Mowgli and Bagheera

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    イギリスの画家、エドワード・ジュリアス・デトモルト(1883-1957)と、チャールズ・モーリス・デトモルト(1883-1908)のふたりによる1908年の作品「Mowgli and Bagheera」(モーグリとバギーラ)

    アニメーションや映画にもなった有名な小説「ジャングル・ブック」の登場人物を描いたものです。
    絵画というよりも緻密なイラストレーションですね。

    作者のエドワードとチャールズは双子の画家。
    生まれた頃は父親が病気がちなため、彼らは叔父である英国の医師、エドワード・バートン・シュルダム博士と共に暮らしていました。

    エドワードもチャールズも幼い頃から自然や芸術に興味を示し、とくに動物の描写に優れた才能を発揮します。
    伝統的な日本画やアール・ヌーヴォー運動の影響を受けた彼らの作品は他の画家からも賞賛を受け、わずか13歳で描いた水彩画が王立芸術アカデミーとロイヤル・インスティテュートに展示されたほどでした。

    ふたりはその後、水彩エッチングと銅板によるカラー印刷機を使い、自宅で印刷物を作成する技術を習得しました。
    1898年には動植物を描いた作品集を発行し、1899年に出版された書籍「Pictures From Birdland」ではカラーイラストの制作を担当しました。
    彼らが描く動物の絵はその正確さと緻密さで動物学者からも一目置かれ、1900年にはロンドンの美術協会のギャラリーにも展示されました。

    画家としてもイラストレーターとしても成功を収めた彼らでしたが、1908年のある日、チャールズがクロロホルムを吸引して死亡してしまいます。(自殺?)
    その後はエドワードがひとりで制作を続け、1909年には「イソップの寓話」、1911年と1915年には小説「青い鳥」でお馴染みのモーリス・メーテルリンクの書籍に携わり、1919年と1921年には自然や昆虫を描いた作品集を出版。

    その後もエドワードは精力的に作品作りを続け、20世紀における非常に才能のあるイギリス人画家となりました。
    晩年は完全に引退して静かな余生を送っていましたが、1957年7月、彼は自分の胸に向かって銃を撃ち、自らの人生を終えました。

    鋭い洞察力と緻密な描写力を併せ持つ双子の画家、エドワード・ジュリアス・デトモルトとチャールズ・モーリス・デトモルト。
    小説や図鑑のイラストレーションで絶賛された彼らでしたが、ふたりとも不穏な死を遂げたことは非常に残念です。

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    このジャングル・ブックを描いた作品は1908年制作なので、ふたりで共同作業した最後の作品ということになりますね。
    ジャングル・ブックといえば数々の画家が描き、漫画やアニメにもなりましたが、主人公のモーグリは画家によって全裸のキャラと半裸のキャラとに分かれます。

    Googleの画像検索で「jungle book mowgli illustration」を検索

    フランスの有名なイラストレーター、ピエール・ジュベールが描いたモーグリも全裸の少年でしたが、1967年のディズニーアニメのモーグリはインド式フンドシのランゴータを締めていて、1989年の日本のアニメのモーグリは腰に黄色い布を巻いていました。

    ところが2016年に公開された、実写とCGを組み合わせたアメリカ映画では、なんとショートパンツのような形に変わっていました。(デザインはランゴータっぽいんですが、形は完全に短パン)

    原作の小説のモーグリはもちろん全裸です。
    時代が変われば読み手が受けるイメージもそりゃあ変わるでしょうが、動物に育てられた野生児がパンツをはきますか?

    現代に合わせて不自然な改変を施してしまうと、人間という生き物に対する人々の考え方も、より不自然な方向に行ってしまうような気がしてなりません。
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    Ležící hoch

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    チェコの画家、ヤン・ズルザヴィー(1890-1977)による1912年の作品「Ležící hoch」
    「横たわる少年」という意味です。

    独特なデフォルメが面白い絵ですね。
    写実的ではないながらも生命感があり、それでいておとぎ話のラストシーンのような捉えどころのなさも感じる不思議な作品です。

    遠くの空が暖色系になっているので、たぶん夕刻のうたた寝でしょう。
    足もとには・・・これはなんの実でしょうか?果物が置いてありますね。
    西洋絵画では女性と果物はよくある組み合わせですが、少年の場合は珍しいですね。

