な人体データも、正確に取るためには裸でおこなう必要があります。


    【芸術作品のモデルになるとき...】

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    これは1907年に撮影された、フランスの彫刻家アリスティド・マイヨール(1861-1944)の彫像制作風景。
    粘土でブロンズ像の原型を作っているところですが、人体に忠実な作品を作ろうとすればやはりモデルは欠かすことができません。
    これは画家の場合も同じですね。


    【役者として演技をするとき...】

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    これは映画かテレビドラマの撮影シーンでしょうか?
    子役といえど、物語によっては裸で演技しなければならない場合もあります。
    裸での演技に関しては、日本の子役よりも海外の子役のほうが堂々としている印象があります。
    もっとも近年では自粛が進み、表現の幅がどんどんと狭くなっているのですが。


    美を学び、人の美を知り、自分の美を社会の文化に役立てる。
    私がそうであったように、子供たちにとって美術という教科は道徳心を学ぶための教科でもあります。
    「子供の美術離れ」「美術教育の危機」と言われて久しい現代ですが、美術の授業数はあまり減らさないでほしいものですね。

    タグ: America  Europa  少年  少女  Water  ♂♀  彫像  OldPhoto  CC-License 

    シャワールーム

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    学校のプールには、体に付いた塩素を洗い流すためのシャワーが備えられています。
    また学校によっては屋内にシャワー室が完備されたところもあり、部活動のあとに汚れを洗い流すこともできます。

    上の写真はドイツのノイシュタット地区にある幼稚園でのシャワーの様子。
    撮影は1987年。
    水泳キャップをかぶっているのでプールのときのシャワーですね。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Bundesarchiv Bild 183-1987-0609-302, Köritz, Duschraum des Kindergartens.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    シャワーとは水や湯を広範囲に分散して噴出させる機能、またはそれを利用した設備のことですが、16世紀のヨーロッパの浴場に備えられたのが最初だそうです。
    初期のシャワーはパイプに等間隔に穴を開けたものでした。

    日本では水道の普及自体が20世紀になってからですし、もともと入浴習慣のある日本人にはシャワーはあまり馴染みのあるものではありませんでした。
    私が幼い頃、昭和40年代まではシャワーのある家はかなり少なかったはずです。

    学校のシャワールームに関しても西洋のほうが歴史が古く、西洋では20世紀初頭にはすでに多くの学校が備えていました。

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    左の写真は1941年のLIFE誌に掲載された、アメリカの学校でのシャワーの様子。
    日本でいうと中学校でしょうか?
    運動の後にここで汗を洗い流すのが彼らの日課だったのでしょうね。

    右の写真はフランスの学校のシャワールームで、1930年の撮影。
    こちらは小学校かな?
    仕切りは隠すためではなく、たんに水跳ね防止でしょう。


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    こちらの写真はさらに古く、左は1903年のスウェーデンの子供たち。
    シャワールームでタライに入って体を洗っています。
    ある程度こうして洗ってから、最後に頭上のシャワーで洗い流すのでしょう。
    水の節約のためかな?

    右の写真は1908年のアメリカのシャワールーム。
    シャワーヘッドの付いた設備が20世紀初頭にすでにあったというのが驚きですね。


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    最後はロシア、1906年のサンクトペテルブルクの子供たち。
    これは当時の住宅事情を解消するために作られた、アパートを利用した共同のシャワールームだそうです。
    奥にいる大人が服を着ているので、これは撮影用のポーズかな?

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Boys in the shower in a house of cheap apartments.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    上でも述べたとおり私が子供の頃はシャワーのある家が少なく、シャワーと言えばプールにあるものという認識でしたが、今では日本でも浴室にシャワーがあるのが当たり前になりました。
    私も忙しい時はシャワーで済ませています。

    しかしやはり日本人、シャワーでは汚れは取れても疲れは取れません。
    とくに寒い季節は、湯船にゆったりと浸かりたいものですね。♨︎( ´▽`)

    タグ: America  Europa  少年  Water  CC-License  OldPhoto  ♂♀ 

    サマーキャンプ

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    洋画を見ていると「サマーキャンプ」という言葉をよく耳にします。
    「子供の頃サマーキャンプでマシュマロを焼いた」などというセリフや、サマーキャンプでの体験がどうだったとか。
    そういえば殺人鬼ジェイソンで有名なホラー映画「13日の金曜日」も、クリスタルレイクというサマーキャンプ場が舞台でしたね。

