Boy and Frog

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    アメリカの彫刻家、エルシー・ワード(1872-1923)による1901年の作品「Boy and Frog」
    サウスカロライナ州にあるブルックグリーン・ガーデンズに設置されています。

    ブルックグリーン・ガーデンズは彫刻庭園と自然保護区からなる公園で、1932年に開業しました。
    約1400点もの彫刻作品が景観と関連付けて展示されており、1978年にアメリカ合衆国国立史跡に登録された、アメリカの有名な彫刻公園のひとつです。

    1901年に制作されたこの彫像、最初見たときは女の子の像かと思いましたが、男の子ですね。
    下にいるカエルに餌を与えているところでしょうか。
    足を伸ばした柔らかなポーズが優しい雰囲気を醸しています。

    この作品は1904年のセントルイス万国博覧会で銅メダルを獲得しており、コロラド州のデンバー植物園にも同じ形の石像が設置されています。

    作者のエルシー・ワードはミズーリ州フェイエット生まれの女性彫刻家。
    コロラド州のデンバーで彫刻の勉強を始め、その後ニューヨークに移り住んでアート・スチューデンツ・リーグで学びました。

    小さめのブロンズも含めて多くの作品を制作しましたが、1910年に彫刻家のヘンリー・ヘリングと結婚してからは夫の仕事の手助けに専念したそうです。


    余談ですが、公園の彫像には少年とカエル、少年とカメという組み合わせが意外と多いですね。
    池のほとりにはカエルやカメが多いということなのかもしれませんが、他にも何か理由があるような気がします。
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    隠せばOK? - 3【タオル掛け編】

    「神話の登場人物だから全裸な、ただし股間だけは隠してくれよ」

    こんな制作依頼をされたら、彫刻家はとても悩むでしょうね。

    何故なら以前の記事で述べたとおり、何かを貼り付ければ不自然だし、神話のキャラがパンツを穿いていたらなおさら不自然。
    絵なら前景を重ねて見えなくすることもできますが、彫像はそうもいきません。

    そこで多くの彫刻家は、ふわりと舞う布が股間をさりげなく隠しているという、なんともファンタジックな彫像を作るわけです。
    昔から絵画でもよくある手法ですね。

    psyche_et_lamour.jpg

    たとえばこれはフランスの画家、ウィリアム・アドルフ・ブグロー(1825-1905)による1889年の作品「Psyche et L'Amour」
    青い布によってクピドの股間だけが都合よく隠れています。
    男性器を隠すか隠さないかは作者にもよりますが、ブグローは概ね、幼児以外は隠す傾向にあったようです。

    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Psyche et LAmour.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    さて本題の彫像の話に戻りましょう。


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    これはフランスの彫刻家、アンリ・ペインテ(1845-1912)による1888年の作品「Orphee endormant Cerbere」
    ギリシア神話に登場する吟遊詩人、オルフェウスの像です。
    左がフランスのカンブレー市の公園に設置されているブロンズ像で、右はたぶん置物ですね。

    元々は全裸であるこの作品も、レプリカではほとんどが布で股間を隠した姿となっています。
    インテリアとしては隠したほうが良いという判断でしょう。

    しかしこのレプリカを見て、ある種の違和感を感じませんか?

    そう、いくら男性と言えども、通常このように布が引っ掛かることはないんです。
    布が掛かるということは、すなわち大事なものが上向きになっているということです。
    タオルフックのように。

    towelhook.jpg
    【タオルフック】(画像出典:Amazon.co.jp)


    「ええっ?真面目な彫像なのに!?」
    もちろん見えてはいませんが、見えないがゆえに確かめようもありません。

    このようなタオル掛け状態の彫像は他にもいくつかありました。


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    これはフィンランドの彫刻家、ウォルター・ランバーグ(1838-1920)による天使像。
    左は首都ヘルシンキの街の広場に設置されているオリジナルで、右は墓地に設置されているレプリカ。
    見事にタオル掛けになっていますね。