    作者のズルザヴィーは20世紀初頭におけるアバンギャルド芸術の代表的なチェコの画家。
    15歳の頃にブルノの学校で建築を学んでいましたが、彼は個人的に絵画の勉強もしていました。

    1907年から2年間、首都プラハにあるUMPRUM(プラハ工芸美術大学)に通っていましたが病気のため退学となり、その後は独学で絵を学び続けます。
    1924年から1939年までフランス、イタリア、ギリシャ等の外国を訪れ、見聞を広めました。

    1947年にチェコのモラビアにあるパラッキー大学の准教授に就任し、その後はプラハとオクロウフリツェに個人のスタジオを構えました。
    彼は1950年代から1960年代にかけて国内外でとくに認められた芸術家となりましたが、1977年10月12日にプラハにて亡くなりました。

    jan_zrzavy_diana.jpg

    じつはズルザヴィーの作品にはこういうものもあります。
    「ダイアナ」と題された絵で、油彩ではなく紙にクレヨンで描いたものです。
    習作だとは思いますが、横たわる少年の絵と構図が全く一緒ですね。

    制作年は不明ですが、こちらのほうが最初に描いた絵だとすると、なぜ女性から少年に変えたのかが気になります。
    横たわる女性では在り来たりでつまらないので少年にしたのでしょうか?
    置いてある丸い果物と少年の突起物との対比の面白さでしょうか?

    カーテンの裏地が花模様から星模様に変わり、外の風景には生い茂る木々が出現し、山の形が天を突くように尖り・・・といくつかの変更が見受けられますが、それが何を意味しているのかはわかりません。

    山の下にあるハゲ頭のような物体も気になりますね。(^^;)
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    Les Bouquets

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    フランスの画家、ジョルジュ・ソヴェール・モーリー(1872-没年不明)による1920年の作品「Les Bouquets」

    幼い姉妹が庭で花を集めてブーケ(結婚式で新婦が持つ花束)を作っているシーン。
    この子たちはきっと作者の娘さんで、近々親類が結婚式を挙げるのでしょう。
    女の子らしい優雅なひとときですね。

    作者のモーリーは1872年10月6日、パリ北部郊外のサン=ドニで生まれました。
    主にパリで活動し、女性や子供や花を描いた作品が人気でしたが、オリエンタルな雰囲気の作品も注目されました。

    1904年から1920年代後半までパリのサロンにて作品を発表し、1911年にメダル、1914年には金メダルとマリ・バシュキルツェフ賞を獲得しています。

    maury_drei_madchen_am_meer.jpg maury_threesisters.jpg

    この絵も同じ作者によるものですが、彼女たちは三姉妹だったんですね。

    一番上のブーケの絵でこちらを振り返っている子と、左側の絵の真ん中の子の顔がよく似ているので、たぶん同じ子でしょう。
    そしてブーケの絵に描かれている幼児が末っ子で、左側の絵では手を引かれているのがその子でしょうね。

    さらに成長した頃に描いたと思われる右側の絵では、もはやどの子が末っ子なのかもわかりません。
    こうして長きにわたり描いていたくらいですから、作者にとって自慢の娘たちだったのでしょう。

    父親が娘をモデルに絵を描く...というと漫画「エスパー魔美」を思い出しますが、子供の成長記録を絵画で残すのも優雅で良いものですね。
    もちろん画家でなければできませんし、他人が口を挟む必要のない、親子の信頼関係があってこそですが。

    たしか娘を描き続けた女性の画家もいましたが、愛娘というのはクリエイターにとって、創作意欲を掻き立てられる芸術の女神のような存在なのかもしれません。
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    タグ: Europa  少女  Water  ♂♀  絵画 

    チェコの古い紙幣

    紙幣にはたいてい、その国を代表する偉人の肖像画が描かれています。
    国によっては動物の顔なんてのもありますが、まぁ大体は偉人や風景などを格調高く描いています。

    しかし先日Googleで画像検索していて、海外には裸の子供が描かれている紙幣もあるのだと知りました。

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    czech_1000korun.jpg

    これがそう。
    3枚とも1930年頃のチェコの紙幣で、上の二枚は100コルナ(表と裏?)、その下は1000コルナ紙幣。
    普通に公開されている画像ですが、念のため固有番号を隠して赤い線を入れました。
    (紙幣は著作物ではないので、偽造を防ぐために赤い線や見本という文字を入れることは著作物の改変にはあたりません)

