Boy(Girl) Holding Amphora

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    アメリカの彫刻家、エドワード・フランシス・マッカータン(1879-1947)によるブロンズ作品「Boy Holding Amphora」と「Girl Holding Amphora」
    Amphora(アンフォラ)とは古い陶器の一種ですが、元々のタイトルではないかもしれません。
    製作年はわかりませんでした。

    2体並んでいますが、どちらも高さ40cmほどのキャンドルスタンドです。
    左側が少女タイプで右側が少年タイプ。それぞれ肩に乗せた壺の上にロウソクを立てて使います。
    体の線もシッカリしており、小さい割には精巧に作られていますね。

    作者のマッカータンはエレガントなブロンズ像を作ることで知られているアメリカの彫刻家。
    ニューヨーク州のオールバニで生まれた彼は、少年期から青年期にかけてブルックリンの非営利高等教育機関「プラット・インスティテュート」と、ニューヨークの「アート・スチューデンツ・リーグ」で芸術を学びました。

    フランスのパリに3年間留学したのち1910年にアメリカへと戻り、1914年にはニューヨーク市の「ボザールアート・デザイン研究所」の彫刻部門の監督に就任しました。
    その後はシカゴの「リンカーン・パーク」や、サウスカロライナ州の「ブルックグリーン・ガーデンズ」の彫刻を手掛けています。

    mccartan_holding_amphora02.jpg mccartan_holding_amphora03.jpg

    マッカータンの作品は過去に1度紹介しているのですが(該当記事)、この方は人間の体をより美しく表現するのがじつに上手いですね。

    腰を少し捻らせたり斜に構えたり、手の先をスッと伸ばすようなちょっと気取ったポーズ。
    悪くいえばわざとらしい演出ということになるんでしょうが、彼の作品の場合はそのポーズが人体美をさらに強調しており、ブロンズでありながら柔らかささえ感じます。

    また、この作品は男女の体形の違いもちゃんと表現されているのが見事。
    少女は胸が少し膨らんでいて、少年は少女よりもお尻が鋭角的。
    微妙な差ですが、骨格と肉付きが正確に再現されています。

    現代はロウソクを使う家が少なくなり、このようなキャンドルスタンドも用を為さなくなりましたが、ここまで精巧に作られているとつい枕元に置きたくなりますね。
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    美味しいブドウ

    Group of boys

    美味しそうなブドウだね、マスカットかな?
    どれどれ、ふた粒だけもらおうかな。
    おっとゴメン!これは違った!(^o^)

    Group of boys
    Copyright : daniellapu
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    Le Vainqueur

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    フランスの彫刻家、マーシャル・アドルフ・サバード(1831-1905)による1888年の作品「Le Vainqueur」
    フランス中西部の都市リモージュの博物館が所蔵しています。

    大きな鷲が仰向けになっていて、その上から少年がのし掛かっています。
    タイトルは「勝者」という意味ですが、これは少年のことを言っているのでしょう。
    サイトによっては「The battle against the Eagle」(鷲との闘い)や「Zeus and Ganymede」(ゼウスとガニメデ)というタイトルになっているところもありました。

    この鷲と少年は誰なのかというと、ギリシア神話に登場する全知全能の神ゼウスと、ガニメデという名の美少年です。
    美しいガニメデを給仕(身の回りの世話をする人)として自分のそばに置いておきたいと思ったゼウスが、鷲に姿を変えて地上のガニメデを連れ去った・・・という物語。

    過去に紹介した作品では仲の良いふたりに見えましたが(該当記事 1記事 2)、こんな殺伐としたシーンもあったんですね。
    ゼウスが何かをしようとしてガニメデ君が反撃したのか、それともガニメデ君が何かをしようとしているのか、ストーリーの詳細はわかりませんがこの体勢はすでに勝負ありといった感じ。