    サマーキャンプ・・・日本人にはあまり馴染みのない言葉ですが、アメリカでは多くの子供たちが経験している恒例行事です。
    長い夏季休暇のあいだに小中学生を対象におこなわれる野外活動で、子供たちが一定期間を集団で過ごす青少年育成プログラムのひとつ。

    日本の学校がおこなっている林間学校や修学旅行は3日間ほどの短期ですが、サマーキャンプは数週間もの長期に及びます。
    また日本の場合はあくまでも修学、つまり勉学の一環であるのに対し、サマーキャンプは子供たちに楽しい余暇を提供するとともに、普段の学校生活では経験することのできない自然との触れ合いや集団生活の楽しみを味わってもらうためにおこなわれています。

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    かなり古い写真ですが、左は1931年にベルギーのリンケベークで撮影されたもので、先生が子供たちにシャワーを浴びせているところ。
    暑い日だと気持ちいいでしょうね。
    女性の先生もいますが、手前の男性教師はどうして半ケツなんでしょうか?

    右の写真は第二次世界大戦が始まった直後、1939年9月5日に撮影されたものです。
    この子たちはカナダのクランブルックに疎開してきた、イギリスのダリッジ・カレッジ・スクールの生徒たちだそうです。
    こちらも子供たちに水をかけていますが、戦時中なので毎日がキャンプ気分というわけにはいかなかったかもしれません。


    サマーキャンプの歴史は古く、アメリカで最初におこなわれたのは1861年でした。
    アメリカキャンプ協会(ACA)によると、現在は米国だけで12,000のキャンプがあり、毎年1,100万人以上の人が参加しているそうです。

    ハイキング、カヌー、キャンプファイヤー等、自然と触れ合うための伝統的な活動に加え、近年では音楽や語学、コンピュータなどのカリキュラムを取り入れたり、肥満の子供のための体重減少を目的としたキャンプもおこなわれています。
    2008年からは世界で初めて、トランスジェンダーの子供たちのための宿泊キャンプ場もできました。

    上の写真のとおり、サマーキャンプといえば夏場の野外活動。
    だから最後はシャワーで丸洗い・・・というわけで、次回は「シャワー」について考えてみたいと思います。

    タグ: America  少年  Water  イベント  OldPhoto  ♂♀ 

    アメリカの古い公営プール

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    以前の記事で、アメリカの画家ロバート・リッグスが1933年に描いた「The Pool」という作品を紹介し、「昔の学校には全裸のプール授業もあったのだろうか?」と考えてみたことがありました。(該当記事)
    そのときは同じ様な光景の写真が見つかったため、当時としてはごく普通の事なのだとわかりました。

    私が最初に学校のプールだと思った理由は、リッグスの絵にもその当時撮影された写真にも、同年代の子ばかりが写っていたからです。
    場所が学校ではなかったとしても、授業や水泳教室のひとつではあったのだろうと思います。

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    今回も同じくアメリカのプールの写真ですが、なんと撮影されたのはさらに古い、1900年代初頭です。
    一番上の写真は1908年、上の2枚が1905年と1906年、下の写真が1908年。
    しかもこのプール、アメリカのニューヨークの公営プールというのだからオドロキ。

    子供だけではなく大人もいるので、たしかに公営のプールなんでしょうね。
    大人は水着を着用しているので、裸になって良いのは子供たちだけのようです。
    公営プールでスッポンポンというのは、今では考えられないことですが。

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    画像出典:George Lane
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    ここで当時のプールについて調べてみました。

    西洋でプールがいつ頃誕生したのかは定かではありませんが、オリンピックの水泳競技で最初にプールが使われたのは1908年のロンドン大会からだそうです。(それまでは河川や海、人工湖が使われていました)

    日本で最古のプールとされているのは1803年に完成した会津藩の藩校、日新館の水練場だそうです。
    作りはプールというよりは池ですが、水泳のために作られたものですから日本最古のプールと言えますね。

    また、日本で最初の温水プールは1917年に東京のYMCAに開設されました。
    この温水プール、当時は水質維持のため水着の着用が禁止され、全裸で泳ぐように指導されていました。
    戦後もしばらくは全裸での水泳が続いていましたが、これは本国アメリカでもYMCAや大学のプールでは全裸で泳ぐことが普通だったことによるものだそうです。

    なるほど、謎が解けました!
    私はてっきり、当時の子供は川や海で裸になって遊んでいたため、プールでもそうさせているのだと思っていましたが、なんと衛生面から水着そのものが禁止されていたんですね。
    だからみんな風呂のように、公営プールでも全裸だったというわけか!

