Badende gutter. Sommerdag

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    ノルウェーの画家、ハンス・ヘイエルダール(1857-1913)による1886年の作品「Badende gutter. Sommerdag」

    海岸の岩場で水に飛び込んで遊ぶ子供たち。
    手前の子はちょっと恥ずかしそうな仕草ですが、そこは無邪気な天使たち、すぐに翼を広げてはしゃぎ出すでしょう。

    タイトルは日本語に訳すと「入浴する少年たち・夏の日」となります。
    なかなか風情のあるタイトルですね。
    たしかに岩場に腰掛けてこんな情景を一日中眺めていられたら、日々のストレスも解消できるはず。

    現代は子供に対してイライラしたりムラムラしたり、いずれにしても感情を高ぶらせる人が多くなりました。
    つまり子供のいる光景に落ち着いた風情を感じる人が少なくなったように思います。
    これも日常から天使の姿が遠ざかってしまったひとつの弊害と言えるかもしれません。


    作者のハンス・ヘイエルダールはスウェーデン生まれのノルウェーの画家。
    1857年にスウェーデンのダーラナ県で生まれ、2歳の時に家族とノルウェーのドラメンに移り住みました。

    1873年にクリスチャニア(現在のオスロ)の美術工芸学校に入学し、画家のペダー・カペレン・サーマン(1839-1919)のもとで美術を学びました。
    その後は1877年までドイツの「ミュンヘン美術院」で学び、1878年から1882年まではフランスのパリに在住。
    パリのサロンで3位のメダルを獲得した彼はその後も精力的に制作を続け、1881年の作品ではグランプリを獲得しています。

    その後ノルウェーに戻ってクリスチャニアに定住した彼は、仲間とともに私立の絵画学校を設立しました。
    彼の描いた肖像画や風景画、北欧の歴史をモチーフとした作品は高い評価を得て、彼はノルウェーにおける写実主義画家の第一人者となりました。


    写実主義とは、現実主義とも言いますが、現実の光景を客観的にありのままに捉えようとする主義のこと。
    つまり写真で言えば、演出やエフェクトを施さない記録写真のようなものです。
    この少年たちの絵も、その時たしかにそこには海があり、船が浮かび、裸の少年たちがいて、そしてそれを見つめるひとりの画家がいたわけです。

    裸の子供が遊んでいる、その光景に風情があるのではなく、それが当たり前の環境があってこその風情。
    人々が忘れてしまったかつての情緒を、古い絵画はそれとなく教えてくれています。
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    泡に浮かぶ天使

    Bath time fun

    お風呂の泡にプカプカと、可愛いお顔が浮かんでる。
    そのまま眠っちゃダメだよ。
    そろそろママを呼びましょう。

    Bath time fun
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    タグ: Europa  少女  風呂  Face 

    おっぱい天国

    DSC_0016

    「へっへ〜、うらやましいだろ〜!」

    独り占めなんてイイなぁ〜。
    ママを一生、大切にするんだよ。(^-^)

    DSC_0016
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    お風呂でピース!

    Enjoying Hot Spring

    ゆったりたっぷりのんびり入るお風呂は最高!
    それに木の桶とは風流だねぇ。
    思わず笑顔でVサイン。

    Enjoying Hot Spring
    Copyright : Tom Tu
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    Narcisse

    jean_pierre_cortot_narcisse01.jpg

    フランスの彫刻家、ジャン=ピエール・コルト(1787-1843)による1818年の作品「Narcisse」
    フランスのアンジェ美術館で展示されている大理石像です。

    英語ではNarcissusと書く、ギリシア神話に登場するナルキッソスという名の美少年。
    泉に映った自分の姿を見て自分に恋をしてしまった少年で、自己愛を意味する「ナルシスト」の語源でもあります。

    泉の片隅に座り込み、自分の姿を眺めているナルキッソス君。
    自己中だったり自分の能力を過信するいわゆる「うぬぼれ」の人ならごまんといますが、自分自身に恋をするというのはやはり特殊な感情なのでしょう。

    しかしナルキッソス君がそうなったのにはワケがありました。
    ある日、エコーという名の森の精霊が彼に恋をします。
    しかし彼はその求愛を冷たくあしらい、エコーを見捨てました。
    それを知った神メネシスは怒り、ナルキッソスに他人を愛せなくなる呪いをかけたのでした。

    メネシスによって泉へと呼び寄せられたナルキッソスは、水を飲もうと水面に近づき、そこに映る美少年(自分自身)に恋をしてしまいます。
    そしてそこからいっときも離れることができなくなり、やがてやせ細って死んでしまいました。

    ナルキッソスの亡き骸のあとにはスイセンの花が咲いたと言われています。
    スイセンを英語でNarcissus(ナルシスまたはナーシサス)と言うのはそのためです。

    jean_pierre_cortot_narcisse02.jpg

    1枚目の画像も構図的にはなかなか良いのですが、やはりこの作品の良さは足のほうから眺めてこそだと思います。
    顔だけでなく体全体が美しい子ですね。

    この像の作者であるジャン=ピエール・コルトはフランスの首都パリ生まれの彫刻家。
    13歳のときに彫刻家のチャールズ・アントワーヌ・ブリドンの講座に出席し、その後は彫刻家のもとで働きながら古代彫像の制作などに携わりました。

