天使とスライム



    天使ちゃんがお風呂で楽しいオモチャをレビュー。
    黒とピンクのはスライムでしょうか?
    子供って何故かこういう感触が好きですよね。

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    ナイフを持つ少年の像

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    イタリアの彫刻家、フランチェスコ・メッシーナ(1900-1995)による1946年の作品。
    ロシアのエルミタージュ美術館にあるブロンズ像で、タイトルはわかりませんでした。

    少年が地面に腰を下ろし、手に大きなナイフを持っています。
    真剣な表情をしていますが、魚をさばこうとしているわけではないようです。
    足の指が開いていることから、足に力が入っている、つまり緊張していることがうかがえます。

    さらによく見ると、大事なモノが水平よりも上向きになっていることがわかります。
    俗な言い方をすると半立ちってやつですね。
    しかしこれも極度に緊張していることの表れでしょう。

    余談ですが、男の子を育てて間もない母親の中には、息子がこういう状態になると「うちの子はイヤラシイことを考えている!」と悩んでしまう人もいるようです。
    男性は尿意などの刺激や極度の緊張でもそうなることを知っていますが、女性の中にはこんな勘違いをしてしまう人もいるんですね。

    さて、この少年がそれほどまでに緊張しているのは何故なのか?
    この美術館ではそこまでの説明はされていなかったようですが、左手の下に何か果物のようなものがあるので、このナイフで皮を剥こうとしているのかもしれません。
    この子にとってはまさに一皮剝ける体験といったところでしょうか。

    作者のメッシーナはイタリアのカターニア州にあるリングアという町で、非常に貧しい家庭に生まれました。
    ジェノバで少年期を過ごし勉学に励んだ彼は、30代でミラノに移住。
    数々の作品を残し、20世紀のイタリアの偉大な彫刻家と評されるまでになりました。

    現在ではチューリッヒ、ヨーテボリ、オスロ、パリ、ベルリン、モスクワ、ワシントン、東京など、世界各地の美術館で彼の作品を目にすることができます。
    1959年の作品「ベアトリーチェ」のレプリカは、日本の名古屋の鶴舞公園にも設置されています。(該当記事)

    Saunassa

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    フィンランドの画家、アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865-1931)による1889年の作品「Saunassa」

    タイトルは「サウナにて」という意味。
    高さ約120cm幅81cmのキャンバスに描かれた油彩で、フィンランドのヘルシンキにある「アテネウム美術館」が所蔵しています。

    女の子が釜に薪をくべていて、そばでは母親らしき人が父親らしき人の頭を洗っています。
    当時の農村の素朴な生活風景を描いたものですが、暗く陰湿な描写になりがちなテーマながら、手前に少女の控えめなヌードを置くことで華やかさを添えています。

    作者のカッレラはフィンランドの有名な画家のひとり。
    1865年にフィンランド西部の都市ポリに生まれた彼は、11歳でヘルシンキの「グラマースクール」に進学し、同時に絵画教室で絵を学びました。

    1884年から1886年の春まで、そして1887年から1889年までフランスのパリに留学し、そのあいだも多くの名作を残しています。
    フィンランドに帰国したのち1890年からは民族意識に目覚め、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を題材とした絵画を多く描き始めました。
    カッレラはどちらかというとカレワラの情景を描いた画家として有名です。

    以前紹介したフィンランドの画家、ヒューゴ・シンベリ(1873-1917)はカッレラの弟子でした。(該当記事)


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Saunassa by Akseli Gallen-Kallela (1889).jpg
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    タグ: Europa  少女  Water  風呂  絵画  CC-License 

    わくわく相撲

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    男の子は水着と白フン、女の子は水着と赤い帯。
    これな〜んだ?
    答えは、子供相撲大会でした。


    撮影と著作
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    タグ: 日本  Asia  少女  水着  イベント  スポーツ  RUKA 

    Stående pike

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    ノルウェーの彫刻家、アルネ・ダーバン(1912-1993)による1965年の作品「Stående pike」
    ノルウェーのエストフォル県にある町、ハルデンの「Busterudparken」という公園に設置されています。

