ヒトのカラダは海ナノダ!

    beach-1525755_1280.jpg

    せっかく「動植物」というカテゴリがあるのに私のペットと観葉植物の記事ばかりでは味気ないので、今回は海の生き物と人間との不思議な関係(本当はまったく関係ないのかもしれません...)について考えてみたいと思います。

    今、小学生の子供たちのあいだで学習図鑑が人気だそうです。
    恐竜図鑑に昆虫図鑑、動物図鑑に人体図鑑。
    昔の図鑑と比べてイラストも写真も多く、解説も凝っていて、大人も思わず引き込まれます。

    子供の頃の私もそうでしたが、子供たちの中には動植物図鑑と人体図鑑を両方眺めていて、こんな疑問を持つ子もいるんじゃないでしょうか。

    「この生き物と人間のこれ、なんでこんなに似ているの?」

    枯葉に似ている蝶がいたり、ヘビに似ているイモムシがいるのはなんとなくわかります。
    「擬態」は弱い生物が生き延びるための自然の知恵ですからね。

    しかし海の生き物の中に、人間の体とそっくりなものがいることは不思議でなりません。
    生命の源は海にあり、ということも関係しているのでしょうか?


    たとえば、真っ先に思いつくのは脳の中の「海馬」
    海馬とは脳の大脳辺縁系の海馬体にある、記憶を司る器官の一部ですが、海の「海馬」(タツノオトシゴのこと)と形がそっくりなので同じ名前が付けられています。

    hippocampus_and_seahorse_cropped.jpg

    左が人間の脳にある海馬で、右が海にいるタツノオトシゴ。
    確かによく似ていますね。
    魚も鳥も人間も、脊椎動物の初期の胎児がこれと同じような形をしていることも、これまた不思議です。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Hippocampus and seahorse cropped.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    そしてさらに似ているのが、海の生き物である「貝」と、人間の「生殖器」

    shellfish-scrotum.jpg

    軟体動物である貝は、構造的に男性の陰嚢とよく似ているそうです。
    陰嚢とは哺乳類の陰茎の下部にあり、内部に精巣(睾丸)や副精巣を含む垂れ下がった袋のこと。(ようするに玉袋)

    貝類には葉酸と亜鉛が多く含まれており、それらは精子の質を向上させる働きがあります。
    この共通点、たまたまでしょうか?


    そしてあまりのそっくりさに驚異さえ感じるのが、貝の身の部分と女性のアレ。

    shellfish.jpg

    安心してください、貝の写真です!(^^;)

    昔から牡蠣やアワビはアレによく似ていると言われていますが、この貝はさらにそっくりですね。
    ここを見ている子供たち、なんのことかわからないときはパパとママにきこう!(きかなくてもいいけどね)

    出典:8 ALIMENTOS QUE SÃO PARECIDOS COM OS ÓRGÃOS QUE ELES "CURAM"

    上のリンク先では、果物のアボカドと女性の子宮の形が似ていることにも言及しています。
    アボカドに含まれる葉酸とビタミンB6は女性の月経を調整し、子宮の病気を予防する働きがあるそうです。
    ただ形が似ているだけではなく必要な栄養素にも共通点があるとは、う〜ん不思議だ。

    そういえば男性の前立腺は形が栗の実に似ていますが、そこで作られる精液は匂いが栗の花にそっくりだという話もありますね。
    これも偶然でしょうか?


    さて、植物の話は余談としても、海の生き物には人間の生殖器に似ているものがいることは確かです。
    牡蠣やアワビは言わずもがなですが、では男性のアレに似ている海の生き物といえば何でしょう?

    panopea_generosa.jpg

    安心してください、これも貝の写真です!(^^;)

    軟体動物門二枚貝綱キヌマトイガイ科の貝で、名前は「ナミガイ」
    日本では瀬戸内海から樺太(サハリン)まで分布し、浅海の砂泥底に棲息しています。
    ミルクイガイの代用として食されており、市場では白ミルとも呼ばれています。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Panopea generosa.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    えっ?あまりに立派すぎて見てると落ち込む?
    じゃあこっちはどうでしょうか?

    antheopsis_doreensis.jpg

    安心してください、イソギンチャクの写真です!(^^;)

    これは「ロングテンタクルアネモネ」というイソギンチャク。
    どれもこういう形をしているわけではなく、たぶん成長過程でこんな形にもなるってことでしょうけどね。
    頭の先の穴といい根元のフサフサといい、たしかに似てますね。(頭と根元は逆かもしれません)


    さらにもうひとつ・・・

    peanut_worm.jpg

    安心してください、深海生物の写真です!(^^;)

    名前は「ピーナッツワーム」
    オーストラリアのビクトリア博物館の研究チームが深さ4,000メートルの深海で見つけた不思議な生物。
    名前の由来は収縮するとピーナッツのような形になるからだそうです。

    でも大きさが変わるならなおさらネーミングはアッチ系ですよねぇ。
    大人の事情でピーナッツになったんでしょうけど。

    画像出典:GIZMODO


    そして極めつけはコレ!

    kawatebukuro.jpg

    安心してください、ヒトデの写真です!(^^;)

    これは「カワテブクロ」という名前のヒトデ。
    グレートバリアリーフ、紅海、バヌアツ、フィジー、パプアニューギニア等、熱帯の多くの地域に棲息しており、英語では「Granulated Sea Star」と呼ばれています。

    先端の溝はコラじゃありませんよ。
    もしかしたら触り心地も似てるかも。

    画像出典:沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム


    いや〜どれもそっくり!
    ここまで似ていると、水族館に行ったら思わず自分のと比べてみたくなりますね。(ならないならない!)

