天使の魔法

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    小さな天使が舞い降りて、
    小さな杖で魔法をかけた。
    今夜はポットたちのダンスが見られそう。

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    Copyright : Cyril Peron
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    Leikkiviä lapsia

    Eero_Jarnefelt_Leikkivia_lapsia.jpg

    フィンランドの画家、エーロ・ヤルネフェルト(1863-1937)による1895年の作品「Leikkiviä lapsia」

    タイトルが「遊ぶ子供たち」という意味なので、じゃれ合って遊んでいるんですね。
    女の子が持っている果物を男の子が取ろうとしているのでしょう。

    子供ならではというか、小学生くらいの子供だからこそこういうじゃれ合いも微笑ましいわけで、もしこれが大人の男女を描いたものだったら、違う雰囲気を醸していたかもしれません。

    とはいえ、愛ある者には愛の絵に見え、猥褻な感情を持つ者には猥褻な絵に見えるという点では、描かれているのが大人であれ子供であれさほど変わりはしません。
    アートとはそういうものです。

    作者のヤルネフェルトは1863年、帝政ロシア統治下にあったカレリアの都市ヴィープリ(現ヴィボルグ)にて、ロシア帝国軍将校の父の家に生まれました。
    妹はのちにフィンランドが生んだ大作曲家、ジャン・シベリウスと結婚しています。

    高校卒業後1883年から3年間、サンクトペテルブルクの芸術アカデミーに通ったヤルネフェルトは、1886年にパリへ留学しアカデミー・ジュリアンで学びます。
    彼はそこでフランスの画家、ジュール・バスティアン=ルパージュの作品に出会い、さらに見聞を広めました。

    その後は1902年からヘルシンキの大学で教師として働き、1912年からは教授となり、フィンランドの芸術アカデミーの会長にも就任しています。

    彼はとくに北カレリア地方のコリ(現在のコリ国立公園)の風景に惹かれ、コリの雄大な風景を描いた作品を数多く残しています。
    その風景画、現在はヘルシンキ駅のレストランで目にすることができるそうです。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Eero Järnefelt - Leikkiviä lapsia (1895).jpg
    ライセンス:パブリックドメイン
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    素晴らしき天使たち

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    こうして顔と下半身を隠せば、天使の性別なんてわからない。
    でも可愛らしさは変わらない。
    性別の差別あるところに、天使は舞い降りては来ない。

    Identification
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    美に注目!

    PB261535

    審査員が注目し、その後ろでコーチも注目!
    そしてこの写真を見ている人も注目!
    みんながキミの美しさに注目!

    PB261535
    Copyright : Fimleikadeild Fjölnis
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    ダンスワールドカップ

    20150314-_D8H5933

    「揚げ足取られる前に、自分で足上げ!」
    「わ〜、もうお手上げ〜!」
    とやってるわけじゃありませんが、見応えのある子供たちの創作ダンス。

    20150314-_D8H5933
    Copyright : ilvic
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    Joyance

    goscombe_john_joyance01.jpg

    イギリスの彫刻家、ウィリアム・ガスコム・ジョン(1860-1952)による1899年の作品「Joyance」
    ウェールズの首都カーディフにある、セント・ファガンズ国立歴史博物館の庭に設置されています。

    タイトルのJoyanceとは「楽しさ・喜び」という意味。
    私はこの写真を最初に見た時、斜め上に向かって矢を射ろうとしている少年の像なのだと思っていました。
    弓矢だけを取り外したか、あるいは弓矢のないレプリカを作って設置したのだろうと勝手に思い込んでいました。

    ところがよく見てみると、左ヒジは曲がっているし、左手も握ってはいないんですね。
    ということは弓矢を構えているポーズではなかった、ということ。

    goscombe_john_joyance02.jpg goscombe_john_joyance03.jpg

    こちらは同じくカーディフにある「トンプソンズ・パーク」に設置された同じ彫像。
    左の写真では少年の手の上に作り物の蝶が取り付けられており、右の写真では何も付けられていませんが、本物の虫(トンボ?)がとまっています。

    そうか!手の上にとまった昆虫を眺めている少年だったのか!

    ところがこれもよくよく見ると、なんとなく腑に落ちない。
    この少年は手のあたりを見てはいないんですよね。

    両腕を広げて上を見上げるこのポーズは、いったい何を意味しているんでしょう?


