青い浮き輪の女の子

    kouen_ukiwagirl.jpg

    浮き輪を持った女の子。
    「次は何して遊ぼうかなぁ?」と考える。
    ママの目の届くところにいないとダメだよ。


    撮影と著作
    Copyright : RUKA
    関連記事

    タグ: 日本  少女  Water  水着  RUKA 

    小さな水着の天使たち

    swimwear_tanga00.jpg

    2ヶ月ほど前、1980年頃の男子用水着について考察したことがありました。(該当記事)
    しかし資料として引用したのがモデルの画像だったため、「ビキニはともかく、タンガやTバックを穿いている一般の子なんて本当にいたの?」と信じられない人もいるだろうと思います。

    もちろん通常の水着に比べれば利用者は少ないし、日本においてはゼロとまでは言いませんがまず見かけることは無かったはず。
    しかし海外では利用者はそれなりにいますし、とくにTバックは南米ではお馴染みの水着です。

    今回は「海やプールにはこんな天使たちもいたんだよ」ということで、小さな水着を使用している子供たちについて淡々と語っていきたいと思います。


    【男の子のタンガ (Tanga)】

    swimwear_tanga01.jpg swimwear_tanga02.jpg

    腰の部分が細いヒモ状になっているこのような水着を「タンガ」と言います。
    女性用のタンガとは形状が違い、前の部分が少し膨らんでおり、押さえるのではなく包み込むような感じ。

    タンガはスタイルの良い子ほど似合います。
    つまりタンガを穿きたがる子は、それだけ自分のスタイルの良さをわかっているってことですね。


    swimwear_tanga03.jpg swimwear_tanga04.jpg

    「友達は普通の海パンだけど、ボクはこういう水着がイイんだ!」と、こだわりを持つ子もいるでしょう。
    どっちが女の子にモテるかはともかく、自分の体形をアピールするのには適しています。

    水中での動きやすさもタンガのほうが上だと思いますが、脱げやすさも上なので、その点にはご用心。


    swimwear_tanga05.jpg swimwear_tanga06.jpg

    タンガはもともと小さい上に伸縮性があるので、体の大きさに関係なく穿けるという利点があります。
    つまり成長しても買い換える必要がないということ。
    1年生のときに穿いたタンガを5年生になってから穿くというのも無理ではないはず。

    ただしそれ以上の年齢だと中身が窮屈になるので、その場合は素直に大人用を買いましょう。


    swimwear_tanga07.jpg swimwear_tanga08.jpg

    タンガは腰の部分がヒモ状ですが、後ろはTバックではなく通常のビキニと同じ形です。
    お尻を出すのは恥ずかしいという子でも大丈夫。

    なにより腰に日焼けの線が残りにくいのが良いですね。


    日本では...

    日本ではタンガを穿く子はほとんどいませんが、祭りなどで六尺褌(ろくしゃくふんどし)を締める子はそれなりにいます。

    rokushaku_front.jpg swimwear_tanga09.jpg
    【日本の六尺褌とタンガ水着】(褌画像出典:Amazon.co.jp)

    ご覧のとおり、六尺褌とタンガは形がよく似ています。

    もちろん似ているのは前だけですし用途も違いますが、たとえば長野県の島立堀米の裸祭りや京都府の上賀茂神社の烏相撲で、六尺褌の子供たちが池に入って水浴びしているところを見ると、意外と日本の子供にもタンガ水着はすんなり受け入れられるんじゃないかな?という気もしてきます。


    男の子がタンガなら女の子はソング!
    というわけで、次は女の子に多いソング水着について。



    【女の子のソング (Thong)】

    swimwear_thong01.jpg swimwear_thong02.jpg

    日本ではその形からTバックと呼ばれている水着。
    大人用というイメージがありますが、海外では子供が穿いていることも珍しくはないようです。

    肌の健康(肌荒れや吹き出物の予防)や日焼け跡が目立たないなどの利点がありますが、やはり女の子としてはスタイルが綺麗に見えることが愛用している大きな理由でしょう。


    swimwear_thong03.jpg swimwear_thong04.jpg

    女の子がソングを穿いている場合、たいていその母親も愛用者だったりします。
    左の画像はブラジルの海岸だと思いますが、ソングの子は焼きあとにムラがなく健康的に見えますね。