    「純真な天使がそのような状態になるはずがない!」
    そう思う人の気持ちもわかりますが、布が引っ掛かるということはそういうことです。


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    これは左がフランスの彫刻家、ユージン・マリトン(1857-1933)による1894年の作品「Le Zéphyr」
    ギリシア神話に登場する西風の神ゼピュロスの像で、布は掛かっているというよりも巻き付いているといった感じですね。
    西風の神はこういうことも自由自在なのでしょう。

    右はフランスの彫刻家、ジュールス・イサイドア・ラフランス(1841-1881)による1873年の作品「Saint Jean-Baptiste enfant」
    画像出典:Footsteps - Jotaro's Travels

    こちらは10歳くらいの少年に見えますが、子供ならなおさら通常の状態で引っ掛かることはありません。
    しかも軽い布ではなさそうだし、そうとう元気な子ですね。


    augustin_moreau-vauthier_cupid.jpg  auguste_moreau_cupid-holding

    これは左がフランスの彫刻家、オーガスティン・モロー・ヴァウティア(1831-1893)による1875年の作品「Cupid」
    アメリカのロサンゼルス郡立美術館が所蔵しています。
    そして右はフランスの彫刻家、オーギュスト・モロー(1834-1917)による作品「Cupid holding an Arrow」

    どちらもクピドの像で、作者の名前がどちらもモロー。
    でも股間はモロではなく、かろうじて隠れています。

    左は「見て見て!リボンが掛かってるよ!」と言っているようで、右は「どうだい!矢の重さにも耐えられるぜ!」と言っているような・・・言ってないですね。(^^;)


    【まとめ】

    今回はちょっとオフザケ気味でしたが、3回に分けて「裸像の股間は隠したほうが良いのか?」について考察してきました。
    結論としては「隠さないほうがずっと良い!」

    カップを取り付けた姿は不真面目に見えるし、パンツを穿かせたレプリカを作っても不自然なだけだし、布が掛かっていればそういう状態であるようなイメージを与えてしまう・・・。
    結局のところ裸像は、ありのままの姿が最も健全であるということです。

    一番最初の島根県の公園の話に戻りますが、ダビデ像にパンツなんか穿かせたら、それこそ「教育上悪い」下品な公園になっちゃいますよ。


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    隠せばOK? - 2【パンツ編】

    彫刻作品はのちにレプリカ(複製品)が作られることがあります。
    美術館や公共施設に設置されるような精巧なレプリカの場合は、オリジナルから型を取りほとんど変わらぬように作られますが、一般に出回っているインテリアとしての彫像(置物など)の場合は形が若干違っていることもあります。

    また一部には、パンツを穿いているように改変したものもあります。
    オリジナルは全裸であるのに、それを模した製品ではパンツを穿いているということです。

    私も詳しくはないのであくまでも憶測ですが、パンツ姿に改変する理由として次の3つがあるような気がします。

    1 - 売上を考えて
    部屋に全裸の像を飾るのは恥ずかしいと考える人はまだまだ多いですから、一般人が買いやすいようにパンツを穿かせたのかもしれません。

    2 - 製造元の独自判断
    有名な作品をテーマに置物などを作るとき、製造元が歴史や現代の風潮などを鑑み、パンツを穿いていたほうが良いだろうと判断したのかもしれません。

    3 - 許可を得ず製造したときの言い訳
    たとえば製造元によっては、姿を少し変えて作ることで、著作権や意匠権の侵害となることを回避しようとしているのかもしれません。

    今回は「複製品でパンツを穿かせられた彫像」についてです。


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    これはイタリアの彫刻家、アルフォンソ・カンチアーニ(1863-1955)による1894年の作品「Lanciasassi」
    斜め上を見上げて石を投げている少年の像です。
    左がオリジナルで、右は卓上サイズの置物でしょうか、半ズボンを穿いています。

    この像は1746年にオーストリアの占領軍に対して投石した少年がモチーフらしいので、歴史的に見ればズボンを穿いているほうが正しいと言えますね。
    イタリアのコルモンスの街にも設置されていますが、それはオリジナルと同じく全裸です。

    神話の登場人物ではなく一般人なので、このような改変ならば不自然さはありません。
    でも作者としては意図があって裸像にしたのでしょうから、そのへんの意図をどう汲み取るかですね。