    作者のウィリアム・ガスコム・ジョンはイギリスのウェールズの首都、カーディフで生まれました。
    父親はカーディフ城の修復に携わった木造建築家で、ウィリアムは当初カーディフの芸術学校に通い、1882年からロンドンのアカデミーで学び、その後はフランスのパリに移り住んで作品を発表しました。

    1901年にパリで金メダルを獲得し、1909年にロイヤルアカデミー賞を受賞。
    1911年にはイギリスで騎士の称号を得ています。

    1952年に92歳で亡くなりましたが、現在はカーディフの市庁舎前に彼の銅像が建てられています。

    goscombe_john_port.jpg goscombe_john_joyance04.jpg

    これは彼の生前の写真。
    おや?手に持っているのは上の「Joyance」の原型じゃありませんか!
    ということは、右の写真が完成形ですね。

    この写真により、先ほどの疑問はスッキリ解決!
    なるほど、葉っぱの付いた木の枝を持って、それを眺めている少年の像だったのか。

    これならこのポーズも、視線の方向も、楽しさ・喜びという意味のタイトルもすべて納得です。
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    即席フンドシ

    Thau 22

    相撲レスラーみたいだね。(^ω^)_T
    なかなか強そうだぞ!
    日本に来たら相撲をとろう!祭りに出よう!

    Thau 22
    Copyright : Mark & Maria Richards
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    Eros, Cupido

    jean-jules-antoine_eros-cupido.jpg

    フランスの画家、ジーン・ジュールス・アントワーヌ・ルコント・ドゥ・ノーイー(1842-1923)による1873年の作品「Eros, Cupido」

    作者の名前は長いけれど作品のタイトルはじつに簡潔「エロス・クピド」
    ギリシア神話ではエロス、ローマ神話ではクピドと呼ばれている、天使の姿をした愛の神。
    美の女神アフロディーテの息子であり、ラテン語で愛を意味する「アモル」の名で呼ばれることもあります。

    背中に大きな翼を持つアモルが弓に弦を張っているシーンですが、150年近くも前の作品にしては前衛的ですね。
    舞台セットのような構図や、背景に文字が書かれているところなど、絵画というよりも映画のポスターのよう。

    作者のルコント・ドゥ・ノーイーは1842年、フランスのパリに生まれました。
    兄はのちに建築家となりますが、彼は子供の頃から視覚芸術に強い関心を示し、6歳のときすでに父親と叔父の肖像画を描いています。

    1861年、19歳の時にスイス人画家シャルル・グレールのアトリエに入り、グレールから創造的な表現を学びました。
    その後アカデミック美術の代表的な画家であるジャン・レオン・ジェロームの指導のもと、芸術の知識と技をより高めていきました。

    1863年にパリのサロンでデビューした彼はその後も定期的に作品を出展し、1866年に金メダルを獲得します。
    1872年にはローマ大賞を受賞し、美術館での展示や教会での装飾も成し遂げています。

    その後は東アジア、ギリシャ、トルコ等を旅して外国文化の社会的、歴史的、文学的側面に触れ、そこからインスピレーションを得ています。
    彼の絵にある特徴的なオリエンタリズムは、この旅によるところが大きいのでしょう。

    たしかにこの作品も、どことなくオリエンタルな雰囲気がありますね。
    草花で髪を飾り、金色の装飾品を身に付け、翼が青や黄色なところはそれまでの天使像とは違う雰囲気を感じさせ、性格さえ違うような気もしてきます。
    でも股間を隠さないところは、やっぱり天使だなって思いますが。

    このアモル君、人間の歳でいうといくつくらいでしょうか?
    そろそろ弓矢を自分のために使いたくなってくる年頃かもしれませんね。

    作者のジーン・ジュールス・アントワン・ルコント・ドゥ・ノーイーは晩年をルーマニアで過ごしましたが、亡くなる直前にパリに戻り、1923年2月19日に死去しました。
    パリの街のある通りには、彼の名にちなんだ名前が付けられているそうです。
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    タグ: Europa  少年  絵画  衣装 

    モデル君は背中で語る

    karpinski_knaben-ruckenakt.jpg wojciech_czerwona_wstazka_1896.jpg

    日々たくさんの絵画を鑑賞していると(もちろんネットでですが)あることに気付くことがあります。
    「この絵とこの絵は作者が違うけれど、もしかしたらモデルは同じじゃない?」

    たとえば上の絵画は、左がポーランドの画家、アルフォンス・カルピンスキー(1875-1961)の1900年の作品「Knaben-Rückenakt」
    右は前回ご紹介したポーランドの画家、ヴォイチェフ・ワイス(1875-1950)の1896年の作品「Czerwona wstazka」

    このふたつ、背景にしてもポーズにしても、どう見ても同じモデルを描いたように見えませんか?
    カルピンスキーもワイスもどちらもポーランド人で、生まれた年も同じ。
    ということはこの絵はアカデミー時代の作品で、ふたりは同じクラスの生徒だったのではないでしょうか?