    1枚目は右側にしゃがみ込んでいる男の子と女の子が描かれており、2枚目は左側に植物を手に持ち本のページをめくっている少年が描かれています。
    3枚目の1000コルナ紙幣には女性の前でひざまずく少年の姿が描かれており、どの絵もすべて裸。
    さすがに股間は隠されていますが、この時代の紙幣に裸の子供を採用したチェコ政府の大らかさには感心しますね。

    ちなみに元絵は当時のチェコの画家、マックス・スヴァビンスキー(1873-1962)によるものです。
    20世紀初頭に活躍した、画家でありグラフィック・アーティストでもあった人物。

    高い描写能力と様々なグラフィック技術が賞賛され、1910年にはプラハの芸術アカデミーの教授に任命されています。
    国の記念碑や郵便切手のデザインも手掛けており、チェコにおける重要な芸術家のひとりと言われています。
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    菓子「子宝ちんこすこう」

    世界中の天使をご紹介しているこのブログ。
    天使といえば裸ん坊・・・ということで、今回とりあげるのは裸ん坊のパッケージ絵が可愛い沖縄のお菓子。
    もともとマンガ風な絵は載せない方針でいましたが、これは商品の紹介ということで・・・(^^;)

    chinkosukou.jpg

    琉球時代から続く沖縄伝統のお菓子といえば「ちんすこう」
    そのちんすこうをキノコのような形にして、子宝(子授け)をテーマにしたのがこの商品。
    沖縄の菓子メーカー「珍品堂」が2006年から製造販売しているお菓子「子宝ちんこすこう」

    子宝祈願のお菓子は昔から、たとえば愛知県の田縣神社や神奈川県の金山神社などでも売られていますが、これは一般向けの商品にしたってところが凄いですね。
    沖縄を訪れる修学旅行生にも人気で、小さな子供へのお土産としてもウケが良いそうです。

    この人気、マスコットのちんすこ坊や(という名前らしい)によるところが大きいんじゃないかとは思いますが、沖縄は実際に出生率第1位の県なので、子宝祈願としてもしっかりあやかれる商品となっています。

    私も高校時代、修学旅行は沖縄でした。
    帰りの土産はやっぱりちんすこうだったような記憶があります。
    ちんすこう自体もう何年も食べていないので、先日この商品を沖縄のネットショップで注文してみました。
    買ったのは「プレーン」と「南国チョコ味」と「南国マンゴー味」の3品。(上の写真)

    箱は260mm × 100mm × 35mmとかなり大きく、印刷もシッカリしていました。
    「掘りたて紅いも味」と「ほっこり抹茶味」も欲しかったんですが、残念ながら売り切れていて買えずじまい。
    こちらが買えなかった2品のパッケージ画像。

    chinkosukou_beniimo.jpg chinkosukou_matcha.jpg

    抹茶味を食べてみたかったんですが、まぁしょうがない、そのうちまた注文するかも。
    っていうか、ちんすこう自体はこっちでも売ってるんですけどね。(^^;)

    chinkosukou2.jpg chinkotowaza.jpg

    中身はひとつひとつ袋に包まれていて、袋にもちんすこ坊やが描かれていました。(左の写真、プレーンは15個入りで他は12個入り)
    味は美味しかったですよ。
    プレーンは普通のちんすこうで、チョコ味とマンゴー味は紅茶に合うクッキーって感じでした。

    それとオマケとして、1箱に1枚ずつ「ちんことわざカルタ」が入っていました。(右の写真)
    金運とか健康運と書かれているのでおみくじ的な意味もあるのかな?
    でも内容は小学生レベルというか、ヒジョ〜に脱力系でした。(^◇^;)

    それにしても、このての商品に子供のキャラを採用したことは画期的ですね。
    でも子授けや子孫繁栄のお祭りにも子供たちが稚児として参加しているわけですから、健康的な子作りを当の子供が願うのは至極当然なことかもしれません。
    ちんすこ坊やも日本の少子化を嘆いているそうです。

    あそうそう、ちんすこ坊やのお爺ちゃんである「子宝仙人」が公式ツイッターでこんなことを言っていました。


    お爺ちゃんリッパ!(モザイクのところじゃなくて、言ってることがね)
    そのとおり!
    でも人前で出して良いのは小さな子供と彫像だけですぞ。
    お爺ちゃんは自重しましょう。(だからモザイクなのね)

    沖縄名物「子宝ちんこすこう」
    将来ちんすこ坊やのような元気で可愛い男の子を産みたい!という方は願掛けとして買ってみてはいかが?