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    これはイタリアの彫刻家、ヴィンチェンツォ・ジェミート(1852-1929)による1881年の作品「L'acquaiolo」
    水売りの少年の像です。
    この作品のレプリカの多くはオリジナルに忠実ですが、中にはこのように半ズボンを穿いているものもあります。

    19世紀の水売りであれば、右の姿のほうが正しいのかもしれません。
    もちろん裸の子に売り子をさせていた水売り商もいなかったとは言えませんが。

    前回の記事のように股間にカップを付けるくらいなら、こうしてズボンを穿かせてしまったほうが自然であり、品性もなんとか保てるように思います。
    とは言っても、こういう改変も少年像だからできることですけどね。


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    【ヒモパン?】(画像出典:Amazon.co.jp)


    石を投げる少年も水売りの少年も、穿いているのが半ズボンならさほど違和感はありません。
    しかしレプリカの中には「なんでこんなパンツなんだ?」と思ってしまうような像もあります。


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    これはイタリアの彫刻家、アンニーバレ・デ・ロト(1877-1932)による1920年の作品「Il Granchio」
    海で魚捕りをしていた少年がカニに足を挟まれてしまったシーンなので、全裸であることはべつに不自然ではありません。
    むしろ正しいとも言えます。

    ところが一般向けに売られているこの像のレプリカは、ほとんどが前掛けのようなものを着けています。
    しかもそのデザインも製品によってまちまちで、右の画像ではまるでヒモ水着というか、極小ビキニというか。

    身につけるものによっては、無邪気な子供のイメージを損なわせてしまいます。


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    これはイタリアの彫刻家、ジュゼッペ・レンダ(1859-1939)による1895年の作品「The first elation」
    左がナポリの美術館にあるオリジナルで、右はサイズがわかりませんがレプリカですね。

    この像も同じようにおかしなパンツ姿に改変されていて、見ようによっては女性用の下着にも見えます。
    一般向けの商品は股間を隠していたほうが良いという判断だとしても、このパンツはアリなんでしょうか?

    股間の露出を下品だと思ってそうしたのだとしたら、これはかえって逆効果ですね。


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    【パーティ用貝殻ビキニ】(画像出典:楽天市場)


    最後はレプリカではないのですが、関連がありそうな作品。

    john_hodge-fountain.jpg

    イギリスの彫刻家、ジョン・ホッジ(生没年不明)によるブロンズ作品。
    イギリスのエセックス州の街、ブレインツリーの広場にある噴水彫刻です。

    う〜ん、なんで貝殻ビキニにしたんでしょうか?
    これならむしろ何も着けていないほうが健全ですよね。

    水辺に裸の子は当たり前なのに、それでもやっぱり隠せと抗議した市民がいたんでしょうか?
    だとしたら、作者がその是非を市民に問うている、と考えることもできますね。


    【結論!パンツによっては下品さアップ】

    オリジナルではせっかく無邪気で子供らしい姿に作られているのに、股間を隠すというただそれだけのためにパンツを穿かせると、逆に品位を下げてしまうこともあります。

    ズボンであれば下品にはならないでしょうが、神話の登場人物の場合はズボンを穿かせるわけにはいきません。
    私としては、オリジナルが全裸であるなら、レプリカもそのままを保ってほしいと思います。


    では、作者が初めから股間だけ隠れるように作った彫像なら不自然さはないのかというと、じつはそういった作品にも不自然なものがあるんです。
    次回は「布が落ちない理由」について考えてみたいと思います。


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    隠せばOK? - 1【カップ編】

    数年前、島根県のとある町の公園にダビデ像が設置された際、一部の町民が「教育上悪い!」と苦情を言い、ダビデ像にパンツを穿かせるよう要求した...というニュースがありました。

    この出来事は海外からも嘲笑されてしまい、私も「おかしな人がいるもんだ」と思ったものです。
    この人にはダビデがストリッパーに見えたり、美術館がアダルトショップに見えたりするのかもしれませんね。