    タイトルは「立っている女の子」というそのままの意味です。
    太陽の方向を向いてたたずんでいる女の子。
    公園で遊んでいた裸の子が夕日を見つめながら「そろそろ帰らなきゃ」と言っているような、水辺のある公園だったらありそうな光景ですね。

    作者のアルネ・ダーバンは女性、子供、動物をテーマにした作品を制作した、ノルウェーを代表する彫刻家。
    ブロンズ像だけでなく、1933年から1936年にかけては家具のデザインやオスロの市庁舎などの公共事業も手掛けました。
    また彼はのちに妻と共に「アルネ・ダーバン喘息基金」を設立しています。

    彼の作品は過去にも一度ご紹介しています。(該当記事)


    この彫像が設置されているノルウェーの「ハルデン」は、スウェーデンと接する最南端の町です。

    平沢 進さんの曲「ハルディン・ホテル」の歌詞に登場する『トルヒーヨのハルディン♪』というフレーズが、ペルーの都市「トルヒーリョ」を指しているのか、ノルウェーの町「ハルデン」を指しているのかは、私の中ではずっと疑問でした。

    歌詞に登場する「砂丘」「アイリスが咲く」といった言葉から、乾燥した砂漠気候であるペルーのトルヒーリョ説のほうが有力ですが(アイリスすなわちアヤメは乾燥した草地を好む花)、「長い雨」「雪解け」という言葉からは、あまりペルーのイメージが湧きません。
    もちろんペルーにも雨は降りますし、高い山の上には万年雪もあるとは思いますが。

    トルヒーリョにはハルディンというところは無い。
    ハルデンにはトルヒーヨというところは無い。
    もしかしたら両方の良いところを合わせた、夢のような場所を描いた歌なのかもしれません。

    雪解けの裾でヤギは空を仰ぎ、公園の端で少女は空を仰ぐ。
    「いっしょに行きませんか?」と歌われたら、行ってみたいですね、ハルデンのホテルへ。


    YouTubeより
    「平沢 進 - ハルディン・ホテル」


    ♪ トルヒーヨのハルディン(トルヒーヨのハルディン)
     トルヒーヨのハルディン(までいっしょに行きませんか?)...

    タグ: Europa  少女  彫像  音楽紹介 

    Boy(Girl) Holding Amphora

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    アメリカの彫刻家、エドワード・フランシス・マッカータン(1879-1947)によるブロンズ作品「Boy Holding Amphora」と「Girl Holding Amphora」
    Amphora(アンフォラ)とは古い陶器の一種ですが、元々のタイトルではないかもしれません。
    製作年はわかりませんでした。

    2体並んでいますが、どちらも高さ40cmほどのキャンドルスタンドです。
    左側が少女タイプで右側が少年タイプ。それぞれ肩に乗せた壺の上にロウソクを立てて使います。
    体の線もシッカリしており、小さい割には精巧に作られていますね。

    作者のマッカータンはエレガントなブロンズ像を作ることで知られているアメリカの彫刻家。
    ニューヨーク州のオールバニで生まれた彼は、少年期から青年期にかけてブルックリンの非営利高等教育機関「プラット・インスティテュート」と、ニューヨークの「アート・スチューデンツ・リーグ」で芸術を学びました。

    フランスのパリに3年間留学したのち1910年にアメリカへと戻り、1914年にはニューヨーク市の「ボザールアート・デザイン研究所」の彫刻部門の監督に就任しました。
    その後はシカゴの「リンカーン・パーク」や、サウスカロライナ州の「ブルックグリーン・ガーデンズ」の彫刻を手掛けています。

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    マッカータンの作品は過去に1度紹介しているのですが(該当記事)、この方は人間の体をより美しく表現するのがじつに上手いですね。

    腰を少し捻らせたり斜に構えたり、手の先をスッと伸ばすようなちょっと気取ったポーズ。
    悪くいえばわざとらしい演出ということになるんでしょうが、彼の作品の場合はそのポーズが人体美をさらに強調しており、ブロンズでありながら柔らかささえ感じます。