    ただし、未だ解けていない謎がひとつ・・・
    どうして女性がひとりもいないんでしょうか?
    いや、学校のプールだったらわかりますよ。男女別だったのかもしれませんから。
    しかし公営プールなら女の子もいるはずですよね。

    川や海では女の子も裸になって遊んでいた時代でしたが、やはりニューヨークの都会っ子、男の子との混浴には抵抗があったのかもしれませんね。

    タグ: America  少年  Water  スポーツ  水着  OldPhoto  CC-License  ♂♀ 

    時代とともに姿は変わり...

    人は0歳から4歳くらいまでと11歳から17歳くらいまでのあいだに、身長が急激に伸びる時期があります。
    いわゆる成長期ですね。

    私は高校生のときに身長の伸びが止まってしまいましたが、その当時の平均身長とほぼ同じだったので、今も年齢的には高過ぎず低過ぎずといったところ。
    しかし現在高校生である私の甥っ子は、すでに私より5cm以上も背が高いんです。

    文部科学省の「学校保健統計調査」のデータを見てみますと、現在の高校生の平均身長は30年前と比べて0.5〜0.8cmほど高くなっています。(男子の場合)
    しかし中学生の平均身長は30年前の平均身長よりも2.0〜2.5cmほど高くなっています。
    さらに、私が小学6年生だった頃の6年生の平均身長は142cmでしたが、現在の6年生の平均身長は145.2cmです。

    これはつまり、第二次性徴による体の変化が昔の子よりも早い段階で起こるようになったということです。
    簡単に言えば早熟になったってことですね。(精神面はともかく)
    たしかに昔は12歳くらいではまだ幼さがありましたが、今の子はひと回りほど大きくて大人っぽい子も多いですからね。

    昔の同年代の子よりも身長が高くなり、大人っぽく見える現代っ子ですが、ではスタイルはどうなんでしょうか?
    足が長くてスラリと細めの子も増えましたが、身体そのものの形はどう変化したのでしょう?

    以前の記事で、国によって子供の体形に差があるのかどうかを考えてみたことがありましたが(該当記事)、そのときは大差はないという結論でした。
    しかし時代による差はありそうですね。

    それを調べるのに最も良い方法は、昔と今の子供を見比べてみることです。
    とは言っても、学校の身体測定では数値は記録しても形を記録することはありませんし、ましてや日本に子供の裸体の学術的かつ統計的な写真が存在するとは思えません。

    そこで、昔の子と今の子の体形を見比べるのに最も良い素材は何だろうか?と考えてみたところ、ひとつ思い浮かびました。
    それは「子供相撲」の映像。
    子供相撲なら体形がわかりやすいし、ネットで検索すれば古い写真も見つかります。
    さっそく検索して見比べてみました。

    Embed from Getty Images
    A pupil in a sumo wrestling class beating his teacher in a match while the other boys watch.
    Copyright : Keystone Features


    昭和32年05月15日 こどもの日 0085(90秒目の相撲シーンから開始)
    Copyright : 映像アーカイブ川崎市

    上はGetty Imagesにあった写真で、その下はYouTubeにあった動画。
    どちらも撮影されたのは1957年。
    今から60年前の子供たちです。

    戦争が終わって12年しか経っていない頃ですから、当然食べ物を無駄にする時代ではありません。
    子供たちの姿にも無駄のない力強さを感じます。



    種子島のイベント:第49回種子島相撲大会小学生個人戦ダイジェスト
    Copyright : ふるさと種子島

    そしてこちらは最近の子供相撲の様子。
    60年前の映像と比べて、子供たちの体形に違いがあるのがお分かりになったでしょうか?
    痩せている子を比べるとわかりやすいと思います。