    右の画像の家族は青・赤・黄と、親子三代でソング水着を穿きこなしています。


    swimwear_thong05.jpg swimwear_thong06.jpg

    ソングは幼児期に穿き始めたほうが慣れるのが早いですし、性格にも活発さが出てきます。
    これは子供山笠やサンバパレードにおいて、幼児の頃から参加している子のほうが堂々としているのと同じですね。

    そういう意味では、お尻は心を映すバロメーター、あるいは第二の顔と言えるかもしれません。


    swimwear_thong07.jpg swimwear_thong08.jpg

    小さなヒモ水着を着たがる子は、それだけ自分に自信を持っているのでしょう。

    健康面を考えると子供はできるだけ肌を多く出したほうが良いのですが、現代は天使が天使らしくいられる環境があまり多くないのが残念なところ。


    日本では...

    日本ではさらに壊滅的な状況ですが、幸いなことに日本には褌文化があるので、健康的にお尻を出せる機会が失われたわけではありません。
    たとえば福岡県の博多祇園山笠は、女の子が「締め込み」という褌を着用できる唯一の祭りです。(ただし3年生くらいまで)

    shimekomi.jpg swimwear_thong09.jpg
    【日本の締め込み褌とブラジルのソング水着】

    地球の反対側、日本とブラジル。
    どちらも健康的なTが似合います。

    しかし最近の子供相撲を例にとっても、褌を締めることに抵抗を感じる子が男女とも昔より多くなったことは確か。

    そこで思ったのですが、夏場に子供たちを水浴びさせている保育園、幼稚園、あるいはご家庭などで、もしスッポンポンでさせているのであれば、あえてタンガやソング水着を穿かせてみるというのはどうでしょう?

    幼い頃からタンガやソングに慣れていれば、いつか祭りや子供相撲で褌を締める必要が生じたときにあまり抵抗を感じないで済むでしょうし、お尻に格好悪い日焼け跡が残っている子も少ないはず。

    もしかしたら高学年になっても小さな水着を穿きこなすような、活発でスタイルの良い子になれるかもしれませんよ。
    関連記事

    タグ: Europa  少年  少女  Water  笑顔  水着  日本  衣装  伝統  Thong 

    ピッタリ収納

    20 ah les fesses de bebe on y croquerait bien

    真夏の行水はキモチイイ〜!
    でもタライはキミにはちょっと小さかったね。
    「身動きとれまちぇ〜ん!!!」

    20 ah les fesses de bebe on y croquerait bien
    Copyright : Asei
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: 日本  少年  Water 

    写真家の清岡純子さんと女神のようなモデル

    ingres_la_source-trace.jpg kiyookamodel-trace.jpg

    いきなりですが問題です。
    上の線画のうち、左の画像はある有名な美術作品の人物をトレースしたものです。
    その作品とはいったい何でしょう?

    解答もいきなりですが・・・
    答えはフランスの画家、ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(1780-1867)の1856年の作品「泉」でした。(原題:La Source)

    元の絵を知っている人には簡単な問題でしたね。

    jean_auguste_dominique_ingres_-_the_spring.jpg
    アングル作「泉」
    File:Jean Auguste Dominique Ingres - The Spring - Google Art Project 2.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    では上の線画のうち、右側の画像は何をトレースしたものかわかりますか?