    また、この作品は男女の体形の違いもちゃんと表現されているのが見事。
    少女は胸が少し膨らんでいて、少年は少女よりもお尻が鋭角的。
    微妙な差ですが、骨格と肉付きが正確に再現されています。

    現代はロウソクを使う家が少なくなり、このようなキャンドルスタンドも用を為さなくなりましたが、ここまで精巧に作られているとつい枕元に置きたくなりますね。

    タグ: America  少年  少女  彫像  ♂♀ 

    Le Vainqueur

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    フランスの彫刻家、マーシャル・アドルフ・サバード(1831-1905)による1888年の作品「Le Vainqueur」
    フランス中西部の都市リモージュの博物館が所蔵しています。

    大きな鷲が仰向けになっていて、その上から少年がのし掛かっています。
    タイトルは「勝者」という意味ですが、これは少年のことを言っているのでしょう。
    サイトによっては「The battle against the Eagle」(鷲との闘い)や「Zeus and Ganymede」(ゼウスとガニメデ)というタイトルになっているところもありました。

    この鷲と少年は誰なのかというと、ギリシア神話に登場する全知全能の神ゼウスと、ガニメデという名の美少年です。
    美しいガニメデを給仕(身の回りの世話をする人)として自分のそばに置いておきたいと思ったゼウスが、鷲に姿を変えて地上のガニメデを連れ去った・・・という物語。

    過去に紹介した作品では仲の良いふたりに見えましたが(該当記事 1記事 2)、こんな殺伐としたシーンもあったんですね。
    ゼウスが何かをしようとしてガニメデ君が反撃したのか、それともガニメデ君が何かをしようとしているのか、ストーリーの詳細はわかりませんがこの体勢はすでに勝負ありといった感じ。

    作者のサバードは1831年、古い磁器職人の家に生まれました。
    1845年、14歳の時にリモージュの有名な磁器メーカーに勤めましたが、彼は人間の体を知るために大学の医学部に入学し、解剖学を学びます。
    1855年にパリの美術学校へと進み、卒業後はアメリカのロードアイランドやイギリスのバーミンガムを訪れ、その後フランスのパリに移り住んでサロンで定期的に作品を発表し続けました。

    1864年にイタリアを旅して巨匠たちの作品を学んでからは彫刻制作の依頼も多くなり、1868年の展覧会では金メダル、1889年のパリ万国博覧会では銀メダルを獲得しています。

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    この「Le Vainqueur」という作品ですが、あまり保存状態が良くなかったのか2006年に撮影された写真(左)ではかなりの汚れと欠けが散見されます。
    しかし修復をおこなったようで、こんなに奇麗になりました。(右)

    左が修復前、右が修復後。
    汚れだけでなく、指や翼の欠けも見事に直っていますね。

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    後ろ側もかなりひどい状態でしたが、すっかり奇麗になりました。
    パックリ割れていたふくらはぎももとどおり。
    現代の修復技術は凄いですねぇ。

    でも修復できたことよりも、2006年までどうしてこんなに酷い保存状態だったのか、そっちのほうが気になります。


    画像出典(修復前の画像):Alienor.org, Conseil des musées

    タグ: Europa  少年  彫像 

    Wonders of the Sea

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    イギリスの画家、フランシス・オーウェン・ソールズベリー(1874-1962)による1912年の作品「Wonders of the Sea」

    岩場で遊ぶふたりの少女が、何か気になるものでもあったのか、水面を見つめてたたずんでいます。
    タイトルが「海の不思議」ですから、海ならではの現象があったのかもしれません。
    ファンタジックな雰囲気を感じさせる絵ですね。

    作者のソールズベリーは肖像画、歴史画、ステンドグラス 、本のイラスト等を描いていた英国の画家。
    11人兄弟のひとりとして生まれた彼は、正式な学校教育をほとんど受けぬまま育ち、父親の経営する倉庫で自転車修理の仕事をしていました。