    古い映像にも太っている子はいますが、痩せている子は本当に細いですね。
    しかし細いながらも腕や足には筋肉が浮き出て、その輪郭はゴツゴツとしています。
    体脂肪率はきっと極端に低いのでしょう。

    かたや現代っ子は極端に痩せているわけではなく、細めの子でも輪郭はとても滑らか。
    ゴツゴツとした痩せ方ではなく、スラリとした細さ。
    スタイルの良さ、見た目の美しさで言えば、現代っ子に軍配が上がりますね。

    ただし、これは比べた映像があまりにも古過ぎました。
    戦争が終わって間もない頃では、子供たちの栄養バランスは決して良くはありません。
    運動によって鍛えられてはいても、食生活が豊かでなくては満ち足りるはずもなく、現代っ子のほうが美しいのは当たり前のことです。

    bloomergirl.jpg

    では、子供がもっとも美しい時代はまさに今なのか?というと、私はそうは思いません。
    私自身は、子供たちが最も美しい体形をしていた時代は1980年代だと思っています。
    今から30年くらい前ですね。

    「それって自分が若い頃の時代だから思い出補正が入ってんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、私自身子供の頃から現在に至るまでたくさんの子供たちを見てきて確信していることです。
    1980年代は体の輪郭(各部位の形)がとても綺麗な子が多かったのは確かです。

    1970年代から1980年代にかけては、子供をモデルとした写真が数多く撮られていた時代でした。
    雑誌に子役の特集が組まれたり、カメラ雑誌に子供の写真が載ることも多かったですね。
    違法な本ではなく、一般向けの写真集や週刊誌・月刊誌のことですよ。

    これは日本に限らず世界的な傾向でした。
    国連により1979年が「国際児童年」と定められ、日本ではゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」が大ヒットするなど、皆で子供を意識して大切にしていた時代でした。

    その頃に買った本が今でも家にあるという人は、そこに写る子供たちの体と現代の子供たちの体を見比べてみてください。
    水着姿だとわかりやすいと思いますが、1980年代の子供たちのほうが綺麗な体をしていることがわかると思います。

    輪郭の滑らかさ、上半身と下半身のバランス、胸から腰そして脚にかけてのライン、お尻の丸みなどは、当時の子供のほうがより洗練された形をしています。
    ある意味、男女ともに芸術性の高かった時代と言えるでしょう。

    さらに、興味深いデータがあります。
    文部科学省が昭和39年から実施している「体力・運動能力調査」によると、小学生の体力テストの結果がもっとも優れていたのは昭和60年頃、つまり1985年頃だったそうです。
    それ以降は小学生の体力・運動能力は年々右肩下がりとなり、現在はかなり低い水準となっています。

    つまり子供たちの体形の良さと運動能力の高さは、どちらもピークが1980年代だったというわけです。
    ここから何か見えてくるものがありそうですね。

    近年の日本では世界の流れに逆行するかのように、ビキニ水着を着る人が減ったり、体を覆い隠すファッションが増えたり、半ズボンの子供が減り、スポーツでもブルマから短パンに移行したりと、体の線をできるだけ隠そうとする傾向にあります。
    これは日本人の体形が崩れてきていることの表れではないでしょうか?

    崩れの原因が食生活にあるのか生活習慣にあるのかはわかりませんが、体の美しさと健康は高いレベルで融合し合うものなのでしょう。
    日本人が顔の良さや体の細さにばかり「美」を見出しているうちは、本当の美しさはしばらく取り戻せそうにありません。

    タグ: 日本  少年  少女  スポーツ  イベント  Thong  動画 

    尻の美しい・・・

    venus_kallipygos.jpg

    「尻の美しいウェヌス」と名付けられた彫刻作品があります。
    1世紀か2世紀頃に古代ローマで作られた作者不詳の大理石像で、現在はイタリアの「ナポリ国立考古学博物館」が所蔵しています。

    ウェヌスとは英語読みするとヴィーナス。
    「尻の美しいウェヌス」は、現存するヴィーナス像の中で最も美しいお尻をしているとされている彫像です。
    この説明的なタイトルは後世の人間によって付けられ広まったものであり、元々の作者がそのような意図で作ったのかどうかは定かではありません。

