Saunassa

    akseli_gallen-kallela_saunassa.jpg

    フィンランドの画家、アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865-1931)による1889年の作品「Saunassa」

    タイトルは「サウナにて」という意味。
    高さ約120cm幅81cmのキャンバスに描かれた油彩で、フィンランドのヘルシンキにある「アテネウム美術館」が所蔵しています。

    女の子が釜に薪をくべていて、そばでは母親らしき人が父親らしき人の頭を洗っています。
    当時の農村の素朴な生活風景を描いたものですが、暗く陰湿な描写になりがちなテーマながら、手前に少女の控えめなヌードを置くことで華やかさを添えています。

    作者のカッレラはフィンランドの有名な画家のひとり。
    1865年にフィンランド西部の都市ポリに生まれた彼は、11歳でヘルシンキの「グラマースクール」に進学し、同時に絵画教室で絵を学びました。

    1884年から1886年の春まで、そして1887年から1889年までフランスのパリに留学し、そのあいだも多くの名作を残しています。
    フィンランドに帰国したのち1890年からは民族意識に目覚め、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を題材とした絵画を多く描き始めました。
    カッレラはどちらかというとカレワラの情景を描いた画家として有名です。

    以前紹介したフィンランドの画家、ヒューゴ・シンベリ(1873-1917)はカッレラの弟子でした。(該当記事)


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Saunassa by Akseli Gallen-Kallela (1889).jpg
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    Hymen

    jacob_ungerer_hymen.jpg

    ドイツの彫刻家、ジェイコブ・アンゲラー(1840-1920)による1910年頃の作品「Hymen」
    ハンブルクの市役所内のブライダル・ゲート(結婚式会場の正門)に設置された彫像です。

    この写真は像の設置当時に撮影されたものです。
    黄ばんでいたり汚れたりしているのはそのためだと思いますが、まるで本物の人間を撮影したかのように見えるところが凄いですね。
    かなり精巧な彫像であったことがうかがえます。

    松明(たいまつ)を持ったこの少年は、ギリシア神話に登場するHymen(ヒュメン)という婚姻の神。
    神話では青年とされていますが、この彫像はまだ10代半ばの少年に見えますね。
    未成年で婚姻の神が務まるのか?という疑問はさておき、愛の誓いを立てる場には相応しい像と言えるでしょう。

    ちなみにこの神の名前から転じて、英語で女性の処女膜のことをHymenと言います。(Hymenで画像検索するとちょっとビックリ!)
    松明持ったり膜になったり、ヒュメン君も大変ですね。

    作者のジェイコブ・アンゲラーはドイツのミュンヘンにて、比較的裕福な家庭に生まれました。
    学校を卒業した後1858年からミュンヘン芸術アカデミーで美術を学び始め、1864年にイタリアへ留学。
    1866年にドイツに戻り、作品制作に従事しました。

    1874年に芸術の国際展に参加してアルバート・エドワード大統領から賞を授与され、1896年にはミュンヘンの美術展で金メダルを受賞しています。
    1890年からは芸術アカデミーの教授に就任していましたが、1920年4月17日に亡くなりました。

    残念なことに彼が作り上げた多くの芸術作品、芸術的財産のほとんどは、第二次世界大戦での空襲により破壊されてしまったそうです。
    ドイツの都市ライプツィヒにある「メンデの泉」と呼ばれる噴水彫刻は彼の貴重な遺産のひとつです。

    jacob_ungerer_adam.jpg jacob_ungerer_eva.jpg

    このブライダル・ゲートには彫像が3体あり、あとの2体は旧約聖書に登場するアダムとエバです。
    男性像は股間にイチジクの葉、女性像はリンゴのような果物(禁断の果実)を持っているので、たしかにアダムとエバですね。

    作者は当初3体とも神話らしいありのままの姿を造形するつもりでいましたが、市役所の中ということで反対もあり、それぞれ布、葉っぱ、髪の毛で股間を隠した像となりました。