    作者のサバードは1831年、古い磁器職人の家に生まれました。
    1845年、14歳の時にリモージュの有名な磁器メーカーに勤めましたが、彼は人間の体を知るために大学の医学部に入学し、解剖学を学びます。
    1855年にパリの美術学校へと進み、卒業後はアメリカのロードアイランドやイギリスのバーミンガムを訪れ、その後フランスのパリに移り住んでサロンで定期的に作品を発表し続けました。

    1864年にイタリアを旅して巨匠たちの作品を学んでからは彫刻制作の依頼も多くなり、1868年の展覧会では金メダル、1889年のパリ万国博覧会では銀メダルを獲得しています。

    thabard_le_vainqueur_side1.jpg thabard_le_vainqueur_side2.jpg

    この「Le Vainqueur」という作品ですが、あまり保存状態が良くなかったのか2006年に撮影された写真(左)ではかなりの汚れと欠けが散見されます。
    しかし修復をおこなったようで、こんなに奇麗になりました。(右)

    左が修復前、右が修復後。
    汚れだけでなく、指や翼の欠けも見事に直っていますね。

    thabard_le_vainqueur_back1.jpg thabard_le_vainqueur_back2.jpg

    後ろ側もかなりひどい状態でしたが、すっかり奇麗になりました。
    パックリ割れていたふくらはぎももとどおり。
    現代の修復技術は凄いですねぇ。

    でも修復できたことよりも、2006年までどうしてこんなに酷い保存状態だったのか、そっちのほうが気になります。


    画像出典(修復前の画像):Alienor.org, Conseil des musées
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    小さなダビデ

    Untitled

    まるで小さなダビデ像のよう。
    大自然はキミのミュージアム。
    パパと愛犬もうっとり鑑賞。

    Untitled
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    ピーチ姫と桃太郎

    IMG_1760

    お風呂じゃなくてシャワーかな?
    可愛い桃が流れてきたよ。
    昔話だったらみんな拾っちゃうね。(^^)

    IMG_1760
    Copyright : peterchankai
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    決めポーズ

    Bali 2017

    インドネシアの男の子。
    う〜ん、カッコイイんだかカッコワルイんだかよくわからないポーズだけど、
    楽しいんだなってことはよくわかります。(^^)

    Bali 2017
    Copyright : ~ Khairyzal Photography ~
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    Hymen

    jacob_ungerer_hymen.jpg

    ドイツの彫刻家、ジェイコブ・アンゲラー(1840-1920)による1910年頃の作品「Hymen」
    ハンブルクの市役所内のブライダル・ゲート(結婚式会場の正門)に設置された彫像です。

    この写真は像の設置当時に撮影されたものです。
    黄ばんでいたり汚れたりしているのはそのためだと思いますが、まるで本物の人間を撮影したかのように見えるところが凄いですね。
    かなり精巧な彫像であったことがうかがえます。

    松明(たいまつ)を持ったこの少年は、ギリシア神話に登場するHymen(ヒュメン)という婚姻の神。
    神話では青年とされていますが、この彫像はまだ10代半ばの少年に見えますね。
    未成年で婚姻の神が務まるのか?という疑問はさておき、愛の誓いを立てる場には相応しい像と言えるでしょう。

    ちなみにこの神の名前から転じて、英語で女性の処女膜のことをHymenと言います。(Hymenで画像検索するとちょっとビックリ!)
    松明持ったり膜になったり、ヒュメン君も大変ですね。

    作者のジェイコブ・アンゲラーはドイツのミュンヘンにて、比較的裕福な家庭に生まれました。
    学校を卒業した後1858年からミュンヘン芸術アカデミーで美術を学び始め、1864年にイタリアへ留学。
    1866年にドイツに戻り、作品制作に従事しました。

    1874年に芸術の国際展に参加してアルバート・エドワード大統領から賞を授与され、1896年にはミュンヘンの美術展で金メダルを受賞しています。
    1890年からは芸術アカデミーの教授に就任していましたが、1920年4月17日に亡くなりました。

