ヒトのカラダは海ナノダ!

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    せっかく「動植物」というカテゴリがあるのに私のペットと観葉植物の記事ばかりでは味気ないので、今回は海の生き物と人間との不思議な関係(本当はまったく関係ないのかもしれません...)について考えてみたいと思います。

    今、小学生の子供たちのあいだで学習図鑑が人気だそうです。
    恐竜図鑑に昆虫図鑑、動物図鑑に人体図鑑。
    昔の図鑑と比べてイラストも写真も多く、解説も凝っていて、大人も思わず引き込まれます。

    子供の頃の私もそうでしたが、子供たちの中には動植物図鑑と人体図鑑を両方眺めていて、こんな疑問を持つ子もいるんじゃないでしょうか。

    「この生き物と人間のこれ、なんでこんなに似ているの?」

    枯葉に似ている蝶がいたり、ヘビに似ているイモムシがいるのはなんとなくわかります。
    「擬態」は弱い生物が生き延びるための自然の知恵ですからね。

    しかし海の生き物の中に、人間の体とそっくりなものがいることは不思議でなりません。
    生命の源は海にあり、ということも関係しているのでしょうか?


    たとえば、真っ先に思いつくのは脳の中の「海馬」
    海馬とは脳の大脳辺縁系の海馬体にある、記憶を司る器官の一部ですが、海の「海馬」(タツノオトシゴのこと)と形がそっくりなので同じ名前が付けられています。

    hippocampus_and_seahorse_cropped.jpg

    左が人間の脳にある海馬で、右が海にいるタツノオトシゴ。
    確かによく似ていますね。
    魚も鳥も人間も、脊椎動物の初期の胎児がこれと同じような形をしていることも、これまた不思議です。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Hippocampus and seahorse cropped.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    そしてさらに似ているのが、海の生き物である「貝」と、人間の「生殖器」

    shellfish-scrotum.jpg

    軟体動物である貝は、構造的に男性の陰嚢とよく似ているそうです。
    陰嚢とは哺乳類の陰茎の下部にあり、内部に精巣(睾丸)や副精巣を含む垂れ下がった袋のこと。(ようするに玉袋)

    貝類には葉酸と亜鉛が多く含まれており、それらは精子の質を向上させる働きがあります。
    この共通点、たまたまでしょうか?


    そしてあまりのそっくりさに驚異さえ感じるのが、貝の身の部分と女性のアレ。

    shellfish.jpg

    安心してください、貝の写真です!(^^;)

    昔から牡蠣やアワビはアレによく似ていると言われていますが、この貝はさらにそっくりですね。
    ここを見ている子供たち、なんのことかわからないときはパパとママにきこう!(きかなくてもいいけどね)

    出典:8 ALIMENTOS QUE SÃO PARECIDOS COM OS ÓRGÃOS QUE ELES "CURAM"

    上のリンク先では、果物のアボカドと女性の子宮の形が似ていることにも言及しています。
    アボカドに含まれる葉酸とビタミンB6は女性の月経を調整し、子宮の病気を予防する働きがあるそうです。
    ただ形が似ているだけではなく必要な栄養素にも共通点があるとは、う〜ん不思議だ。

    そういえば男性の前立腺は形が栗の実に似ていますが、そこで作られる精液は匂いが栗の花にそっくりだという話もありますね。
    これも偶然でしょうか?