    美術品の裸像は性的な表現のないものは基本的に真面目なものであり、真面目に鑑賞するべきものです。

    しかし近年では、美術館でも彫像の股間を隠して展示することが稀にあります。
    これも上の例と同じく、そこを隠せと抗議なり苦情なりがあったということでしょう。

    ところが不思議なことに女性の裸像の場合は、公園等にあるブロンズ像も含め、股間を何かで隠すというケースはほとんどありません。
    もし股間を隠して展示していたら、それはほとんどが男性の裸像です。

    これはいったい何を意味しているのかというと、要するに「生殖器」が見えているかで判断しているわけです。
    つまり彫像の股間の露出を問題視する者は「性行為に使う猥褻なモノが見えている」と考えていることになります。

    これは極めて奇異な感覚であり、彫像に対して性行為を連想しておいて、それを見えているせいにするのは滑稽なことです。
    しかし美術館としてはそのような苦情も無視するわけにはいかないのでしょうね。
    股間の見え隠れとともに、美術館の葛藤も見え隠れしているかのようです。

    foulcup.jpg
    【ミズノの子供用ファールカップ】(画像出典:楽天市場)


    今回から3回に分けて「裸像の股間は隠すべきなのか?」「隠すことで品位は上がるのか?」といったことを軽く考察していきたいと思います。

    まず第1回目の今回は「美術館で股間を隠された彫像」について。


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    これはドイツの彫刻家、エミール・ウォルフ(1802-1879)による1836年の作品「Eros」
    ギリシア神話の愛の神です。
    どちらも美術館での展示の様子ですが、左はオリジナルの状態で、右は股間に葉っぱ状のカップを取り付けた状態。

    たぶんヒモを通して固定しているのだと思いますが、このカップ、専門用語ではなんと言うのでしょうか?
    野球や空手で使うファールカップのような・・・いずれにしても神の姿としては不自然ですね。

    見た目が少年なので、ふざけて遊んでいるようにも見えます。
    少なくともこれを付けたら上品になった、ということはなさそうです。


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    これはイタリアの彫刻家、アントニオ・カノーヴァ(1757-1822)による1791年の作品「Cupid」
    ローマ神話の愛の神です。
    こちらのカップはかなり小さめで、とにかくモノが隠れりゃイイだろうって感じですね。

    これを取り付けることに何の意味があるの?と思ってしまいます。
    そのままであればとても無垢な少年、あるいは無垢な天使に見えるのに、そんなものを付けるからかえって品がなくなってしまう。

    結局は真面目な彫像を不真面目に作り変えているだけではないでしょうか。


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    こちらはロシアの彫刻家、セルゲイ・イワノフ(1828-1903)による1858年の作品「A Boy in the Bath-House」
    公衆浴場で体を洗っている少年の像。
    左がオリジナルで、右は葉っぱ状のプレートで股間を隠して展示しています。

    旧約聖書に登場するアダムとエバの恥じらいのシーンならともかく、浴場での格好としてはあまりに不自然。
    もし銭湯にいて、股間に葉っぱを貼り付けた少年が入ってきたら、誰だって目を丸くしてしまいますよね。


    【結論!股間にカップは不真面目】

    ありのままの姿と、股間にカップをはめている姿。
    神話の登場人物としてどちらが自然かといえば、そりゃあ前者です。
    また、どちらが不真面目な格好に見えるかといえば、私は後者に思えます。

    美術館はなにも見たくない人に無理やり見せているのではないのですから、人の体を猥褻物扱いしている者の意見は参考程度に留め、ある程度の威厳と信念をもって運営してほしいですね。


    次回は「複製品でパンツを穿かせられた彫像」についてあれこれ考えてみたいと思います。


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    Hippomène

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    フランスの彫刻家、ジャン=アントワーヌ・アンジャルベール(1845-1933)による1886年の作品「Hippomène」
    リンゴを手に持って走っているところを表現した、躍動感のある彫像です。

    これはギリシア神話のワンシーン。
    あるところにアタランテという、走るのがとても速く、力持ちで、それでいてとても美人な娘がおりました。

    野生的な彼女に惚れて求婚する男は跡を絶ちません。
    あるとき、彼女は男たちにある条件を出しました。
    「徒競走で私に勝ったら結婚してあげる、だけど負けたら殺しますわよ」と。
    しかしどの男も彼女に勝つことはできず、殺されてしまうのでした。