    でもこういう彫像は上手い具合に隠れていると、かえってそこを意識した証となり、人々に余計なイメージを与えてしまいかねません。結婚式場なら尚更ですね。
    心の器として人の姿を表現することの難しさは、そういうところにもあるのでしょう。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Ungerer Hymen.jpg
    File:Ungerer Adam.jpg
    File:Ungerer Eva.jpg
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    19世紀の彫像の12セイキ +2

    先週くだらない思い付きで20世紀の彫像の20セイキをご紹介しましたが...(該当記事)
    今回は同じテーマで19世紀(西暦1801年〜1900年)の彫像から選んでみました。

    画像は私のほうでトリミングするわけにはいかないので、初めからアップで撮られている写真を使っています。
    しかしさすがに19世紀の作品となると美術館で展示されていることが多いせいか、股間のアップ写真は少ないですね。
    全部で12枚しかありませんでした。いや、ここはあえて12個と言うべきか。

    ほとんどがフランスにある大理石像です。
    掲載順は作者名の50音順。


    bertel_thorvaldsen_denmark-thorvaldsens_museum1817.jpg bertel_thorvaldsen_denmark-thorvaldsens_museum1817up.jpg

    デンマークの彫刻家、ベルテル・トーヴァルセン(1770-1844)による1817年の作品「Shepherd Boy」
    首都コペンハーゲンにある「トーヴァルセン美術館」で展示されている大理石像。

    丸いミカンの上に昆布巻きを乗せたような形で、正月のしめ飾りっぽいメデタイ雰囲気があるような、無いような。


    friedrich_wilhelm_dankberg_germany-berlin.jpg friedrich_wilhelm_dankberg_germany-berlin_up.jpg

    ドイツの彫刻家、フリードリッヒ・ウィルヘルム・ダンクバーグ(1819-1866)の作品。
    首都ベルリンにある「グリエニケ公園」に設置されているブロンズ像。

    体形が少年ぽくないし袋の造形もイマイチですが、ブロンズにしては柔らかさが表現できているんじゃないでしょうか。


    eugene_ernest_hiolle_france-paris_orsay1870.jpg eugene_ernest_hiolle_france-paris_orsay1870up.jpg

    フランスの彫刻家、アーネスト・ユージーン・ヒオーレ(1834-1886)による1870年の作品「Orion on a Dolphin」
    首都パリにある「オルセー美術館」で展示されている大理石像。

    なんと袋は表面のシワシワまで再現されています。
    球体か垂れ下がっている造形が多い中で、これは少し縮み上がっている感じがリアル。


    andre_massoule_france-paris1900.jpg andre_massoule_france-paris1900up.jpg

    フランスの彫刻家、アンドレ・ポール・アーサー・マスレ(1851-1901)による1900年の作品「Génie au trident」
    首都パリにある「アレクサンドル3世橋」に設置されているブロンズ像。

    なんでしょうこのナメクジみたいなものは。
    でも神話をテーマにした彫像はこれくらい目立たないほうが良いのかもしれません。


    antoine_denis_chaudet_france-louvre1802.jpg antoine_denis_chaudet_france-louvre1802up.jpg

    フランスの彫刻家、アントワーヌ=ドニ・ショーデ(1763-1810)による1817年の作品「L'Amour」
    パリの「ルーブル美術館」で展示されているクピドの大理石像。

    遠目に見るとそうでもないんですが、アップで見ると意外と短い。
    ゴムキャップみたいですね。


    jean_baptiste_carpeaux_france-louvre1861.jpg jean_baptiste_carpeaux_france-louvre1861up.jpg

    フランスの彫刻家、ジャン=バティスト・カルポー(1827-1875)による1861年の作品「Pêcheur à la coquille」
    これもパリの「ルーブル美術館」で展示されている大理石像。