    しかし二千年の長きに渡り人々に美しいと認めさせてきたこの形。
    いくら時代によって体型の流行り廃りがあろうとも、黄金比にも裏付けされた美の感覚はそう簡単に変わるものではなく、この形はこれからも美しい尻の基準となっていくのでしょう。

    当ブログは子供と天使がテーマなのでこの彫像に関しては深くはとりあげません。
    詳しく知りたい方はウィキペディアの項目をご覧ください。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/尻の美しいウェヌス

    ・・・で、本題はここから。

    この彫像が人々の目を引き、上流階級の人間からも賞賛を浴びたのは、この像が女性像だったからではないでしょうか?
    1世紀頃の作品であり考古学的な価値があるのは確かですが、もし男性像だったらここまで大切にはされず、ましてや尻が美しいというタイトルが付くことはなかっただろうと思います。

    女性の尻は命を育む器の土台であり、誰からも大切にされるべきものですが、美しさを問うのであれば性別で区別する必要はないはず。

    数年前、とある海外の面白画像系の掲示板にて、誰かが綺麗なお尻の写真を投稿しました。
    Tバック下着を履いているお尻のアップで、他の人からはビューティフルだとかナイスだとか、褒め称えるコメントが続いていました。

    ところが投稿者が次の写真を貼った途端、コメントが一転し、怒りや非難の言葉に変わりました。
    投稿者が貼ったのは、女性用下着をはいている男性の後ろ姿でした。
    つまり1枚目で女性のお尻だと思わせておいて、2枚目で男性だとネタばらししたわけです。

    私がこれを見て違和感を感じたのは、コメントを付けた人たちの変わりよう。
    「おいおい、最初に良い尻だと言って褒めていたその気持ちはどこ行っちゃったんだい?」ってこと。
    その尻を美しいと思ったことは事実なわけだから、男性だとわかったとたんに豹変するのはおかしいぞってことです。

    人間は「美」という感覚を持っている動物ですが、その感覚は情報によっていとも簡単に左右されてしまうものなのかもしれません。
    もちろんそれではいけないと、私は思っているんですが。

    女性の尻を好む男性が多いのは生物学的には正しいのだろうと思います。
    しかし男性の尻に美的要素がないということも決してなく、だからこそ日本でも褌姿がひとつの様式美として受け継がれてきたのでしょう。

    当サイトで紹介した彫像の中で、私がとくに美しいお尻だと感じたのはこの2作品。

    beauty_ass_koenig01.jpg beauty_ass_koenig02.jpg

    ひとつはスイスの彫刻家、アンリ・ケーニッヒ(1896-1983)による1975年の作品「Adolescent」
    http://angelgardenjp.com/blog-entry-144.html

    スイスのジュネーブにあるヴォルテール博物館の前に設置されているブロンズ像。
    お尻だけでなく全体的に非常にスタイルの良い少年像です。

    beauty_ass_ charlesray01 beauty_ass_charlesray02.jpg

    もうひとつはアメリカの彫刻家、チャールズ・レイ(1953- )による2009年の作品「Boy With Frog」
    http://angelgardenjp.com/blog-entry-244.html

    ベネチアのカナル・グランデ運河の入り口にかつて設置されていた彫像。
    筋肉が発達しだす一歩手前、10歳くらいの少年の無駄のない美しさが表現されています。


    美しい尻というと前述したヴィーナス像や掲示板での出来事のように女性の尻を主体として考える人が多いのですが、実際には性別も年齢も関係なく、美しいものは美しい。
    人体を鑑賞する場合は性対象としての心情(性別の好みなど)を排除して鑑賞したほうが、その美しさをより深く理解できると思います。

    タグ: Europa  少年  彫像 

    天使のカタチ

    「日本人は欧米人に比べて腸が長い」という話を聞いたことがありますが、どうやらこれは根拠のないデマらしいですね。
    1995年に英国と日本の医師によって発表された研究データによると、腸の長さには人種による差がほとんど認められなかったそうです。
    また日本消化器内視鏡学会も、日本人とアメリカ人の大腸の長さに差異はみられずほぼ同等であると結論付けています。