    15歳になり兄の経営するステンドグラス会社で働き始めると、彼は芸術的な才能を発揮し、非常に卓越したステンドグラス作品を出展するまでになりました。
    このことが絵画の世界に目を向けるきっかけとなり、彼はヘザーリー美術学校に入学します。
    その後王立芸術アカデミーへと進み、1896年には二つの銀メダルと二つの奨学金を獲得しています。

    1901年、彼はアリスという女性と結婚し、双子の娘を含む数人の子供をもうけました。
    ロイヤルアカデミー展覧会への最初の出品作は妻アリスの肖像画で、その後も双子の娘たちの肖像画を多数描いています。
    この作品は娘たちを描いたものだったんですね。

    ソールズベリーはその後アメリカに渡って肖像画家として大成功を収めるのですが、アメリカに行くよう強く進めたのが当時の英国大使、ジョン・W・デイビスでした。
    ジョン・W・デイビスは芸術のレセプションでソールズベリーと出会ってから、彼の描く子供の肖像画を賞賛していたそうです。

    それまでにもエリザベス2世やウィンストン・チャーチルの肖像画で名声を得ていた彼でしたが、アメリカに渡ってからもワシントンDC、シカゴ、ニューヨーク等13ヵ所で肖像画の仕事に従事し、ホワイトハウスの公式肖像画家として6人の大統領の肖像画も描き上げました。
    ソールズベリーはアメリカで著しく成功した画家であり、まさにアメリカン・ドリームを成し遂げたひとりでした。

    彼をアメリカへと誘ったのは英国大使のジョン・W・デイビスですが、そのきっかけとなったのはまさに彼の描いた絵、つまり娘たちの姿だったわけです。
    双子の娘たちがやがて幸運の女神に変わるなどとは、彼自身思いもしなかったことでしょう。

    タグ: Europa  少女  Water  絵画 

    Hymen

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    ドイツの彫刻家、ジェイコブ・アンゲラー(1840-1920)による1910年頃の作品「Hymen」
    ハンブルクの市役所内のブライダル・ゲート(結婚式会場の正門)に設置された彫像です。

    この写真は像の設置当時に撮影されたものです。
    黄ばんでいたり汚れたりしているのはそのためだと思いますが、まるで本物の人間を撮影したかのように見えるところが凄いですね。
    かなり精巧な彫像であったことがうかがえます。

    松明(たいまつ)を持ったこの少年は、ギリシア神話に登場するHymen(ヒュメン)という婚姻の神。
    神話では青年とされていますが、この彫像はまだ10代半ばの少年に見えますね。
    未成年で婚姻の神が務まるのか?という疑問はさておき、愛の誓いを立てる場には相応しい像と言えるでしょう。

    ちなみにこの神の名前から転じて、英語で女性の処女膜のことをHymenと言います。(Hymenで画像検索するとちょっとビックリ!)
    松明持ったり膜になったり、ヒュメン君も大変ですね。

    作者のジェイコブ・アンゲラーはドイツのミュンヘンにて、比較的裕福な家庭に生まれました。
    学校を卒業した後1858年からミュンヘン芸術アカデミーで美術を学び始め、1864年にイタリアへ留学。
    1866年にドイツに戻り、作品制作に従事しました。

    1874年に芸術の国際展に参加してアルバート・エドワード大統領から賞を授与され、1896年にはミュンヘンの美術展で金メダルを受賞しています。
    1890年からは芸術アカデミーの教授に就任していましたが、1920年4月17日に亡くなりました。

    残念なことに彼が作り上げた多くの芸術作品、芸術的財産のほとんどは、第二次世界大戦での空襲により破壊されてしまったそうです。
    ドイツの都市ライプツィヒにある「メンデの泉」と呼ばれる噴水彫刻は彼の貴重な遺産のひとつです。

    jacob_ungerer_adam.jpg jacob_ungerer_eva.jpg

    このブライダル・ゲートには彫像が3体あり、あとの2体は旧約聖書に登場するアダムとエバです。
    男性像は股間にイチジクの葉、女性像はリンゴのような果物(禁断の果実)を持っているので、たしかにアダムとエバですね。