    先っぽの皮が長く余っているところはある意味リアル。まぁモデルがそうだったってことでしょうけど。
    ちゃんと先端に穴も空いています。


    jeanpaul_etienne_geneva1834.jpg jeanpaul_etienne_geneva1834up.jpg

    フランスの彫刻家、ジャン・ポール・エティエンヌ(1801-1835)による1834年の作品「David with the head of Goliath」
    スイスの都市ジュネーブの公園に設置されているブロンズ像。

    巨人ゴリアテを倒した勇者ダビデですが、真ん中の剣は意外と小さめでした。
    先端が丸く、指のような形をしています。


    jean_baptiste_roman_france-paris_louvre1817.jpg jean_baptiste_roman_france-paris_louvre1817up.jpg

    フランスの彫刻家、ジーン・バティスト・ローマン(1792-1835)による1827年の作品「Nisus and Euryalus」
    パリの「ルーブル美術館」の中庭で展示されている大理石像。

    胸に杭が突き刺さっているほどの重症なので元気なく垂れ下がっていますが、その柔らかな質感は見事。


    francois_joseph_bosio_paris-louvre1817.jpg francois_joseph_bosio_paris-louvre1817up.jpg

    フランスの彫刻家、フランソワ・ジョゼフ・ボジオ(1768-1845)による1817年の作品「Hyacinth」
    パリの「ルーブル美術館」で展示されている大理石像。

    頭に円盤が直撃して崩れ落ちた、絶世の美少年ヒアキントス君。
    イルカの赤ちゃんが昼寝しているかのような可愛らしい形してますね。


    helene_bertaux_france-amiens_picardie1864.jpg helene_bertaux_france-amiens_picardie1864up.jpg

    フランスの彫刻家、ヘレン・ベルトー(1825-1909)による1864年の作品「Jeune prisonnier Gaulois」
    フランス北部の都市アミアンにある「ピカルディ美術館」で展示されている大理石像。

    鎖で拘束されている囚人の彫像ですが、作者はなんと女性です。
    女性の前で拘束ポーズを続けたモデル君にも賞賛を送りたい。


    louis_ernest_barrias_denmark-ny_carlsberg_glyptothek1871.jpg louis_ernest_barrias_denmark-ny_carlsberg_glyptothek1871up.jpg

    フランスの彫刻家、ルイ・エルネスト・バリアス(1841-1905)による1871年の作品「Le Serment de Spartacus」
    パリのチュイルリー庭園の像ではなく、デンマークの「ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館」にある大理石像。

    筋肉質で力の入ったポーズのせいか、小さいながらも引き締まった力強さを感じさせます。


    oreg_klimov_boy_with_a_flog.jpg oreg_klimov_boy_with_a_flog_up.jpg

    ロシアの彫刻家、オレグ・クリーモフ(生没年不明)の作品「Boy with a Frog」
    首都モスクワの美術館で展示されているブロンズ像。

    イモムシが玉乗りしているようなオーソドックスな形。
    ちなみにこの子が手に持っているのはカエル。


    以上、19世紀の12セイキでしたが、番外でさらに古い2作品をご紹介。

    taddeo_landini_italy-rome1588.jpg taddeo_landini_italy-rome1588up.jpg

    これは16世紀の作品。
    イタリアの彫刻家、タッデオ・ランディーニ(1561-1596)による1588年の作品「Fontana delle Tartarughe」
    首都ローマのサンタンベルロ地区の広場に設置されている噴水彫刻で「亀の噴水」と呼ばれています。

    4人の少年が魚の頭に足を乗せており、ポーズのせいで4人とも重力に逆らわない形となっています。
    生身の人間であればあまりにも無防備な状態ですが、それだけに平和を表現しているとも言えます。


    spinario_italy-rome_capitoline.jpg spinario_italy-rome_capitoline_up.jpg

    さらに時代を遡ると、これはなんと紀元前1世紀に作られた作者不詳の彫像「Spinario」
    イタリアの首都ローマにある「カピトリーノ美術館」で展示されています。

    紀元前1世紀といえば約2100年も前。
    時代を考えるとこのリアルさは見事としか言いようがありませんね。


    このように彫刻家は2000年以上も前から、人間の形を余すところなく後世に伝えてきました。
    しかし最近は股間を覆い隠した状態で展示するケースも増えてきているようです。

    古い美術品には美的な考察と歴史的な考察の両方ができるという利点があります。(裸像の場合には医学的な考察も)
    たとえ股間と言えども、現代の感覚に無理やり当てはめて覆い隠してしまうのは、作者に対しても歴史に対しても失礼な気がするのですが、如何でしょうか?