    子宝ちんこすこう 公式サイト
    http://chinkosukou.com
    ちんすこ坊やのツイッター
    https://twitter.com/chinkosukou
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    Antropotomie

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    スイスの画家、リッコ・ヴァスメアー(1915-1972)による1960年の作品「Antropotomie」

    Antropotomieとは人体の解剖や解剖学を意味する言葉です。
    草原に筋肉組織の図解パネルと人体模型と骨格標本が置いてあり、そこに裸の少年たちがいるというシュールな光景。

    解剖学を勉強するのに自ら裸になる必要はないと思いますが、ひょっとして医学生は自分の体で勉強することもあるんでしょうか?
    いずれにしてもこの作品、まるで夢の中のような、ちょっと不気味で不思議な絵ですね。

    この絵の作者、リッコ・ヴァスメアーは「マジック・リアリズム」と呼ばれる様式を駆使する画家でした。
    マジック・リアリズムとは、魔術的リアリズムまたは幻想的リアリズムとも呼ばれ、日常にあるものが日常にないものと融合した作品を生み出す芸術的表現技法だそうです。
    この様式の画家としては他に「ジョージ・トゥーカー」「ルネ・マグリット」「オットー・ディクス」などが挙げられます。

    リッコ・ヴァスメアーの本名はエーリヒ・ハンス・ヴァスメアー。
    セメント工場を持つ工業家の息子として生まれ、3歳からは芸術と文化の街ベルンで育ちました。
    父親が詩人や画家、作曲家らと交流があったため、彼も幼い頃から美術に興味を示します。

    二十歳を過ぎたあたりから自らをリッコと名乗り、ミュンヘンとパリで美術を学んだ後1939年に帰国。
    1948年から1949年にかけてタヒチで数ヶ月間を過ごし、 1950年からフランス中部のヴィシー近郊に定住しました。

    wassmer_la_tempete1966.jpg wassmer_la_tempete.jpg

    これは彼の1966年の作品「La tempete」と、それを描くにあたって撮影された写真です。
    モデルはたぶん彼の息子さんでしょう。
    カメラが一般に普及してからは、このように絵画制作の材料として写真を撮る画家も少なくなかったようです。

    1963年からはスイスのローザンヌ近郊に住んでいましたが、1972年に肺疾患の後遺症により57歳の若さで亡くなりました。
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    エミール・ファブリの絵画作品

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    ベルギーの画家、エミール・ファブリ(1865-1966)による1909年の絵画作品。
    タイトルは不明です。

    頭上にある葡萄に顔を寄せて立っている少年。
    ポートレイト写真ではよくある演出ですが、片足を上げたポーズが良いアクセントになっていますね。
    背景の描き方が装飾品のデザインのようで、まるで小説の挿絵のような物語性を感じさせます。

    作者のエミール・ファブリはベルギーのフランス語圏の都市、ヴェルヴィエで生まれました。
    ジャン=フランソワ・ポルテールのスタジオで学んだ彼は、理想主義芸術展を創設したジャン・デルヴィルらと共に、ベルギー象徴主義のグループ「藝術のために」を結成。

    1893年にはパリのサロンでも作品を展示しています。
    39歳でブリュッセル美術アカデミーの教授となり、1923年にはアカデミーの壁画及び装飾美術部長に就任しました。

    当時彼のスタジオだった建物は、現在もブリュッセルのサン・ミッシェル通りに存在しているそうです。
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    Saunassa

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    フィンランドの画家、アクセリ・ガッレン=カッレラ(1865-1931)による1889年の作品「Saunassa」

    タイトルは「サウナにて」という意味。
    高さ約120cm幅81cmのキャンバスに描かれた油彩で、フィンランドのヘルシンキにある「アテネウム美術館」が所蔵しています。

    女の子が釜に薪をくべていて、そばでは母親らしき人が父親らしき人の頭を洗っています。
    当時の農村の素朴な生活風景を描いたものですが、暗く陰湿な描写になりがちなテーマながら、手前に少女の控えめなヌードを置くことで華やかさを添えています。