    そんな中、彼女に恋をしたヒッポメネスという名の青年が名乗りをあげました。
    ヒッポメネスは美の女神アフロディーテから黄金のリンゴを3つ授かり、それを隠し持っていたのです。

    徒競走が始まると、ヒッポメネスはアタランテに追いつかれそうになるたびにリンゴを地面にポイッ!
    アタランテが黄金のリンゴに気を取られている隙に、ヒッポメネスは見事1位でゴール!
    こうしてヒッポメネスは憧れのアタランテと結婚できたのでした・・・というお話。

    この彫像はヒッポメネスが走りながら後ろを振り返っているシーンですね。

    作者のアンジャルベールは、フランスの町ベジエにて石工(石材を細工・加工する職人)の息子として生まれました。
    のちに彫刻家となり、1874年にフランス政府によるローマ賞を受賞。
    1889年に開催されたパリ万国博覧会では見事グランプリに輝いています。

    1915年以降はアカデミーの教師や指導員となり、多くの有名な彫刻家を輩出しました。

    injalbert_hippomene02.jpg injalbert_hippomene03.jpg

    この画像は、左がフランスのファイエホテル美術館にある「Hippomène」
    1934年にアンジャルベールの妻が寄贈したそうです。
    そして右は後から作られたと思われるもうひとつの「Hippomène」
    こちらは少し小さめのブロンズ像ですね。

    このふたつの彫像を見て、違いに気が付きませんか?
    そう、右の像は腰に布が掛かっているんです。
    走っているシーンでこの格好はあまりに不自然。

    しかしレプリカの中には、股間を隠すためにこのような不自然な改変を施したものが少なくありません。
    もちろん作者が初めからそのように作ったのなら何の問題もありませんが、後から隠されてしまった彫像も意外と多いのです。

    次回は、隠すことでかえって不自然になってしまった、そんな彫像について考えてみたいと思います。
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    Lying Girl

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    スイスの彫刻家、フリーデル・グリーダー(1890-1980)による1952年の作品「Lying Girl」
    スイス北東部の都市、クロイツリンゲンにあるウェールリ小学校に設置されているブロンズ像です。

    手前に水が溜まるようになっている噴水彫刻で、横たわる少女が水面に手を伸ばしています。
    タイトルは訳すと「嘘つき少女」となるので、何かの物語のワンシーンなんでしょうね。
    小学校にあることから、学校で習う道徳的な物語かもしれません。

    作者のフリーデル・グリーダーはスイスの女流芸術家。
    公園に設置されている彫像の作者として知られていますが、画家や写真家としても作品を残している多彩な女性だったようです。

    彼女の作品はクロイツリンゲンにある「ローゼネック美術館」にて常設展示されています。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:WehrlischulhausMaedchen.jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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    キューピッドの弓矢

    「天使」とはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典や伝承に登場する「神の使い」です。
    元々は目には見えない霊的な存在とされていましたが、近世以降のローマ神話では青年や少年、とくに幼い男の子の姿として伝承されるようになりました。

    cabanel_venus.jpg
    「The Birth of Venus」1863年
    アレクサンドル・カバネル(1823-1889/フランス)
    File:Alexandre Cabanel - The Birth of Venus - Google Art Project 2.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン


    この「天使」と混同されやすいものに「キューピッド」があります。
    キューピッドとはローマ神話に登場する愛の神クピド(クピードー)の英語読み。
    ラテン語でアモル(アモール)とも呼ばれ、ギリシア神話の愛の神エロースと同一視されています。

    神の使いである「天使」と、愛の神である「キューピッド」
    パッと見てその違いがわかりますか?