    さて、植物の話は余談としても、海の生き物には人間の生殖器に似ているものがいることは確かです。
    牡蠣やアワビは言わずもがなですが、では男性のアレに似ている海の生き物といえば何でしょう?

    panopea_generosa.jpg

    安心してください、これも貝の写真です!(^^;)

    軟体動物門二枚貝綱キヌマトイガイ科の貝で、名前は「ナミガイ」
    日本では瀬戸内海から樺太(サハリン)まで分布し、浅海の砂泥底に棲息しています。
    ミルクイガイの代用として食されており、市場では白ミルとも呼ばれています。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Panopea generosa.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    えっ?あまりに立派すぎて見てると落ち込む?
    じゃあこっちはどうでしょうか?

    antheopsis_doreensis.jpg

    安心してください、イソギンチャクの写真です!(^^;)

    これは「ロングテンタクルアネモネ」というイソギンチャク。
    どれもこういう形をしているわけではなく、たぶん成長過程でこんな形にもなるってことでしょうけどね。
    頭の先の穴といい根元のフサフサといい、たしかに似てますね。(頭と根元は逆かもしれません)


    さらにもうひとつ・・・

    peanut_worm.jpg

    安心してください、深海生物の写真です!(^^;)

    名前は「ピーナッツワーム」
    オーストラリアのビクトリア博物館の研究チームが深さ4,000メートルの深海で見つけた不思議な生物。
    名前の由来は収縮するとピーナッツのような形になるからだそうです。

    でも大きさが変わるならなおさらネーミングはアッチ系ですよねぇ。
    大人の事情でピーナッツになったんでしょうけど。

    画像出典:GIZMODO


    そして極めつけはコレ!

    kawatebukuro.jpg

    安心してください、ヒトデの写真です!(^^;)

    これは「カワテブクロ」という名前のヒトデ。
    グレートバリアリーフ、紅海、バヌアツ、フィジー、パプアニューギニア等、熱帯の多くの地域に棲息しており、英語では「Granulated Sea Star」と呼ばれています。

    先端の溝はコラじゃありませんよ。
    もしかしたら触り心地も似てるかも。

    画像出典:沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム


    いや〜どれもそっくり!
    ここまで似ていると、水族館に行ったら思わず自分のと比べてみたくなりますね。(ならないならない!)

    上記の生物はどれも形が立派なので、これらを見て人間のアレを連想するのは小学校高学年以上の子だと思いますが、中には幼い子でもすぐに似ているとわかるような生物も存在します。

    それは「ユムシ」

    yumushi01.jpg yumushi02.jpg

    安心してください、ユムシの写真です!(^^;)

    ユムシとは漢字では「螠虫」と書きますが、虫ではなく、イカ、タコ、クラゲ等と同じ海産無脊椎動物。
    海底の砂地に棲息し、中国や韓国では刺身、串焼き、炒め物などにして食卓に上がるそうです。
    日本でも北海道の一部の地域でチン身・・・もとい珍味として食されています。

    学名は「Urechis unicinctus」と言い、英語でペニスフィッシュとも呼ばれています。
    まさに珍なる海洋生物。

    画像出典:Earth Song


    【似ているのは偶然?必然?】

    以上のように、海の生物には何故か人間と・・・というか、人間の生殖器とそっくりな形をしたものが存在します。

    神様がどこかで間違ったのでしょうか?
    それともやはり我々は海から来たのでしょうか?

    母親のお腹の中の胎児には、母親の心臓の音がまるで海の波音のように聞こえているそうです。

    また、人間の体を構成している元素(水素、酸素、炭素、窒素、硫黄、カルシウム、ナトリウムなど)の成分比率は海の水とほぼ同じであると言われています。

    さらに、人間の血液の塩分濃度(約0.9%)は、生物が陸に上がった頃の太古の海と同じであるとも言われています。

    つまり人間は、体そのものが小さな海なのです。
    その中心部で1匹の海の生物を飼っているとも言えます。

    お風呂に入って湯船に浸かり、ふと下を見るとそこには不思議な軟体生物。(たまに硬化)
    あなたのはナミガイでしょうか? カワテブクロでしょうか?
    えっ、ユムシ?

    まぁいずれにしても似ているのは偶然ではなく、我々も元を辿れば太古の海の生物だったということです。
    海と人間との不思議な関係を思いつつ、自分のカラダを大切にしていきましょう。


    yumushi.jpg
    「コンニチワ、ぼくユムシ!」
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    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
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    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

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