    「ヴィーナスの誕生かな?」「ギリシア神話の三美神のひとり?」「このふくよかさはルネサンス期の宗教画かもしれない」・・・と、多くの人が西洋絵画だと思ってしまうでしょう。

    じつはこれ、日本の写真家、清岡純子さん(1921-1991)の1981年の写真作品から、そこに写るモデルをトレースしたものです。
    残念ながら元の画像は掲載できませんが、西洋絵画の裸婦像に非常に近い体形をしていることがわかると思います。


    私は中学生のときに美術科で初めてアングルの「泉」を知り、その均整のとれた美しい姿に感動を覚えました。
    多感な時期でしたが性的な感情ではなく、純粋に人間の形に感動したのでした。

    アングルの「泉」の女性は人間ではなく泉を擬人化したもの、つまり簡単に言えば泉の精霊です。
    女神や天使の姿もそうですが、作者は架空の存在に自分の理想を当てはめ、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら美を追求していくわけです。
    アングルは「泉」を描き上げるのになんと36年を要しています。
    私はそんな、理想の美を追い求める作者の姿勢にも共感し、美術がさらに好きになりました。

    2年後の高校生のとき、私は地元の駅前にある大きな書店の美術図書コーナーに立ち寄りました。
    そして目の前の棚から何気なく一冊の写真集を手に取ったとき、私はアングルの「泉」を見たとき以上の衝撃を受けました。
    何しろそこに写るモデルの女性が、まるでアングルの「泉」から抜け出てきたかのような姿をしていたからです。

    それは単にヌードだからということではなく、身体の形、縦横の比率、適度なふくよかさ、優しい表情に至るまで何から何までそっくりでした。
    そのモデルは当時の私よりも4歳ほど年下の少女でしたが、私はその子に女神様のような神々しさを感じました。

    続きを読む...

    関連記事

    タグ: Europa  日本  少女  Water  ♂♀  絵画  CC-License 

    母性愛のポートレイト

    日本には、子供が小さいうちだけですが、親子でお風呂に入る(一緒に湯船に浸かる)習慣があります。
    しかし外国にはその習慣はありません。
    そのため日本のアニメ「となりのトトロ」に登場する親子入浴シーンを猥褻なシーンだと勘違いした外国人もいた、という話もあります。

    しかしこれとは逆に、日本人よりも外国人のほうがする人が多いであろう行為があります。
    それは、妊娠してお腹が大きくなった女性がヌードで写真を撮ること。
    お腹にいるのが第二子の場合は上の子と一緒に写ることもありますね。

    laughing

    laughing
    Copyright : Don and Cheryl Thompson
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)


    産まれた子が物心つくようになったとき「自分は昔ママのお腹の中にいて、家族みんな産まれるのを待ち望んでいたんだ」と理解できる素晴らしい写真です。

    私自身はこの「お腹が大きい時期に子供と一緒に写真を撮る」という習慣が日本でも根付けば良いなと思うのですが、日本人は妊婦の姿に美しさを感じない人が多いのか、あまり写真を残したがらないようです。
    家族の繋がりや親子の愛情を表現した、とても良いテーマだと思うのですが。


    さて、プロの写真家の作品にも親子をテーマとしたヌードは古くから存在します。
    身籠った母と幼い子のツーショットも少なくありません。
    そのいくつかを年代順に見ていきましょう。


    gerard_marot-le_fils_dariane01.jpg gerard_marot-le_fils_dariane02.jpg

    最初はフランスの写真家、ジェラール・マロ(1946- )による1985年の作品。
    ジャーナリストのヒューゴ・マーサンが文章を執筆している写真集「Le Fils d'Ariane」に収録されています。
    どの作品も母親と息子のほのぼのとしたツーショットで、息子の年齢は幼児から青年までと様々。
    顔が似ているので、本当の親子であることは一目瞭然。
    だからこそ真実の愛が伝わってきます。

    作者のジェラール・マロは1970年代から活動しているフランスの写真家。
    光と影を巧みに使った芸術的で審美的な作品の多い作家ですが、親子をテーマとしたこの写真集では、命の尊厳や母性を前面に押し出した作品が主となっています。

    catawiki.comより
    Hugo Marsan, Gérard Marot - Le fils d'Ariane - 1986



    ron_oliver-as_far_as_the_eye_can_see01.jpg ron_oliver-as_far_as_the_eye_can_see02.jpg

    これはイギリスの写真家、ロン・オリヴァー(1959- )による1994年の作品。
    写真集「As Far As The Eye Can See」に収録されている親子のポートレイトです。
    極めてシンプルな、まさに家族の記念の肖像撮影といったところですが、すべてモデルとなった親子からの依頼により制作されているそうです。