    どちらも背中に翼のある裸の子なので、姿から判断するのは難しいですね。
    「愛の天使キューピッド」というどっちつかずの言葉もあります。

    大まかな違いとしては、弓矢を持っているかどうかで判断できます。
    たとえば企業の商標の場合、「森永製菓」のエンゼルマークはその名のとおり天使です。(弓矢を持っていない)
    フラワーギフトの「花キューピット」のロゴマークはキューピッドです。(弓矢を持っている)

    食品会社の「キユーピー」のイラストは、名前からするとキューピッドのはずですが弓矢は持っていません。
    これは米国のイラストレーター「ローズ・オニール」が1909年に発表した「キューピー」というキャラクターを採用しているからです。
    しかしこのキューピー自体はローマ神話のクピドをモチーフにしています。

    german-bisque-kewpies.jpg
    ローズ・オニールのイラストをもとに製作されたキューピー人形(1912年)
    File:German-bisque-kewpies.png
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    その他にも、恋愛・結婚関連の企業がパンフレット等にキューピッドの絵柄を取り入れることも少なくないですね。


    さてそのキューピッドが持っている弓矢ですが、その矢には2種類あり、黄金の矢で射られた者は激しい愛欲に取り憑かれ、鉛の矢で射られた者は恋愛を嫌悪するようになると言われています。

    必ずしもラブラブになるわけではなく、愛するか嫌悪するかの判断はまさにキューピッドの気まぐれなのですが、なぜか現代では愛を成就させてくれる恋愛の象徴として広く親しまれています。
    これも見た目の可愛らしさがそうさせたのでしょう。

    こうして人々に好まれてきた愛の神だからこそ、これまでに数多くの絵画、彫刻、写真作品が作られました。


    【絵画】

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    左はイタリアの画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)による1601年の作品「Amor Vincit Omnia」
    右はドイツの画家、フリードリヒ・バリー(1763-1823)による1810年の作品「Zegevierende Amor」

    カラヴァッジョの作品は周りに物が散乱し、バリーの作品は折れ曲がった矢が散らばっています。
    どちらも現代のキューピッドのイメージとはだいぶ違いますね。

    現代のイメージに近い、非常に可愛らしいキューピッドを描いた画家といえば、ウィリアム・アドルフ・ブグローを置いて他には語れません。

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    フランスの画家、ウィリアム・アドルフ・ブグロー(1825-1905)による1886年の作品「L'Amour vainqueur」

    ブグローの画風は新古典主義の流れを汲む伝統的なものですが、官能的な裸婦や可憐な天使など、その甘美な画風は現在も人気が高く、多くの人に親しまれています。

    ちなみに上の3つの絵画はいずれも「愛の勝利」「勝利のアモル」等と訳される、同じテーマを描いた作品です。
    弓矢を誇らしげに掲げている点も共通しています。
    同じテーマを描いても作者によってこれほど雰囲気が違うというところが面白いですね。


    【彫像】

    可愛らしいキューピッドを描く画家の代表がブグローであるなら、可愛らしいキューピッド像を作る彫刻家の代表はベルテル・トーヴァルセンと言えるでしょう。

    thorvaldsen_cupid_with_his_bow.jpg thorvaldsen_uffizi_museum.jpg

    デンマークの彫刻家、ベルテル・トーヴァルセン(1770-1844)による1826年頃の作品「Cupid with his bow」

    トーヴァルセンは神話を題材とした大理石像を多く手掛けた彫刻家のひとり。
    彼の作品は肉体の柔らかさが非常に上手く表現されており、慈愛に満ちた雰囲気を醸しています。

    年齢の違う複数のクピド像がありますが、どれも弓矢を構えてはおらず、たたずんでいるポーズがほとんどです。
    プシュケに恋わずらいしたときのシーンかもしれません。

    cupid_triumphant_thorvaldsens_museum.jpg

    この彫像も同じくトーヴァルセンによる1814年の作品「Den triumferende Amor」
    訳は「勝利のアモル」となり、上でご紹介した絵画3作品と同じテーマです。

    どうやらこのテーマは古い芸術作品では比較的ポピュラーなようですね。

    File:Cupid Triumphant - Thorvaldsens Museum - DSC08601.JPG
    ライセンス:パブリックドメイン


    【写真】

    bow_and_arrow01.jpg bow_and_arrow02.jpg

    昔から弓矢はモデル撮影の小道具としても定番でした。
    男の子に弓矢を持たせれば、それだけでキューピッドのイメージを形作ることができます。
    翼を背負わせればさらにイメージに近付きますが、それだと仮装になってしまうので、写真作品としてはこのほうが良いのでしょう。

    その昔、先が吸盤になっている弓矢のオモチャがありましたが、ほとんどが男の子向けでした。
    弓矢、銃、ロケットなど、男の子が「遠くへ飛ばす」という行為を好むのは、太古の昔から当たり前に備わった感情なのかもしれません。

    さてキューピッドを表現した芸術作品。
    画家ならブグロー、彫刻家ならトーヴァルセンときたら、写真家ならば誰でしょう?