    制作年が違うのは完成させた年の違いなのか、数年後に描き直したのか、それともどちらかの制作年が間違って伝わっているのかそのへんはよくわかりませんが、いずれにしても同じモデルを描いたのだろうと思います。

    19世紀のアカデミーの生徒作品は今も資料として多く残されていますが、作者不詳のものが少なくありません。
    このように二人の有名な画家がかつて同じ教室で授業を受けていた、というのは珍しいことかもしれませんね。

    カルピンスキーはこの絵にKnaben-Rückenakt(少年 - 後ろから)というタイトルを付け、ワイスはCzerwona wstazka(赤いリボン)というタイトルを付けました。
    同じものを描いても作者によって着眼点が違うところが面白いですね。

    さて、後ろ姿を掲載したついでに、他の作者による後ろ姿の絵もご紹介しましょう。

    授業の場合は位置的にモデルの背中しか見えない場合もあるでしょうが、作品によってはテーマをより活かすためにあえて背中側を描画することもあります。


    karpinski_nackter_knabe_im_atelier.jpg xavier_bricard_youngboy.jpg

    左は最初に紹介したポーランドの画家、アルフォンス・カルピンスキー(1875-1961)による1889年の作品「Nackter Knabe im Atelier」
    右はフランスの画家、フランソワ=グザヴィエ・ブリカール(1880-1933)による作品「A Young Boy, seated naked on the carpet」

    左はアトリエでうっかり足に絵の具を付けてしまった男の子。
    右は部屋で座り込んで画集を見ている男の子。
    どちらも背中側の絵だからこそ、ふと見かけた光景といった雰囲気が漂っているんですね。


    picasso_ruckenakt_eines_knaben.jpg rethel_nackter_jungling.jpg

    左はスペインの画家、パブロ・ピカソ(1881-1973)による1895年の作品「Rückenakt eines Knaben」
    右はドイツの画家、オットー・ソーン・リセル(1877-1949)による1924年の作品「Nackter Jüngling」

    左はあのピカソが14歳の時に描いた絵です。
    ピカソといえば抽象画家として有名ですが、若い頃は写実的な作品が主でした。
    モデルも同じくらいの歳ですね。もしかしてクラスメイト?
    右のリセルの絵はデッサン画ですが、描いたのが47歳の時ということはモデルは息子さんでしょうか?


    horace_vernet_adolescent_boy.jpg geoffrey_laurence_deidre.jpg

    左はフランスの画家、オラース・ヴェルネ(1789-1863)による1807年の作品「Academic Study of Adolescent Boy」
    右はアメリカの画家、ジェフリー・ローレンス(1949- )による1993年の作品「Deidre」

    これもアトリエでモデルを描いたものですね。
    左は19世紀初頭の作品で、右は1990年代の作品。
    その間なんと186年!
    美術モデルの少年は、今も昔も変わらぬ美しさで貢献しています。


    hermann_moest_knabe_am_strand_von_usedom.jpg camarlench_el_guardavia.jpg

    左はドイツの画家、ヘルマン・モエスト(1868-1945)による1945年の作品「Knabe am Strand von Usedom」
    右はスペインの画家、イグナシオ・ピナソ・カマルレンク(1849-1916)による1877年の作品「El Guardavia」

    少年はいったい何を見ているのか?
    それを描かないことで、そして少年の背中側からの構図にすることで、視線の先を想像させる意味深い絵となります。
    左の少年は雨雲を見ているのでしょうか?
    右の少年は列車を見ているのでしょうか?


    rudolf_koller_badender_knabe.jpg merritt_love_locked_out.jpg

    左はスイスの画家、ルドルフ・コラー(1828-1905)による1858年の作品「Badender Knabe」
    右はアメリカの画家、アンナ・リー・メリット(1844-1930)による1889年の作品「Love Locked Out」

    左の絵は水浴に来た少年が遠くを眺めているシーンで、右の絵はドアの外に締め出されてしまった少年。
    あえて顔の見えない後ろ姿を描くことで、客観的な見方、つまり物語性をより高めているように感じます。

    背は口ほどにものを言うというわけで、どの子も翼はなくともじゅうぶんにアートしてますね。
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    舞う天使

    Dancing on a beach

    天使が浜辺で踊ったら、小さな奇跡が起こります。
    渇いた砂地に花が咲き、キミはピンクの蝶となる。

    Dancing on a beach
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
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    説明記事
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    都道府県:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に、街で子供の笑顔写真を撮り続ける。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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