    作者のロン・オリヴァーは1959年にイギリスの首都、ロンドンで生まれました。
    彼は学生の頃に友人や家族を撮影し始め、高校卒業とともに写真家としてのキャリアをスタートさせます。
    1980年代から90年代にかけていくつかの写真集を出版しており、とくに家族をテーマとした肖像写真は高い評価を得ています。

    【Ron Oliver, Photographer - Official Website】
    http://www.ronoliver.eu

    天牛書店より
    書籍詳細 - As Far As The Eye Can See



    george_krause-mother_and_son.jpg george_krause-vera_lifts_sochi.jpg

    これはアメリカの写真家、ジョージ・クラウス(1937- )による写真作品。
    左は1985年の作品「Nudi. Mother & Son」、右は2003年の作品「Vera Lifts Sochi」
    右の写真の母親はもう臨月に近そうですね。

    作者のジョージ・クラウスは1937年にペンシルベニアで生まれ、現在はテキサス州ウィンバリーに住んでいます。
    1950年代にフィラデルフィア芸術大学で絵画、彫刻、写真を学んだ彼は、1957年から1959年にかけて米軍に勤務し、サウスカロライナ州の地域社会にて黒人地区の文化を記録し続けました。
    その後ドキュメンタリーの方向性を変え、人間の体をテーマとして素晴らしい作品を生み出しています。

    【George Krause Fine Art】
    https://georgekrause.com



    pere_formiguera-maternitat01.jpg pere_formiguera-maternitat02.jpg

    これはスペインの写真家、ペレ・フォルミゲーラ(1952- )による写真作品。
    「Maternitat」と題された作品で、オフィシャルサイトには「最も純粋で最も激しい愛」という説明が記されていました。
    母性愛はまさにそのとおり。

    作者のペレ・フォルミゲーラはスペインのバルセロナ生まれの写真家。
    書籍やカタログ、雑誌等の写真も手掛け、これまでに数多くの書籍を出版しています。
    1995年には文化省による賞を獲得し、1997年にはイタリアで開催された「ボローニャ国際児童図書展」にてイノベーション賞を受賞。
    2010年にはこれまでのキャリアが認められ、サン・クガ賞を受賞しています。

    画像出典:【Pere Formiguera】
    http://www.pereformiguera.com



    araki_kumamoto_lullaby.jpg

    これは日本の写真家、荒木経惟(1940- )による2008年の作品。
    「熊本ララバイ」という写真集に収められた母親と赤ちゃんのヌード写真です。

    「四国新聞社 2008年10月31日の記事」
    2008年11月、荒木氏の母子ヌード写真を展示する「熊本ララバイ展」が熊本市現代美術館で開催されました。
    「赤ちゃんとお母さんを通して命の尊さを見詰め直したい」と同館が企画し、母子を一般公募して撮影したそうです。

    作者の荒木経惟氏は1940年、東京市下谷区三ノ輪の生まれ。
    千葉大学工学部、写真印刷工学科を卒業後「電通」に勤め、1972年に退社してフリーとなりました。
    数々の賞を受賞した日本の写真家であり、アラーキーの愛称でも知られています。

    荒木氏といえば性愛的な作品で有名な写真家ですが、母性愛あふれる作品も手掛けていたんですね。
    愛の原点は母にありといった感じでしょうか。

    【荒木経惟オフィシャルサイト】
    http://www.arakinobuyoshi.com

    画像出典:ebay
    Nobuyoshi ARAKI "Kumamoto Lullaby" 2008 Photo Book Rare
    関連記事

    タグ: Europa  America  日本  少年  少女  ♂♀ 

    パレードの華

    parade_batongirl.jpg

    バトンが見えませんが、バトントワラーの少女たちです。
    見事な技と美しさで観客を魅了するパレードの主役。
    天気の良い日はさらに映えますね。


    撮影と著作
    Copyright : RUKA
    関連記事

    タグ: 日本  少女  衣装  イベント  ダンス  RUKA 

    露玉風呂

    2008_010219EMOIS3ESEMAINE0028

    冬の露天風呂は情緒があってイイねぇ。
    「あっ、向こうの女湯が見えた〜!」
    キミもなんか見えてるよ〜。(^o^)