    とは言え、日本人の小さな体に欧米人と同じ長さの腸が収まっているのであれば、それはそれで日本人の胴が長い(足が短い)理由でもあるのかな?という気もします。

    そこでなんとなく気になったのが「国によって子供の体形に差はあるのだろうか?」ということ。
    もちろん飽食気味な子と飢えている子では明らかに違いますが、普通に生活している子供の標準的な体形に、国による差異は認められるのだろうか?ということ。

    本来ならば各国の同じ年齢の子供を並べて比較すれば良いのでしょうが、そういうデータは無いので、ここでは各国の「彫像」を比べてみたいと思います。
    あくまでも体形を忠実に造形していることが前提ですが。

    できるだけ直立している作品を選んで、作者の国ごとに男女2枚ずつ並べました。
    神話の登場人物は作者とは国籍が一致しないので、ここでは除外しました。

    さて、国によって体形に違いはあるのでしょうか?


    【アメリカの子供たち】
    johnson_burt_fine_arts_lobby_1.jpg edward_berge_seaurchin.jpg
    「The High Note」 「Sea Urchin」


    【イギリスの子供たち】
    goscombe_john_joyance04.jpg mileham_anne01.jpg
    「Joyance」 「Anne of Buckinghamshire」


    【イタリアの子供たち】
    ugoguidi_sangiovannino.jpg messina_beatrice01.jpg
    「San Giovannino」 「Beatrice」


    【オランダの子供たち】
    kant_pod.jpg arne_durban_staende_pike2.jpg
    「瓶を持つ少年」 「Stående pike」


    【スウェーデンの子供たち】
    boy_and_girl_statue_near_the_railway_station.jpg peter_linde_mimi02.jpg
    「寒空のふたり」 「Mimi」


    【ドイツの子供たち】
    robert_saake_stehende_knabenakt01.jpg preiss_girlwithbox01.jpg
    「Stehender Knabenakt」 「Girl with Box」


    【ノルウェーの子供たち】
    perung_boys.jpg per_ung_barn3big.jpg
    「Boys」


    【フランスの子供たち】
    gardet_tireur.jpg bofill_la_comparaison.jpg
    「安定した立ちポーズ」 「La comparaison」


    【ロシアの子供たち】
    olegklimov_boy02.jpg laveretsky_girlandboy.jpg
    「カエルを持つ少年」 「兄・父・爺」


    【日本の子供たち】
    hyogo_mukonoso_statue.jpg churyo_girl.jpg
    「武庫之荘駅前の少年像」 「佐藤忠良氏の少女像」

    う〜ん、多少の違いは個人差であって、国によって何か特徴があるわけではないみたいですね。
    たぶん実際の子供たちを比較しても同じでしょう。

    あえて言うなら、たくましいアメリカ、バランスのとれたイタリア、素朴なスウェーデン、滑らかなフランス、メリハリの少ない日本・・・といったところでしょうか。(^^;)

    でも今の日本の若者は昔の日本人よりもずっと背が高く、足も長いので、食事や生活習慣によっては日本人の多くがモデルのような体形になる時代が、いつかは来るのかもしれません。

    ただしボディスタイルと引き換えに健康が損なわれてしまっては良くないので、肉・魚・野菜をバランスよく摂取する長寿国ニッポンの食文化は、これからも引き継がれていってほしいですね。

    タグ: 日本  Europa  彫像  ♂♀ 

    私の部屋 - 2

    昨日の続きです。

    私は子供好きですが、動物も植物も大好き。
    大人になって天使というキャラを好きになったのは、子供の頃から動植物が好きだったことと関係があるのかもしれません。


    myroom_17.jpg myroom_18.jpg

    大きな鉢植えはフィカス・アルテシーマとコーヒーの木。
    残念ながらアルテシーマは室内の明かりではうまく育たず、冬場の寒さもあって2年くらいでダメになってしまったんですが、コーヒーの木はワサワサと育ち、4年間で40cmも高くなりました。(現在110cm)