    上記の生物はどれも形が立派なので、これらを見て人間のアレを連想するのは小学校高学年以上の子だと思いますが、中には幼い子でもすぐに似ているとわかるような生物も存在します。

    それは「ユムシ」

    yumushi01.jpg yumushi02.jpg

    安心してください、ユムシの写真です!(^^;)

    ユムシとは漢字では「螠虫」と書きますが、虫ではなく、イカ、タコ、クラゲ等と同じ海産無脊椎動物。
    海底の砂地に棲息し、中国や韓国では刺身、串焼き、炒め物などにして食卓に上がるそうです。
    日本でも北海道の一部の地域でチン身・・・もとい珍味として食されています。

    学名は「Urechis unicinctus」と言い、英語でペニスフィッシュとも呼ばれています。
    まさに珍なる海洋生物。

    画像出典:Earth Song


    【似ているのは偶然?必然?】

    以上のように、海の生物には何故か人間と・・・というか、人間の生殖器とそっくりな形をしたものが存在します。

    神様がどこかで間違ったのでしょうか?
    それともやはり我々は海から来たのでしょうか?

    母親のお腹の中の胎児には、母親の心臓の音がまるで海の波音のように聞こえているそうです。

    また、人間の体を構成している元素(水素、酸素、炭素、窒素、硫黄、カルシウム、ナトリウムなど)の成分比率は海の水とほぼ同じであると言われています。

    さらに、人間の血液の塩分濃度(約0.9%)は、生物が陸に上がった頃の太古の海と同じであるとも言われています。

    つまり人間は、体そのものが小さな海なのです。
    その中心部で1匹の海の生物を飼っているとも言えます。

    お風呂に入って湯船に浸かり、ふと下を見るとそこには不思議な軟体生物。(たまに硬化)
    あなたのはナミガイでしょうか? カワテブクロでしょうか?
    えっ、ユムシ?

    まぁいずれにしても似ているのは偶然ではなく、我々も元を辿れば太古の海の生物だったということです。
    海と人間との不思議な関係を思いつつ、自分のカラダを大切にしていきましょう。


    yumushi.jpg
    「コンニチワ、ぼくユムシ!」
    関連記事

    タグ: Asia  日本  Europa  America  CC-License  Water 

    キマったね!

    Pa-cute!

    フィリピンのマニラにて、クールなポーズの男の子。
    カッコよくキマったね!
    ちょっと腰が引けてるけど。(^^)

    Pa-cute!
    Copyright : Luz Balasbas
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  ♂♀ 

    クンブ・メーラ

    INDIA. Uttar Pradesh. Allahabad. The Kumbh Mela. Sadhus or holy men before bath on the Sangam.

    インドで3年ごとに開催される、ヒンドゥー教徒の大規模な宗教行事「クンブ・メーラ」
    体中に聖なる灰を塗り、聖なる川で沐浴をおこないます。
    参加者の数3000万人から7000万人とも言われており、インド人もビックリ!

    INDIA. Uttar Pradesh. Allahabad. The Kumbh Mela. Sadhus or holy men before bath on the Sangam.
    Copyright : Sociedad Geográfica de las Indias
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  ♂♀  イベント  伝統  ペイント 

    ダニ族の男たち

    The Dani Tribe

    ニューギニア島の先住民、ダニ族の伝統的な民族衣装。
    コテカと呼ばれる筒状のひょうたんが特徴で、
    多くの民族の中で最も雄々しいと言えるかもしれません。

    The Dani Tribe
    Copyright : Han Lin Teh
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  Oceania  少年  衣装  伝統  ♂♀ 

    カラッと健康

    DSC00250

    水辺で遊んだそのあとは、体をちゃんと拭きましょう。
    「オマエ何やってんの?」
    「ちゃんと拭いておくのさ、大事だからね」

    DSC00250
    Copyright : AFI62
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  Water 

    新鮮イキイキ!

    fishing003

    カメラの前で自慢げに披露するスリランカの少年。
    うん、サイズはまあまあかな。
    ちょっと元気がないけどね。
    えっ?もちろん魚の話だよ。 >* ))))><_(°▽° )

    fishing003
    Copyright : rousseauJJ
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  ♂♀ 

    注目の的りっくす

    Bathing kids

    おおっ!映画「マトリックス」のようだね。
    本当に時を止めることができたら、
    子供たちの遊び場はすべて美術館になる。

    Bathing kids
    Copyright : Guillaume Rosec
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  Water  笑顔  ♂♀ 

    ヨガーッ!