    作者は当初3体とも神話らしいありのままの姿を造形するつもりでいましたが、市役所の中ということで反対もあり、それぞれ布、葉っぱ、髪の毛で股間を隠した像となりました。

    でもこういう彫像は上手い具合に隠れていると、かえってそこを意識した証となり、人々に余計なイメージを与えてしまいかねません。結婚式場なら尚更ですね。
    心の器として人の姿を表現することの難しさは、そういうところにもあるのでしょう。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Ungerer Hymen.jpg
    File:Ungerer Adam.jpg
    File:Ungerer Eva.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン

    タグ: Europa  少年  彫像  CC-License 

    19世紀の彫像の12セイキ +2

    先週くだらない思い付きで20世紀の彫像の20セイキをご紹介しましたが...(該当記事)
    今回は同じテーマで19世紀(西暦1801年〜1900年)の彫像から選んでみました。

    画像は私のほうでトリミングするわけにはいかないので、初めからアップで撮られている写真を使っています。
    しかしさすがに19世紀の作品となると美術館で展示されていることが多いせいか、股間のアップ写真は少ないですね。
    全部で12枚しかありませんでした。いや、ここはあえて12個と言うべきか。

    ほとんどがフランスにある大理石像です。
    掲載順は作者名の50音順。


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    デンマークの彫刻家、ベルテル・トーヴァルセン(1770-1844)による1817年の作品「Shepherd Boy」
    首都コペンハーゲンにある「トーヴァルセン美術館」で展示されている大理石像。

    丸いミカンの上に昆布巻きを乗せたような形で、正月のしめ飾りっぽいメデタイ雰囲気があるような、無いような。


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    ドイツの彫刻家、フリードリッヒ・ウィルヘルム・ダンクバーグ(1819-1866)の作品。
    首都ベルリンにある「グリエニケ公園」に設置されているブロンズ像。

    体形が少年ぽくないし袋の造形もイマイチですが、ブロンズにしては柔らかさが表現できているんじゃないでしょうか。


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    フランスの彫刻家、アーネスト・ユージーン・ヒオーレ(1834-1886)による1870年の作品「Orion on a Dolphin」
    首都パリにある「オルセー美術館」で展示されている大理石像。

    なんと袋は表面のシワシワまで再現されています。
    球体か垂れ下がっている造形が多い中で、これは少し縮み上がっている感じがリアル。


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    フランスの彫刻家、アンドレ・ポール・アーサー・マスレ(1851-1901)による1900年の作品「Génie au trident」
    首都パリにある「アレクサンドル3世橋」に設置されているブロンズ像。

    なんでしょうこのナメクジみたいなものは。
    でも神話をテーマにした彫像はこれくらい目立たないほうが良いのかもしれません。


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    フランスの彫刻家、アントワーヌ=ドニ・ショーデ(1763-1810)による1817年の作品「L'Amour」
    パリの「ルーブル美術館」で展示されているクピドの大理石像。

    遠目に見るとそうでもないんですが、アップで見ると意外と短い。
    ゴムキャップみたいですね。


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    フランスの彫刻家、ジャン=バティスト・カルポー(1827-1875)による1861年の作品「Pêcheur à la coquille」
    これもパリの「ルーブル美術館」で展示されている大理石像。

    先っぽの皮が長く余っているところはある意味リアル。まぁモデルがそうだったってことでしょうけど。
    ちゃんと先端に穴も空いています。


    jeanpaul_etienne_geneva1834.jpg jeanpaul_etienne_geneva1834up.jpg

    フランスの彫刻家、ジャン・ポール・エティエンヌ(1801-1835)による1834年の作品「David with the head of Goliath」
    スイスの都市ジュネーブの公園に設置されているブロンズ像。

    巨人ゴリアテを倒した勇者ダビデですが、真ん中の剣は意外と小さめでした。
    先端が丸く、指のような形をしています。


    jean_baptiste_roman_france-paris_louvre1817.jpg jean_baptiste_roman_france-paris_louvre1817up.jpg