    作者のカッレラはフィンランドの有名な画家のひとり。
    1865年にフィンランド西部の都市ポリに生まれた彼は、11歳でヘルシンキの「グラマースクール」に進学し、同時に絵画教室で絵を学びました。

    1884年から1886年の春まで、そして1887年から1889年までフランスのパリに留学し、そのあいだも多くの名作を残しています。
    フィンランドに帰国したのち1890年からは民族意識に目覚め、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を題材とした絵画を多く描き始めました。
    カッレラはどちらかというとカレワラの情景を描いた画家として有名です。

    以前紹介したフィンランドの画家、ヒューゴ・シンベリ(1873-1917)はカッレラの弟子でした。(該当記事)


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Saunassa by Akseli Gallen-Kallela (1889).jpg
    ライセンス:パブリックドメイン
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    私の部屋... その1

    「一番落ち着ける場所はどこ?」という質問があったら、みなさんはなんと答えますか?
    自分の部屋? トイレ? 風呂? 車の中? 図書館?
    現代は「落ち着ける場所などどこにもない!」という人も多いかもしれませんね。

    私はなんといっても、自分の部屋が一番落ち着きます。
    だからブログを書くときはほとんど自室。

    自分の部屋で心が落ち着く理由は人それぞれだと思いますが、普段学校や職場でストレスを感じている人なら、自分の部屋がオアシスになることもありますよね。

    ということで、今回は私の部屋の中の写真を貼ってみることにしました。

    「あんたの部屋見てもつまんねぇよ!」という声が聞こえてきそうですが、まぁそのへんは個人ブログならではということで・・・σ(^o^;)

    いちおう置物・飾り物の紹介も兼ねているので、写っているモノに関して質問などあればお気軽にどうぞ。(Eメールまたはメッセージフォームにて)


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    天使の翼を貼り付けたドアを開くと、そこが私の部屋。(左の写真)
    広さは八畳弱で、ベッドやら机やら観葉植物やらが置いてあるのでかなり狭く感じます。

    部屋に入るとまず目に飛び込んでくるのは森林風景のタペストリー。(右の写真)
    今どきタペストリーなんて飾っている人はほとんどいないと思いますが、子供の頃から森の風景が好きなので、こういうのがあると心が癒されます。


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    反対側の壁には鳥の形をした樹脂製のオブジェを貼り付けています。(左の写真)
    起床した時に最初に目に入る壁なので、鳥の飛翔は気分の高揚にも繋がります。
    その下には40型の液晶テレビを置いていて、現在はこれをMacのモニタとして使っています。

    壁といえば、昔は部屋の壁にやたらとポスターを貼っていましたが、今は甥っ子の写真を数枚ピンで留めているのみ。(右の写真)
    これは翼の絵を合成して天使のようにした写真。


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    こういうブログをやっていると額縁を飾ることも多いんじゃないかと思われがちですが、私の部屋にはこの二つのみ。
    どちらもフランスの画家ウィリアム・ブグローの絵です。印刷ですけどね。(^^;)

    この絵を選んだ理由は、左は単純に可愛いから。
    右は描かれている女性が私のオフクロに似ているから。
    ただそれだけ。


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    ベッドの下のスペースには段ボール箱を並べていて、中身はおもに古いビデオテープや音楽CD、工具やら電線やら。
    透明ケースと違って出しにくいのがネックですね。(左の写真)

    5箱のうち2箱は、甥っ子が小さいときに着ていた服やズボンを収納し、保存しています。(右の写真)
    過去に妹が処分しようとしたときに貰い受けたんですが、こういうのも小さい頃の思い出なので捨てるなんて忍びない。
    ちなみに部屋には甥っ子が小さいときに履いていた靴も飾っています。


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    さて私の好きな天使の置物ですが、以前持っていたガラス戸タイプの収納棚は部屋が狭くなるのですべて処分しまして、現在は壁に棚を取り付けてそこに並べています。(左の写真)
    どれも雑貨店で買った安価なものですが、今では手に入らないものもあるので私にとっては貴重品。

    ・・・とは言いながら、床に無造作に置いてあるものもありまして、このへんはちょっと放ったらかし気味。(^^;)(右の写真)
    右側に小さな本棚が見えますが、現在持っている本は写真関係と美術書と医学図鑑だけです。
    ネットがあれば事足りるので、ここ十数年間で本もだいぶ処分しました。