    1809年にパリのエコール・デ・ボザールにて彼の作品がグランプリを受賞。
    その後はイタリアのローマに移住し、その頃同じくローマに滞在していた画家のジャン・オーギュスト・ドミニク・アングルの友人となりました。

    1819年、パリに戻った彼はサロンにてこのナルキッソスの大理石像を発表します。
    この像は人々から高い評価を得て、彼の名声を確実に高めました。
    その後1840年まで作品を発表し続け、その間1825年にはサロンの所長に選出され、さらにエコール・デ・ボザールの教授となりました。

    ジャン=ピエール・コルトは18世紀後半のフランス芸術とグレコローマンの伝統を継承した、新古典主義の流れを汲む彫刻家でした。
    生涯にわたりロマンチックな表現を貫き、数々の名作を残した彼は、1843年に55歳の若さでこの世を去りました。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:AngersMBA 14.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    YouTubeより
    「平沢 進 - ナーシサス次元から来た人」


    ♪ 香れよ胸の水仙 尽きる命をなだめて
     吹けよ街に 一陣の風 眠る我が子が癒えるまで...

    ライブ映像はこちら
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    ダンスホール・ガール

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    ダンサーのコスチュームを着た少女のポートレイト。
    こういう衣装、こういうポーズは女の子ならでは。
    網タイツも魅力的。

    Dance Hall Girl
    Copyright : Jeni's Page
    ライセンス:パブリックドメイン
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    お風呂は楽し

    9037004667_a1054ad0d2_k.jpg

    温泉施設のお風呂はプールみたい。
    もう上がるかい?
    え?まだまだ遊び足りない?
    楽しくてついつい長湯しちゃうね。

    悠活
    Copyright : Stanley
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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    写真家の清岡純子さんと女神のようなモデル

    ingres_la_source-trace.jpg kiyookamodel-trace.jpg

    いきなりですが問題です。
    上の線画のうち、左の画像はある有名な美術作品の人物をトレースしたものです。
    その作品とはいったい何でしょう?

    解答もいきなりですが・・・
    答えはフランスの画家、ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(1780-1867)の1856年の作品「泉」でした。(原題:La Source)

    元の絵を知っている人には簡単な問題でしたね。

    jean_auguste_dominique_ingres_-_the_spring.jpg
    アングル作「泉」
    File:Jean Auguste Dominique Ingres - The Spring - Google Art Project 2.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    では上の線画のうち、右側の画像は何をトレースしたものかわかりますか?

    「ヴィーナスの誕生かな?」「ギリシア神話の三美神のひとり?」「このふくよかさはルネサンス期の宗教画かもしれない」・・・と、多くの人が西洋絵画だと思ってしまうでしょう。

    じつはこれ、日本の写真家、清岡純子さん(1921-1991)の1981年の写真作品から、そこに写るモデルをトレースしたものです。
    残念ながら元の画像は掲載できませんが、西洋絵画の裸婦像に非常に近い体形をしていることがわかると思います。


    私は中学生のときに美術科で初めてアングルの「泉」を知り、その均整のとれた美しい姿に感動を覚えました。
    多感な時期でしたが性的な感情ではなく、純粋に人間の形に感動したのでした。

    アングルの「泉」の女性は人間ではなく泉を擬人化したもの、つまり簡単に言えば泉の精霊です。
    女神や天使の姿もそうですが、作者は架空の存在に自分の理想を当てはめ、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら美を追求していくわけです。
    アングルは「泉」を描き上げるのになんと36年を要しています。
    私はそんな、理想の美を追い求める作者の姿勢にも共感し、美術がさらに好きになりました。

    2年後の高校生のとき、私は地元の駅前にある大きな書店の美術図書コーナーに立ち寄りました。
    そして目の前の棚から何気なく一冊の写真集を手に取ったとき、私はアングルの「泉」を見たとき以上の衝撃を受けました。
    何しろそこに写るモデルの女性が、まるでアングルの「泉」から抜け出てきたかのような姿をしていたからです。

    それは単にヌードだからということではなく、身体の形、縦横の比率、適度なふくよかさ、優しい表情に至るまで何から何までそっくりでした。
    そのモデルは当時の私よりも4歳ほど年下の少女でしたが、私はその子に女神様のような神々しさを感じました。

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    立派なイケメン君

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    水泳の順番待ち?
    ひとりだけ水着がブリーフタイプの子がいるけど、
    やっぱり自分に自信が・・・あるんだろうなぁ。

    IMG_3248p
    Copyright : Yarick
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    小さなバレリーナ

    lg03

    この子が見ているのはホウキにまたがった魔女?
    それとも志村けんの白鳥の湖?
    そんなわけないか。

    lg03
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:21年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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