    フランスの彫刻家、ジーン・バティスト・ローマン(1792-1835)による1827年の作品「Nisus and Euryalus」
    パリの「ルーブル美術館」の中庭で展示されている大理石像。

    胸に杭が突き刺さっているほどの重症なので元気なく垂れ下がっていますが、その柔らかな質感は見事。


    francois_joseph_bosio_paris-louvre1817.jpg francois_joseph_bosio_paris-louvre1817up.jpg

    フランスの彫刻家、フランソワ・ジョゼフ・ボジオ(1768-1845)による1817年の作品「Hyacinth」
    パリの「ルーブル美術館」で展示されている大理石像。

    頭に円盤が直撃して崩れ落ちた、絶世の美少年ヒアキントス君。
    イルカの赤ちゃんが昼寝しているかのような可愛らしい形してますね。


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    フランスの彫刻家、ヘレン・ベルトー(1825-1909)による1864年の作品「Jeune prisonnier Gaulois」
    フランス北部の都市アミアンにある「ピカルディ美術館」で展示されている大理石像。

    鎖で拘束されている囚人の彫像ですが、作者はなんと女性です。
    女性の前で拘束ポーズを続けたモデル君にも賞賛を送りたい。


    louis_ernest_barrias_denmark-ny_carlsberg_glyptothek1871.jpg louis_ernest_barrias_denmark-ny_carlsberg_glyptothek1871up.jpg

    フランスの彫刻家、ルイ・エルネスト・バリアス(1841-1905)による1871年の作品「Le Serment de Spartacus」
    パリのチュイルリー庭園の像ではなく、デンマークの「ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館」にある大理石像。

    筋肉質で力の入ったポーズのせいか、小さいながらも引き締まった力強さを感じさせます。


    oreg_klimov_boy_with_a_flog.jpg oreg_klimov_boy_with_a_flog_up.jpg

    ロシアの彫刻家、オレグ・クリーモフ(生没年不明)の作品「Boy with a Frog」
    首都モスクワの美術館で展示されているブロンズ像。

    イモムシが玉乗りしているようなオーソドックスな形。
    ちなみにこの子が手に持っているのはカエル。


    以上、19世紀の12セイキでしたが、番外でさらに古い2作品をご紹介。

    taddeo_landini_italy-rome1588.jpg taddeo_landini_italy-rome1588up.jpg

    これは16世紀の作品。
    イタリアの彫刻家、タッデオ・ランディーニ(1561-1596)による1588年の作品「Fontana delle Tartarughe」
    首都ローマのサンタンベルロ地区の広場に設置されている噴水彫刻で「亀の噴水」と呼ばれています。

    4人の少年が魚の頭に足を乗せており、ポーズのせいで4人とも重力に逆らわない形となっています。
    生身の人間であればあまりにも無防備な状態ですが、それだけに平和を表現しているとも言えます。


    spinario_italy-rome_capitoline.jpg spinario_italy-rome_capitoline_up.jpg

    さらに時代を遡ると、これはなんと紀元前1世紀に作られた作者不詳の彫像「Spinario」
    イタリアの首都ローマにある「カピトリーノ美術館」で展示されています。

    紀元前1世紀といえば約2100年も前。
    時代を考えるとこのリアルさは見事としか言いようがありませんね。


    このように彫刻家は2000年以上も前から、人間の形を余すところなく後世に伝えてきました。
    しかし最近は股間を覆い隠した状態で展示するケースも増えてきているようです。

    古い美術品には美的な考察と歴史的な考察の両方ができるという利点があります。(裸像の場合には医学的な考察も)
    たとえ股間と言えども、現代の感覚に無理やり当てはめて覆い隠してしまうのは、作者に対しても歴史に対しても失礼な気がするのですが、如何でしょうか?


    画像出典:DESTROYERMAP / ウィキメディア・コモンズ

    タグ: Europa  少年  彫像  ♂♀  CC-License 

    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    都道府県:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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