    私はイギリスの写真家、オリバー・ヒルを思い出します。

    adonis_30.jpg

    イギリスの写真家、オリバー・ヒル(1887-1968)による1923年の作品「The Garden of Adonis」

    今から100年ほど前に撮影された、神話をモチーフとした幻想的な写真。
    カーリーヘアの10歳くらいの少年がキューピッドを演じています。


    【キューピッド今昔】

    eros_bow_musei_capitolini.jpg bow_and_arrow04.jpg

    左は古代ギリシアの彫刻家リュシッポス(紀元前390年頃)による、弓に弦を張るエロース(クピド)の像。
    これはイタリアのカピトリーノ美術館にあるレプリカですが、オリジナルが作られたのはなんと2300年以上も前です。

    File:Eros stringing his bow, Roman copy after Greek original by Lysippos, 2nd century AD, Capitoline Museums (12516239325).jpg
    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

    そして右は詳細不明ですが、海辺で弓矢遊びをする少年。(矢は人に向けているのではないと思います)
    大昔のキューピッドと現代のキューピッドをこうして比べてみても、それほど大きな違いはありませんね。

    もともとは狩猟の道具や武器として発明された弓矢。
    この弓矢を愛の道具として少年に持たせたローマ神話の伝承は、多くの作家のインスピレーションを刺激し、数々の作品を生み出しました。

    手法による表現の違いはあれど、愛の神が人々の心に存在する限り、少年と弓矢の組み合わせはこれからも受け継がれていくのでしょう。
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    サム・ジンクスの彫刻作品

    sam_jinks-untitled-boy01.jpg

    オーストラリアの彫刻家、サム・ジンクス(1973- )による2013年の彫刻作品。
    タイトルはとくに付けられてはいないようです。

    えっ?これはモデルを撮影した写真ではないかって?
    いやいや、これは間違いなく造形作品なのです。
    これぞスーパー・リアリティ!

    ブリーフは後から穿かせたのか、それともこれも含めて造形しているのか画像からはよくわかりませんが、いずれにしても思わず息を呑むクオリティ。
    肌の質感やホクロなどは筆を使った手描きで、髪の毛は一本一本丁寧に植えられています。

    sam_jinks-untitled-boy02.jpg sam_jinks-untitled-boy03.jpg

    作者のサム・ジンクスはシリコン、樹脂、炭酸カルシウム、ガラス繊維、人毛などを使って、まるで生きているかのような精巧な人形を作るオーストラリアのアーティスト。
    1973年にビクトリア州のベンディゴで生まれ、現在はメルボルンに在住しています。

    彼の作品はオーストラリアのみならず世界中で注目され、オーストラリアの「イプスウィッチ美術館」「シェパートン美術館」、インドの「キラン・ナダール美術館」、ポルトガルの「MEFIC(現代国際造形彫刻美術館)」、ドイツの「リービークハウス彫刻博物館」、イギリスの「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」等で展示されました。
    またこれまでにオーストラリアとシンガポールで15回以上の個展を開催しています。

    美術館を訪れた人々はみな彼の作品に顔を近づけ、その精巧な出来に驚愕します。
    しかし誰一人として、本物の人間だと勘違いする人はいません。

    何故なら、彼の作る作品はどれも本物の人間よりもふた回りほど小さいからです。
    大人は子供サイズで、子供はペットサイズ。
    今にも動き出しそうなほどリアルであるが故に、不思議な感覚に囚われる作品です。

    【Sam Jinks - Artist】
    http://www.samjinks.com


    画像出典:Sullivan+Strumpf [Sam Jinks]
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    Niño andando con zapatillas / Encarnación

    jose_cobo_nino_andando_con_zapatillas.jpg jose_cobo_encarnacion.jpg

    スペインの彫刻家、ホセ・コボ(1958- )による2008年の作品「Niño andando con zapatillas」と、2012年の作品「Encarnación」