    画像出典:DESTROYERMAP / ウィキメディア・コモンズ
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    動物カメラマン

    The innovative zoom lens...

    男の子「うわぁ、望遠レンズって凄いなぁ、近くにいるみたいだ!」
    シカ 「近くにいるんだよ」

    The innovative zoom lens...
    Copyright : Lauren
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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    タグ: Asia  日本  少年  CC-License 

    20世紀の彫像の20セイキ

    みなさんの住んでいる街には、公共の場に裸像が設置されていますか?
    私の地元にはあります。公園には裸の男性像、駅前には裸の母子像があり、人々の憩いの場となっています。

    街の彫像に裸像が多いのは何故でしょう?
    それは、それらの彫像が人の尊厳や平和への願いなど「目には見えないけれど大切なもの」を訴えているからです。
    服で覆い隠すことのない人間本来の姿だからこそ、人々に訴えかける「心の象徴」となり得るわけです。

    しかしだからといって我々が街で全裸になったら、それは露出事案であり犯罪ですよ。
    海外には全裸になっても良いイベント(パレード等)がありますが、普段の日はもちろん許されてはいません。

    つまり普段公共の場で全裸になっても問題がないのは、幼い子供たちと彫像だけ。
    子供と彫像だけに許された特権・・・ということは「子供の姿をした彫像」であれば尚更、特別な役割を担っているということですね。

    現在、街にある彫像の多くは20世紀(西暦1901年〜2000年)に作られた作品です。
    そこで今回はヨーロッパの街にある20世紀の彫像をご紹介し、ついでに世紀と性器をかけて(単なるダジャレです)股間のアップの写真も一緒に並べてみました。

    20世紀の彫像の20セイキ。
    偉大な彫刻家がその部分をどのように造形したのか、ジックリ鑑賞してみましょう。

    アップの写真は私がトリミングしたのではなく、初めからアップで撮影されている写真です。
    すべてブロンズ像でした。掲載順は国名と作者名の50音順。


    henri_koenig_geneva-parc_de_la_grange1947.jpg henri_koenig_geneva-parc_de_la_grange1947up.jpg

    スイスの彫刻家、アンリ・ケーニッヒ(1896-1983)による1947年の作品。
    スイスの都市ジュネーブにある「グランジュ公園」のバラ園に設置されている14歳の少年像。

    棒は指サックみたいで単純過ぎますが、袋はちゃんと中に玉がふたつあることを思わせるおむすび形。
    14歳にしては幼いかなという気もしますが、彫像的にはこんなものでしょう。


    henri_koenig_geneva-rue_cavour1975.jpg henri_koenig_geneva-rue_cavour1975up.jpg

    こちらも同じくアンリ・ケーニッヒによる1975年の作品「Adolescent sans date」
    ジュネーブにある「ボルテール博物館」の前に設置されている14歳の少年像。

    こちらは先がちょっと尖っていて、下ろしたての筆みたいですね。


    heinz_schwarz_geneva-quai_wilson1976.jpg heinz_schwarz_geneva-quai_wilson1976up.jpg

    スイスの彫刻家、ハインツ・シュワルツ(1920-1994)による1976年の作品「L'adolescent et le cheval」
    ジュネーブ湖の近くの広場に設置されている14歳の少年像。

    上のケーニッヒの作品と比べてみると、同じ14歳でもこちらはずいぶんと立派。
    形自体はそんなに細かい作り込みではありません。


    friedrich_frutschi_switzerland-interlaken.jpg friedrich_frutschi_switzerland-interlaken_up.jpg