    2008_010219EMOIS3ESEMAINE0028
    Copyright : Asei
    (Flickrのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: 日本  少年  風呂  ♂♀ 

    西大寺の褌少年

    Embed from Getty Images

    岡山県の西大寺で毎年2月におこなわれている「少年はだか祭り」
    寒いけど、参加者も観客もみんなが熱い伝統の祭り!
    少年たちの元気な姿に神様もご満悦。

    Saidaiji Temple Nakid Festival Takes Place
    Copyright : Buddhika Weerasinghe
    (Getty Imagesのシェア機能を使って紹介しています)
    関連記事

    タグ: 日本  少年  笑顔  衣装  伝統  イベント  Thong 

    山下ヴィーナス

    yamashitapark_venus.jpg

    この画像は今から35年前、まだ十代だった私が横浜の山下公園で撮影した写真です。

    私が最も好きな花であるパンジーの花壇に美しい裸婦像が設置されていました。
    足下に大きな貝殻があるのでヴィーナス像でしょうね。

    世界のヴィーナス像にはこのように腕を上にあげているものも何体か存在しますが、画像検索してもこれと全く同じ像は見つかりませんでした。
    有名な作品のレプリカではなく、ガーデン・オーナメントとして量産されたものかもしれません。

    それにしてもこのポーズ、このスタイル、この表情。
    まさにヴィーナスの目覚めを思わせる非常に美しい作品です。
    心なしか周りのパンジーたちもうっとり見つめているように見えます。

    余談ですが、写真にはこちらに向かってカメラを構えている人も写っています。
    ということはこの人の撮影した写真には、若かりし頃の私の姿が写っているんですね。
    う〜ん、見てみたい気もします。(^^;)

    画像を拡大すると見える黄色い斑点はフィルムに付いたカビです。
    あれから長い年月が経ったのだと、つくづく感じさせられます。

    でも何十年経とうと何百年経とうと、そこに写るヴィーナスが美しいことに変わりはありません。
    もし時代とともに変わるものがあるとすれば、それは美とどう向き合うかという人々の意識でしょう。


    Copyright : RUKA
    関連記事

    タグ: 日本  少女  彫像  ♂♀  RUKA  OldPhoto 

    ヒトのカラダは海ナノダ!

    beach-1525755_1280.jpg

    せっかく「動植物」というカテゴリがあるのに私のペットと観葉植物の記事ばかりでは味気ないので、今回は海の生き物と人間との不思議な関係(本当はまったく関係ないのかもしれません...)について考えてみたいと思います。

    今、小学生の子供たちのあいだで学習図鑑が人気だそうです。
    恐竜図鑑に昆虫図鑑、動物図鑑に人体図鑑。
    昔の図鑑と比べてイラストも写真も多く、解説も凝っていて、大人も思わず引き込まれます。

    子供の頃の私もそうでしたが、子供たちの中には動植物図鑑と人体図鑑を両方眺めていて、こんな疑問を持つ子もいるんじゃないでしょうか。

    「この生き物と人間のこれ、なんでこんなに似ているの?」

    枯葉に似ている蝶がいたり、ヘビに似ているイモムシがいるのはなんとなくわかります。
    「擬態」は弱い生物が生き延びるための自然の知恵ですからね。

    しかし海の生き物の中に、人間の体とそっくりなものがいることは不思議でなりません。
    生命の源は海にあり、ということも関係しているのでしょうか?


    たとえば、真っ先に思いつくのは脳の中の「海馬」
    海馬とは脳の大脳辺縁系の海馬体にある、記憶を司る器官の一部ですが、海の「海馬」(タツノオトシゴのこと)と形がそっくりなので同じ名前が付けられています。

    hippocampus_and_seahorse_cropped.jpg

    左が人間の脳にある海馬で、右が海にいるタツノオトシゴ。
    確かによく似ていますね。
    魚も鳥も人間も、脊椎動物の初期の胎児がこれと同じような形をしていることも、これまた不思議です。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Hippocampus and seahorse cropped.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    そしてさらに似ているのが、海の生き物である「貝」と、人間の「生殖器」

    shellfish-scrotum.jpg

    軟体動物である貝は、構造的に男性の陰嚢とよく似ているそうです。
    陰嚢とは哺乳類の陰茎の下部にあり、内部に精巣(睾丸)や副精巣を含む垂れ下がった袋のこと。(ようするに玉袋)

    貝類には葉酸と亜鉛が多く含まれており、それらは精子の質を向上させる働きがあります。
    この共通点、たまたまでしょうか?