    コーヒーの木と言ってもコーヒーの香りがするわけではなく(当たり前)、実をつけるのもかなり難しそうです。
    花が咲いたことは1度だけありました。


    myroom_19.jpg myroom_20.jpg

    床の片隅と窓辺の2箇所に様々な種類の「多肉植物」を並べています。
    多肉植物の何が良いって、その形の可愛らしさ。
    花びらのようなエケベリア属、動物の耳のようなカランコエ属、オモチャを組み合わせたようなクラッスラ属、人間のおっぱいのようなパキフィツム属、半透明でエメラルドのようなハオルチア属。

    肉厚な葉っぱを気持ち悪いと感じる人もいるかもしれませんが、植物らしからぬ姿だからこそペットにも似た愛着を感じます。
    乾き気味に育てるのがコツ。


    myroom_21.jpg

    じつは私の多肉、過去に一度、園芸雑誌に載ったことがありました。
    出版社のほうから依頼が来たのでOKしたんですが、この頃は育て始めの段階だったので、できればもうちょっと大きく育ててから載せたかったなぁ〜なんて思ったりして。( ´Д`)


    myroom_22.jpg myroom_23.jpg

    私は子供の頃からいつもペットを飼っていました。
    犬、猫、兎、鳥、ハムスター、鯉、金魚・・・両生類や昆虫も入れればそれこそ数え切れないほど。
    ペットがいなかった時期のほうが短いくらいです。

    現在飼っているのは熱帯魚のみですが、最初は左の写真の中型水槽と右の写真のスリム水槽の2つを設置していました。
    しかし東日本大震災後に余震が頻発したため、水槽規模の縮小を余儀なくされ、現在は右のスリム水槽のみを置いています。
    それでも週1回の掃除と水替えは大変ですけどね。


    myroom_24.jpg myroom_25.jpg

    熱帯魚を飼ったことがない人の中には「魚なんて飼ってもつまらない」「可愛くない」と思っている人もいるでしょうが、とんでもない!
    そりゃあ犬や猫と違ってじゃれ合うことはできませんが、人への慣れもリアクションも小動物並みです。
    顔だってよく見ればひとりずつ個性があるし、とくに魚は目が良いのか、こっちの動作によって反応が変わるところが面白い。

    写真に写っているのはどちらもコリドラスという種類で、ユーモラスな仕草で人気のある熱帯魚です。
    コリドラスはちゃんと育てれば5年ほど生きるので、水の中からいつも見ている良きパートナーになってくれますよ。


    myroom_26.jpg myroom_27.jpg

    最近はたまに飲む程度ですが、私の部屋に常備しているエナジードリンクといえばこれ「リッチミンD」
    このてのドリンク剤で有名なのはリポ○○○Dですが、これはその半分の値段で買えます。それでいて効能はたぶん同じ。
    日本の東和製薬が製造しています。

    右の写真では3本写ってますが、用量は成人で1日1本ですからね。
    まぁ、いざという時には3本飲みたくなる気持ちもわかりますが(氷を入れるとウマイ)、用法・容量を守りましょう。
    オネーサンの足下にあるバナナとサクランボにはとくに意味はありません。


    myroom_28.jpg

    じつは私はカップ麺が好きでして、たまにこのように買いだめすることがあります。
    最近はカップ焼きそばにも凝っていて、カップ焼きそばとノンアルコールビールの組み合わせがこれまたヨイ!

    カップ麺ばかり食べていては体に毒ですが、朝食と昼食はしっかりゴハン党なので、まぁ大丈夫でしょう。
    でも手軽なインスタントに頼ってしまうところが独身者の悪い癖ですね。(´-ω-)


    myroom_29.jpg myroom_30.jpg

    ど〜も私は昔から、同じ種類のものを部屋に並べたくなる性格なようで、食品を買うとつい整列させてしまいます。
    これも部屋の中を狭くしてしまう要因でしょうから、改善していきたいとは思っているんですが・・・。

    でも部屋に並べる利点てのもありまして、見栄え良く並べると、そのあと消費が緩やかになるんですよねぇ。
    つまり大事に食べるようになる。つまり長持ちする。
    私だけかな?


    天使の置物までは癒しグッズって感じでしたが、最後の栄養ドリンクでいきなりオッサン臭くなっちゃいましたね。(^^;)
    以上、私の部屋の中の紹介でした。

    Copyright : RUKA


    関連記事:私の部屋 - 1

    タグ: 日本  少年  彫像  RUKA 

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    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:21年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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