    スイスの彫刻家、フリードリヒ・フルチ(1892-1981)の作品。
    スイスの都市インターラーケンの公園の噴水前に設置されている12歳の少年像。

    棒が単なる棒になっていて袋と一体化しているようにも見えるし、もうちょっとそれらしく作り込んでも良かったかも。


    milo_martin_switzerland-morges1962.jpg milo_martin_switzerland-morges1962up.jpg

    スイスの彫刻家、ミロ・マーティン(1893-1970)による1962年の作品「Boy and Girl」
    スイスの都市モルジュの公園に設置されている13歳の少年と少女の像。

    こちらもそんなに細かな造形ではありませんが、形はほぼ再現しています。
    でも袋がちょっと大きめかな。


    carl_milles_stockholm1950.jpg carl_milles_stockholm1950up.jpg

    スウェーデンの彫刻家、カール・ミレス(1875-1955)による1950年代の作品。
    首都ストックホルムにある「ミレスゴーデン彫刻庭園」に設置されている少年像。

    魚の上で飛び跳ねているというコミカルな像のせいか股間の形もコミカルで、体の割にはかなり小さめ。


    carl_milles2_stockholm1950.jpg carl_milles2_stockholm_1950up.jpg

    こちらも同じくカール・ミレスによる、ミレスゴーデン彫刻庭園内の彫像。

    これは半魚人でしょうか? 少年かどうかは微妙ですが、棒は完全に幼児のそれ。
    袋はボール形ではなく、左右に分かれて垂れ下がったキンチャク形。


    john_borjeson_stockholm-national_museum.jpg john_borjeson_stockholm-national_museum_up.jpg

    スウェーデンの彫刻家、ジョン・ボルジェソン(1835-1910)の作品。
    首都ストックホルムの「国立博物館」の敷地内に設置されている少年像。

    桃の上にウインナーを乗せたような形で、筋肉質な上半身と幼い股間のアンバランスな感じが面白いですね。


    macgillivray_edinburgh-coates_gardens1.jpg macgillivray_edinburgh-coates_gardens_up1.jpg

    スコットランドの彫刻家、ジェームス・ピッテンドリ・マクギリブレー(1856-1938)の作品。
    首都エディンバラの「コーツガーデン広場」に設置されている2体の少年像。

    左右どちらも同じような少年に見えますが、向かって左側の子は先の太いキノコ型で・・・

    macgillivray_edinburgh-coates_gardens2.jpg macgillivray_edinburgh-coates_gardens_up2.jpg

    ・・・向かって右側の子は少し埋もれているタイプでした。

    形が違うということは、モデルも二人いたってことでしょうね。
    部分といえどコピーで済まさないところに、作者の職人魂を感じます。


    ここでちょっと小休止。
    私が昔住んでいた街は、近代美術館があるせいか公園などに美術作品が設置されていることが多く、私も子供の頃から親しんでいました。

    面白いなと思ったのは、公園の彫像を見ている人たち(観光客など)がその彫像の写真を撮るとき、裸婦像の場合は全身を撮るだけで終わりにするのに、男性の裸像の場合は股間を狙って撮る人が少なくないということ。

    でもこれはイヤラシイ気持ちではなく、そこに面白さを感じるからでしょう。
    公園で遊んでいる子供たちも、男性像の股間を指差して笑っていたりします。
    無関心でいるよりは笑顔になってくれたほうが、作者も彫像たちも嬉しいでしょうね。

    さて残りは10セイキ・・・

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    妖精発見!