    そしてあまりのそっくりさに驚異さえ感じるのが、貝の身の部分と女性のアレ。

    shellfish.jpg

    安心してください、貝の写真です!(^^;)

    昔から牡蠣やアワビはアレによく似ていると言われていますが、この貝はさらにそっくりですね。
    ここを見ている子供たち、なんのことかわからないときはパパとママにきこう!(きかなくてもいいけどね)

    出典:8 ALIMENTOS QUE SÃO PARECIDOS COM OS ÓRGÃOS QUE ELES "CURAM"

    上のリンク先では、果物のアボカドと女性の子宮の形が似ていることにも言及しています。
    アボカドに含まれる葉酸とビタミンB6は女性の月経を調整し、子宮の病気を予防する働きがあるそうです。
    ただ形が似ているだけではなく必要な栄養素にも共通点があるとは、う〜ん不思議だ。

    そういえば男性の前立腺は形が栗の実に似ていますが、そこで作られる精液は匂いが栗の花にそっくりだという話もありますね。
    これも偶然でしょうか?


    さて、植物の話は余談としても、海の生き物には人間の生殖器に似ているものがいることは確かです。
    牡蠣やアワビは言わずもがなですが、では男性のアレに似ている海の生き物といえば何でしょう?

    panopea_generosa.jpg

    安心してください、これも貝の写真です!(^^;)

    軟体動物門二枚貝綱キヌマトイガイ科の貝で、名前は「ナミガイ」
    日本では瀬戸内海から樺太(サハリン)まで分布し、浅海の砂泥底に棲息しています。
    ミルクイガイの代用として食されており、市場では白ミルとも呼ばれています。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Panopea generosa.JPG
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


    えっ?あまりに立派すぎて見てると落ち込む?
    じゃあこっちはどうでしょうか?

    antheopsis_doreensis.jpg

    安心してください、イソギンチャクの写真です!(^^;)

    これは「ロングテンタクルアネモネ」というイソギンチャク。
    どれもこういう形をしているわけではなく、たぶん成長過程でこんな形にもなるってことでしょうけどね。
    頭の先の穴といい根元のフサフサといい、たしかに似てますね。(頭と根元は逆かもしれません)


    さらにもうひとつ・・・

    peanut_worm.jpg

    安心してください、深海生物の写真です!(^^;)

    名前は「ピーナッツワーム」
    オーストラリアのビクトリア博物館の研究チームが深さ4,000メートルの深海で見つけた不思議な生物。
    名前の由来は収縮するとピーナッツのような形になるからだそうです。

    でも大きさが変わるならなおさらネーミングはアッチ系ですよねぇ。
    大人の事情でピーナッツになったんでしょうけど。

    画像出典:GIZMODO


    そして極めつけはコレ!

    kawatebukuro.jpg

    安心してください、ヒトデの写真です!(^^;)

    これは「カワテブクロ」という名前のヒトデ。
    グレートバリアリーフ、紅海、バヌアツ、フィジー、パプアニューギニア等、熱帯の多くの地域に棲息しており、英語では「Granulated Sea Star」と呼ばれています。

    先端の溝はコラじゃありませんよ。
    もしかしたら触り心地も似てるかも。

    画像出典:沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム


    いや〜どれもそっくり!
    ここまで似ていると、水族館に行ったら思わず自分のと比べてみたくなりますね。(ならないならない!)

