タグの数

    ブログは記事ごとにタグと呼ばれるキーワードを付け、同じタグの記事をまとめて表示できるようになっています。
    このブログでも「少年」「少女」「Europa」「Asia」などのタグを付けていますが、本日2017年4月15日現在、それぞれのタグ数はこのようになっています。


    □「少年」のタグを付けた記事1310 「少女」1006

    少年のほうが多いのは、Flickrで公開されている子供写真の数の違いによるところが大きいですね。
    ファミリー写真の場合、娘よりも息子のほうが撮影枚数が多い傾向があります。
    また古い絵画や彫刻は西洋の神話をモチーフとしたものが多いので、これも男性主体になりがちです。


    □「Europa」のタグを付けた記事1050 「America」466 「Asia」404

    これは単純に国の数の違いです。
    Flickrは世界中のユーザーが利用していますが、やはりヨーロッパの人が多いようです。
    天使の姿をテーマとした場合、ヨーロッパ諸国の写真はアート的なものが主で、アジア諸国の写真はドキュメンタリー的なものが主である印象があります。
    日本の写真は非常に少なく、ましてや天使の姿は数えるほどしかありません。


    □ アート作品の内訳は「絵画」91 「彫像」190 「OldPhoto」27

    彫像は私の部屋の置物や人形も含めているので多くなりがちですが、それでも突出していますね。
    今後は絵画の紹介も多くしていきたいと思います。
    古い写真作品の数が少ないのはこれは仕方がないことです。
    19世紀に撮影された子供写真は、それそのものが希少価値ですから。


    ちなみに右側のサイドバーにあるタグ一覧は、記事数の多い順に並んでいます。
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    モデル君は背中で語る

    karpinski_knaben-ruckenakt.jpg wojciech_czerwona_wstazka_1896.jpg

    日々たくさんの絵画を鑑賞していると(もちろんネットでですが)あることに気付くことがあります。
    「この絵とこの絵は作者が違うけれど、もしかしたらモデルは同じじゃない?」

    たとえば上の絵画は、左がポーランドの画家、アルフォンス・カルピンスキー(1875-1961)の1900年の作品「Knaben-Rückenakt」
    右は前回ご紹介したポーランドの画家、ヴォイチェフ・ワイス(1875-1950)の1896年の作品「Czerwona wstazka」

    このふたつ、背景にしてもポーズにしても、どう見ても同じモデルを描いたように見えませんか?
    カルピンスキーもワイスもどちらもポーランド人で、生まれた年も同じ。
    ということはこの絵はアカデミー時代の作品で、ふたりは同じクラスの生徒だったのではないでしょうか?

    制作年が違うのは完成させた年の違いなのか、数年後に描き直したのか、それともどちらかの制作年が間違って伝わっているのかそのへんはよくわかりませんが、いずれにしても同じモデルを描いたのだろうと思います。

    19世紀のアカデミーの生徒作品は今も資料として多く残されていますが、作者不詳のものが少なくありません。
    このように二人の有名な画家がかつて同じ教室で授業を受けていた、というのは珍しいことかもしれませんね。

    カルピンスキーはこの絵にKnaben-Rückenakt(少年 - 後ろから)というタイトルを付け、ワイスはCzerwona wstazka(赤いリボン)というタイトルを付けました。
    同じものを描いても作者によって着眼点が違うところが面白いですね。

    さて、後ろ姿を掲載したついでに、他の作者による後ろ姿の絵もご紹介しましょう。

    授業の場合は位置的にモデルの背中しか見えない場合もあるでしょうが、作品によってはテーマをより活かすためにあえて背中側を描画することもあります。


    karpinski_nackter_knabe_im_atelier.jpg xavier_bricard_youngboy.jpg

    左は最初に紹介したポーランドの画家、アルフォンス・カルピンスキー(1875-1961)による1889年の作品「Nackter Knabe im Atelier」
    右はフランスの画家、フランソワ=グザヴィエ・ブリカール(1880-1933)による作品「A Young Boy, seated naked on the carpet」

    左はアトリエでうっかり足に絵の具を付けてしまった男の子。
    右は部屋で座り込んで画集を見ている男の子。
    どちらも背中側の絵だからこそ、ふと見かけた光景といった雰囲気が漂っているんですね。


    picasso_ruckenakt_eines_knaben.jpg rethel_nackter_jungling.jpg

    左はスペインの画家、パブロ・ピカソ(1881-1973)による1895年の作品「Rückenakt eines Knaben」
    右はドイツの画家、オットー・ソーン・リセル(1877-1949)による1924年の作品「Nackter Jüngling」

    左はあのピカソが14歳の時に描いた絵です。
    ピカソといえば抽象画家として有名ですが、若い頃は写実的な作品が主でした。
    モデルも同じくらいの歳ですね。もしかしてクラスメイト?
    右のリセルの絵はデッサン画ですが、描いたのが47歳の時ということはモデルは息子さんでしょうか?


    horace_vernet_adolescent_boy.jpg geoffrey_laurence_deidre.jpg

    左はフランスの画家、オラース・ヴェルネ(1789-1863)による1807年の作品「Academic Study of Adolescent Boy」
    右はアメリカの画家、ジェフリー・ローレンス(1949- )による1993年の作品「Deidre」

    これもアトリエでモデルを描いたものですね。
    左は19世紀初頭の作品で、右は1990年代の作品。
    その間なんと186年!
    美術モデルの少年は、今も昔も変わらぬ美しさで貢献しています。


    hermann_moest_knabe_am_strand_von_usedom.jpg camarlench_el_guardavia.jpg

    左はドイツの画家、ヘルマン・モエスト(1868-1945)による1945年の作品「Knabe am Strand von Usedom」
    右はスペインの画家、イグナシオ・ピナソ・カマルレンク(1849-1916)による1877年の作品「El Guardavia」

    少年はいったい何を見ているのか?
    それを描かないことで、そして少年の背中側からの構図にすることで、視線の先を想像させる意味深い絵となります。
    左の少年は雨雲を見ているのでしょうか?
    右の少年は列車を見ているのでしょうか?


    rudolf_koller_badender_knabe.jpg merritt_love_locked_out.jpg

    左はスイスの画家、ルドルフ・コラー(1828-1905)による1858年の作品「Badender Knabe」
    右はアメリカの画家、アンナ・リー・メリット(1844-1930)による1889年の作品「Love Locked Out」

    左の絵は水浴に来た少年が遠くを眺めているシーンで、右の絵はドアの外に締め出されてしまった少年。
    あえて顔の見えない後ろ姿を描くことで、客観的な見方、つまり物語性をより高めているように感じます。

    背は口ほどにものを言うというわけで、どの子も翼はなくともじゅうぶんにアートしてますね。
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    タグ: Europa  少年  絵画 

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    都道府県:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に、街で子供の笑顔写真を撮り続ける。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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