    「Niño andando con zapatillas」は「スニーカーで歩く少年」という意味。
    このての像で肌に色を付けているのは珍しいと思いますが、よく見ると髪の毛も肌色なんですね。
    少年が見つめている靴にはニコニコマークとプンプンマークが描かれています。

    右の作品「Encarnación」はエンカルナシオンと読み、英語で言うインカネーションのこと。
    神が人の形などになってこの世に現れることです。
    日本語では「受肉」「化身」などと訳します。

    少女が壁にへばり付いている像ですが、複数の彫像で構成した空間そのものが作品となっています。
    材質は樹脂で、マドリードのギャラリーで展示されました。


    作者のホセ・コボはスペインのサンタンデール生まれの現代彫刻家。
    以前ご紹介した、カルデロン埠頭に設置されている4体のブロンズ像の作者です。(該当記事)

    彼の作品には子供や動物をテーマとしたものが多く、その展示は物理的空間を重要視しています。
    そのためあえて天井や壁側にディスプレイするなど、観客がひと目で全体を見渡せるようになっており、また壁に鏡を設置して観客の姿を映り込ませるなど、空間全体をひとつの作品として演出しています。

    彼は25年以上に渡りドイツのケルンやベルリン、米国のマイアミ、ニューヨーク、シカゴなど、多くの国際展示会に参加してきました。
    また、マドリードのビスタ・アレグレやサンタンデールの海岸沿いなど、公共の場にも作品を提供しています。
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    タグ: Europa  少年  少女  彫像  ♂♀ 

    The Guest Room

    dorothea_tanning_theguestroom.jpg

    アメリカの女流芸術家、ドロテア・タニング(1910-2012)による1950年の作品「The Guest Room」

    卵の殻が散らばった薄暗い部屋の中、女性が球体関節人形と寝ている。
    ベッドの横には玉の付いた棒を持った怪しい頭巾男。
    手前では裸の少女が直立し、それを奇妙なマスクを被った異形の人間が眺めている。

    じつにシュールな光景ですね。
    ゲストルームとは来客用の寝室のことですが、こんな寝室だったら悪夢にうなされてしまいそう。

    作者のドロテア・タニングは、シュルレアリスムを主とした画家、版画家、彫刻家、作家。
    シュルレアリスムの代表的な画家であるドイツ人画家、マックス・エルンストの妻でもあります。

    シュルレアリスムとは芸術の形態や主張のひとつで、日本語では「超現実主義」と訳されます。
    日本ではシュールという言葉は「現実離れ」という意味で使われることが多いのですが、元々は現実から完全に隔離された非現実を表現しているのではなく、無意識や集団の意識、夢、偶然などを重視していると言われています。

    シュールであると言われている絵画や写真がなんとなく不安を感じさせるのは、現実外だからではなく意識外だからかもしれませんね。
    こういう絵にはあまり説明はいらないものです。

    ドロテア・タニングはイリノイ州のゲイルズバーグで生まれ、地元のノックス大学で絵を学びました。
    1941年にニューヨークに移り住み、1942年にドイツから亡命してきたマックス・エルンストと出会い、結婚。
    1956年にフランスに移住し、ふたりで絵の仕事を始めました。

    夫のマックス・エルンストが1976年に他界し、彼女は数年後にアメリカに帰郷。
    その後は回顧録や詩集などを発表し、2002年と2005年には文学界から最優秀賞に選ばれています。

    2012年1月31日、彼女はニューヨークの自宅で101歳で亡くなりました。
    二度目の詩集を出版したばかりでした。

    彼女の作品は日本ではあまり知られていませんが、1984年に東京渋谷のギャラリー「アートスペース美蕾樹(ミラージュ)」で紹介されたのが最初とも言われています。


    【Dorothea Tanning】
    https://www.dorotheatanning.org
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    RUKA

    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

    ふと訪れては日々の疲れを癒す天使の園・・・そんな憩いの場としてお使いいただければ幸いです。

    画像の著作者は私を含め様々ですが、著作権的に問題のない方法で掲載しています。
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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    出身:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に出向いたのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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