    上記の生物はどれも形が立派なので、これらを見て人間のアレを連想するのは小学校高学年以上の子だと思いますが、中には幼い子でもすぐに似ているとわかるような生物も存在します。

    それは「ユムシ」

    yumushi01.jpg yumushi02.jpg

    安心してください、ユムシの写真です!(^^;)

    ユムシとは漢字では「螠虫」と書きますが、虫ではなく、イカ、タコ、クラゲ等と同じ海産無脊椎動物。
    海底の砂地に棲息し、中国や韓国では刺身、串焼き、炒め物などにして食卓に上がるそうです。
    日本でも北海道の一部の地域でチン身・・・もとい珍味として食されています。

    学名は「Urechis unicinctus」と言い、英語でペニスフィッシュとも呼ばれています。
    まさに珍なる海洋生物。

    画像出典:Earth Song


    【似ているのは偶然?必然?】

    以上のように、海の生物には何故か人間と・・・というか、人間の生殖器とそっくりな形をしたものが存在します。

    神様がどこかで間違ったのでしょうか?
    それともやはり我々は海から来たのでしょうか?

    母親のお腹の中の胎児には、母親の心臓の音がまるで海の波音のように聞こえているそうです。

    また、人間の体を構成している元素(水素、酸素、炭素、窒素、硫黄、カルシウム、ナトリウムなど)の成分比率は海の水とほぼ同じであると言われています。

    さらに、人間の血液の塩分濃度(約0.9%)は、生物が陸に上がった頃の太古の海と同じであるとも言われています。

    つまり人間は、体そのものが小さな海なのです。
    その中心部で1匹の海の生物を飼っているとも言えます。

    お風呂に入って湯船に浸かり、ふと下を見るとそこには不思議な軟体生物。(たまに硬化)
    あなたのはナミガイでしょうか? カワテブクロでしょうか?
    えっ、ユムシ?

    まぁいずれにしても似ているのは偶然ではなく、我々も元を辿れば太古の海の生物だったということです。
    海と人間との不思議な関係を思いつつ、自分のカラダを大切にしていきましょう。


    yumushi.jpg
    「コンニチワ、ぼくユムシ!」
    関連記事

    タグ: Asia  日本  Europa  America  CC-License  Water 

    いらっしゃいませ

    現在の閲覧者数:
    このブログについて...

    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
    また、公序良俗に反する画像や違法な画像、猥褻な画像は一切ありません。
    【当ブログの掲載ポリシー】

    Flickrは米Yahoo!が運営する写真共有コミュニティサイトです。
    当ブログはFlickrにて一般公開されている写真から、シェアが可能なもの(SNSやブログでの表示が許可されているもの)を選んでご紹介しています。

    説明記事(お読みください)
    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:21年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に子供の笑顔写真を撮り始める。
    1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。
    サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。
    6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
    RUKAのサイト・ブログ
    メッセージフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    アクセスの国別比率
    Flag Counter
    アンケート
    ユーザー掲示板
    Translation
    ブログ内検索
    アートギャラリー
    カテゴリ
    タグ

    少年 Europa 少女 Water ♂♀ 笑顔 America 衣装 水着 Face Asia イベント CC-License 彫像 スポーツ 日本 風呂 絵画 RUKA 伝統 ペイント ダンス Thong OldPhoto 眠り Africa 音楽紹介 Oceania 動画 

    最新記事
    雨の恵みと笑顔の恵み 2018/08/17
    大波注意報 2018/08/16
    光は屈折、心は真っ直ぐ 2018/08/15
    Cupido 2018/08/14
    お庭で散水 2018/08/13
    バスターズ 2018/08/12
    書籍「Erinnerungen Jungen zwischen 10+16」 2018/08/11
    青い浮き輪の女の子 2018/08/10
    プロテクション 2018/08/09
    夏の元気な天使君 2018/08/08
    コーネリア・パツカ・ワグナーのデッサン画 2018/08/07
    水辺の友情 2018/08/06
    太陽の天使たち 2018/08/05
    裸でやったら健康に良さそうなスポーツ10選 2018/08/04
    ひらめきスケッチ 2018/08/03
    日別表示
    07 | 2018/08 | 09
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 31 -
    月別表示
    おすすめサイト
    Pro Photographer