    Kids doing yoga on the beach

    いくらインドの子でもここまで曲げたらキツイでしょ!
    サソリじゃあないんだから。
    柔軟運動は無理しちゃいかんですよ。

    Kids doing yoga on the beach
    Copyright : Kristina Møller
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  Water  水着  笑顔  スポーツ 

    水の流れと子供たち

    PICT2208

    横一列に並んで、これから何をするのかな?
    競泳? 魚捕り?
    水に動きのあるところ、子供たちにも動きあり。

    PICT2208
    Copyright : Tim Fan
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: Asia  少年  Water  笑顔  ♂♀ 

    Le Livre de la Jungle

    joubert_le_livre_de_la_jungle01.jpg

    フランスのイラストレーター、ピエール・ジュベール(1910-2002)による1989年の作品「Le Livre de la Jungle」
    ジャングルブックの主人公モーグリを描いた作品です。

    当ブログでは過去何回か「ジャングルブック」に関連した作品をご紹介してきました。
    ジャングルブックとは、イギリスの作家ラドヤード・キップリング(1865-1936)が1894年に出版した小説で、インドのジャングルを舞台に狼に育てられた少年モーグリが活躍する物語。

    joubert_le_livre_de_la_jungle02.jpg joubert_le_livre_de_la_jungle03.jpg

    余談ですが、日本では「狼に育てられた少年」「狼に変身する少年」「狼が来たぞと嘘をついた羊飼いの少年(イソップ童話)」のいずれもオオカミ少年と呼ぶことがあるので混乱しがちです。
    日本のシニア世代にはテレビアニメ「狼少年ケン」を思い出す人も多いと思いますが、これもジャングルブックがモチーフとなっていた可能性はありますね。(ジャングルブックはインド、狼少年ケンはアフリカという違いはありますが)

    さて本家のジャングルブックですが、これまでに様々なアーティストによりモーグリ少年を題材とした絵画、イラストレーション、アニメーション、ビデオ映像、実写映画が作られました。
    中でも現在も多くの人を魅了し続けている作品がこのピエール・ジュベールのイラストです。

    ジュベールは最近の映画のようにモーグリを作り変えることなく、原作のイメージをそのままに伝えています。
    狼に育てられたインドの少年、モーグリを最も正確に伝えているのがジュベールのイラストではないでしょうか。
    ちょっとイケメン過ぎる気もしますが。(^^)

    joubert-photo.jpg

    作者のジュベールは1910年にフランスのパリで生まれました。
    1924年からパリの芸術学校に通い、1927年から1934年までフランスの新聞「L'Illustration」誌でイラストの仕事に従事。

    その後は宗教的、歴史的な絵を描いていましたが、15歳からボーイスカウトの活動をしていたためスカウト関連の書籍のイラストも多く手掛け、その分野の第一人者となりました。

    彼は77年にもわたるキャリアの中で数千点もの作品を生み出しています。
    そのほとんどは希望に満ちた少年の冒険を描いたものであり、これらはフランスのボーイスカウトの発展にも繋がりました。

    後世の漫画家やイラストレーターに大きな影響を与えたフランスの画家、ピエール・ジュベール。
    フランスのラ・ロシェルにて、2002年に91歳で亡くなりました。
    関連記事

    タグ: Europa  Asia  少年  ♂♀  絵画 

    いらっしゃいませ

    現在の閲覧者数:
    このブログについて...

    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    Flickrは米Yahoo!が運営する写真共有コミュニティサイトです。
    当ブログはFlickrにて一般公開されている写真から、シェアが可能なもの(SNSやブログでの表示が許可されているもの)を選んでご紹介しています。

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
    RUKAのサイト・ブログ
    RUKAのTwitter
    メッセージフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    アクセスの国別比率
    Flag Counter
    アンケート
    Translation
    ブログ内検索
    アートギャラリー
    カテゴリ
    タグ

    少年 Europa 少女 Water ♂♀ 笑顔 America 衣装 水着 Face Asia イベント CC-License 彫像 スポーツ 日本 風呂 絵画 RUKA 伝統 ペイント Thong ダンス 眠り OldPhoto Africa 音楽紹介 Oceania 動画 

    最新記事
    赤いポートレイト 2018/05/23
    リディ・ファン・マウリク・ブロークマンの彫刻作品 2018/05/22
    腹筋ガール 2018/05/21
    逆立ち飛び込み 2018/05/20
    ステファン・ザントマンの写真作品 2018/05/19
    レインボーブリッジ 2018/05/18
    汚れを落とそう 2018/05/17
    熱い石畳 2018/05/16
    Young Boy with a Teapot 2018/05/15
    遠心力 2018/05/15
    渚のヴィーナス 2018/05/14
    可愛いカメ君 2018/05/13
    斜めに隠すデザイン 2018/05/12
    シャンプーハット 2018/05/11
    お空に放水! 2018/05/10
    日別表示
    04 | 2018/05 | 06
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -
    月別表示
    おすすめリンク
    ユーザー掲示板
    Angelboys Fairygirls