    Little girl

    軒下で雨宿りの妖精ちゃん。
    なんならウチに寄ってかない?
    「その手には乗らないわ」
    あら、ママのしつけが良いんだね。(^^)

    Little girl
    Copyright : Richard
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    肖像的立ちポーズの少年

    だいぶ前に「絵画で眠る少年たち」と題して、横になって眠っている少年を描いた絵画をいくつか紹介しましたが、今回はそれとは反対に「立っている少年」を描いた絵画。

    立ち上がって何かをしているのではなく、アトリエのモデルのようにただ立っているだけの絵です。
    単色の素描(デッサン画)ではよくある絵ですが、彩画の場合はポートレイト(肖像画)としての意味合いが強くなりますね。

    記念撮影風の構図でありながら、作家ごとの作風の違いがよく表れていて面白いもんです。
    2枚ずつ見ていきましょう。

    dohm_nogen-dreng.jpg callot_lenfance_dorphee.jpg

    左はデンマークの画家、ハインリッヒ・ドーム(1875-1940)による1923年の作品「Nøgen dreng på Skagen strand」
    日本語訳は「スカーゲン・ビーチの裸の少年」
    砂浜で息子をちょっと記念撮影、といった感じの絵ですね。

    右はフランスの画家、ジョルジュ・カロ(1857-1903)による1884年の作品「L'enfance d'Orphee」
    日本語訳は「オルフェの幼少期」
    オルフェとはギリシア神話に登場する詩人、オルフェウスのことです。


    wyspianski_nudeboy.jpg neil_moole_portrait_of_leandro.jpg

    左はポーランドの画家、スタニスワフ・ヴィスピアンスキ(1869-1907)による1893年の作品「Nude Boy」
    これはアトリエでモデルを描いた絵ですね。
    この構図だとこの子は台に乗っているってことでしょうか?

    右はイギリスの画家、ニール・ムーア(1950- )による作品「Portrait of Leandro」(制作年不明)
    レアンドロ君の肖像画。
    この子が誰なのかはわかりませんが、屈強な番兵のようにも見えるたくましい子ですね。


    novoskoltsev_boy_with_an_oar.jpg li_gui_jun_untitled.jpg

    左はロシアの画家、アレクサンダー・ノボスコルツェフ(1853-1919)による1875年の作品「Мальчик с веслом」
    日本語訳は「オールと少年」
    たくましい立派な体形してますね。
    姿勢も良くて表情も凛々しく、いかにも肖像画といった感じ。

    右は中国の画家、李貴君(1964- )による2009年の作品。(タイトル不明)
    体は華奢ですが秀才っぽい少年。
    聴いているのは音楽じゃなくて、もしかしたら英語の学習教材でしょうか?


    waagner_untitled.jpg hirsch_lenfant_au_lezard.jpg

    左はオーストリアの画家、アルフレッド・ワーグナー(1886-1960)による1918年の作品。(タイトル不明)
    イラスト風であり壁画風であり。
    後光が差していて、ただの立ちポーズながら荘厳な雰囲気があります。

    右はフランスの画家、オーギュスト・アレクサンドル・ハーシュ(1833-1912)による1860年の作品「L’enfant au lézard」
    日本語訳は「少年とトカゲ」
    トカゲも撫でていると頭を持ち上げてきたりして、可愛いもんです。

    File:Alexandre-Auguste Hirsch - L'enfant au lézard, 1860.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン
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    タグ: Europa  少年  Water  笑顔  絵画  CC-License  ♂♀ 

    水泳教室

    IMG_9512

    先生も一緒にプールに入ると、
    子供たちは大喜び。
    とくに男の子が大喜び。(^ω^)

    IMG_9512
    Copyright : Truro Swim
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    可愛さの理由

    Leo on the step

    天使はふと考えた。
    「ボクはなぜ可愛いんだろう?」
    そりゃあもちろん、みんなをハッピーにするためさ。

    Leo on the step
    Copyright : millylillyrose
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    タグ: Europa  少年  Face  CC-License 

    ハイジのブランコ

    tenderness

    「こうしてるとアルプスの少女ハイジになった気分ね。
     くちぶっえっはっなっぜぇ〜♪ ほらあんたも歌いなさいよ!」

    「く、くちぶえは、なっ、ヒエエェーーーッ!!!」p(>ω<。)q

    tenderness
    Copyright : Steve Jurvetson
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    都道府県:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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