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    本来なら庭に置くべきガーデン・オーナメントと呼ばれる天使像も部屋に数体置いています。(左の写真)
    汚れたら水で丸洗いできるところは便利ですが、こういうのはやはり植物と組み合わせてこそ映えるものですね。

    ベッドの脇には大事なところがスイッチになったテーブルランプを置いています。(右の写真)
    ユーモア商品なので美的な要素はほとんどないですけどね。
    最近私の体型がコイツに似てきました。(´・ω・`)


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    人形(ひとがた)の物に違和感を感じる人というのは一定数いるらしく、そういう人からすると人形がたくさん置いてある部屋は怖く感じるんだそうです。
    でも私はむしろ癒しや安心感を感じます。天使というキャラが好きだからかもしれません。

    右の写真のような関節に継ぎ目のないリアルなフィギュアも売られていますが、こういうのってどうして大人の女性ばかりなんでしょうか?
    男の子型であれば天使にもできるのに・・・って思ってる人が少ないんでしょうね。


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    私の部屋にある唯一のブロンズ像で、オーギュスト・モローの「Charmeur」という作品のレプリカ。
    オークションでつい衝動買いしてしまった、高さ70cmの彫像。
    磨きすぎてC-3POになっちゃってますが。(^^;)

    顔はもちろん可愛いんですが、この子は脚とお尻がなかなかにキュートなので、最近は後ろ向きで飾っています。


    この他にも観葉植物やら水槽やら食品やらで埋め尽くされている私の部屋ですが、長くなりそうなので今日はここまで。
    続きは明日掲載します。(・Д・)ノ
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    Wonders of the Sea

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    イギリスの画家、フランシス・オーウェン・ソールズベリー(1874-1962)による1912年の作品「Wonders of the Sea」

    岩場で遊ぶふたりの少女が、何か気になるものでもあったのか、水面を見つめてたたずんでいます。
    タイトルが「海の不思議」ですから、海ならではの現象があったのかもしれません。
    ファンタジックな雰囲気を感じさせる絵ですね。

    作者のソールズベリーは肖像画、歴史画、ステンドグラス 、本のイラスト等を描いていた英国の画家。
    11人兄弟のひとりとして生まれた彼は、正式な学校教育をほとんど受けぬまま育ち、父親の経営する倉庫で自転車修理の仕事をしていました。

    15歳になり兄の経営するステンドグラス会社で働き始めると、彼は芸術的な才能を発揮し、非常に卓越したステンドグラス作品を出展するまでになりました。
    このことが絵画の世界に目を向けるきっかけとなり、彼はヘザーリー美術学校に入学します。
    その後王立芸術アカデミーへと進み、1896年には二つの銀メダルと二つの奨学金を獲得しています。

    1901年、彼はアリスという女性と結婚し、双子の娘を含む数人の子供をもうけました。
    ロイヤルアカデミー展覧会への最初の出品作は妻アリスの肖像画で、その後も双子の娘たちの肖像画を多数描いています。
    この作品は娘たちを描いたものだったんですね。

    ソールズベリーはその後アメリカに渡って肖像画家として大成功を収めるのですが、アメリカに行くよう強く進めたのが当時の英国大使、ジョン・W・デイビスでした。
    ジョン・W・デイビスは芸術のレセプションでソールズベリーと出会ってから、彼の描く子供の肖像画を賞賛していたそうです。

    それまでにもエリザベス2世やウィンストン・チャーチルの肖像画で名声を得ていた彼でしたが、アメリカに渡ってからもワシントンDC、シカゴ、ニューヨーク等13ヵ所で肖像画の仕事に従事し、ホワイトハウスの公式肖像画家として6人の大統領の肖像画も描き上げました。
    ソールズベリーはアメリカで著しく成功した画家であり、まさにアメリカン・ドリームを成し遂げたひとりでした。

    彼をアメリカへと誘ったのは英国大使のジョン・W・デイビスですが、そのきっかけとなったのはまさに彼の描いた絵、つまり娘たちの姿だったわけです。
    双子の娘たちがやがて幸運の女神に変わるなどとは、彼自身思いもしなかったことでしょう。
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    いらっしゃいませ

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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

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    名前:RUKA (Rukachas)
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    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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