    残念なことに彼が作り上げた多くの芸術作品、芸術的財産のほとんどは、第二次世界大戦での空襲により破壊されてしまったそうです。
    ドイツの都市ライプツィヒにある「メンデの泉」と呼ばれる噴水彫刻は彼の貴重な遺産のひとつです。

    jacob_ungerer_adam.jpg jacob_ungerer_eva.jpg

    このブライダル・ゲートには彫像が3体あり、あとの2体は旧約聖書に登場するアダムとエバです。
    男性像は股間にイチジクの葉、女性像はリンゴのような果物(禁断の果実)を持っているので、たしかにアダムとエバですね。

    作者は当初3体とも神話らしいありのままの姿を造形するつもりでいましたが、市役所の中ということで反対もあり、それぞれ布、葉っぱ、髪の毛で股間を隠した像となりました。

    でもこういう彫像は上手い具合に隠れていると、かえってそこを意識した証となり、人々に余計なイメージを与えてしまいかねません。結婚式場なら尚更ですね。
    心の器として人の姿を表現することの難しさは、そういうところにもあるのでしょう。


    画像出典:ウィキメディア・コモンズ
    File:Ungerer Hymen.jpg
    File:Ungerer Adam.jpg
    File:Ungerer Eva.jpg
    ライセンス:パブリックドメイン
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    タグ: Europa  少年  彫像  CC-License 

    ナチュラルな演奏会

    6eden copyf

    イギリスでおこなわれた野外イベント「エデンの園」
    お庭でハープの生演奏とは優雅ですね。
    右端の男の子とその左の男性はたぶん親子でしょう。
    後ろ姿がそっくり。(^-^)

    6eden copyf
    Copyright : Nic Randall
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    タグ: Europa  少年 

    楽しいじゃれ合い

    IMG_8168

    天使のじゃれ合い、たわむれ合い。
    触れ合うことで優しくなれる。
    その手の温もり、忘れずに。

    IMG_8168
    Copyright : kim artus
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    タグ: Asia  少年  Water  水着  笑顔 

    クールダウン

    Huh!!

    「お〜、コレ効くなぁ〜!」
    本来の遊び方ではないような気もするけど、楽しいならヨロシイ!
    アタマ、メダマ・・・と、タマと名の付くところは、
    たまにクールダウンが必要だよ。

    Huh!!
    Copyright : ummiid
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    Author:RUKA


    当ブログは子供を表現した世界の絵画、彫像、写真作品をご紹介しています。
    天使に見立てているので必然的に裸の作品が多くなりますが、すべてアートまたは家庭的な生活記録に限定しています。

    子供は本来この世界における夢であり希望であり、その姿は大人にとってノスタルジーや心の潤い、癒しの対象でもあります。

    古くから子供の姿は愛すべきものとして認識され、絵画や彫像、写真等で様々に表現されてきました。天使のイメージもそのひとつです。
    そして各家庭でも、我が子への愛情ある記録(写真撮影)が数多くなされています。

    当ブログではそれら子供や天使をテーマにしたアート作品と、写真共有サイトFlickrで一般公開されている子供写真をご紹介しています。(できるだけ天使の姿に近いものを選んでいます)

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    著者について...
    名前:RUKA (Rukachas)
    国籍:日本
    都道府県:埼玉(生まれは宮城)
    性別:男性
    年齢:あっという間の半世紀
    インターネット歴:20年

    20代の頃に仕事で幼稚園に足を運んだのを機に街で子供の笑顔写真を撮り続ける。 1999年に「The Light of Smile 笑顔の灯り」という子供の笑顔をテーマにしたサイトを開設。 サイト終了後はこのブログで世界の天使像や世界の子供写真を紹介している。 6人の甥と姪の伯父さんでもある。

    メールアドレス: ruka_rukachas@ybb.ne.jp
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